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2012年8月

2012年8月31日 (金)

U-20女子W杯準々決勝の日韓戦、希望通り、見事な勝利とフェアな応援で良かった。

 昨夜の女子U20W杯日韓戦、私の杞憂はどこへやら、サポーターの皆さんが純粋にサッカーの応援をしていたし日本も3-1と勝利した。これでベスト4入りだ。嬉しくて酒の回りも早かったのか、すぐ寝てしまった(笑)。

 試合を見た感想だが、前半はカウンターでの失点はあったものの、それ以外は各選手の攻守の切り替えが素晴らしく、圧倒していたように思う。ただ、後半はさすがにこの蒸し暑さの中で疲れたのか、あるいは2点リードしていたから、無理はしなかったのか、かなり押し込まれていたようだ。

 特に今まで攻撃の要だった田中陽子選手がサイドバックに下がってからは、前半みられたような華麗な攻撃は見られなかったのが残念だった。それでも失点を許さず勝てたことは喜ばしい。

 次戦はドイツとノルウェーの勝者だが、おそらくドイツだろう。優勝候補のチームだから当然、苦戦は予想されるが、ホームアドバンテージを後押しに、きっと勝ってくれると思う。頑張れ、ニッポン!

2012年8月29日 (水)

明日のU-20女子W杯日韓戦、フェアな応援と勝利を期待する。

 明日はU-20女子ワールドカップ準々決勝、日本対韓国戦が行われる。この夏、日韓関係は、李明博大統領の竹島上陸以降、険悪な状況を迎えてしまった。奇しくもロンドン五輪男子3位決定戦での敗北もあり、ネット上(特に2ちゃんねる)では、試合内容の予想より、旭日旗を振る振らないといったことや韓国批判が多い。嫌韓姿勢は今に始まった事ではないが、最近は目に余るほど酷い。

 そこで気になるのは、明日の試合での応援がどうなるかということだ。日本は今回ホスト国なのだから、節度ある姿勢を見せるべきなのだ。良いプレーには賛辞を送り、酷いプレーにはブーイングを送る。政治的なアピールをしないことは勿論のこと、意味のない選手個人へのバッシングをしない。そして、終わったら、互いの健闘に対して温かい拍手を送る。

 普段なら当たり前のことで、日本人サポーターは十分実践しているが、相手が韓国で、まして、現在の状況を見ると、荒れそうな予感をしてしまう。仮にここで荒れてしまえば、将来的にW杯を招致しにくくなるし、民度も問われることになる。日本人は、ちゃんとスポーツと政治は切り離せるということを証明する良い機会にすればいいのではないか。

 今までだったら、U-20女子の試合なんて生中継されることはなかった。お金も実力も乏しい時代から選手や関係者の奮闘があって、昨年のW杯優勝、今年の五輪準優勝に繋がったからこそ、多くの人の注目が集まったのだ。その努力をサポーターが無にしてはいけない。

 明日は躍動感溢れるプレーをして勝ってくれると信じている。過剰な演出をするフジテレビは、あまり好きではないけれど、生中継してくれることには感謝して、テレビの前で応援したい。

2012年8月28日 (火)

新しい自殺総合対策大綱が閣議決定されたことについて思うこと

 今日の閣議で新しい自殺総合対策大綱が決定された。産経新聞Webが一番詳しい。⇒http://bit.ly/PnMoaJ まだ大綱の全文が内閣府のHPに上がっていないので詳細はよく分からないが、この記事を読むと、今回はいじめ自殺対策の強化や若年層への対策がポイントらしい。

 確かに国の施策としてはこんなところかもしれないが、”これで確実に減ります”という気持ちになれない。特に「各学校でいじめなどへの一層の取り組みの充実を促す」とあるが、具体的には、「文科省や教育委員会で考えなさい」ということなのであれば、あまり進展はみられないような気がするのだ。

 それから、内閣府担当者の話として、「若年者層の自殺の割合が増加したのは、悩みの相談相手がいなかったりストレスへの対処法を知らなかったりで逃げ道を知らなかったからではないか。」とある。しかし、「若者が将来展望を見いだせない」ということが抜けているのではないだろうか。

 私の言いたいことは、対症療法としての対策は必要だが、それ以上に、景気を向上させて、明るい社会になるような施策を打っていくべきではないかということだ。ちゃんと旧大綱(http://bit.ly/PNHunV)では、「生きやすい社会の実現を目指して」という表題になっているではないか。

 今日、藤村官房長官は閣議前の対策会議で「誰も自殺に追い込まれることのない社会実現を目指し、リーダーシップを発揮してほしい」と述べたようだ。笑わせる。ならば、このデフレ不況下で消費増税法案を通したり、次にはTPP等々、国民生活を委縮させる政策ばかりに邁進しているのを改めるべきだろう。ここでも言っていることと、やっていることが明らかに違う。その場しのぎと思われても仕方ない。

 いくら総花的に施策を並べても、トップが本気で取り掛かろうという気概がなければ、おそらく上手くいかないのは明白だ。もう増税法案も通したのだから、野田政権はさっさと退場願いたい。

2012年8月27日 (月)

「福島以外でも子供の甲状腺検査」(NHK)の記事を読んで思うこと

 記事のタイトルは「福島以外でも子供の甲状腺検査」http://bit.ly/RdR9Twになっているけれど、驚くのは検査を受けた子供の3人に1人の割合で、甲状腺にしこりが見つかっているということだ。そして、ここに書かれている県の説明が気に入らない。「通常でもしこりなどは一定程度できるので特別な対応は必要ない」。もうこのコメントを読んだだけで、脱力してしまった。

 問題は、この「一定程度」ということだ。そこで福島以外でも検査をするのは、原発事故の影響かどうかを判断するためということらしい。だけど常識的に考えて、検査した3分の1の子供が異常を起こしているのに、これを普段と変わらないと考えていること自体が空恐ろしい。親が不安を覚えるのは当然だろう。

 県の説明は、いじめで自殺したと思われる生徒を巡って、学校や教育委員会が「いじめと自殺に因果関係は見られなかった」という説明とその本質は全く変わらない。

 この国の役人という人達は、国民の税金で食べていながら、国民の健康のことを真剣に考えない連中なのか。結局、この甲状腺異常を原発事故と結びつけてしまうと、将来何かあった時に訴訟問題に発展してしまう。だから、極力、因果関係が分からないようにしてしまおうという魂胆ではないのか。

