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2008年4月

2008年4月27日 (日)

愚行だった長野での聖火リレー

 とうとう痛風になってしまった。情けない気持ちでいっぱいだ。フルマラソンにも参加するようになって健康管理には自信があったのだが、もろくも崩れてしまった。もともと尿酸値は高かったので、1年半ぐらいまでは定期的に内科に行って、血液検査や投薬をしてコントロールしてきたのだが、やはり素人判断がいけなかったようだ。当分の間はビールは御法度だ。(泣)

 話は変わって、昨日、行われた長野での聖火リレー。私は出掛けていて夜のニュースでしか見れなかったのだが、あの真っ赤に染まった沿道には驚いた。チベット支持派を大きく上回る大軍勢。ニュースでは小競り合いなどと言っていたけれど、ユーチューブなどの動画サイトを見ると、いつ殴りあいになってもおかしくないような映像が多々見られた。よくあの程度で済んだものだ。

 でもあれでは日本で聖火リレーを行う必要などない。肝心の市民なんてほとんど見れなかったようだし、誰のためのリレーなのか全く意味が無いものになってしまった。先ほど、日テレのバンキシャを見ていたら、中国人グループは間接的に当局から動員されているようなもんじゃないか。この中国人の愛国心というか団結力にはそら恐ろしいものを感じてしまう。

 こういう映像を見てしまうと、私自身は安心して中国に行くことは出来ない。今回、中国側は国威発揚の為に世界を巡る聖火リレーを行ったようだが、結局、国内の民族問題や人権問題を全世界に知らしめることになってしまった。ここへきてようやくダライ・ラマ法王との対話に乗り出すような気配を見せはじめたが、その内容如何によっては全世界から総バッシングを受けかねない。今後の動きに注目したい。

2008年4月18日 (金)

善光寺の英断に拍手。

 長野市の善光寺が北京五輪聖火リレーの出発式会場を辞退した。チベットへの人権問題を同じ仏教徒として憂慮したことと、当日の混乱を回避したいという理由だった。

 各地で抗議活動が相次ぐ中、もし、善光寺からスタートなどということになれば、日本の仏教徒も今回のチベット弾圧を容認したことになりかねない。そして聖火ランナーがニコニコしながら走る姿が全世界に放映されれば、この国は何て人権意識の乏しい国だと思われてしまうに違いない。確かに善光寺側だって、相当悩んだのだろうけど、記者会見で人権問題に触れたことは非常に意味のある、勇気のある行動だったと思う。

 そもそも今回の世界各地を回る聖火リレーは最悪だ。あんなに警備を厳重にして、一般人に見られないようにコソコソやるリレーに何の意味があるのか分からない。中国当局だってあらかじめ抗議活動が予想されるから、あんな傍若無人な聖火警備隊なんていう輩を送り込んでいるのだろう。中国国内だけでやれば十分じゃないか。裏を返せば各国のこうした反応も見込んで、中国人の愛国意識を高めるために続けているんじゃないかとさえ勘ぐってしまう。

 だから長野での聖火リレーは暴力的な抗議活動はして欲しくない。でも日本人として何らかの形で紳士的に批判することがあっても良いのではないだろうか。私は今回辞退を決めた善光寺の英断に拍手を送りたい。 

 

2008年4月13日 (日)

何でこのことがニュースになるの?

 「千葉県の公立高校で生徒2名が入学式当日、入学金等を持ってこなかったからという理由で入学式に参加させてもらえなかった。入学金持参の件は3月の説明会で説明していて、しかも、経済的理由で収めるのが難しい場合は事前に相談して欲しいとも言っていたが、それでも持参してこなかったのでやむを得ず入学式には参加させなかった。」という内容のニュースが夕方報じられていた。

 まあ、細かい事情はあるのだろうけど、何でこの問題で学校が非難されたり、ニュースになったりするのか。また、ある教育評論家は生徒だけでなく、両親にも謝罪すべきだなんて言っているが私としては釈然としない。これが事前説明が無かったとか、相談を無視したとか、いきなり退学させたというなら批判されても仕方がないけれど、そうでないなら学校の取った対応は何ら間違っていない。

