« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月

2008年10月29日 (水)

高橋尚子さん、お疲れさまでした。

 昨日、女子マラソンの高橋尚子選手が引退を発表した。とうとうこの日が来たかという寂しさとともに素直に”お疲れさまでした”という気持ちになった。シドニー五輪での金メダルと、ベルリンマラソンで女子としては初めて2時間20分の壁を破るという快挙を成し遂げたのだから、凄いとしか言いようがない。

 今となってはいい思い出だが、3年前の12月、富士スピードウェイで行われた富士マラソンフェスタという大会で同じフィールドを走ったことがある。あの時は1ヶ月前に行われた東京国際女子マラソンで復活優勝をあげたばかりだった。だから開会式の挨拶の時は神々しく見えた。

 彼女は駅伝の部の最終ランナーとして出走し、私は10kmの部だったが、上手いタイミングで同じ時間帯を走ることになったのだ。 私が残り2km弱になったところで、「高橋尚子選手が今スタートしました!!」という場内アナウンスが聞こえた。頭の中で即座に計算すると、丁度ゴール手前ぐらいで追いつかれることになる。

 ひょっとしたらゴール直後に握手なんかできるかもしれないと思ったのだ。だが計算ミスだった。最終コーナーを立ち上がりあと500mというところで疾風のごとく抜かれてしまった。そしてあっという間にゴール。本当に凄く速かった。あの後姿は今でも覚えている。

 昨年、東京マラソンが始まって市民マラソン人口が飛躍的に伸びた。その証拠に東京近郊で行われるちょっとした大会でも定員オーバーなんてことが起こるようになってきた。その一翼を担ったのは高橋選手に他ならない。今後は市民ランナーとして続けていくというようなことを述べていたが、またどこかの大会で一緒に走ることが出来るのかと思うと楽しみである。今はゆっくりと休んで頂きたい。本当にお疲れさまでした。

2008年10月26日 (日)

首相の飲食なんてどうでもいい話だ。

 先週初めくらいから、麻生首相が夜な夜な高級ホテルのバーで飲んでいることの批判記事が出ている。何でもある新聞社の女性記者が”毎晩のように高級店で飲食するのは庶民感情をそぐわないのでは?”みたいなことを聴いたのが始まりらしい。

 私からみれば、仕事さえちゃんとやってくれれば、自分の金でどこで飲み食いしようが関係ないことなんじゃないかと思う。誰だって息を抜くのは必要なので、こんなところで揚げ足を取ったところで何にもならない。だいたい、麻生首相なんて生まれつき庶民ではないわけだし、仮に首相になった時から屋台のおでんなんかで酒を飲んでいる方がよっぽど不自然だ。

 それに首相にぶら下がっているマスコミ連中だって、週刊誌情報によれば一般的に庶民より高給取りなわけで、こんなことを突っつき始めたらキリがない。どうせ質問するなら、もっと本質的なものにするか、聞いている人がほのぼの出来るようなジョークを引き出すようにした方がいいんじゃないだろうか。

 

2008年10月24日 (金)

現実味を帯びてきた世界恐慌

 今から10年前、中小企業診断士受験予備校でグループ学習というものに参加していた。教室で講義を受けるだけでは得られない知識を習得できるだけでなく、受験仲間を作ることによってモチベーションの低下を防ぐことが大きな目的であった。

 その時、時間が余ると、”キーワードしりとり”なるゲームをやっていた。そして、いつも終わるキーワードが決まっていて、それは”グローバリゼーション”だった。あの頃は皆で中小企業でもグローバリゼーションにどう対応すべきかなんてことを話したこともあった。何とも懐かしい。

 世界的な金融危機の中で多少なりとも日本が良いとみたのか、今日、円が一時1ドル=91円台に突入し、1ユーロも120円を割る事態にまで陥った。それに呼応するように、5年5ヶ月ぶりに日経平均株価は8,000円の大台を割った。世界各国の株式市場も軒並み大幅下落だ。これは今始まったわけではないが今月初旬から乱高下を繰り返しながら落ち続けている。もう底なしといっても過言ではない。マイナスのグローバリゼーションによって確実に世界恐慌に突き進んでいるのだ。

 まだ日本では急激なインフレや雇用悪化には至っていないが、この円高基調が続けば、輸出頼みの日本経済は間違いなく失墜してしまうだろう。暗黒の時代にならないためには革命的な政策転換が必要なのかもしれない。それにしても普通に生活している庶民としては、”何でこうなるの?”という思いが強い。

 結局、新自由主義という流れや金融工学に支えられたマネーゲームを増長させてきたツケが破裂してしまったのだろう。今さら誰が悪いと言っても仕方ない。11月10日前後にワシントンで緊急金融サミットが開かれるというが、何とかここで歯止めをかけて欲しいものだ。

 

2008年10月18日 (土)

結局、WBCは星野ジャパンなの?