 私は原発事故以来、可能な限り、子供達は疎開させるべきだと思ってきた。その件に関する署名もした。検査で異常が見つかった全ての子供に疾病が起きるわけではないだろうが、全くゼロということもあり得ない。放射線に対する抵抗力は人それぞれであるからだ。確率論で済まされたら敵わない。

 今からでも遅くはない。政府は疎開を希望する子供や親に対して、誠意をもって対応して欲しい。

 

 

 

2012年8月26日 (日)

第32回 富士吉田火祭りロードレース10㎞の部、走行記。

 朝から快晴。個人的には夏の風物詩、富士吉田火祭りロードレースに参加した。ただ、最初から言い訳めいてしまうが、5月の山中湖ロードレース以降、アキレス腱の違和感から解放されず、満足に練習が出来なかったから、今回はとにかく歩かず完走が目標にした。(レベル低い)

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 10kmの部のスタートは10時10分。10時の気象情報は気温29℃、湿度49%、風は微風だった。湿度が低いので日陰に入れば、そんなに暑く感じない。10㎞コースは主に林間の中なのが、唯一の救いだ。そして、このコースはもう5回以上走っているから良く知っている。現状の体力でどこまで通用するのか、頭も使わないといけない。

 完走だけが目標だから、当然、後方に位置する。ゲストの瀬古利彦氏がスターター、ひと笑いうった後、一斉にスタートだ。トラックを抜けて外周道路に出ていく。もうこの時点で、左アキレス腱に違和感が起きる。大丈夫だろうか?一瞬不安がよぎるが、誤魔化しながら進んで、北麓公園の敷地を出て行った。

 ここからは富士山に向って、急な上り坂だ。ここで無理をすると絶対、途中で歩くことになってしまう。ゆっくりでいいと自分に言い聞かせながら上り切り、未舗装の登山道に入っていく。比較的、緩やかな上りだが、今年は雨が少ないようで、火山灰と火山弾主体の道が走りにくい。そして、右に折れると、この未舗装路で最大の勾配にかかる。ここが辛い。

 極力、前の方は見ない。どれくらい上って行くのかを知ってしまうと、精神的に堪えるからだ。情けないけど、”あそこまで上って行くのかぁ”って思うと辛いのだ。それでも前を見ると、日が射しているいる部分が見える。あそこで上りは終わりかと一瞬思うが、経験上、そうではないことは分かっているので浮かれない。

 それから数百メートル上ると、ようやく舗装された林道に出る。ここもすぐには下りにならない。歯を食いしばる。ようやく下りだ。だけど、ここで安心は出来ない。折り返してくる人を見ると、またしても上りが待ち構えている。とにかく、もう一度、車道に出た地点に戻ってくるまでは上りだと思い、気を緩めない。

 折り返してから下り、橋を超えた辺りでまた上り、ようやく下り一辺倒になる。だけど、油断はできない。下り坂はアキレス腱に負担がかかるし、残り2.5㎞地点からは、また緩く上りが待ち構えているのだ。ここは我慢のしどころ。ようやく右に北麓公園の野球場が見え、陸上競技場から流れるアナウンスの声が聞こえてくる。これなら何とか歩かずに行けそうだ。

 坂を上りきり右折すると、スタート直後上った急な下り坂だ。あと1㎞。しかし、公園内に入ると、微妙に上り下りがあるから気を抜けない。北麓公園内の外周道路を抜け、ようやく競技場内に戻る。まだまだ元気だ。残り100m。ラストスパート!一人でも多く抜いてみよう。少なくとも、前方にいる私より太めの若者だけは抜こう。そんな思いで追い越しゴールに飛び込んだ。

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 1時間8分ぐらいかかってしまったが、ゴール後の清々しさは格別のものがある。ほとんどぶっつけ本番でよく歩かなかったと。何とかアキレス腱はもってくれたことに感謝だ。

 一旦、車に戻って着替え、ランナーサービスの吉田うどんを頂く。暑いのに熱いうどんが美味しい。ボランティアの方々は早朝から準備してくれているので、その気持ちも嬉しい。(下記写真は7時半頃)

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 マラソン大会に出初めて8年目だけど、この大会が一番出場回数が多い。真夏で暑くて、コースは過酷なのに、走りきった後の充実感が高いからなのかもしれない。そして、これはこの大会には限らないけれど、終わった後の参加者の笑顔が素晴らしい。この雰囲気を味わいたくて、鈍足で完走がやっとの自分が参加しているのだろう。

 次回のレースは、昨年、多大なる屈辱感を味わい撃沈した甲州フルーツマラソン(ハーフ)。10㎞なら誤魔化せたかもしれないけれど、今度のコースは甘くない。これをちゃんと完走できるかどうかが復活のポイントだ。アキレス腱をしっかりケアして、9月になったら走り込みを始めよう。楽しい大会だった。

 

 


2012年8月25日 (土)

過酷な条件で素人を走らせて感動を煽るのはいかがなものか?‐24時間テレビ考

 また、今年もこの時期になったか。日本テレビ製作の24時間テレビ。今年で35回目だとか。そう言えば、この番組が始まった頃は、私もまだ純粋な気持ちを持った中学生で、確か2回目の時は友人と武道館まで足を運んだ覚えがある。ただ、人が多くて募金もせずに帰ってきてしまった(笑)

 私はテレビ局が障害者にスポットを当てて視聴者に目を向けさせるという意図は否定するつもりはない。年に1回ぐらいはいいだろう。だけど、その為の演出としての24時間マラソンには反対だ。最初はちゃんとトレーニングを積んでいる間寛平氏だったから、あまり問題には感じなかった。

 しかし、それが段々エスカレートしていく。1年で一番暑い時期に、100㎞程度の長距離を、満足な睡眠を取らずに走ること自体無謀なことだ。その上、普段、この人走っているのか疑問に思えるような芸能人を過酷なことへのチャレンジと称して、走らせる。女性しかり高齢者しかり。もちろん、サポート部隊はしっかりしていて、まさかの事故は起こらないようにしているのだろうが、私には客寄せパンダとしか思えない。