 マスコミはついこの前まで、給食費未納問題だの、モンスターペアレンツなどと親側の無責任さをしきりに報じていながら、学校側がちょっと強硬な態度に出るとすぐに批判するというのはいかがなものか。おそらく学校側だってこうした行動に出るまでには、学費未納の問題を抱えて苦労していたに違いない。確かに2名の生徒は傷ついたかもしれないけれど、「約束を守る」という社会としては当たり前の意識付けが出来たのではないか。

 何か最近は自分達の権利だけを主張して、義務というのをないがしろにする風潮があるけれど、全てとは言わないが、今までならこうした当たり前の対応をすぐに批判的に報道するマスコミが助長しているのかもしれない。

 

 

2008年4月 9日 (水)

こんな聖火リレーはやらない方がいい。

 ロンドン、パリで行われた北京オリンピックの聖火リレーはチベット民族弾圧に対する凄まじい抗議活動に見舞われた。確かに聖火を消そうとしたりするのはどうかと思うが、こういうことでもしない限りなかなかマスメディアでもチベットのことを取り上げてくれないし、海外のマスコミが自由にチベットに入ることも拒否しているような状況では、こういう反応が出ても仕方の無いことなのかもしれない。今はチベットだけだが、ウィグルも内モンゴルも似たような弾圧を受けていることは容易に想像できる。

 そして怖いのは自国向けには、こうした聖火リレーの混乱を一部しか報道せず、またユーチューブなどの動画サイトも遮断するという徹底した情報統制を行っていることだ。こういうことを平気でやっておいて、”オリンピックは平和の祭典だ”とか”スポーツと政治は別”などと言うこと自体、私はとても納得できない。

 だいたい北京の開催だって、人権問題を解決するというのが条件だったのではないのか?ダライ・ラマ法王の写真を持っているだけで拘束されるなんて人権蹂躙も甚だしい。この点ひとつを取ってみても、人権団体が抗議したくなるのが分かる。このまま世界各国を聖火リレーし続けると、もうこの醜態を全世界に伝えることになってしまうだろう。厳重に警戒されなければいけない聖火リレーなんて正直言って、やらない方がいい。

 最近ではどのメディアでも、この混乱を収めるためには、「中国はダライ・ラマ法王と話し合いを行って欲しい」というメッセージを出している。まあ、これに従うような国ではないけれど、こんなことが続けば、悲しい思いをするのはこの4年間、死に物狂いでトレーニングを積んできた選手達だということを理解して欲しい。

2008年4月 7日 (月)

すっきりしない柔道の五輪代表選考

 昨年の9月18日、私は「谷選手に学んだこと」というタイトルでブログを書いた。彼女の実力・実績は計り知れないものがあるし、精神力も本当に凄いと素直に思う。しかし、残念ながら昨日の五輪最終選考会では負けてしまった。でも結果的には谷選手が五輪の代表となった。彼女が悪いという訳ではないけれど何か納得がいかない。

 今回の選考をみると、男子に関しては優勝者が選ばれている。3回連続金メダルを獲得した野村選手でさえ準決勝で敗退したため選ばれなかった。ところが女子に至っては、谷選手を初め何人かの選手が今回は敗退したものの、過去の実績を考慮されて代表に選ばれている。でもこれじゃあ、五輪を目指して一生懸命練習して、こうした実績のある選手を倒しても何の意味もないのではないか。優勝しても選ばれなかった選手はどんなに悔しい思いをしただろう。私ならやる気を無くしてしまう。

 確かに柔道連盟とすれば、五輪でのメダル獲得は重要なことだろう。でもやはり頑張って結果を出した選手にはちゃんと出場させるべきだ。同じようなことは3人を決めるのに4つの選考レースで決める陸上のマラソン代表選考でも言える。実績云々を言い出したら良い選手が現れなくなったり、競技自体が衰退していくかもしれない。もうそろそろ事前に誰にでも納得がいくような選考基準を設定してそれをクリアするかどうかで決めるようにして欲しいものだ。おそらく多くの選手もその方が良いと思っているのではないだろうか?

