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2011年12月20日 (火)

紅白歌合戦の歌唱曲が発表されたけれど・・・。

 紅白歌合戦は古き良き時代の日本文化だった。映画「駅~Staion」で倍賞千恵子扮する居酒屋の女将と、訳ありの高倉健がカウンターを隔てて一緒に八代亜紀の「舟歌」を聞くシーンには憧れたものだ。 今や紅白歌合戦というのは、大みそかに歌の上手い歌手が誰でも知っている曲を歌って、年を締めくくるという位置づけになってしまったのかもしれない。もっとも今までは紅白で初めて聞く曲なんていうのも良くあることだったので、それなら知っている曲を歌ってもらった方が良いということなのか。また歌手の選定でも、満足に歌っていない人が選ばれたりして、もう、何が何だか分からなくなっている。

 今日、大みそか恒例、NHK紅白歌合戦の歌唱曲が発表された。私がもう歳なのか、昔の曲を除いて知っている曲がない。そして自分の曲ではないのに代わりに歌うというのも何か違和感を感じる。少なくとも歌手の持ち歌を歌うのが筋だろう。たとえ紅白に出れたとしても、自分の歌が歌えないというのでは、果たして意味があるのだろうか。 

 個人的には21世紀に入って音楽業界は大きく変わってきたように感じる。音楽番組が少なくなったせいもあるけれど、それまでは少なくとも年に数曲は全世代に共感されるものがあった。だけど、今は趣向が多様化し一律では括れなくなってしまった。音楽自体もCDで販売されるよりも、ネットで配信されるケースが増えてきて何がヒット曲なのか実態が掴めないようになってしまった。もはや、国民的ヒット曲が生まれる土壌はなくなってしまったのかもしれない。ある意味悲しい話だ。

 腐っても鯛。それでも紅白は視聴率40%前後の数字を稼ぎ出す。音楽プロダクションにとってはこれ以上の広報機会はないし、年末、家族が総出で見られる番組も皆無だ。。スポンサーの意向が影響しない紅白歌合戦はその趣旨を巧みに変えながら、一つの日本文化を残すという意味で続いていくのだろう。

 

 

 

 

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