 走っている芸能人はそれが仕事だし、一生懸命取り組んでいると思う。だから、私は彼らを非難するつもりは毛頭ない。たけど、テレビ局及び電通、並びにスポンサーは別だ。24時間放送するのに、どれだけの製作費が掛っているのかは分からないが、おそらく募金される金額よりはるかに上だろう。ならば、こんなことをしなくても、最初から寄付すれば良いじゃないか。そう考えると、余計白けてしまう。

 今年は今までと趣向を変えて、一家4名のリレー形式で行うらしい。またぞろ、「家族の絆」なんてフレーズが出てくるのだろう。そして「感動をありがとう!」か?まるで感動の押し売りのようだ。とても付き合えない。

 そういう訳で、ここ数十年殆ど観たことがない。観たこともないのに批判するのはおかしいと言われるかもしれないが、「おかしい」ことを「おかしい」と言わないのは、この企画を肯定しているような気がするから敢えて書いた。くれぐれも事故のないことを願う。

 

2012年8月24日 (金)

「陸前高田市の応援職員自殺『役に立てず…』」の記事を読んで思うこと

 いったいこの職員に何があったのか。なぜ、赴任から4か月も経たない時点で、自死という道を選んでしまったのだろうか。とても気になるし、残念な気持ちでいっぱいだ。http://bit.ly/QwCO3T

 この方は、おそらく強い使命感を持っていたからこそ、希望して被災地に向かった筈だ。だけど、実際に仕事をしてみると、その困難さ重圧となり、無力感に変わってしまったのだろうか。でも、命を絶つくらいの精神状態に陥るのだから、私などには想像できないかもしれない。

 私も昨年、南相馬にボランティアへ行った時には、あの被災地を見て、そして、ボランティア活動をしてみて、自分の無力感を痛感させられた。泥出しや瓦礫撤去などの力仕事の時は、大勢で作業を行えば、それなりに片付いていくから、多少なりとも充実感は得られた。また、グループで行ったので、作業後は飲みながらだけど、いろいろ話し合うことが出来て、昼間のショックからは立ち直ることができた。

 しかし、仮設住宅に暮らしている方々に1軒ずつ配給物資を届けた時には、満足に言葉もかけられなかったことはショックだった。下手に励ますこともできないし、かと言って、下手にいろいろ聞き出すことも憚られた。ただ、杓子定規にありきたりの言葉をかけて、最後に、「頑張って下さい」というのがやっとだった。50年近く生きてきて、こんな対応しか出来ないのか。これじゃあ、単に物見遊山にきただけではないかと、思うこともあった。

 それでも滞在期間は限られているから、こちらに戻ってくれば、普段通りの生活があって、ボランティア期間中に痛感したことも薄れていく。それで精神的には回復できた。

 でも自死した職員の場合は、どうだったのだろうか。ちゃんと気分転換が出来たのか。現地の職員や被災者の方々とのコミュニケーションは十分だったのだろうか。勝手ながら彼の葛藤を想像してしまう。周りも余裕がなくて、彼をケアすることが出来なかったのだろう。

 記事によれば、今後は職員のメンタルケアも行っていくというから、このような悲劇が再び起こらないことを願いたい。亡くなられた職員のご冥福をお祈りします。

【追記】 こういう被災地のニュースを見たり聞いたりするたびに、「また、ボランティアに行かなければ…」と思いつつも、時間的にも経済的にも余裕がなくなっている今、なかなか実行に移せないことが、とても悔しい。

 

2012年8月23日 (木)

「衆院選後は大連立も=自民・大島氏」の記事を読んで思うこと。→また、国民を騙す気か?

 先日、自民党の石破政調会長も言っていたようだが、今度は大島副総裁まで示唆するようになった。http://bit.ly/SXDdhY 非常に恐ろしい事態になりつつあるというのが私の見解だ。

 特に衆院選後に大連立というのが大問題だ。基本的には選挙では政党ごとに違う政策を出す。それを選挙が終わったら、自分達の都合で連立を組んでしまおうというのだ。これなら、選挙をする意味がない。こういうことを言うのなら、今のうちに同じ党になっておくべきだろう。そうでなければ、また、選挙民を騙すということになる。ふざけるな!と声を大にして叫びたい。

 今でさえ、民自公なる増税翼賛会が結成され、それを既存大メディアが「決める政治」などと言って礼賛する体制が出来ている。特に読売新聞は、「ポピュリズムに流されるな」というような主旨の社説を平然と書いている。当然、怒り心頭だ。主権在民なんていう思想が全くなく、「権力も知識も金もない馬鹿な連中は、我々のような頭の良い、金持ちの言うことだけを聞いていればいいんだよ」と言われているようだ。

 今回の大島副総裁の発言は、次期総選挙で自民党単独では過半数を取れないから、今の野田首相率いる民主党となら政策的に大した違いもないから、一緒になってしまおうというのがミエミエだ。しかも、財界もマスコミも応援してくれるから、馬鹿な愚民は従うだろう、なんて思っているのだろう。

 野田首相だって、馬鹿じゃないから、次回総選挙を行えば民主党が惨敗するのは分かっている筈だ。そこで、選挙で生き残ったら、自公と組んで、また政権の中枢に居座ろうという腹積もりなのだろう。

 こんなことを書くと、お前の妄想だろう?なんて揶揄されかねないけれど、こうなるシナリオが一番怖いし、官僚が一番願っている政治体制なのではないか。個人的には、こんな体制は許せない。だけど、テレビや新聞はこの体制の一員なので、この欺瞞性に気づく人間は少ないだろう。とても悲しい。

2012年8月22日 (水)

首都圏反原発連合と野田首相との会談について思うこと。

 今日、毎週金曜日に首相官邸前で大飯原発再稼働に反対する抗議活動を主催している首都圏反原発連合と野田首相が会談を行った。僅か30分だけれど、会談に漕ぎ着けた意義は大きい。

