« 「百年に一度の危機」にこれでいいの? | トップページ | レコード大賞は時代遅れなんじゃないか? »

2008年12月24日 (水)

【映画】「野生の証明」

 先日、30年ぐらい前の映画「野生の証明」を観た。この映画はかなり好きでもうかれこれ10回近く観ているかもしれない。私自身は原作を上回る映画だと思っている。そして、主題歌「戦士の休息」にも凄く胸に染みるのだ。出来れば映画館で観たかった。

 今、考えてみても凄いキャストだ。主演の高倉健を筆頭に、三國連太郎、丹波哲郎、松方弘樹、夏八木勲、田村高広、梅宮辰夫、中野良子など数え上げると大変だが、よくこれだけの役者を集められたかと思うくらいだ。そして新人の薬師丸ひろ子が初々しい。

 何と言っても、高倉健がメチャクチャ恰好良い。過酷な訓練中、自分を助けてくれながら不運な惨劇に巻き込まれてしまった女性の妹を守るため、地方の巨大組織に立ち向かっていく。そして様々な嫌がらせや妨害に遭いながら、真摯な姿勢を貫く主人公にすっかり感情移入してしまう。

 一見、温厚でありながら、秘めたる能力を隠しつづける男。だが、その人を守れなくなった時、その野生が目覚める。しかし、それは自分の犯した過ちを、娘として育てているあの惨劇で生き残った少女に思い出させてしまうのだ。男の表情がとても悲しく見える。

 そして、原作にはない過酷な戦いが始まる。DVDで観てもかなり迫力がある。凄まじい銃撃戦だ。手に汗を握るものの悲しい結末に涙が溢れる。無償の愛が伝わってくるからかもしれない。この映画には男の美学というものがあるように思えてならないのだ。恥ずかしながら、何度観ても、その生き方に憧れてしまうのは私が単純だからなのだろう。

« 「百年に一度の危機」にこれでいいの? | トップページ | レコード大賞は時代遅れなんじゃないか? »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219908/43519534

この記事へのトラックバック一覧です: 【映画】「野生の証明」:

« 「百年に一度の危機」にこれでいいの? | トップページ | レコード大賞は時代遅れなんじゃないか? »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