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2011年7月 8日 (金)

災害派遣等従事者等証明書の相談に行って思うこと。

 災害派遣等従事者証明書。5月、ボランティアに行くまでは、これがボランティア活動をする人に対しても発行されることは知らなかった。これがあれば、高速料金は免除になる。私はボランティアに行くには時間、お金に余裕がないとずっと思ってきた。行きたいと思ってもかなり高い障害が立ちはだかるからだ。

 そんな中、この証明書はボランティアに行く人にとっては大変ありがたい。おおよそ、交通費の半分ぐらいは賄えるからだ。ところが、3月に震災が発生してから5月いっぱいは、自治体がかなり緩やかな基準で発行していたらしいが、6月からは厳格になったというのだ。多分、不正利用が多かったんだろう。

 これを取得するためには、まず被災地の受入承諾書を送ってもらわなければいけない。FAXでも良いらしいが、被災地の自治体やボランティアセンターの業務が増えることは確かだ。それに車検証、身分証明書は当然として、申請書類には同乗者のことまで書かなければならない。これらのことは、せっかくボランティアに行こうとしている人の気持ちを汲んでいるとは思えない。もっと簡略化できないものか。

 例えば、とりあえず発行しておいて、向こうのボランティアセンター発行の活動証明書を事後提出しなければ料金徴収のような形にすれば負担は減るのではないだろうか。何でこんなことを書くかというと、今回の震災は関西大震災より、ボランティアの数が3分の1という記事をみたからだ。ボランティア担当補佐官なんていう役職を作りながら、この数字は何?行きたい人はいるんだから、ハードルを下げる工夫はできないのか?もう憤懣やるかたない。

 マスコミだってそうだ。ボランティアの活動を紹介したり、旅行業者がツアーを企画していることは報道するが、この証明書の存在を明らかにしたものは見たことも、聞いたこともない。それなのにボランティアが足りないと煽りまくる。ネットではボランティアなんて所詮偽善だろうなんて雰囲気まである。

 今回、役所の担当者の方は本当に真摯に応対してくれた。先方でも、ボランティア来てもらえるなら少しでも負担を減らしてあげたいという気持ちが伝わる。でも、彼らを縛るものが存在し、それがこの非常時においても行われていることは事実だ。何百年に一度の災害で未曽有の危機にあるのに、平常時+αの対応しかとれないのは非常に悲しい。こういった杓子定規の対応が震災復興を遅らせているんじゃないか。「直ちに」改善を望む。

 

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