 当然、突き付けた要望にはゼロ回答だった。もっとも野田首相がどう対応するかは事前に官邸の記者クラブにリークされていたから何の驚きもない。まあ、首相にしてみれば、毎週末、官邸前で騒がれれば煩いし外食もままならない、またアメリカからの受けも良くないから、とりあえず、懐の深いところをみせておこうという程度だったのだろう。普段、官邸前の抗議行動なんてほとんど黙殺していたNHKがトップで報道するのは、国民にそういう印象を与えようとしたからではないかと勘ぐってしまう。

 この会談の中で野田首相は「将来的には脱原発依存・・・」と言ったが、平気で国民との約束を反古にできる人なんて全く信用できない。それに「脱原発依存」などと言うなら、今現在でも電力は足りているのだから、即刻、大飯原発なんて稼働停止にすべきだ。今回は役人の作った想定問答集どおりの回答なのではないだろうか。見た映像には、あまりにも心がこもっていない。

 政府が大手広告代理店を使って、2030年原発比率15%を画策した討論型世論調査もゼロ回答が約半数となった。また、私も投稿したが、パブリックコメントも約9割がゼロ回答を支持した。もはや、原発利権を得ていない人間は、こんなに危険で、尚且つ、廃棄物処理も未定の原発に懐疑的な目を向けていることに間違いはないのだ。

 今年は一昨年と比べても遜色ないくらい猛暑が続いているのに、電力不足は起きていないのだから何も2030年とは言わず、即刻廃止でも問題はないはずだ。安いと言われる電力コストも、厳密に計算したら分からないではないか。結局は、今の利権構造を崩したくない連中の悪あがきにすぎない。

 今日、福島第一原発で事故の収束作業にあたっている方が亡くなった。普通の労働災害であれば、氏名や死因などが公表されるのに、プライバシーを盾に闇に葬るようだ。警察、検察も全く不問にしている。税金で存続している企業にたいして、こんな治外法権が許されるのか。私は憤りを隠せない。

 政府は、こうした異常な状況をいつまで続ける気なのだろう。そして、いつまで記者クラブメディアは批判も無く唯々諾々と流し続けるのだろう。官報複合体のなせる業か。一刻も早い野田政権の崩壊と官報複合体の死滅を望みたい。

2012年8月21日 (火)

「球界の未来のためにWBC出るべき…スポーツ報知提言」の記事を読んで思うこと

 球界の未来のためにWBC出るべき…スポーツ報知提言http://bit.ly/O0dSFB

 案の定、こういう記事が出てきたか。まるでMLBの提灯記事のようで、お見事と言いたい。この記事では選手会に大義がないようなことを言っているけれど、果たしてそうなのか。単にスポンサー関係の問題だけではなくて、選手自身が多大なリスクを負ってまで出場するだけの大会なのかということに疑問があるからだろう。

 記事には「本来、WBCはMLBの招待試合で、野球の国際的普及が大きな目的としてあった。」とあるが、MLBの招待試合なんてことは初めて聞いた。そういう趣旨なら何も本気で取り組む必要なんてないのではないか。結局、我々はマスコミに煽られ、純粋な世界大会だと思わされていたのだ。サッカーのW杯とは全くの別物であって、単なる興行なのだ。

 それから記事では「特に、若い世代の選手は、より高いレベルで戦うことへの渇望を隠さないし、それがモチベーションにもなっている。WBCは、それを高めるために大きな貢献をした。」とも書いてあるけれど、WBCに出場した後、MLBでプレーしている選手達は、現地での認知度の低さに拍子抜けしているではないか。WBCで活躍できなくても、MLBでプレーすることは可能なのだから、日本で立派な成績を収めた方がよっぽどPR効果は高い。

 この記事を批判しだすと、キリがないけれど、気になるのは「今、『鎖国』すべきではない。」というフレーズだ。まるで親会社の読売新聞が礼賛するTPPのフレーズと一緒ではないか。これは選手会に対する緩やかな恫喝であると同時に、選手会方針を撤回せよ!という世論操作のような気がしてならない。

 昨今、何でもかんでもアメリカの言いなりになっているように思える日本だが、毅然たる態度で臨んでいる選手会は立派だと思う。こうした主催者側の論理を押し付けようとする論調には乗らず、自分達の意思を最後まで貫いて欲しい。

 

 

2012年8月20日 (月)

「中間貯蔵候補12カ所…住民には『故郷に戻れない』宣告」(福島民友)の記事を読んで思うこと

 一般ニュースは尖閣諸島を巡る領土問題で一色だけど、その裏では、こんなことも行われていたのか。昨日、福島で除染で生じた土壌などを保管する中間貯蔵施設の候補が提示された。それに対して、住民は「故郷に戻れない」宣告と受け取ったようなのだ。もっともな反応だと思う。http://bit.ly/nNIBW3 

 政府が不誠実なのは、「中間」という言葉を使っていることだ。最終処分地も決まらないのに、なぜ、「中間」と言えるのか。保管期間は最大30年ということだが、その間に最終処分地が決まる目途が立つというのか。運良く見つかれば良いけれど、そうでなければ、延長されるに違いない。

 それに、30年後まで一貫して責任をもって、処分場の建設ができるのか。結局は、お得意の”先送り”であって、今、これさえ決めてしまえば、”あとは次の世代の皆さんにお任せ♪”が本音なのではないか。

 なぜなら、今、中心になってこの問題に取り組んでいる官僚の皆さんだって、30年後にどうなっているか分からないし、ずっと同じ部署で働いている訳がない。あらゆる理屈をこねて住民を説得してしまおうということなのだろう。そう考えると何か悲しい。

 ただ地元の方には大変申し訳ないが、チェルノブイリをみれば、除染は限りなく困難だ。画期的な放射能除去方法が開発されない限り、おそらく元の状態に戻すことはできない。撒き散らされたのはセシウムだけではない。その他の核種だってある。そもそも森林や山川をどうやって除染するのか。それに今現在でも放射性物質の放出は続いているのだ。

 本来なら、こういう施設は福島第一か第二の敷地に作るべきだ。しかし、それが物理的に出来ないならば、残念ながら、汚染されてしまったこの地域に作るしかないのかもしれない。その場合、政府や東電が全てこの地域の土地を住民の納得いく価格で買い取って、住民の方には移住してもらうしかない。

 もう事故から1年5か月が過ぎた。政府はいつまで避難生活を強いるのだろうか。少なくとも、「帰る」という選択を諦めた方々には、移住に必要な方策をとるべきなのではないか。政府の誠実な対応を求めたい。

