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2012年7月

2012年7月30日 (月)

「幻影からの脱出(原発危機と東大話法を越えて)」(東京大学教授:安富歩著)を読んで思うこと

 今月の初めに「原発危機と東大話法」を読んだ。今までにない切り口で原発に対する問題点や原発村の人々が繰り出す欺瞞に満ちた話法をいうものを鋭く指摘されていたので、とても興味深かった。

 そのあとがきに続編が出版されるようなことが書いてあったので、いつになるのだろうと思ってところ、なんと今月中旬に出版されたではないか。早速、ネット購入して読んだ。簡単に感想を書いてみたい。

 第一章の「東大話法の本質」と第二章の「『原子力安全の論理』の自壊」については、先の「原発危機と東大話法」をさらに詳しく解説しているので、復習するのにピッタリだ。あらためて、東大教授のような権威ある人達が自分達の過ちを素直に反省することも無く、私達素人を愚弄していく様がよく分かる。もちろん、知識量からいって対抗することは出来ないけれど、少なくともこれからは、単純に流されないようにしたいものだ。

 第三章の「田中角栄主義と原子力」、第四章の「なぜ世界は発狂したのか」のところは、現代史を私が今まで感じていたこととは違う切り口で解説してあるので、とても新鮮に感じた。特に田中主義と小泉主義の本質とその変遷には、「そうだ、そうだ」と頷かされた。

 そして、終章「結論:脱出口を求めて」の最後の部分、「いかに日本ブランドを回復するか」については、大いに共感できる。日本ブランドの回復については前著でも触れているが少し抽象的だった。でも当著においては、より具体的に提言されている。ここに記されているように、子供を守る仕組みを作り、脱原発を明確に打ち出すことから始めなければ、海外からの信頼など得られるはずがない。

 私自身、今回の震災と原発事故は、先の太平洋戦争敗戦に匹敵するものだと感じている。確かにあの焼け野原から復興し、世界第二位の経済大国になるのには、様々な人たちの努力があり、そして、エネルギー政策として、原発が必要だったことは否定しない。そういう私もその恩恵を享受してきた。

 しかし、3基の原子炉がメルトダウンし、4つの原子炉建屋が爆発するという大惨事を起こし、未だ十数万人という方々が避難を余儀なくされている。また、海洋汚染も続いていて世界中に迷惑をかけている。ここで根本的に変わらなくて、いつ変わるのだ。そんな思いを強くさせる一冊だった。

 

2012年7月28日 (土)

文科省が公表したSPEDDI活用に関する検証報告書を読んで思うこと。

 昨日、文科省がSPEEDI(放射能拡散予測)活用に関する検証報告書を公表したという記事を読んだ。数社の見出しだけをみると、「文科省、SPEEDI活用めぐり報告書:言い訳ともとれる表現も」(FNN)、「SPEDDI活用『助言すべきだった』」(朝日新聞)、「SPEEDI:文科省が非公表の誤り認める」(毎日新聞)とある。

 微妙にニュアンスが違うので文科省のHPを見たら、下記のような資料があった。正式には「東日本大震災からの復旧・復興に関する文部科学省の取組についての検証結果のまとめ(第二次報告書)について」という報告書で、SPEEDIの件については、5つの検証テーマの一つとなっている。http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1323699.htm

 SPEEDIのところは約15ページに渡って書かれていたので、ざっと読んでみた。大きく分けて4つの章立てになっている。1.SPEEDI運用に関する基本的考え方(発災当時の役割分担)、2.対応状況、3.検証のポイント、4.今後の改善点。

 そのうち、3の「検証のポイント」が5つに分かれていて、その2項目目に「SPEEDIは適切に活用されたか」という部分があるのだ。

 そこを簡単に要約すると、「放出源状況など原子炉の状況がよく分からない中、関係機関には計算結果を配信できた。しかし、放出源情報が得られない状況での対応を定めていなかったので、避難指示等、関係機関に助言することまではしていなかった。SPEEDIの機能が十分発揮できるように、保安院とともに事前に備えていくことが必要だった」

 最初に見出しを紹介したメディアはここの部分を大きく取り上げて、批評しているのだと思われる。ネットでは端折っているのかもしれないけれど、事の重大性を考えれば、もう少し詳しく報道するべきだろう。

 私はこの報告書を読んでいると、東大の安富歩教授が提唱した「東大話法」そのもののように思えて仕方ない。20の規則があるが、その16、「わけのわからない理屈を使って、相手をケムに巻き、自分の主張を正当化する」に当てはまらないだろうか。それにしても、官僚というのは自分の誤りを素直には認めないということがあらためて分かった。

国民の税金を100億円以上使って、こんな素晴らしいシステムを作ったのに、それが満足に活用されず、多くの人が被曝してしまった。それなのに誰も責任を取らず、こんな報告書を当初の予定より4か月遅れで公表して終わりなのだから、羨ましい限り。そして、マスコミもこれ以上突っ込まないだろうし、国会議員も何人指摘するか分からない。まさに官僚の生活が第一かな(笑)。

 

 

2012年7月27日 (金)

明日からロンドン五輪が始まるけれど、なぜか、テンションが上がらない私。

 明日の未明からロンドン五輪が始まる。既に一昨日は日本女子サッカーチームがカナダを破り、昨夜に至っては、男子が優勝候補のスペインを撃破した。普通なら、テンションが上がってワクワクするのだが、今回はそういう気分になかなかなれない。

 確かに競技時間帯が日本時間では深夜になることが多く、早朝から働く自分にとって、ほとんど生放送が見られないという問題はある。しかしながら、4年に一度の祭典で、まして、地元出身の尾崎好美さんも女子マラソンで出場するのだから、いつもとは違った五輪になっても良いのに、テンションが上がらないのは何故なのだろうか?

