« 今の日本の状況って、太平洋戦争前に似てないだろうか? | トップページ | 本当にこんなことをやるつもりなのか?「外国人1万人、航空券無料で日本に招待」 »

2011年10月 9日 (日)

「10.8 福島市渡利地区の住民説明会」を観て思うこと。

昨夜、IWJのUstで中継されていた「福島市渡利地区の特定避難勧奨地点除外に関する説明会」を観た。福島市渡利地区は福島駅から南東に2㎞ぐらいにある地域で、放射線量が、南相馬市や伊達市で認定された特定避難勧奨地点と同等なのに、何故か除外されるというのだ。

 行政側の説明は、早急に大規模な除染作業をして線量を下げるから、理解して欲しいの一点張りだ。それでもいつまでに出来るかということは言わないし、除去した土等をどこに保管するのかも決めていない。その上、住民の方々にも除染に協力して欲しいというようなニュアンスだ。こんなことで住民が納得するわけがない。そもそも8月に一度やっているのにそれでも効果的に下がっていないという。

 普通に考えれば、そんなに線量が高いのなら、まずは子供達や妊婦を避難させてから除染し、下がって安全になったら戻すというのが筋ではないか。そう質問すると、国は年間20mSvまでは大丈夫と言ってるとか、100mSvまでなら大丈夫という学説もあるなどと言う。そりゃあ、大丈夫の人もいるだろうけど、健康被害を受ける人が全くでないというわけではないから、より低線量を目指すのは当然の措置である。

 それから問題なのは、南相馬市や伊達市と渡利地区の基準が違うのは何故かという点だ。これについては、うやむやなまま明確な回答を示さない。まだまだ、えっ!っと思われるようなことも回答していたけれど、結局、お役人は言質を取られないようにしか答えない。まあ、下手に言質を取られれば更迭されかねないから必死なんだろう。そして、最終的には持ち帰って検討しますということになるのだけれど、それがいつごろ回答できるかということも言えない。このまま被曝し続けろと言うのか!何ていう怒号も飛ぶ。

 まあ、説明会で袋叩きに遭う役人も気の毒だとは思う。彼らにも生活はあって、国や市に盾付くことはできない。どんな質問が来ても言質を取られないようにかわしていくのは大変なことだ。やはり、こういう説明会には少なくとも権限のある市長又は知事が来て対応するべきではないか。

 なぜ、もっと住民側に立った対策が取れないか。自分なりに考えてみると、最終的には費用負担が出来ないからとしか思えない。仮に特定避難勧奨地点に指定されれば、避難を希望する住民には補償しなければならなくなる。南相馬や伊達の場合は合わせても200世帯未満で済むけれど、この渡利地区の世帯数は約6500世帯もあるから、とても予算は回せないということではないだろうか。でもそのために将来に禍根を残して良いわけはない。何とか、行政側は住民の切なる声を拾い上げて欲しいものだ。

 

 

« 今の日本の状況って、太平洋戦争前に似てないだろうか? | トップページ | 本当にこんなことをやるつもりなのか?「外国人1万人、航空券無料で日本に招待」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219908/52950278

この記事へのトラックバック一覧です: 「10.8 福島市渡利地区の住民説明会」を観て思うこと。:

« 今の日本の状況って、太平洋戦争前に似てないだろうか? | トップページ | 本当にこんなことをやるつもりなのか?「外国人1万人、航空券無料で日本に招待」 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