 

2012年8月19日 (日)

ロンドン五輪が終わったら、領土問題ばかりの報道はおかしい

 きっかけは韓国の李明博大統領が竹島に行ったことが発端だけど、それに加えて、尖閣諸島の魚釣島に韓国のネチズンが上陸したことで、もう、マスコミは領土問題一色になっている。今日は、日本人十数名が魚釣島に上陸して、中国で反日デモが起こったことを大々的に報道している。それには凄く違和感を感じる。消費増税やACTA、TPP、原発問題等々を目くらましにするためのスピンコントロールじゃないか。

 確かに領土問題は重要であって看過できない問題だ。しかし、竹島はともかく、尖閣は日本が実効支配していて、尚且つ、外務省が領土問題は存在しないと言っているのだから、日本側から騒ぐ必要は一切ないのだ。今日、日本人が上陸したことについても、わざわざ日本のメディアが大々的に取り上げる必要はない。日本の領土に日本人が上陸して何か問題があるのか。こういう時こそ、報道しない自由とやらを前面に打ち出して、何もおかしなことはやっていませんよ、という態度をとるべきではないのか。

 私だって悔しいよ。韓国大統領が平気で不法侵入をして、尚且つ、天皇陛下に謝罪を求めるなんていう暴挙に出ているんだ。許せるわけがない。尖閣に香港のネチズンが上陸したことだって、怪我をさせて大問題にしないように穏便に済ませたのだろうけど、強制送還されたら、向こうでは英雄扱いにされていることを知れば、憤懣やるかたない。だけど、この領土問題なんて簡単に解決するはずがない。ここは冷静に打てる手を着々と打っていくことが必要なのではないだろうか。

 経済的には日中韓はもう切り離せない関係になっている。感情的になって攻撃しても何のメリットもない。喜ぶのはネチズンだけだ。そして、この混乱に乗じて、今まで通りそうになかった法案を可決されたら何の意味もない。ここでも役人の思うがままになってしまう。「報道されなかったことは世間的にはなかったことになる」(岩上安身氏)。大手マスコミがこの事案を一生懸命に時間を割いて流すのには、やはり、陰で何か重要な政策を実行しようとしているのではないか。不信でならない。

 孫崎亨氏「戦後史の正体」を読めば、結局、マスコミなんてアメリカの意向を忖度し、世論をそれに誘導していく装置なのだ。そして、批難の矛先が自分達にも及ばないように、巧妙に論点をずらしていくのだ。我々のような凡人なんて、簡単に騙されてしまう。こうならない為には、ニュースをただ単に受け身で流すのではなくて、疑問から入るようにすることなのかもしれない。国民の意識が変わることを願う。

 

 

 

2012年8月17日 (金)

「戦後史の正体 1945‐2012」(孫崎亨著・創元社)を読んで思うこと

 この本を読んだ率直な感想は、「日本という国は戦後67年が過ぎた今でも、アメリカの間接的占領下にあるのか」、だった。そして、戦後は対米追従路線派と自主路線派が争う中で、今や完全に対米追従路線派に牛耳られてしまったことを認識した。

 筆者の孫崎亨さんのことは、今から2年前、ジャーナリスト岩上安身氏とのユーストリームを使った対談で知った。それから、ツイッターを始められたのをきっかけに、重要なツイートを読むようになり、当著の刊行も知ることとなった。

 ただ受験の日本史しか勉強しなかった私には、戦後史なんて、あまり興味のある分野ではなかった。特に敗戦から高度経済成長に至る過程なんて、本当に表面的な事しか知らなかった。実際、知らなくても問題なかったのかもしれない。

 しかし、バブル崩壊後から続くデフレ不況によって私自身も相当疲弊してきた。その上、昨年の東関東大震災と原発事故がこの国を更なる試練を与えたのに、復興もままならないまま消費増税を決め、TPPにも邁進しようとしている。それも財界、民自公の3党、官僚、大手マスコミが一体となった翼賛体制を組んで、民意を無視する形で進めているのだ。これでは日本は衰退の一途を辿るに違いない。

 なぜ、こんなことがまかり通るのだろう。常々考えてきたが、この本を読んで、その背景がよく分かった。どうみても裏にはアメリカの意向が多く働いている。しかも、アメリカが直接実行しているのではなくて、意を汲んだ日本人が行っているのには暗澹たる気分になる。

 しかし諦めては駄目だ。今回、歴史的な政権交代を果たした民主党には失望したが、現状の閉塞感を打破して明るい社会を求めるには、民意を尊重し断固たる態度で公約を守る政権を登場させなければいけないのだ。それには、多くの国民が大手マスコミの論調に流されず、事の本質を見抜く力が必要だということが分かる。出来れば、多くの人が、この戦後史の正体を知って、意識が変わることを切望したい。

2012年8月16日 (木)

シャープの経営危機で思うこと

 最近の経済ニュースでは、シャープのリストラに目がいく。通期で2500億円の赤字の見通しとなり、先日は5000人の希望退職者を募った。そして、海外工場の売却や、本社ビルの売却、堺の太陽電池パネル、大型液晶パネル工場の土地も売却等々、手元資金の確保を急いでいるようだ。

 業績低迷の原因は液晶パネルの売り上げ不振と価格低下と言われているが、背景には円高と長期に渡るデフレ不況があるのは間違いない。シャープのような大企業がリストラを始めると、下請け企業にも大きな影響を与えるのは火を見るより明らかだ。こうして、じわじわとデフレスパイラルが加速されていくのだ。とても恐ろしい。

 今はシャープだけがクローズアップされているけれど、今の不況が続けば、各方面に飛び火していくのは間違いない。決して他人事では済まされない事態だ。それなのに、国会では民自公の3党合意(≒増税翼賛会)と大手マスコミの世論操作によって、消費増税法案が可決されてしまった。真っ当な経済学者はデフレ下での増税はありえないと言っていたのに強引に通してしまった。私などは、満足に生活できるかどうかも不安である。

 一縷の望みがあるとすれば、今回の消費増税法案を廃案にする法律を掲げる政党に総選挙で多数を握ってもらうことだ。そして国の統治機構を抜本的に変えないといけない。せっかく起こった政権交代での公約も、結局は財務省などの官僚組織やそれに操られたマスコミによって、物の見事に打ち破られた。