 

2008年4月 5日 (土)

長寿医療制度に思うこと。

 4月1日、揮発油税の暫定税率廃止ではあまり混乱は見られなかったけれど、後期高齢者医療制度に伴う医療現場ではかなり起きたようだ。私の母親も後期高齢者の年齢であり、3月中に役所に出向いてその説明を受けてきた。ただ理解できたのは75歳以上の人は新しい医療保険制度になって、保険料は年金から天引きされるということだけだった。結局、老人は早く死んでくれと言っているようなものだと嘆いていた。そして、名称が良くないと「長寿医療制度」と呼ばせるようにしたようだが、単なる言葉遊びで騙そうというのがミエミエである。

 21世紀に入って、この政府のやることと言えば本当に弱者を切り捨てる政策が目立つ。これも我々国民が支持した小泉改革一端なのだろう。例えば、障害者自立支援法。これも”自立”とは謳っているけれど、実際には障害者が支援施設を利用する際、今までは無料だったものが1割の有料となった。確かに金額自体は大したことがないかもしれないけれど、障害者年金で受給できる額自体が低いのだからその負担は相対的に重くなる。この結果、障害者を持つ家族の負担は厳しくなり、家に引き篭もってしまう方々も増えてしまった。

 そしてこれは一応廃案になったけれど、ホワイトカラーエグゼンプション、通称、残業代ゼロ法案。これも企業側が都合の良いように運用すれば、雇用者を一定の給料で際限なく労働させることが可能になるとても怖い法律だった。舛添厚生労働大臣は「家族だんらん法」と名前を変更しろと言ったらしいが本末転倒であることは間違いない。だいたい年金問題だって、結局、約束したことも満足に出来ていないのに、こうした取れるところから取ってやろうというものに関しては決められたとおりにやるというのはどうしても腑に落ちない。

 まず国としてやることは、税金の使い方を抜本的に改革することではないのだろうか。これから少子高齢化は避けられない状況になってきているのに今までの延長線で使い方を決めていたら絶対に破産する。様々な事情があるのだろうが、そもそも50兆円しか歳入がないのに80兆円も使うこと自体が変だ。もう一度ゼロベースで考えないといけないのではないだろうか。

2008年4月 2日 (水)

4月1日に大混乱するんじゃなかったのか?

 昨日、平成20年度がスタートを切った。ほとんどのマスコミ各社はガソリン値下げの話題をトップにしていた。まあ大混乱になっている絵を撮りたかったのだろうが、そんなにパニックになっているような映像は流れていなかった。私の住んでいる田舎でもガソリン価格が下がっているところが多かったが、列をつくって並んでガソリンを購入しているような光景は見なかった。

 だいたいガソリン価格が2‐30円下がったところで買える量は決まっているし、これみよがしに車で遠出する人なんてそんなにはいないうことだ。何といっても昨日から食料品関係の値上げが一斉に始まっているのだから、ガソリンで浮いたお金なんてその分で吸収されてしまうだろう。パニックが起きるとすれば、再値上げをするときだ。私だって一回分ぐらいは安いうちに入れて置こうという気になるのだから。

 そうしたら今度は、「どこどこの道路建設が中止になった」とか「この渋滞はそのままでいいのか」なんていう論調で、地方の歳入不足による生活不安を煽っている。まあ、私自身、全面的に野党を応援するわけではないけれど、こういう状況になると、ほとんどの国民が税金の使われ方について真剣に考えるんじゃないのか。

 誰も税金を払いたくないわけじゃない。ただ、天下り団体に12兆円とか道路特定財源でマッサージチェアや豪勢な旅行に買われていたなんてことが分かれば、そりゃあ嫌になるのは当然だ。そもそも誰が必要な道路なるものを決めているかだってよく分からない。歳入不足で困るというなら、まず最初にこうした無駄遣いを止めさせる仕組みを作ることや道路建設の透明性を確保した上で、それでも足りないから国民にお願いするというのが筋なのではないだろうか。

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