 もちろん来年50歳という年齢からくる倦怠感があることは否めない。ただ、それ以上に、昨年の311以降、自分の価値観が変わってしまったことが大きいのではないか。まだ避難されている方が大勢いるのに自分が浮かれてしまっていいのか?という自制心が心の底にはあるような気がするのだ。だから、マスコミの過剰とも思える演出に嫌気がさしているのだろう

 おそらく公開されているブログでこんなことを書けば、「お前は何様のつもりだ」とか「お前が心配したって何一つ変わらないのに、良い子ぶるな」などと批判対象になりかねないし、馬鹿な野郎だと敬遠する人も多いだろう。単に盛り上がれる人が羨ましいから、自分を美化するために、そういう理屈をこねているのかもしれない。(・・・・ああ、書いていて、自己嫌悪に陥ってきた。)

 まあ、他人と同じように盛り上がれなくても、仲間外れにされるわけではないし、自分なりに、ささやかに楽しめれば、良しとしよう。選手の皆さんのご健闘をお祈りしたい。

 

 

 

2012年7月26日 (木)

レイズが松井秀喜外野手を戦力外通告したことについて思うこと

 一昨日、マリナーズのイチロー選手がヤンキースに電撃トレードされたと思ったら、今日は松井秀喜選手の戦力外通告だ。イチロー選手もそうだが、奇しくも松井選手が師と仰ぐ長嶋さんが引退した年齢と同じ38歳、MLBというところは報酬も凄いが、成績が芳しくなければ、すぐ放出される厳しい世界なんだと、改めて実感した。

 松井選手、これからどうするんだろう。体調が万全なら続けられるだろうけれど、最近は怪我の話題ばかりが目立つ。そのせいで成績が不振と伝えられる。多くのマスコミが指摘しているように、少なくとも今シーズンはメジャーからのオファーはないだろうし、今さらマイナー契約でもいいから別の球団を探すというのも難しそうだ。あくまでもメジャーを貫くのか、それとも日本球界に復帰するのか、非常に重い決断を迫られるだろう。

 私個人としては、日本球界に復帰して欲しい。ジャイアンツの球団代表は獲得の意志についての明言は避けたが、別に古巣のジャイアンツじゃなくてもいいではないか。今の状態では守備に不安があるだろうから、DHのあるパ・リーグで頑張ってもらいたい。とにかく続けることが大切だ。

 ワールドシリーズでMVPを獲った選手だから、安易に妥協したくない気持ちも分かる。まして、日本球界復帰というのはプライドを傷つけるかもしれない。でも、MLBで活躍した選手の雄姿を再び、近いところで見たいと願うファンも多い筈だ。私もその一人。是非とも、前向きに検討して欲しい。

2012年7月25日 (水)

「政府・民主が「日本再生戦略」(NHKニュース)→こんなの誰が信用するんだろう。

 政府・民主が「日本再生戦略」(NHKニュース)  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120725/k10013844661000.html

 「政府・民主党は、2020年度までの平均で実質2%程度の経済成長を目指すため、医療や環境などの分野で新たに100兆円を超える規模の市場を開拓し、420万人の雇用を創出するなどとした、「日本再生戦略」を取りまとめました。」

 NHKも何の批判も無く、こんなニュースをよく流せるものだ。だいたい政府側に大甘な世論調査でさえ、内閣支持率は20%台前半、民主党支持率に至っては10%台前半が関の山なのに、素直に受け入れる人なんてどれだけいるのだろうか?

 そもそも20年来続くデフレ不況すら克服する目途が立たないのに、消費増税して、さらにデフレスパイラルを加速させようとしているではないか。もう、国民との約束を無視し続けている政府・民主党なんて、何を語っても無駄だ。まさか連合や財界、マスコミがバックアップしてくれるから、大丈夫なんて思っているのか。だとしたら、脳内お花畑と揶揄されても仕方ない。

 そしてこの期に及んで、自分達のスローガンだった「国民の生活が第一」を離党した小沢氏に党名として使われたために、新たなスローガンを公募しているらしい。ネット上では「国民の生活は二の次」、「嘘つきは民主党の始まり」、「アメリカと官僚の生活が第一」など、もはや笑い話状態なのを知らないのか。

 また、政権批判になってしまったけれど、記者クラブメディアが政権を持ち上げるようなニュースを流すたびに、怒りが爆発してしまうのだ。早く政権が崩壊して心の平穏を取り戻したい。

2012年7月24日 (火)

「団子詰まらせ女児重体 栃木の保育園」(7/20下野新聞)…NHK首都圏ネットワークで続報をやっていたけれど。

 まず最初に、この女児には早期回復をお祈りするとともに、ご両親の心労を思うと言葉にならず、とても切ない。 

 今月17日、栃木県の保育園でおやつに出されたフルーツポンチの中に入っていた白玉団子を喉に詰まらせて、2歳女児が今も意識不明の重体となっている。このニュースの続報を、NHK首都圏ネットワークで放送していた。この白玉団子は昨年も小学生が喉に詰まらせて重体となり未だ意識不明だという。そして、提供していた業者のものは見合わせるということになったとのことだった。

 確かに痛ましい事故だ。いくら保育士が注意していたところで、相手が2歳児では徹底させることも難しい。何で昨年の事故を契機に幼児の食材としては不適切だったと判断されなかったのかと、思えてもやむを得ないだろう。

 しかしながら、利害関係者以外が、この業者や保育園側を執拗に叩くということと、白玉団子自体を規制することも止めて欲しい。下手をすれば、この業者や保育園が潰れてしまう恐れがあるからだ。残念ながら、どんな食べ物にだってリスクはある。今までこの保育園で同様の事故が起こっていないとすれば、今回の事故は予見できないのも無理はない。

 でも、おそらくこの白玉団子は使われまい。もう幼児にとっては非常にリスクの高いものになってしまった。マンナンライフのこんにゃく畑や牛のレバ刺しのような扱いになっていくような気がしてならない。こうして、段々食べる物がなくなっていかないか、とても危惧する。

 そのうち、給食は信用できないから、各家庭がお弁当を持参するなんてことになったら、保育園に預けるご両親の負担が増すばかりで、何のための保育園か分からなくなってしまう。

 問題の本質は、どうしたら、このような事故を軽減し、尚且つ、重大な事態に至らないかということに尽きるのではないだろうか。そのことをしっかり検討したうえで、食材の是非や保育士の対応についての道筋を立てていくべきだと思う。

2012年7月23日 (月)

オスプレイの安全確認って、誰がどのようにやるんだろう?

