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2011年9月28日 (水)

「福島市除染計画」を読んで思うこと

 昨日、福島市が除染計画を発表した。(「fukushimajosen.pdf」をダウンロード)これを読むと一応、市が主体となって高線量の地域や公共施設、道路などは除染するようだが、低線量の個人宅や企業などは、マニュアルを作るので各自取り組んで欲しいと書いてある。また、民地で出た除去土壌は取りあえず敷地内に仮置きするようになっている。

 だいたい何で被害者がやらなければならないのか。当然、市民は納得しないと思う。地震や津波のような自然災害なら仕方がないけれど、あれだけ安全だと言ってきたんだから、国や東電が全て行うのが筋だ。そもそも低線量なんて書いてあるけれど、今でさえ福島市は平均1μSv/hを若干下回る程度の線量があるのだから、311前の放射線管理区域よりも高いのではないか?多かれ少なかれ被曝を助長することは間違いない。

 除去した土だって、仮置きなんていうことを言っているけれど、処理するところがあるのだろうか。決まらなければ、ずっと置きっぱなしになる。誰が好き好んでこんな危ないものを近くに置くだろう。引き受けてくれる所なんて無い。唯一あるとすれば、福島第一原発敷地内だけど、大量の土を置けるのかどうかは分からない。そうなると、あと残された道は、細野原発大臣が示唆したように、各地域で痛みを分け合うか、あるいは、原発周辺の土地を国や東電が買い上げて、そこに持っていくぐらいしか方法がないということになってしまう。これで地元の方が納得するか、それも難しい。

 とにかく一度生成されてしまったら、どんなことをしたって、数十年は放射線を出し続けるという厄介極まりないものが、大量にばら撒かれてしまったのだ。どうしたらいいのだろう。結局、どこかで誰かが犠牲にならなければならないというところに行きついてしまう。本当に罪深い。これでもまだ原発を作り続けようという方々の気持ちがよく分からない。

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