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2011年8月26日 (金)

南相馬災害ボランティア3rd【2日目】久しぶりの泥だし作業

 朝起きると、若干雨が降っていた。これでは外作業がないんじゃないかと思いつつ、原町区ボランティアセンターへ向かう。知った顔が数名いる。雨も気にならない程度になり、個人宅床下の泥だし作業を行うことになった。(この案件には11名が参加した。)

 津波被害に遭った家に対して、ボランティアはどんな作業を行うのか分からない人も多いと思う。どんな流れかというと、まずは家財出し作業。家の中に散乱している家具や畳、電気製品、布団、洋服などを全て撤去する。その際に家の周りに散乱している瓦礫を撤去することもあるし、家財出しの前にやる場合もある。

 次は床下の泥出しだ。骨組みだけになった床下にヘドロが10~15cm溜まっているのでこれを掻き出すのだ。ドロドロの状態ではなく、水分を含みながらもある程度は固まっている状態だが、粘り気が多く、スコップで掬うのには難儀するケースが多い。それをバケツや土嚢袋、一輪車に入れて所定の場所に捨てるのである。

 このような家財出し、床下の泥だし、瓦礫の撤去などの仕事はボランティアの専売特許とでも言うべきか、まず水害関係のボランティア活動といって想像するのがこの作業だろう。

 今日のお宅は周囲を田んぼに囲まれた大きな家だ。私の家なら4つは建つだろう。すでに家財は持ち出されていて、床下の泥出しをするだけになっている。震災から5か月半も経って、まだこんな状態の家があること自体驚きだったが、どうも長い間、遠くへ避難されていたらしい。

 以前入ったお宅では、畳を支える根太を全て切って、身体のはいるスペースを十分確保した上で泥出しを行ったが、今回は根太がある状態なので、そこに入るとなかなか身動きができない。だから普通のスコップも使えない箇所が多く、片手に持つことが出来る程度の少し大きめのシャベルでバケツに入れ、それを一輪車に移し替えて運ぶ作業となった。

 広い部分はそれなりに作業が進んだが、廊下の下などは上から掻き出せない。基礎の間から這って入って掻き出し、バケツリレーを行ったので、かなりの時間がかかった。私は太っているので、狭い所に入ってしまうと身動きができなくなるから、ヘドロの入ったバケツを取り上げて、一輪車で運ぶ担当となった。それでも、一輪車に一杯載せたヘドロを足場の悪い中、所定の場所に何十回も往復するのは大変で、もう汗だくの状態だった。

 基本的に南相馬のボランティアセンターは、作業が途中でも4時までにはセンターに戻ってくる約束になっている。あと2~3時間あれば終わったのだが、残念ながらタイムアップとなった。ほとんどが見知らぬ者どおしなのに、チームワーク良く作業できたことは素晴らしかった。終わった後の顔や体は泥と汗でグチャグチャだが、充実感でいっぱいに見える。やっぱり、皆、何とかしてあげようという強い気持ちがそうさせているのだろう。良い体験ができた。

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