 昨年の東日本大震災以降、私の価値観というか今まで正しいと思っていたことが覆されて、正直言って困惑している。沖縄の基地問題についても同じだ。以前は、これも原発と同様、必要悪で地元の方の経済が潤うのなら、歴史的観点から見ても仕方ないと思っていた。今ではとても恥ずかしく思う。

 ところが今日、山口県の岩国基地に米軍のオスプレイが陸揚げされた。テスト運行が終われば、沖縄の普天間基地に配備される。開発段階から事故が相次ぎ、今年に入ってからも墜落事故が2件あった。こんなものが街中に墜落したら大惨事になるのは間違いなく、世界中で最も危険な基地と言われている普天間に配備するなんてナンセンス極まりない。

 おそらく沖縄だけの問題なんだろうって思っている人がいるかもしれないが、日本中を低空で訓練飛行する計画が米軍報告書にあるのだから、他人事としてはみていられない。もっとも、自分にも関係するから反対というのでは、沖縄の方々に大変失礼なことであるのは言うまでもない。

 藤村官房長官は「飛行運用は安全確認が前提」なんて、今日午前の会見で述べたようだ。でも日本独自で確認作業など出来るわけでもなく、米軍から提供された資料を基に判断するのは目に見えている。やるとすれば、森本防衛相が乗って「安全が確認できました~」とでも言うか、あるいは、配備を擁護するメディアの連中を乗せて、「安全でした~、日本を守るために必要です」なんて書かせるのが関の山だろう。そんなことを誰が信用するか。

 結局、日米同盟などと言いながら、日本はアメリカからみれば属国か植民地みたいなものだということが、また明らかになった。毎日のように野田政権の批判ばかりになってしまうが、本当に酷すぎる。こうして次はなし崩し的にTPP交渉参加へと進んでしまうのだろう。何が「決める政治だ」。勘違いするな。マスコミ、財界、官僚以外、誰もこんなことをあなたに決めて欲しいとは思っていないぞ。

 ああ、今夜もこうしてブログで批判することだけしかできない自分を情けなく思う。早く選挙を!

2012年7月22日 (日)

「ビール卸売り:不当廉売の疑い 3社に警告へ」の記事を読んで思うこと

 イオンに対するビール卸売3社が不当廉売の疑いで警告を受けるという記事を読んだ。http://mainichi.jp/select/news/20120721k0000e040151000c.html(毎日新聞)

 業界は違うけれど、卸売業で営業をやっていた自分としては、酒販3社の意図がよく分かるし、ある意味、やむを得ない状況だったのかもしれない。「他所はこの価格で納入してくれるけど、御社は駄目なんですか?」なんて言われたら、「合わせますから、お願いしますm(__)m」って答えてしまうに違いない。何といっても、対イオンとなれば、販売量が圧倒的に大きいのだから、致し方ないのだ。イオンで赤字が出た分は、他所からの利益で補てんしていたのだろう。

 しかし、この毎日新聞の記事だけを読むと、何で販社だけが警告を受けるのか?と不思議に思ったのだが、共同通信の配信記事を読むと、イオンは原価以下で販売していなかったからセーフらしい。http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012072001002172.html(共同通信)

 でも、これはおかしくないか?。イオン側だって、ビールメーカーがリベートを廃止したのは承知しているはずで、この取引価格が明らかに原価を下回っていることだって分かっているはずである。確固たる証拠がなかったのかもしれないが、立場の強さを考えれば、イオン側だって警告されてしかるべきだ。

 今回はビールという、国内大手メーカーが4社しかない商品だったから、調査しやすかったのかもしれないが、これは氷山の一角で、その他の商品も同様なことが起こっていそうな気がする。こんな状況で国が消費税を上げて、中小納入業者がそのまま価格転嫁できるとは思えない。一応、独禁法では優位的地位の乱用行為を禁止しているけれど、違反スレスレの範囲で巧妙に値引き要請してくるような危惧を抱いてしまう。

 そのしわ寄せはどこにくるか。労働者の賃金を下げ、消費が冷え込み、さらに価格下落という恐るべきデフレスパイラルが続いていく。私のような素人でさえ、こんな予測が出来るのに、何故、私なんかよりはるかに頭の良い偉い人達が、楽観的な予測をするのか、全く理解できない。机上の空論だけで実態社会を分かっていないか、あるいは分かっていながら、財政再建という至上命題を果たすというだけのために邁進しているのだろう。

 これを止めるためには、今の増税一辺倒野田政権を潰して、一刻も早いデフレ脱却政策を行う政権を樹立するしかない。

 

 

2012年7月20日 (金)

日本プロ野球選手会が次回WBCへの不参加を決議したことについて思うこと。

 今日、日本プロ野球選手会が開かれ、次回WBCへの不参加を全会一致で決議した。http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20120720-OHT1T00161.htmこれは選手会を支持したい。

 今まで2大会見てきた。確かに連覇したことは素晴らしい。しかしながら、本当に世界一になったのかと疑問に思うことも多々あった。それはシステムの問題が大きい。どういう決め方をしたか分からないけれど、やたら韓国戦ばかりだった。同じ大会で何度もやれば、見ている方も飽きてしまう。

 どうしても本家W杯のサッカーと比較してしまうけれど、選手のモチベーションが全然違う。サッカーなら、怪我や不祥事でもない限り、代表を辞退する選手なんてまずいないのに、野球の場合は、様々な理由を付けて辞退する向きが多い。アメリカの選手なんて特にそうだ。結局、選手にはあまり魅力的なものに映らないのだろう。アメリカで開かれているのにこの有様なのだから、アメリカ国民にとっては単なる一興行としか思っていないではないか。アメリカ人にとっては、MLB=ワールドなのだ。

 おそらく選手だって、そのことを実感している。WBCのせいで、松坂や村田など、シーズンを棒に振る選手がいた。そのリスクを取って、シーズン前なのに真剣に取り組む価値があるのかどうか疑問に感じるのも仕方ない。単に名誉だけでは、飯は食っていかれない。

 この決定を受けて、オーナー連中は怒り心頭だろう。私の予想では、マスコミを使って、「選手会は我が儘だ!」と叩くか、あるいは野球少年の切なる願いを載せて同情を引くような作戦をとり、選手達の気持ちを分断していくのではないか。いずれにしても、プロ野球の命運がかかる事態に発展しそうだ。今後の推移をみていきたい。

2012年7月19日 (木)

意外と反応が良かった「増税JAPAN」。その布陣の理由。

 「増税JAPAN」―あくまでも洒落である。

 @iwakamiyasumi お疲れ様です。増税JAPAN考えてみました。【監督】勝、【FW】野田、谷垣、山口、【MF】前原、仙谷、岡田、【DF】玄葉、安住、古川、枝野、【GK】輿石、【サポーター】経団連+記者クラブメディア、【退場者】菅、以上。既出ならご勘弁下さい。