 そうさせないためには、国民が支持した政策を着実に遂行しようという官僚を適材適所に配置できる仕組みを作ること、官僚とマスコミの癒着を阻止すること、が必要になるだろう。閉塞感漂う今の状況を打破し、明るく希望の持てる社会にするためには、主権在民を取り戻すことだと思う。

【追記】シャープの経営危機のことを考えていたら、結局は、国の問題に行きついてしまった。

2012年8月15日 (水)

終戦の日(=敗戦の日)の今日は静かに追悼したい。

 8月15日は終戦の日。子供の頃から、そう教わってきた。しかし、これは言葉を歪めている。正確にはポツダム宣言を受け入れると天皇が発表した日なのだから、敗戦の日が正しい表現だろう。こういう不正直さが過ちを生むということを、「原発危機と東大話法」(安富歩著)から学んだ。

 ただ恥ずかしながら、一昨年ぐらいまで私は戦前や戦中のことは受験の日本史程度の知識しかなかった。ガダルカナル島の悲劇、無謀なインパール作戦、特攻の話、原爆の話、東京大空襲等々、聞く話、見る話があまりにも悲惨で目を背けていた。でも昨年の震災以降、日本国内の状況が戦前、戦中のようではないかと思い始めてから、考えが変わったのだ。

 具体的に言えば、関東大震災、昭和大恐慌、大政翼賛会、大本営発表を垂れ流し戦争礼賛を煽るマスコミ。これらは、東日本大震災、平成デフレ不況、消費増税に関わる3党合意、「決める政治」などと喧伝する記者クラブメディア。当時と今、雰囲気は似ていないだろうか。

 それに加えて、竹島、尖閣諸島、北方領土などの領土問題で、ナショナリズムに火がつきそうだ。先程も香港の活動家7人が尖閣諸島の魚釣り島に上陸した。これでまた大騒ぎになるだろう。不穏な空気感が怖い。昨日も書いたが、これらの領土問題は簡単に解決するとは思えないので、冷静に、それこそ粛々と、不法入国者は逮捕・起訴して法的措置を講じることではないか。

 本来なら、今日は先の大戦で亡くなられた、約310万人の御霊を静かに追悼する日だと思う。そして、過去の過ちは繰り返さないと誓う日でもある。日本のせいばかりではないが、この日に合わせるかのように様々な問題が起きてしまうのは残念でならない。とにかく今日は亡くなられた方々の思いを胸に、未来永劫平和な社会が続くことを祈ろう。

 

 

2012年8月14日 (火)

領土問題って、解決できるのだろうか?

 韓国の李明博大統領が竹島に入って、次の日、ロンドンオリンピック男子サッカー3位決定戦で韓国選手が政治パフォーマンスを行ったせいで、一気に嫌韓ムードが高まっている。そして、今日、火に油を注ぐかのように、「天皇が訪韓するなら、謝罪せよ」発言だ。識者の言うように、人気取りのためなのかどうか理解できないが、余計なことをしてくれたものだ。

 今、日本が抱えている領土問題は、竹島の他にも北方領土がある。尖閣は国としては領土問題にしないと言っているが、素人から見れば、実質、領土問題だ。個人的には、これらの領土問題は、よほど他国が疲弊しない限り、話し合いでは解決しないのではないかと思えてきた。

 竹島については、民主党の前原政調会長が国際司法裁判所へ提訴すべきだ、と相変わらず威勢の良いことをいっているようだが、韓国が拒否すれば、裁判にならないのではないか。仮に日本が勝った場合でも、”ハイそうですか”って言って、すぐに返すとも思えない。

 次に北方領土だが、既にロシアの住民が多く住んでいるから、これもそう簡単には返ってこないような気がする。ただ、ロシア経済がひっ迫した状況が来れば、お金で解決できるかもしれない。

 そして、これまた厄介な尖閣諸島。ここは日本が実効支配しているけれど、海上保安庁の巡視船が周囲を廻って警備しているだけのような気がする。東京都が購入するとか、国有化するなどと言われているけれど、まず、やるべきことは、誰かが島に常駐することではないか。だけど、そんなことをしたら、戦争になりかねないから、このままずっと、巡視船便りになるだろう。

 こう考えてくると、とても話し合いでは解決出来ないのではないかと思えてしまう。いつまで70年前の戦争を引きずるのか。考えれば、考えるほど、終戦(敗戦)の日を前に暗澹たる気分にさせられてしまうのだった。

2012年8月12日 (日)

「五輪サッカー:日韓戦後に韓国選手が「竹島領有」掲げる」の記事を読んで思うこと

 五輪サッカー:日韓戦後に韓国選手が「竹島領有」掲げる(毎日新聞)http://mainichi.jp/select/news/20120812k0000m050055000c.html 

 この件で昨夜からネット上で韓国に対する批判が渦巻いている。私は昨日は仕事だったので日韓戦は前半しか見られなかった。そして、スマホで負けたのを確認したのだが、まさか、試合後にこんなパフォーマンスが行われていたとは思わなかった。

 。オリンピック憲章では、こうした政治的宣伝は違反になるから、当該選手は表彰式に出られなかったし、その後、どういう裁定が下されるのか、注意深く見守る必要がある。

 こんな後味悪い試合のきっかけを作ったのは、試合前日の10日、韓国の李明博大統領が竹島を訪問したことだ。実効支配している国のトップが何もわざわざ、このタイミングで行く必要もないのに、ややこしいことをしてくれたものだ。これで試合前から不穏なムードが漂うことになった。

 そして試合自体も荒れ気味だった。前半だけでも、イエローカードが韓国に3枚、日本に1枚でていた。私には敵対意識丸出しの韓国と冷静さを装う日本のように感じた。こうなると、単なるサッカーの試合ではなくなってしまう。代理戦争の様相だ。だから、勝った喜びであのような行動に出たのだろう。

 これで韓国側が素直に過ちを認めて謝罪するならまだしも、開き直っている連中がいるから、余計反感が募る。もっとも日本側の報道だから少し割り引くとしても、正直言って、相手にしたくない。ルールを守るつもりがないなら参加は辞退すべきだ。

