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2008年4月 5日 (土)

長寿医療制度に思うこと。

 4月1日、揮発油税の暫定税率廃止ではあまり混乱は見られなかったけれど、後期高齢者医療制度に伴う医療現場ではかなり起きたようだ。私の母親も後期高齢者の年齢であり、3月中に役所に出向いてその説明を受けてきた。ただ理解できたのは75歳以上の人は新しい医療保険制度になって、保険料は年金から天引きされるということだけだった。結局、老人は早く死んでくれと言っているようなものだと嘆いていた。そして、名称が良くないと「長寿医療制度」と呼ばせるようにしたようだが、単なる言葉遊びで騙そうというのがミエミエである。

 21世紀に入って、この政府のやることと言えば本当に弱者を切り捨てる政策が目立つ。これも我々国民が支持した小泉改革一端なのだろう。例えば、障害者自立支援法。これも”自立”とは謳っているけれど、実際には障害者が支援施設を利用する際、今までは無料だったものが1割の有料となった。確かに金額自体は大したことがないかもしれないけれど、障害者年金で受給できる額自体が低いのだからその負担は相対的に重くなる。この結果、障害者を持つ家族の負担は厳しくなり、家に引き篭もってしまう方々も増えてしまった。

 そしてこれは一応廃案になったけれど、ホワイトカラーエグゼンプション、通称、残業代ゼロ法案。これも企業側が都合の良いように運用すれば、雇用者を一定の給料で際限なく労働させることが可能になるとても怖い法律だった。舛添厚生労働大臣は「家族だんらん法」と名前を変更しろと言ったらしいが本末転倒であることは間違いない。だいたい年金問題だって、結局、約束したことも満足に出来ていないのに、こうした取れるところから取ってやろうというものに関しては決められたとおりにやるというのはどうしても腑に落ちない。

 まず国としてやることは、税金の使い方を抜本的に改革することではないのだろうか。これから少子高齢化は避けられない状況になってきているのに今までの延長線で使い方を決めていたら絶対に破産する。様々な事情があるのだろうが、そもそも50兆円しか歳入がないのに80兆円も使うこと自体が変だ。もう一度ゼロベースで考えないといけないのではないだろうか。

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