« 「【英国】答弁にiPad使用可 英下院、ツイッターもOK」の記事で気になったこと | トップページ | やっと記事になったか。「福島第1原発:冷温停止の定義に疑問…保安院に専門家ら」(毎日) »

2011年10月21日 (金)

推理小説を読むきっかけは、横溝正史「悪魔の手毬唄」だったのかもしれない。

 読書の秋という訳ではないけれど、時々、小説を読みふけることがある。私は大学に入るまで読書というものが苦手で、小説というものは満足に読んだことがなかった。国語の勉強に組み込まれているように思えたからかもしれない。だから、名作と呼ばれる作品はほとんど知らず、あらすじ本でほんのさわりだけは読んだぐらいで、今でも恥ずかしい限りだ。

 そんな貧弱な読書歴の中で唯一嵌ってしまったのが横溝正史作品だ。角川映画が「犬神家の一族」をヒットさせたのをきっかけにTBSでドラマが始まり、土曜日の夜は食い入るように観ていた。その印象が残っていたので大学を卒業するころから読むようになった。横溝作品は陰惨な殺人事件が多いけれど、登場人物の人間関係、トリックの巧妙さ、犯人の動機を金田一耕助が解き明かしていく様がとても面白い。

 なかでも私が一番気に入っているのは「悪魔の手毬唄」だ。殺人方法は単純だが、被害者は古来伝わる手毬唄通りに遺棄される。それが何を意味するのか。鍵を握る人物の失踪、名門家同士の争い。様々な人間模様が20年前に起こった迷宮事件との繋がっていく。この推理過程が息を呑ませる。そして、やってはいけないミス。犯人のやるせない動機の解明が郷愁を誘う。

 今では推理小説といえば、東野圭吾氏、伊坂幸太郎氏の作品を読むことが多くなったけれど、やはり私の原点は「悪魔の手毬唄」だったのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

« 「【英国】答弁にiPad使用可 英下院、ツイッターもOK」の記事で気になったこと | トップページ | やっと記事になったか。「福島第1原発:冷温停止の定義に疑問…保安院に専門家ら」(毎日) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219908/53049243

この記事へのトラックバック一覧です: 推理小説を読むきっかけは、横溝正史「悪魔の手毬唄」だったのかもしれない。:

« 「【英国】答弁にiPad使用可 英下院、ツイッターもOK」の記事で気になったこと | トップページ | やっと記事になったか。「福島第1原発:冷温停止の定義に疑問…保安院に専門家ら」(毎日) »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