 ツイッターでジャーナリスト岩上安身さん宛にこんなツイートをしたらコメント付リツイートしてもらえて、その反応が良かった。正直嬉しい。簡単にこういう布陣にした理由を書いてみる。監督は勿論、財務事務次官の勝栄次郎氏だ。政治家はもちろん、傘下の国税庁を利用して?サポーターともなるべき、経団連や記者クラブメディアまでも牛耳っている。

 サッカーではいろいろなフォーメーションがある。野田のワントップでも良かったのだが、民自公三党合意がなされたということで3トップにした。当然、その党首がなる。野田、谷垣氏は両者とも財務大臣を経験し洗脳度合いが極めて高い。

 次にMF。司令塔を考えると、一応策士とも思える弁護士の仙谷氏が浮かぶ。あまり派手な行動をせずに、こっそりと動くのが特徴だ。それを脇でサポートするのが岡田、前原だ。この二人は弁が経つし堅物だ。サポーターからも一目置かれる存在で、庶民を蹴散らすから質が悪い。

 DFはちょっと考えた。サイドバックは海外でいろいろ工作していると思える外務大臣の玄葉氏と、詭弁を巧みに使い国民を騙す枝野氏にしてみた。時々、前面に出るからね。そして、センターバックは財務官僚出身で目立たないながらも、裏ではきちんと仕事をしていそうな古川氏と、今や勝氏の代弁者となる安住氏とした。

 最後にGKだが、セーブ率は極めて低く、オウンゴールも沢山するけれど、一応、守りの要となっている輿石幹事長だろう。

 それから、ここには書かなかったが、控えとして樽床、細野氏がいる。

 本来なら、菅直人元首相にもスタメンに入って欲しかったのだが、既に現政権からは退場されているので残念だ。そのつもりで退場者と書いたのだけれど、ある方から、退場者がいるのに11人のメンバーがいるのはインチキ臭くて面白いという意見があり、逆に感心してしまった。おそらく人それぞれの「増税JAPAN」があるのだろう。

 国民を騙した連中によって粛々と決められていく増税路線を黙って見ているしかない私にとっては頭に血が上るばかりだけれど、こうして茶化してやれば少しは溜飲が下がる。とにかくこの増税JAPANが根こそぎ潰れることだけを願うのみ。

 

2012年7月18日 (水)

『高速ツアーバス、8割超で違反 48社は「重大、悪質」』の記事を読んで思うこと。

 高速ツアーバス、8割超で違反 48社は「重大、悪質」 (東京新聞)http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012071801001266.html

 4月29日に起こった高速ツアーバスの事故。まだあの映像は頭の中に残っている。国交省にしては迅速な調査を行ったと思うが、この結果をみれば、法令をきちんと守っていた会社は2割にも満たないということか。ただ、法令を遵守していたからといって事故が起こらなかったとは言えないし、違反内容の詳細が分からないから、やみくもにこれらの会社を断罪するわけにもいかない。

 以前にもブログに書いたけれど、あの事故の背景にはデフレと、規制緩和で過当競争が促進されたことがあると思う。つまり、可処分所得の減少から費用は出来る限り抑えたいという心理が日本中に蔓延していることと、そんな中、生き残りをかけるために、様々な費用を削っていった結果が痛ましい事故に繋がったのだろう。結局はバス会社だけではなく、企画したツアー会社も倒産してしまった。市場原理主義のもたらした悲劇とでも言うべきか。

 それでも国会では、嘘の社会保障と消費税を上げる為だけの参院予算委員会が開いてデフレを加速させることに躍起になっている、国民を騙した連中がひな壇側に座り、いけしゃあしゃあと答弁を繰り広げている様はとても見れない。そうしたインチキでも何でも使って権力を得た「勝ち組」の連中が自分達の都合の良いルールを作っていく。しわ寄せを喰らうのは、私を含めた大多数の「負け組」の人々なのだ。これを怒らずにはいられない。

 昨夜、民主党から3名の女性参議院議員が離党した。そして今日も1名の衆議院議員が離党した。驕り高ぶった執行部に愛想を尽かしているからなのだろう。あとは鳩山グループが態度を決めれば、この政権は間違いなく崩壊する。出来れば、国民を騙した奴らは全て落選させて路頭に迷わせたい。我々負け組の思いを知るがいい。

【追記】バス会社を擁護するわけではありません。

 

 

2012年7月17日 (火)

名古屋で開かれた原発比率意見聴取会での電力会社社員発言にショックと憤りを覚えた。

 昨日、名古屋市で発電量に占める将来の原発比率についての意見聴取会が開かれた。国民の意見を聞くと言いながら、わずか11回しか行われないし、発言できるのも1回につき9人だけだし、選択肢も0%、15%、20~25%という三択ということもあって端から関心がなかった。こんなものは、どうせ役人が”一応、意見を聞きましたよ~♪”という具合に15%(現状維持)にもっていこうとしているアリバイ作りがミエミエだからだ。

 前日(15日)の仙台でも電力会社の役員が発言して物議を醸したけれど、考えてみれば、20~25%を支持する一般人なんてほとんどおらず、電力会社関係か、それに関連する方々ぐらいしかいないということだ。もっとも反対する人も、ガチガチの反原発という方もいるはずだ。そして、意見表明する人って、現地の方だけじゃないから、何で各地でやらなければならないの?と思えて仕方ない。

 そんな中、昨日名古屋聴取会での電力会社社員の発言にはショックを受けた。私は言葉尻を捉えて批判するのは嫌だが、「原発事故による被ばくで直接亡くなった人はいない」と言ったのには腹が立った。確かに今のところはそうかもしれない。しかしながら、チェルノブイリの例をみれば、低線量被曝で子供が甲状腺がんを発症し始めたのは事故から4年後だ。それも、因果関係が完全に証明された訳ではないのだ。まだ福島第一の事故は収束しておらず、今後、どう影響するか分からないのにこの発言はありえない。

 そして間接的には将来を悲観して酪農業の方が自死したり、避難されている方が自死したりしている。また、家は無事でも避難を余儀なくされている方々は数万人に上る。私は昨年ボランティアで南相馬市に行って地元の方と話した時、「東電からのお金なんていらない。元の生活を返して欲しいだけ」と言われたことが昨日のことのように覚えている。

 そういう方々の心情を察することが出来ない電力会社社員には、一度、南相馬市小高区や飯舘村に行ってゴーストタウンとなった街を見て同じことが言えるのか?と問いたい。・・・嫌、それは私が甘かった。まあ、それでも彼らは発言するだろうな。なにせ自分の生活が懸かっているのだから。そういう「立場」にいて、そういう「役」を無意識に演じるように仕組まれているのだから。そう思うと、なかなかこの仕組みを変えることは難しいのかもしれない。残念でならない。