 

10月15日に開かれた「WBC体制検討会議で次期監督に星野さんが内定したという記事があったけど、本当なのか。今年の北京五輪であれだけ惨敗しながら、何の反省もなくまたこの人は就任するのか。本人だって帰国後は引き受けないと言っていたのになぜ簡単に覆るのだろうか。絶対におかしい。せめて今回は辞退すべきだ。

 北京五輪で私が失望したのは単にメダルが取れなかったからではない。勝負事だから最善を期しても負けることはある。だけど負け方というのもあるはずだ。贔屓目に見ても選手達からは闘志が伝わってこなかった。日の丸の重圧に負けたのかもしれないけれど、ひたむきさが伝わらなかった。そして監督の人選も采配も疑問ばかりだったからだ。

 穿った見方をしてしまえば、誰が監督をやればスポンサーが付くかということに繋がる。WBCのバックにいるのは読売グループ。結局、渡辺会長の意向は無視できない。そして、それに追随する企業群。もううんざりだ。こうした構図を見透かされていることが今日の野球人気低迷の一因であることが分からないのだろうか。

 そもそも私は「○○ジャパン」という監督の名前を全面に打ち出した言い方が大嫌いだ。だいだい他の国でこんな呼び方をすることはない。多分、最初は長嶋監督からだろうけど、マスコミが我々庶民を引きつけるための手段にすぎない。監督が変われば全てが変わるのかと言いたくなる。監督が主役になってどうする。実際にプレーするのは選手じゃないか。こういう言い方は選手を馬鹿にしているように思えるのは自分だけなのだろうか。ファンあってのプロ野球ということに早く気付いて欲しいものだ。

 

2008年10月17日 (金)

【原油価格下落】結局、投機だったってことか。

 昨日、NY原油市場で70ドル/バレルを割った。3ヶ月前は150ドル/バレルだったのだから半値以下になったことになる。当時、識者と呼ばれる方々の一部では”投機マネーも入っているけれど、インドや中国などの新興国の需要増が根本的な問題だ”と言っていた。そして株式市場からの資金が原油や穀物などの実物に向っているのだとも。

 ところが今、株式市場をはじめ、様々なところから資金が引き上げられている中で原油や穀物も値下げを続けている。これは金融不安からくる景気悪化で需要が減るだろうという見込みから起きているらしい。たった3ヶ月でこうも判断が変わるのだ。結局は実需とは全く異なったところでマネーゲームが行われているということなのだろう。

 資本主義において適切な投資は必要だが、単に金で金を儲ける投機が必要なのかは疑問である。行き過ぎたマネーゲームが今の金融危機をもたらし、それが実体経済へも波及し我々の生活をも脅かしている。賭場とは全く関係ない人が損をするなんて不合理なことこの上ない。やはり何らかの形でマネーゲームを規制せざるを得ないだろう。

2008年10月13日 (月)

【映画】容疑者Ⅹの献身

 この秋は良い日本映画が多い。ただ最近はテレビ局主導で制作される作品が多くどうしてもドラマの延長線上みたいな作品が多いことも事実だ。それが全て悪いことだとは思わないが、別に映画にしなくても良いような気がする作品もある。

 今回観た「容疑者Ⅹの献身」もフジテレビのドラマ「ガリレオ」の映画版だろうと思っていた。ドラマは観ていなかったが、YAHOOレビューの評価が高かったので、とりあえず観てみようかという気になったのだ。ちなみに原作は未読。

 天才数学者石神が隣人の母子を救う為に完全犯罪を企てるのだが、それをかつての親友、天才物理学者湯川がその謎を解明するというストーリーだ。石神役は堤真一、隣人の母親役は松雪泰子、湯川役は福山雅治が演じている。TVCMでは福山雅治と柴咲コウが主役のように思えるが、映画を観た限り、堤真一と松雪泰子が主役としかいいようがないくらい素晴らしい。

