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2012年8月25日 (土)

過酷な条件で素人を走らせて感動を煽るのはいかがなものか?‐24時間テレビ考

 また、今年もこの時期になったか。日本テレビ製作の24時間テレビ。今年で35回目だとか。そう言えば、この番組が始まった頃は、私もまだ純粋な気持ちを持った中学生で、確か2回目の時は友人と武道館まで足を運んだ覚えがある。ただ、人が多くて募金もせずに帰ってきてしまった(笑)

 私はテレビ局が障害者にスポットを当てて視聴者に目を向けさせるという意図は否定するつもりはない。年に1回ぐらいはいいだろう。だけど、その為の演出としての24時間マラソンには反対だ。最初はちゃんとトレーニングを積んでいる間寛平氏だったから、あまり問題には感じなかった。

 しかし、それが段々エスカレートしていく。1年で一番暑い時期に、100㎞程度の長距離を、満足な睡眠を取らずに走ること自体無謀なことだ。その上、普段、この人走っているのか疑問に思えるような芸能人を過酷なことへのチャレンジと称して、走らせる。女性しかり高齢者しかり。もちろん、サポート部隊はしっかりしていて、まさかの事故は起こらないようにしているのだろうが、私には客寄せパンダとしか思えない。

 走っている芸能人はそれが仕事だし、一生懸命取り組んでいると思う。だから、私は彼らを非難するつもりは毛頭ない。たけど、テレビ局及び電通、並びにスポンサーは別だ。24時間放送するのに、どれだけの製作費が掛っているのかは分からないが、おそらく募金される金額よりはるかに上だろう。ならば、こんなことをしなくても、最初から寄付すれば良いじゃないか。そう考えると、余計白けてしまう。

 今年は今までと趣向を変えて、一家4名のリレー形式で行うらしい。またぞろ、「家族の絆」なんてフレーズが出てくるのだろう。そして「感動をありがとう!」か?まるで感動の押し売りのようだ。とても付き合えない。

 そういう訳で、ここ数十年殆ど観たことがない。観たこともないのに批判するのはおかしいと言われるかもしれないが、「おかしい」ことを「おかしい」と言わないのは、この企画を肯定しているような気がするから敢えて書いた。くれぐれも事故のないことを願う。

 

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