2012年7月16日 (月)

悪戦苦闘だった自転車チューブ交換。

 先週の火曜日、自転車で帰る途中に後輪がいきなりパンクした。見事に木ネジが突き刺さっている。私の自転車は知人から貰った物で職場との往復に使うだけなのだが、それでもあるとないとでは大違い。

 古い自転車だし盗難防止シールのようなものは変えていないから、持って行って怪しまれるのも嫌だ。そうかといって、たかだか一日15分程度のために新しい自転車を買うのは辛い。そこでパンク修理キットを買ってきて翌日自分で直すことにした。

 ネットで調べると、パンク修理キットは安いものでは100円ショップでも売っているという。でも、私はたいてい安物買いの銭失いになってしまうタイプなので、ホームセンターで880円の物を購入し、意気揚々と修理を始めた。タイヤを外してチューブを出すのが少し面倒だった。だが4か所も穴が開いていたのにもかかわらず、予想以上にスムーズに出来て、初めて挑んだ割には40分足らずで直せた。空気漏れも無い。完璧だ。

 ところが約1時間後、自転車のある場所に行ってみると、タイヤがペチャンコになって倒れている。一気に戦意喪失。それでも気を取り直して、またやり直すことにした。すると、タイヤのチューブが見事に裂けているではないか。

Ncm_0214       (裂けたチューブ。今日、タイヤを外した時に撮った)

 諦めて自転車屋に持っていこうかとも考えたが、ネットで調べてみると、案外簡単そうだ。しかも、チューブ自体は495円だ。「もう、こうなったら壊れても良いから自分でやってみよう。」でも木曜日以降は雨だったということもあり、実際に作業に取り掛かれたのは日曜日になってしまった。

Ncm_0213 

 作業しやすいように、逆さに引っくり返す。ところがここで問題が発生する。どうしても、スタンド側の車軸のナットが外れないのだ。またまた戦意喪失するも、このままの状態で長い間放置できないと気を取り直し、サイズのピッタリ合うラチェットレンチを購入してくるも日没で作業終了。そして、今日、再々挑戦となる。

 もうとにかく、壊れても良いから分解できる限り分解しタイヤを外すんだ。

Ncm_0215
 手が真っ黒になりながら、ようやくタイヤが外れる。<ヤッター!>

 Ncm_0216_3

 タイヤにある程度空気を入れた後、組み立て始める。でも、順番をしっかりメモするのを忘れてしまったため、試行錯誤を繰り返しながら行ったから時間が掛る。タイヤも上手く回らない。スタンドが余ってしまう。さて、どうしよう?。パズルのごとく組み合わせを変えてしっくりいったところで、ネジの締め増しをする。これでどうだ!

 Ncm_0219
 何とか完成だ~\(^o^)/。

 Ncm_0220
 ただ、まだ組み上げてから実際に乗っていない。大丈夫だろうか(笑)。一応、ブレーキはかかるし、タイヤも回る。これで明朝乗ってみて、バラバラになったら、また、この顛末がブログに書けるなぁ。なんて余裕のあるコメントを書いて、修理が無事完了していることを願う。結局、修理に1週間近く掛ってしまったけれど、これで大事に長く乗れるような気がする。





 

 

2012年7月15日 (日)

香港の数百人規模のデモは取り上げたけれど…。NHKの報道基準ってどうなってるのだろう?

 今日、6時のNHKニュースで、香港で起こった数百人規模のデモを取り上げていた。天安門事件で首謀者の一人として逮捕された方が、数日前、香港報道機関にインタビューを受けた後、不審死したのを抗議したデモらしい。ざっと主要新聞社のネット版を見回したけれど、全く載っていない。こういう小さなデモでも3分間ぐらいに渡って取り上げているNHKは報道の鏡だな(笑)。

 それなのに、毎週金曜日ごとに行われる官邸前デモはほとんどと言っていいほど取り上げない。(先週は1分ぐらい取り上げたようだが)。もはや官邸前だけではなく全国各地に広がっているデモも取り上げない。今日だって、首相の地元で少なくとも香港のデモより数倍規模のデモがあっても取り上げない。素人の私には全くもってNHKの報道基準が分からない。

 ここからは推測になるけれど、結局、NHKという国営放送は自国の政府に都合の悪い情報は極力、国民に伝えないということだ。確かに国から予算は貰っているから逆らえないのだろうが、元は税金だし、何より視聴料を取っているのを忘れているのか。読売のように自社の意向に沿わないことは報道しないという偏向新聞社は論外だが、NHKの姿勢は憤りを覚える。

 私はNHKが原発の是非を問いたくないのは結構だけれど、少なくとも、今、この国で起こっていることは伝えるのが、国営放送の役割だと思っている。それを放棄しているのだから、単なる政府の広報機関という位置づけでしかない。おそらく財務省、経産省、総務省、文科省あたりから、目に見えない圧力がかかっているか、あるいは忖度しているのだろう。もし、NHKが大々的に報道して、このデモの波が拡大していったら、その責任を問われかねないからかもしれないからだ。

 しかし、こんな手法をいつまで使い続けても情報を隠蔽することはできない。今やSNSを通じて、どんどん拡散している。民放各局もさすがに取り上げ始めたのに、何故、NHKが報道しないんだ!と思う人達も増えていくだろう。真っ当な職員は沢山いるのだけれど、上層部の連中が諸悪の根源となっているに違いない。

 早晩、その姿勢が変化するか、あるいは、国民から見放される日が来るだろう。誰がなんといっても、大本営発表なんて見ないから(怒)

2012年7月14日 (土)

「映画、東宝一人勝ち 上期10傑に「テルマエ」など7本」の記事を読んで思うこと。

 「映画、東宝一人勝ち 上期10傑に「テルマエ」など7本   http://www.asahi.com/culture/update/0714/TKY201207140169.html

 そう言えば、ここ数か月、映画館に行っていない。この記事の中で観た作品は「ALLEWAYS三丁目の夕日64」ぐらい。すっかり、おじさんになってしまったものだ。もっとも年20作品ぐらいしか観ないのだから、当然か。

 このランキングに上げられているのは、ほとんどがテレビドラマか漫画が元になっている作品であって、オリジナル脚本の映画がない。小説が原作のものもない。そう考えると、もう日本映画というのはドラマ映画か、漫画実写版、アニメでしか当たらないということになるのだろうか。それは何となく悲しい。