 女子サッカーの決勝戦では、終わった後、両者健闘を称え合う姿が素晴らしかった。これがスポーツマンシップ精神なんだと感動させてくれた。だから、昨日のことは非常に残念でならない。韓国も金メダル数では日本をはるかに凌いでいるのだから、もっと紳士的な対応をして欲しいものだ。

 

2012年8月11日 (土)

内閣府の「『エネルギー・環境に関する選択肢』に対する意見募集」に投稿しました。

 これまでに数回、パブリックコメントは出したことがあるけれど、それがどういう風に扱われ、どういう結果になったのかよく分からなかった。単なるガス抜きの一種で、どうせ官僚が良いように解釈して政策を決めてしまうんだろうとしか思っていなかった。

 だから、今回、内閣府が行っている「エネルギー・環境に関する選択肢」へのパブリックコメントも同じような扱いになってしまうのではないかと考えていた。だけど、7月29日、東京新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏がこんなツイートをしたので、気が変わった。

 【hasegawa24】官僚はデモも署名簿も無視できる。痛くも痒くもない。無視できないのはパブリックコメント。国会で「パブコメはどうなっている」と質問されたら、結果を答えないわけにはいかない。「再稼働反対が100万通集まったら、止まる」という官僚もいるとか。新聞も報道しないわけにはいかない。

 内閣府の当該HPを開くと個人情報を記載するようになっているから少し抵抗感はある。でも、匿名で意見なんて書いたって誰が信用してくれるのか。向こうが意見をくれと言っているのだから、堂々と出せばいいのだ。

 要約すると、以下のようなことを書いた。少しスッキリした気がする。

 【原発ゼロシナリオを支持します】

 理由は、①安全性の懸念が払しょくできないこと、②放射性廃棄物の処理方法が確  立されていないこと、③事故が起こった時の政府や電力会社の対応が信用できないことの3点です。

 また代替エネルギーについては、直ちに自然エネルギーへの転換は難しいと思われるますので、当面の間、天然ガスコンバインドサイクル発電で行うと同時に、スマートグリッドを推進して電力効率を高めることが最善策と考えます。

 (全文は長いのでリンクを貼っておきます。http://bit.ly/NUuSJ7

 

 

 

 

 

 

2012年8月10日 (金)

【祝】なでしこジャパンが銀メダルを獲得して思うこと

 アメリカはやはり強かった。ロンドンオリンピック女子サッカー決勝戦は2‐1で日本はアメリカに破れ準優勝に終わった。日本もかなり攻め込むシーンがあったが、決定力の差が勝敗を分けたように思う。昨年のW杯で初めてアメリカに勝って優勝したから、残念に思えてしまうけれど、今までオリンピックでは一度もメダルが獲れなかったのだから快挙と言っても過言ではない。

 そもそも日本とアメリカでは競技人口、企業スポンサー、観客動員数等々でかなり違いがある。恥ずかしながら、私だって、昨年のW杯でドイツを破るまでは、日本女子サッカーなど眼中になかった。近くで試合が行われるわけでもなく、テレビ中継されるわけでもないのだから、やむを得ない。ようやく去年から脚光を浴びるようになったのではないだろうか。

 問題は今後、この流れが続いていくかどうかだ。私は今のままだと女子ソフトボールチームのようになってしまうのではないかという一抹の不安がある。北京で金メダルを獲得しながら、オリンピックの競技種目から除外されたソフトボールチームは、先月22日に世界選手権で優勝したにも関わらず、あまり話題にならなかった。

 もっとも女子サッカーはオリンピック種目から除外される訳ではないけれど、マスコミが取り上げ続けなければ、人々の関心は薄れていくのが目に見えている。現時点では「感動をありがとう!」なんて言うマスコミの輩も、スポンサーが少なくなれば確実に報道量は減っていくのだ。

 それに今のなでしこリーグはINAC神戸に有力選手が多くて他チームを圧倒するような状況にある。これでは選手のレベルアップも新たなサポーターの獲得も難しいような気がするのだ。そのためには人気と実力を維持する仕組みを確立しなければならない。

 今回の偉業をさらなる飛躍に繋げて、次回のW杯やオリンピックで、また我々を感動させてほしいと願うばかりだ。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう。

【追記】今日からブログのデザインを変更しました。

 

2012年8月 9日 (木)

「原発比率“特定の区切りこだわらず”」の記事を読んで思うこと

 「原発比率“特定の区切りこだわらず”」  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120809/k10014173861000.html 

 今日、枝野大臣は記者団にこう述べたという。「2030年時点での原発ゼロシナリオを支持している人もいれば、直ちにゼロと言う人もいる。時間軸の話も国民の意見を踏まえて最終的に判断するので、必ずしも時期にはこだわらない」

 さすが詭弁番長(by田中康夫議員命名)だ。

 エネルギー政策に関する原発比率を国民に聞くと言ってはじめた意見聴取会や討論型世論調査などが行われたが、2030年時点で原発0%と回答した人が約7割になった。三択というのも変だが、0%、15%、20~25%と提示すれば、15%になるだろうと目論んでいたのだろう。

 ところが意に反して自分達の都合の悪いように進んでいくと、枝野大臣の発言のように最初のルールを変えようとするのだ。とにかく落とし所は15%であって、そうするために様々な工作をしてきたようにしか思えない。それでも0%が圧倒的だから、時間を稼いで新たな知恵を絞ろうとしているのがミエミエである。

 そもそも昨年の原発事故の際、官房長官をやっていて、結果的には多数の人を被曝させた張本人が、未だ恥ずかしげもなく、経産大臣にいること自体おかしいのだ。

 一昨日も、金曜日の夕方官邸前で抗議行動をしている反原連(首都圏反原発連合)の代表と野田首相が会談することに反対した。不公平だというのだ。ならば、推進側の立場にいる経団連関係者や大手マスコミ関係者との会食はOKなのか。本当に腹が立つ。

 私は当ブログで、一刻も早くこの政権を潰して欲しいと何度も書いている。しかし今日の内閣不信任案も茶番劇の末、自公が野田内閣を助けるべく、多数が欠席して否決された。増税翼賛会の成せる業で本当に恐ろしい事態だ。

