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2011年9月29日 (木)

「津波2m以下に抑えれば、高台移転は不要 宮城県分析」朝日の記事を読んで思うこと。

 宮城県が東北大学と共同でシミュレーションしたところ防潮堤などを整備し、津波を2m以下に抑えれば、高台移転は不要?との結果を出したらしい。(ただし、リアス海岸の部分は除く)http://www.asahi.com/national/update/0929/TKY201109290150.html

 まさか費用を抑える目的でこんなシミュレーションをしたとは思えないけれど、高台移転より、防潮堤を整備した方が費用が安く済むような書かれ方をしていることが気になる。これは、お金の問題なのかと一瞬、懐疑心が湧いてしまった。

 専門家がシミュレーションして被害想定をまとめることに異論はない。ほとんどの確率で当てはまると思う。おそらく地元の方々の中には、元の場所で暮らしたいと願う方々も大勢いるだろうから、こういう分析結果が出れば、期待が膨らむことは確かだ。だけど、今回、ハザードマップのようなものが作られていた地域でも、あれだけの被害を出してしまった。自然災害というものは、おそらく人間の想像を超えてくると考えた方が良いのではないだろうか。

 私は被災地を見て、自然に対する畏怖を刻み付けられた。そして、今回の震災では専門家と呼ばれる方々にもその想像に限界があることが分かった。この分析結果がそのまま反映されて復興計画の基礎になるかどうかはわからないけれど、まずは自然には絶対勝てないというところからスタートしないと、同じ轍を繰り返してしまうような気がしてならない。早急に結論を出すことなく、慎重に考えて欲しい。

 

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