 個人的には小説が原作の映画は受け入れられる。この小説を映画監督がどういう俳優を使って映像化してくれるのかと思うと楽しみが増す。確かに自分の読んだ小説のイメージと食い違うところはあるかもしれないけれど、それは映像化する監督のイメージと自分のイメージが異なるだけだからだ。

 だけど、特にドラマを映画化した場合は、登場人物のキャラもその背景も基本的には下地が出来ていて、単にスケールアップしたりするだけだ。そして、封切り間近になると、テレビ各局は朝から晩まで宣伝しまくる。何か馬鹿にされているような気分になるのは自分だけなのだろうか。

 もっとも、オリジナル脚本の映画の場合、予算が少ないし効果的な宣伝も出来ない。そもそも、うちのような地方のシネコンでは放映されない。興行的には厳しいものがあるのは確かだ。私自身、そういう作品はDVDを観るのが精一杯なのだ。おそらく正統派の映画人にとっては、現状を嘆いているに違いない。

 ただ、テレビドラマも年々視聴率は低下傾向にあり、漫画もあまり読まれなくなってきた。この手法だって未来永劫続かないだろう。そうなれば日本映画は終わってしまう。正統派の映画人には、この風潮が変えられるような、素晴らしい作品を生み出してもらえることを節に願う。

2012年7月12日 (木)

厚顔無恥な野田首相は早く消えて欲しい。

 空いた口が塞がらないというか、呆れて物も言えないというか、野田佳彦なる人物はどこまで厚顔無恥なのか。私は詐欺師の顔も見たくないし声も聞きたくないから、仕事から帰ってきてネットでチェックしただけだが、今日、午前の衆院予算委員会で「次の選挙のマニフェストに消費増税を掲げ、反対者は次の選挙で公認しない」という趣旨の発言をしたらしい。

 自分で自ら反古にしておいて、どの口でマニフェストなんて言っているのか。しかも、小泉元首相を真似てか、あるいは脅迫のつもりか、それに反対したら公認しないなんて、これじゃあ、余計亀裂を生むばかりではないか。

 そして、今夕、両議員総会を開き結束を呼びかけた。消費増税関連法案採決前、平気で規約を反古にして開かなかったくせに、邪魔者がいなくなれば、何もなかったかのごとく開催する。取り巻きどもが拍手で迎える様は、詐欺軍団の集会のようで、聞くだけでもおぞましい。頭の悪い一般人の私には到底理解できない。

 もう何から何まで出鱈目だ。財政がひっ迫し社会保障が維持できないから消費増税が必要と言っていたのに、法案が通れば、突如整備新幹線が認められる。しかも、海外向けに14兆円も資金拠出(枠も含めて)の約束をしたのが発覚した。このお金はどこから出てくるのか、特別会計からじゃないのか、本当に財政がひっ迫しギリシアになるなんて言ってるのなら、こんなこと出来るはずがない。もっとも、こんなに円高基調が続くことさえおかしい。

 国民をだまし討ちにするような連中に対して、記者クラブメディアがどんなに持ち上げようが、私は死んでも民主党及びそこに所属する議員名を書くことはない。1分一秒でも早くこの政権が潰れることだけを願う。

【追記】今夜行われた両院議員総会で、野田首相はこの件を撤回するような主旨の発言をしたらしい。どこまで詐欺師なんだ。本当に呆れる。こんな連中を擁護するマスコミ及び御用ジャーナリストは絶対信用しない。

2012年7月11日 (水)

「いじめ自殺、市教委と学校捜索 滋賀県警、暴行容疑」(東京新聞)の記事を読んで思うこと。

 「いじめ自殺、市教委と学校捜索 滋賀県警、暴行容疑」http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012071101001765.html 

 ようやく滋賀県警が動いた。しかし、生徒がなくなったのは昨年の10月で、彼の両親は警察に告発しようとしていたのに受理されなかった。このことをどう反省しているのか?まず、それを誠実に話してからやるべきだろう。今さら関係者から事情聴取したり、家宅捜索したりしても、単なるアリバイ作りとしか思えない。

 マスコミが鬼の首取ったように報道するのはムカつくけれど、若い命がなくなったのに実態を解明しようとしないまま、自己保身にはしった教育委員会や学校も許せないという思いは強い。結局、こうして大騒ぎにならなければ、本気で対応しようとしない様をみれば、「いじめ」による自殺なんて、未来永劫続いてしまうのかもしれない。

 そもそも、「いじめ」と「自殺」との因果関係なんて、本人が日記か遺書でも書いていなければ証明できない。それを良いことに、自分達に都合の良いような解釈をしているとしか思えない。もういい加減、「暴行や脅迫、恐喝」を「いじめ」などと言い換えていることを止めた方が良い。

 学校関係者や教育委員会は、どうして、亡くなった生徒の無念を感じられないのか、それが不思議でならない。結局は当事者でありながら、傍観者の立場を取ろうとするからなのではないか。おそらく個人としては、これではいけないと思いつつも、集団の意向を忖度してしまう。まだ、「原発危機と東大話法」を読んだ記憶が鮮明だから、そう考えると納得できる。

 「いじめ」はなくならないかもしれないけれど、もうこんな悲劇は聞きたくない。とにかく真相解明をしっかり行って、それを受け入れよう。対応策はそれからだ。

 

2012年7月10日 (火)

「原発危機と『東大話法』」(安富歩著)を読んで思うこと。

 私が安富歩氏の「原発危機と東大話法」という本を知ったのは、3月末に行われたジャーナリスト岩上安身氏との対談だった。東大の教授と言えば、いかにも堅いイメージを想像するのだが、そこに表れた風貌は私のイメージを完全に覆した。そして、安富氏の説明は、今起きている日本社会の歪みについて、私を納得させるのに余りある内容だった。だから、この本を読んでみようと常々思っていたのだ。(注文を先送りしていたが、なかなか地方の本屋には並ばないのでネットで手に入れた。)

 「東大話法」とは、傍観者的な立場に身を置き、欺瞞的な言語を駆使していくことらしい。もっともこの話法は東大以外でも使われるが、東大がその権威を利用すると、もっとも効果があるから「東大話法」と名付けたようだ。P24に「東大話法」規則一覧が掲載されているが(Wikipediaにもある)、なるほど、311以降、マスコミに登場する学者や政府の役人連中の発言を思い起こせば、見事に当てはまる。私が彼らの言葉を聞いて不快感を覚えていた原因の一つはこんなところにもあったのかと再認識させられた。

