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2011年8月10日 (水)

「緊急時避難準備区域」が解除されるらしいけど…。

 昨日、政府が福島第一原発から20~30㎞の地域に設定している「緊急時避難準備区域」を今月末か来月上旬に一斉に解除すると発表した。そもそも事故発生から5か月も経って、同心円状で避難区域を分けている時点でおかしい。ホットスポットを除いて、私が行った南相馬市より郡山市や福島市の方が放射線量は倍以上高いのだから、ほとんど意味がなかったことは明白だ。

 表向きの解除の理由は、おそらく事故収束の第一ステップが終わって、爆発のリスクは減ったことと、新たな放射性物質の大量拡散はないという判断だからだと思う。だけど今までの情報公開のやり方をみる限りどうしても裏があるような気がしてならない。解除されてしまえば、私が今住んでいる神奈川と同じ扱いになる。あとは自治体でご自由にという話になるのではないか心配だ。

 だいたい政府が無策なものだから、各自治体が独自の予算を取って除染作業をやっている。2次補正でどこまで補填されるか分からないけれど、本来ならこれだけの汚染をもたらした国、及び東電が積極的に除染作業をするのが当然だ。何でそれを自治体が肩代わりしなければならないのか。解除するというなら、東京なんてリスクのすくないところではなく、文科省や経産省、国交省、環境省などで作った除染機関をここに置いて除染作業を行い、ちゃんと人々が安心に暮らせるような仕組みを作ってからにすべきだろう。

 南相馬に行くと、30㎞圏外の地域でさえ子供の姿をほとんど見かけない。こんな地域に誰がした。もちろん国や東電の責任は免れないないけれど、漫然と原子力発電を容認してきた私達大人にも責任はあるのではないだろうか。次回ボランティアに行って、除染のお手伝いができるならやってみようと思う。

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