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2011年12月12日 (月)

今年の漢字は「絆」と発表されたけど、私が考えた漢字は「壊」だった。

 1995年から始まった「今年の漢字」。2011年は「絆」になった。震災の際、人々の絆が大切だということを再認識された方々が多かったからなのではないだろうか。出来るだけ前向きに考えていこうという表れなのかもしれない。そのこと自体に異論を唱えることはない。

 ただ、日本は言霊の国だという。「縁起の悪いことを言ってそのとおりになるといけないから言わない」。確かに一理ある。でも臭い物に蓋をしたり、現実を直視しないで、とにかく頑張る。その一端が、今年の漢字に表れたような感じもする。

 私自身が考えた今年の漢字は「壊」だった。大地震や津波による大地の「破壊」、原子力発電所の安全神話の「破壊」、国や東電に対する信頼の「破壊」、マスコミ報道の信頼性への「破壊」、専門家への信頼の「破壊」、とにかく、今まで信用してきたものの多くが破壊されたといってもいい。

 今年は私も生まれて初めて被災地へボランティアに行き、あの惨状を垣間見て、今までの人生観が破壊された。ありきたりだけど「幸せ」とは何なのか、自分の存在意義は何なのか、を考えさせられた。しかし、未だ結論は出ていない。おそらくそんなことは死に際に分かることなのだろう。今はただ、自分に出来ることを精一杯やるということしかないだけだ。少なくとも年内にはビジョンを出さなければ、来年、満足に生きていくことはできないと考えている。

 

 

 

 

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