 私がこの本を読んで感じたことは、言葉の歪曲がいかに怖いかということだ。「ただちに影響はない」、「爆発的事象」等々、今にして思えば、笑える言葉だけれど、当時は真に受けていた。専門家の言うことに唯々諾々として従っていた自分がいたのは否定できない。でも、それは恥ずかしいことではなく、彼らの駆使する東大話法によって巧妙に騙されていたのだ。原子炉建屋が爆発し、ネットで情報をいろいろ集めなければ、未だに騙され続けているかもしれない。

 先日再稼働した大飯3号機。あれだって、夏の電力不足を散々煽っておきながら、一旦稼働すれば、他の火力発電所8基を停止するという暴挙に出る。結局、電力不足などと言うのは嘘っぱちで、単に原発を再稼働したかっただけという話なのだから始末に悪い。そして、このことは朝日や赤旗は報じたが、他の報道機関は見向きもせず、関電に説明を求めようともしない。これは絶対おかしい。

 ただ、かくいう私もブログを遡れば、「東大話法」に当てはまるような表現を使って文章を書いていることは否めない。もちろん、意識的に使ってはいないが、攻撃されるのを恐れるあまり傍観者的な立場を取ったこともあった。これは素直に反省する。そして、孔子の説く「名を正す」の重要性が理解できたから、今後は

事実や感情をありのままに表現していこうと思う。

2012年7月 7日 (土)

「大津いじめ自殺問題」‐メディアスクラムに辟易。人のふり見て我が振り直せ!

 大津市のいじめ自殺問題が俎上に上がってから3日ぐらい経つが、相手の立場が弱くなると、マスコミは一斉に市や教育委員会、学校の対応について叩き始めた。いわゆるメディアスクラムだ。私は3日前、行政側の対応の酷さについてブログに書いたから敢えてここでは触れないが、マスコミだって五十歩百歩ではないか。さも「我々は正義でござい!」という態度が非常に不愉快だ。

 例えば、原発事故起こした東電に対する追及だって、今でこそ、東電や電事連からの広告料が入ってこなくなったからか、批判するようになった。だけど、事故当初は政府や東電に対して、まるで太鼓持ちのように擁護していたのを私は忘れない。未だに毎週金曜日に行われている官邸前抗議行動だって、パンダ以下の扱いではないか。

 それから巨人軍原監督の問題だって、ペーパー1枚で済む話なのか。私は巨人ファンだけど、全然スッキリしない。確かに原監督は被害者だけれど、その対応には大きな問題があったのは間違いない。本来なら、第三者委員会を立ち上げて、問題の原因や背後関係、今後の再発防止策について、単に巨人だけではなく、球界をあげて取り組むようにしないといけないのではないか?そういう指摘がほとんどなされないまま、平然とペナントレースが続いていることに違和感を覚えるのは自分だけだろうか。

 相撲の八百長問題の時はあれだけ大騒ぎになりながら、結局、この事件は巨人=読売新聞の隠然たる力の前に、週刊誌が後追いする程度で済まされてしまっているではないか。まさに「見て見ぬふり」だ。少し飛躍しすぎかもしれないが、大津市教育委員会の対応と何が違うというのか。-「人のふり見て我が振り直せ」とい言いたい。

2012年7月 6日 (金)

週刊朝日・緊急増刊「オウム全記録」を読んで思うこと。

 昨日、週刊朝日から「オウム全記録」が緊急増刊されたので読んでみた。オウムが起こした各事件と経過、捕まった幹部達一人一人の人物像や犯行内容、加えて、かつてオウムウォッチャーと呼ばれたジャーナリストもこの事件のことについて寄稿している。この内容で500円は安いと思う。

 これを読むと、今でも当時のことを思い出す。地下鉄サリン事件とその2日後に行われた教団施設への一斉捜索、これをきっかけに報道はオウム一色になった。正直言って、うんざりするくらいだったけれど、地下鉄サリンはこの国の首都で行われた大規模テロ事件で被害も甚大だったから、やむを得なかったかもしれない。この年は1月に阪神大震災もあったから、本当に悲惨な1年だった。

 あれから17年が経ち、ようやく逃亡犯が全て逮捕されて一応の一区切りはついたようだが、オウム事件を知らない若者が、今なお、名前を変えた教団に昨年だけでも200人、入信しているというのだから驚く。何が彼らをそういう気にさせるのだろうか?

 この国は長引くデフレ不況とはいえ、他国から比べたら物質的には豊かだ。しかしながら、今の若者にとって、夢や希望を見出しにくい状況となっていることは間違いない。子供の頃からずっと競争を余儀なくされるのに明るい未来がなければ、心は疲弊する。そして人間関係は殺伐となりストレスが増大する。逃避行動に出たり、心の隙が生まれるのも無理はない。そうした心につけ入るのがカルトなのではないか。

 今は絶対的なカリスマ教祖がいる訳ではないから、すぐに暴走するようなことはないだろう。しかし、その下地は着実に増えてきているから不気味だ。この先、格差社会が拡大し社会不安が増大したら、どうなるか分からない。明るい未来の見られる社会づくりが急務だ。あらためて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。

2012年7月 5日 (木)

民主党-次の選挙はどんな公約を掲げて戦うのかな(笑)。

 今日は少し飲んでいるので、自制が利かないかもしれない。

 大っ嫌いな読売の記事だけど、小沢グループが離党したことで、民主党は「国民の生活が第一」っていうスローガンを公式に外したようだ。お笑いである。http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120705-OYT1T01232.htm 

 つまり、今ここに残っている議員どもは2009年のマニフェスト=国民との約束は完全に反古にしたということだ。どんなに詭弁を使ってもこの事実は消えない。「私は詐欺師でした」と告白したようなものだ。まさに嘘つき集団。これでも恥ずかしげもなく「私は民主党の国会議員です」っていう人達が、国民から税金を掠め取り、経済的には優雅な生活を送っているということになる。そして、自分達が安穏と暮らせるようにルールを変えて、さらに国民から吸い上げる。本当に最低最悪の連中だとしか言いようがない。

 最悪でも衆院の任期は来年の9月頃までだ。いくら勝手にルールを変えている連中でも、こればかりは変えられない。これだけ国民を馬鹿にしておきながら、生きながらえるなんてまさか思っていないだろうな。でも、先の消費増税法案に反対した議員でも、蝙蝠議員(原口など)の説得を受けて党に残った連中は、官公労や電力総連、連合などといった組織票と記者クラブメディアの支援があれば、再選できると踏んでいるようだ。

