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2011年11月11日 (金)

「猫ひろし」がカンボジア国籍を取得したことについて思うこと。

 先日、タレントの猫ひろしが来年のロンドンオリンピック出場を念頭において、カンボジア国籍を取得した。昨年?の東京マラソンでサブスリーを達成した後で語っていたことが実現したことになる。私もレベルは天と地の差があるが市民マラソン大会には何度も出ているので、市民ランナーがオリンピックに出場できるというのは歓迎したい面もある。だけど、国籍を変えてまで目指すことに賛同できるかどうかは微妙だ。

 猫ひろしがオリンピックに挑戦しようということになれば、どこかのテレビ局が密着ドキュメンタリーみたいなものを作ることが予想される。仮に出場できなくても、その努力している姿を見たいという人は多い筈だ。演出を上手くすれば、ある程度の視聴率確保も見込めると思う。本人は純粋な気持ちで出場したいのだとは思いたいけれど、こうした裏が見え隠れするから、素直に賛成することができないのだ。

 もっともカンボジア国民が諸手を上げて、猫ひろしを代表として送りたいというなら別だけど、果たして本当にどうかは分からない。おそらく日本のメディアはカンボジアで賛成意見を述べている人達ばかりを取り上げるだろうし、スポンサーも向こうのメディアに広告という形でバックアップする可能性もあるから、それを真に受けることはできない。そして、カンボジアで猫ひろしよりも12分も速い持ちタイムのある選手が東南アジアの予選会に欠場することが報道された。何となく嫌な感じがする。

 猫ひろしに限らず、オリンピックやW杯などに出場するために国籍を変更する選手も多いので、彼だけを批判するのもおかしい。でも他の選手はオリンピック参加基準記録に達しながら涙を飲んだ場合がほとんどで、今回のようなことは稀だろう。オリンピックとは何なのか、国籍とはどういう意味を持つのか、あらためて考える良い機会だと思う。

 

 

 

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