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2012年7月17日 (火)

名古屋で開かれた原発比率意見聴取会での電力会社社員発言にショックと憤りを覚えた。

 昨日、名古屋市で発電量に占める将来の原発比率についての意見聴取会が開かれた。国民の意見を聞くと言いながら、わずか11回しか行われないし、発言できるのも1回につき9人だけだし、選択肢も0%、15%、20~25%という三択ということもあって端から関心がなかった。こんなものは、どうせ役人が”一応、意見を聞きましたよ~♪”という具合に15%(現状維持)にもっていこうとしているアリバイ作りがミエミエだからだ。

 前日(15日)の仙台でも電力会社の役員が発言して物議を醸したけれど、考えてみれば、20~25%を支持する一般人なんてほとんどおらず、電力会社関係か、それに関連する方々ぐらいしかいないということだ。もっとも反対する人も、ガチガチの反原発という方もいるはずだ。そして、意見表明する人って、現地の方だけじゃないから、何で各地でやらなければならないの?と思えて仕方ない。

 そんな中、昨日名古屋聴取会での電力会社社員の発言にはショックを受けた。私は言葉尻を捉えて批判するのは嫌だが、「原発事故による被ばくで直接亡くなった人はいない」と言ったのには腹が立った。確かに今のところはそうかもしれない。しかしながら、チェルノブイリの例をみれば、低線量被曝で子供が甲状腺がんを発症し始めたのは事故から4年後だ。それも、因果関係が完全に証明された訳ではないのだ。まだ福島第一の事故は収束しておらず、今後、どう影響するか分からないのにこの発言はありえない。

 そして間接的には将来を悲観して酪農業の方が自死したり、避難されている方が自死したりしている。また、家は無事でも避難を余儀なくされている方々は数万人に上る。私は昨年ボランティアで南相馬市に行って地元の方と話した時、「東電からのお金なんていらない。元の生活を返して欲しいだけ」と言われたことが昨日のことのように覚えている。

 そういう方々の心情を察することが出来ない電力会社社員には、一度、南相馬市小高区や飯舘村に行ってゴーストタウンとなった街を見て同じことが言えるのか?と問いたい。・・・嫌、それは私が甘かった。まあ、それでも彼らは発言するだろうな。なにせ自分の生活が懸かっているのだから。そういう「立場」にいて、そういう「役」を無意識に演じるように仕組まれているのだから。そう思うと、なかなかこの仕組みを変えることは難しいのかもしれない。残念でならない。

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