 確かに、国民との約束を平気で反故にし、政治不信を今まで以上に最悪にしたのだから投票率が下がり、組織票で何とかなると思っているのかもしれないが、そんな簡単にはいかないことを思い知らせてやらなければならない。特権階級から引き摺り下ろしろし、路頭に迷わせるぐらいのことをしないと、今後、さらにつけあがることになる。そうなったら、この国はお終いだ。

 そもそも、次回はどんな公約を掲げるのか、ある意味楽しみだ。綺麗事を並べたって、普通の人は誰も信用しない。大企業経営者、大マスコミ、役人ぐらいなものだろう。もっともマスコミに小沢叩きをさせて情報に疎い方々を騙す手はあるけれど、それでも確固たる地盤がなければ当選なんて出来ないだろう。いや、させてはいけない。とにかく一刻も早い野田政権崩壊を望む。

 

 

2012年7月 4日 (水)

「大津の中2自殺:生前に自殺練習強要」(毎日新聞)の記事を読んで思うこと

 もう、これは単に「いじめ」で済まされる問題ではなく、立派な「犯罪」ではないか。

 昨年10月飛び降り自殺した中学1年生はどれほど辛い思いをしてきたのか。内容を読むのが耐えられないくらい酷い。これだけのことをされれば、生きているのが嫌になるのも無理はない。http://mainichi.jp/select/news/20120704k0000m040112000c2.html

 そして、学校側、教育委員会の対応も相変わらずだ。当初は「いじめはなかった」と公表しておいて、生徒へのアンケート結果は公表せず、何の問題もなかったようにしようとした。まして生徒達には「マスコミに言うな!」と口止めともとられかねない指導をしていたのだから、被害者のことより、この件を如何に穏便に済まそうかという意図があったのは明白だ。

 おそらく、こんな事が発覚すれば、文科省から指導対象となるばかりか、自身の進退にも絡んでくるからなのだろう。もっとも原発事故後の対応をみれば役所の隠蔽体質なんて、この学校や教育委員会だけの問題ではなく、霞が関全てに当てはまる。結局、自分さえよければそれでいいのか?…そう考えると、腸が煮えくり返る。

 それにしても「いじめ」問題は根が深い。そして段々陰惨で悪質になっていく。どうしたら被害者を救えるかと考えると、一つは学校が、いじめられている子が容易に相談できる雰囲気をつくること、もう一つは 学校だけでなく警察や役所にも生徒が逃げ込めるような窓口をつくること、なのではないか。人が嫌がることを執拗に強要するのは立派な犯罪であって、補導あるいは逮捕もあり得るという認識を子供達に植え付けなければ、「いじめる」側は増長するばかりだからだ。

 我々が子供の頃は、少しでもいじめが発覚すればすぐ教師から殴られた。自分も痛い目に遭って初めてその罪の重さを認識した。個人的には、それくらいの体罰があっても良いとは思うが今は世間が許さない。だとしたら、行き過ぎた行為があった場合は公権力に委ねざる負えないではないか。本当にそれで良いのか疑問があるけれど、被害者救済の為には仕方ないのかもしれない。嫌な世の中になってしまった。亡くなられた中学生のご冥福をお祈りします。

2012年7月 3日 (火)

【水俣病地域「線引き」矛盾、環境相「見解控えたい」】の記事を読んで思うこと

 朝日新聞の記事【水俣病地域「線引き」矛盾、環境相「見解控えたい」】を読んで、落胆と同時に怒りが込み上げてきた。http://www.asahi.com/national/update/0703/TKY201207030230.html

 結局、これが国の対応で弱者を救済しようというつもりはなく、ただ、国の予算を使いたくないとしか思えない。きっと陰には財務省の役人が絡んでいるのだろう。もう、この国の支配者は財務省の幹部ということが、昨今の野田政権をみれば、一目瞭然だからだ。

 この水俣病被害者への仕打ちは、しっかりと覚えておかなければならない。将来、おそらく発生するであろう、福島第一原発事故に由来する低線量被曝被害者にも同様の対応がされかねないからだ。水俣病はある程度、その症状がハッキリしているから、酷い対応ではあるけれど、一応救済される見込みはある。

 ところが低線量被曝の場合は、それが原発事故由来なのかどうか証明することは難しい。最初のうちはきっと分からない。そして報道もされない。でも気が付いた時には、「ひょっとしたら、原発事故が原因だったのかもしれない」、ということになってしまうのだろう。もう、その時は補償の対象すらならないという寸法だ。恐ろしい国になってしまったな。私の妄想で済んでくれることを願う。

2012年7月 2日 (月)

「私、バカよね~、おバカさんよね~♪」(笑)

 別に病気じゃないけれど、近頃は野田政権とそれを支援する記者クラブメディアのせいで、朝からムカついて、ムカついて仕方ない。何で詐欺師を擁護するのか、国民との約束を守ろうとする議員を悪者にするのか?そして、昨夜の大飯原発再稼働しかり、陸山会事件で嘘の捜査報告書を提出した田代検事が減給だけの処分に留まったこと、消費増税法案が衆院を通ったら、整備新幹線にGOサインがでたり、もうやっていることはメチャクチャだ。

 日中は一人で車の運転をしていることが多いから、もうブツブツ独り言をつぶやいている。傍からみたら、常人には見えないかもしれない。親父やお袋のいる前だけではその醜態を晒してしまうのだが、「お前が頭に来たって仕方ないじゃないか?」と一蹴されて終わりだ。確かに間違ってはいない。でも、この怒りは治まらない。

 極力、テレビや新聞は見ないようにして平静を保っているが、ツイッターのTLに関連ニュースが流れてくると、ハラワタ煮えくり返る気持ちが増大してしまう。基本的に悲観論者なので、今、起こっていることが、まるで戦前と類似するような思いに駆られている。大政翼賛会、相互監視社会、財界の驕り、格差拡大、独裁政権etc。まあ、戦争みたいなことにはならないだろうが、とにかく理不尽極まりない社会が増大していくような気がしてイライラするのだ。

 公開されているるブログにこんな事ばかり書きたくはないのだけれど、そうでもしないと、頭が爆発しそうだぁ。ああ、早く解散して民主党政権が一刻も早く消えてくれ~~~。・・・ああ、こんなこと書いて情けない。やっぱりバカだね(笑)。

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