 最後まで分からないトリックも面白いが、そんなことまでして無償の愛を貫く石神という男の悲哀がずっしりと伝わってくる。堤真一の演技力がその男の内面を見事に醸し出しているのだ。そして、そのトリックを見破るものの親友自ら天才を葬らなければならないことに苦悩する湯川が上手く描かれていたと思う。

 映画鑑賞後、さっそく原作を読んでみたがほとんど同じ内容だった。これなら原作を最初に読んでいた人も落胆はしないだろう。

 

 

 

2008年10月 6日 (月)

アニマルセラピー

 猫が家に来て早3ヶ月が過ぎた。もうすっかり馴染んでいる。というより相当我がままになってしまった。家の中の雰囲気も以前とは違ってすごく明るくなった。両親は、今までは何かと言うと、病院のこととか、近所の葬儀のことぐらいしか話題がなかったのに、毎日、今日は猫がどうしたこうしたという話でいっぱいである。

 最初は家に入れるのを嫌がっていた親父だったが、自分の布団で一緒に寝てくれるのが気に入ったのか、ネコナデ声すらだして可愛がっている。夜は危ないからと言って外には出さない。母も自分が猫のそばでキャットフードを給仕しないと食べないので困惑しつつもお気に入りだ。そして猫の元気な姿や幸せそうに眠っている姿にはとても癒されるのである。

Dscf1447_3   

 

2008年10月 4日 (土)

【映画】おくりびと

 お葬式関係の映画なのでどうせお涙頂戴映画だろうと全く観るつもりはなかった。ただモントリオール国際映画祭でグランプリを獲得したというニュースが流れたので、ミーハーな自分としてはとりあえず観てみようという気になった。映画館に入ると、年配の方々を中心にだいぶ埋まっている。

 そもそも”納棺師”という職業があるなんてこの映画が話題になるまでは知らなかった。今まで私も何回か葬儀に立ち会ったことはあるけれど、”納棺の儀”という儀式は葬儀屋さんが主導で家族並びに近親者の人が行っていたからだ。そういう意味ではとても興味深かった。ただ、映画は私の予想を裏切り、まるでコメディー映画かと思うくらい笑える部分が多い。もう周囲からは笑い声とすすり泣く声が交互に聞こえてくる。

 主役の本木雅弘の所作は素晴らしいし美しいとさえ思える。それでいて前半のコメディー部分ではしっかり笑わせてくれる。中盤で山形の風景をバックにチェロを演奏するシーンが特に印象に残っている。そして山崎務、余貴美子、広末涼子、笹野高史、吉行和子といった面々が上手くストーリーに絡んでくる。観終わってみると、かなり涙が出ていてちょっと恥ずかしいくらいだった。先日観た「パコと魔法の絵本」といい、今回の「おくりびと」といい、この秋は心に染みる作品が観られてとても嬉しい限りだ。

 

2008年10月 1日 (水)

世界恐慌になるのだろうか?

 世界恐慌なんて歴史の教科書の中の話であって、自分には何にも関係ないと思っていたが、昨日、アメリカの下院で金融安定化法案が否決されたことで少し現実味を帯びてきてしまった。

 まあ庶民の自分としては、金持ち共がマネーゲームに興じた挙句、失敗したら国民にツケを負わすなんて不条理なことこの上もないことは理解できる。例えば、証券会社のCEOなんて、ボーナスだけで50億円ももらっている人がいるんだから、最低でもこういう人達の私財は差し押さえてしまえと思ってしまう。

 だけど悲しいことに、日本のバブル崩壊の時もそうだったが、金融システムが崩壊してしまうと、何も関係ないと思われた人達にも多大な影響を及ぼしてしまう。そして低所得者の方が大きなダメージを負ってしまうのだ。だから何とも悔しい話だが、出来るだけ早く法案を通さざるおえない。それでも世界恐慌は避けられないという専門家もいる。

 今さら誰が悪かったのかなんて追求してもしかたないけれど、世界が作ってアメリカが消費するという仕組みが終焉に向っていることは確かだ。そのあおりを受けて日本経済も大打撃を被るだろう。しかし、我々庶民が何をしたというのか。何とも腑に落ちないと思うのは自分だけだろうか?

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