« 台湾の皆さんに謝りたい。追悼式で献花もさせないなんて、どれだけ恥ずかしい国なんだ。 | トップページ | プロ野球への興味が薄れていく自分。 »

2012年3月15日 (木)

「被災地の瓦礫処理問題」について思うこと。

 昨年の東日本大震災の津波被害で大量に出た瓦礫の処理が問題になっている。政府の思惑通りとも言うべきか、大手マスコミ各社は「大量の瓦礫が復興の妨げになっている」とか「受け入れないのは住民エゴではないのか」という理由から、全国地方自治体で受け入れが必要のようなキャンペーンを張っている。

 ところが昨日、ラジオの文化放送「くにまるジャパン」の中でジャーナリスト二木啓孝氏によれば、陸前高田市長の「焼却施設を造ってくれれば地元で処理する。そうすれば雇用も生まれる」という要望や南相馬市長の「防潮堤の基礎として使いたい」という要望もあるが、それを役所が前例がないからと言って却下しているというのだ。実際に本当のところはどうなんだろう。単なる利権争いになっているんじゃないだろうか。

 私はちゃんと放射線量を測り住民の理解を得たうえなら、瓦礫の受け入れに反対する立場にはない。だけど、放射線の測定がオープンに行われているのかが疑問だし、産廃業者が首長の親族だったり、東電の子会社が元受けになったりということが発覚するにつれ、どうしても胡散臭く感じてしまうのだ。

 昨年5月、ボランティアに行った時、田んぼのいたる所にうずたかく積まれた瓦礫の山を目の当たりにしてきた。(もっとも、被災者の前では瓦礫という表現はできるだけ避けた。我々には瓦礫だけれど被災者にとっては家財だからだ。ボランティアセンターの方からはそうレクチャーされた。)どうやって、これを片付けるんだろうか?皆で暗澹たる気分になったことを覚えている。

 ところが7月、8月になると、田んぼや町中からはほとんど無くなり、分別されて決められた集積地に運ばれていた。地元の方々の努力は凄いと感心したものだった。地元で全く処理出来ないというなら別だが、瓦礫処理も復興事業の一部なのだから、出来る限り地元にお金が落ちて雇用が生まれるようにするのが一番良いように思う。

« 台湾の皆さんに謝りたい。追悼式で献花もさせないなんて、どれだけ恥ずかしい国なんだ。 | トップページ | プロ野球への興味が薄れていく自分。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219908/54229805

この記事へのトラックバック一覧です: 「被災地の瓦礫処理問題」について思うこと。:

» 東日本大震災のがれき受け入れ要請、細野環境大臣は助け合いという名目で全国に放射能の拡散を許すのか [shimarnyのブログ]
放射能汚染の情報開示が少ないまま助け合いムードに流されて良いのだろうか。全国自治体の首長の使命はその地域住民の生命を守ることだ。 [18日 日本経済新聞]がれき埋め立て、8000ベクレル以下に 環境省が基準 環境省は17日までに、東日本大震災で生じたがれきの... [続きを読む]

« 台湾の皆さんに謝りたい。追悼式で献花もさせないなんて、どれだけ恥ずかしい国なんだ。 | トップページ | プロ野球への興味が薄れていく自分。 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