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2012年4月18日 (水)

「虚偽」と「嘘」では印象が違う。

 陸山会事件で虚偽の報告書を作成した元特捜検事は市民団体から告発されていたのだが、検察は不起訴の方針を打ち出した。(http://bit.ly/JBge7b)「内部向けの資料だった」とか、「記憶が混同していた」という検事の証言からそう判断したらしい。何とも身内に甘い判断だ。本来、こういう身内に甘い判断を防止するために、検察審査会による強制起訴制度ができたはずなのに、本末転倒になっている。

 一連の報道で私が気になるのはメディアが使う言葉だ。小沢氏側に対しては、単なる期ズレにも関わらず、「『嘘』の記載」という表現を使ってきた。それに対し、検察側に対しては、証言していないことをねつ造したのに「『虚偽』の記載」と言う表現が目立つ。受け手側からすると、どちらも「事実とは異なる」ことなのに、『虚偽』と言われるより、『嘘』と言われた方が悪質なような印象を受けるような気がする。それに『嘘』という言葉なら小さな子供でも悪いことは分かる。これは印象操作とも取れなくない。

 2年前の陸山会事件から原発関連のニュースを見聞きするにつけ、この国の大手メディアが、結果的には官僚の手足となっていることが良く分かった。最近では消費増税、TPP推進、政府が推し進めようとする政策は擁護しまくっている。もっとも、この不況下、彼らにとっての大スポンサーである国を大々的に批判できないということか。それでは、以前にもブログで何回も書いたけれど、戦前、大本営発表をそのまま垂れ流していたのと何ら変わらない。そして、彼らは責任を取らないから質が悪い。

 結局、同じニュースでも、いろいろな角度から見ないと、良いことか悪いことかも分からないまま、「世論」というメディアの作った流れに流されてしまうということだ。それも今始まった訳ではなく、メディアというものが登場してから続いてきたのだろう。少なくとも生命と財産に関するニュースには気をつけないといけないと思う。

 

 

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