 多くの人がロンドンオリンピックの報道に流されているかもしれないが、私は、絶対に流されない。この詭弁連中が政治的終焉を迎えるまで、おかしいことはおかしいと書き続けていくつもりだ。

 

2012年8月 7日 (火)

「“腕にタバコの火20回以上”被害届」のニュースを見て思うこと。

 学校の対応に怒りが治まらない。他の生徒に動揺を与えると呑気な事を言っているが、なぜ被害者が学校から退学を勧告されるのか。学校側がこんな事なかれ主義を貫いている限り、いじめなんて絶対なくならない。ただ、これは傷害という立派な犯罪であって、「いじめて、ごめんなさい」で済まされる話しではない。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120806/k10014113381000.html

 そして、マスコミは、大津の時には学校名は出したはずなのに、今回はなぜ学校名を伏せるのだろう。まだいじめ事件だと断定できないからか?被害者が亡くならなかったからか?有名校への配慮か?あるいは、大津の事件で学校名を出したばかりに、加害者が特定されてしまったことを恐れているのか?記者クラブ内のコンセンサスが整っていないからか?その理由を知りたいものだ。

 今回は被害生徒がインタビューで腕の傷跡を見せたから、見た人は非常に衝撃を受けた。また、被害家族が学校側との話し合いでの模様をテープに撮っていたから、学校側の酷い対応が知られることになった。おそらく、こういう手段が取れず、泣き寝入りしている人達も日本中に多くいるのではないかと危惧してしまう。

 野田首相は先月16日にフジテレビに出て、こんなことを言っていた。「いじめられている子にぜひ伝えたいことがある。あなたは一人ではなく、あなたを守ろうとする人は必ずいる。誰でもいいから相談してほしい

 確かに、この生徒は親に相談し学校に掛け合った。少なくとも命は救われた。だけど、学校側の仕打ちをみれば、これで生徒を守ったと言えるのだろうか?単に臭いものには蓋をしようとしていただけではないか。

 今は尻に火がついていて、それどころじゃないだろうけれど、この件について、野田首相のコメントを聞きたいところだ。さぞかし、立派な官僚作文を棒読みすることだろう(笑)。

 被害生徒の怪我が完治することを願うとともに、学校の誠意ある対応を望む。

 

 

2012年8月 6日 (月)

NHKスペシャル「黒い雨〜活かされなかった被爆者調査」を見て思うこと。

 丸一日オリンピックばかり放送しているNHKだけれど、67回目の広島原爆の日に合わせて、NHKスペシャル「黒い雨~生かされなかった被爆者調査」が放送された。なかなか良い内容だった。

 福島第一の原発事故が起こる前までは、原爆に関するドキュメンタリーは被害に遭われた方々が気の毒に思えて仕方ないので、積極的に見ようとはしていなかった。しかし、今は放射能汚染が身近に感じられるから、時間が合えば見るようにしている。ただ、身近に感じなければ真剣にならないなんて駄目だろうと、自分自身猛省している。

 広島に原爆が落とされ日本が敗戦となった後、放射線が人体にどのような影響を与えるのかという調査をアメリカがやっていたことは、恥ずかしながら昨年、知った。ただ、それが今でも放射線影響研究所(放影研)という所があって、引き続き調査していることは知らなかったし、今回問題となった被爆者調査の件には驚いた。

 ドキュメンタリーの内容から垣間見えるのは、放射線による影響を極力低く見せようとしているのではないかということだ。そして、「因果関係がよく分からないから、確定的にモノは言えない」ということになる。このため、被曝認定されない人が大勢いたようだ。全くもって酷い話となる。こうして、問題が明らかになった時には、既にこの世を去っている人も少なくないということだ。

 これは、今回の福島第一原発事故でも似たようなことをやっていないだろうか。個人的には福島県立医大副学長となり、福島県の放射線健康リスク管理アドバイザーの山下俊一氏が頭に浮かんだ。言葉は悪いが、研究者にとって、少なくとも広島、長崎の時に比べて低線量下での人体データは貴重なものになるのは間違いないのだ。

 そして、この先、体調不安を訴える人が現れても、”因果関係が分からない”で済まされてしまう可能性が高いのだ。そうした人は救済されず、真に救済されるのは政府や原子力関係の人達になってしまう。自分達さえ良ければそれで良い、何ともさもしい人達ではないか。

 少なくとも低線量被曝による人体への影響は、個人個人で相当バラつきがあることに間違いことは確かだ。しかも、先々因果関係が証明しにくいという現実がある以上、出来るだけ放射線から逃れるのが望ましいように思える。そして、何よりも恐ろしいのは、こうした被曝データが全くと言っていいほど活用されない事実があるということだ。

 こういう政府に命を預けて良いのだろうか。原発はこのまま維持していくべきなのだろうか。改めて考えさせられた。67年前の今日と、それ以降、被曝が原因で亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたい。

 

2012年8月 5日 (日)

【ロンドンオリンピック女子マラソン】尾崎好美さんの地元応援会に行ってきました。

 今日、ロンドンオリンピック女子マラソンに出場した尾崎好美さんは、私が住んでいる山北町出身ということで、町では役場の隣に隣接している中央公民館でテレビ応援会が行われた。最初は自宅でテレビ観戦で良いかと思っていたのだけれど、私が生きているうちに、こういう機会がいつ巡ってくるか分からないし、帰省した友人からも誘われたので行くことにした。

 

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 公民館の中は人がほぼ埋め尽くし、マスコミも10名程度来ていた。最初のうちは尾崎さんが映るたびに歓声が沸き起こっていたが、25㎞過ぎに遅れ始めると、国際映像に映らなくなり、重い雰囲気になるが、応援団の音頭で一斉に応援が始まるのだった。

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 ホールの外には、子供たちが書いた尾崎選手の似顔絵や、応援メッセージが書かれた国旗が所狭しと並んでいる。

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 次々とゴールする選手達にも惜しみない拍手が巻き起こる。そして、尾崎選手が19位でゴールすると割れんばかりの歓声に変わった。(写真は別の選手)

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 非常に残念な結果に終わってしまったけれど、今、自分の持っている力を全て出し切ったようなので、素直に称えたい。本当にお疲れ様でした。こんな過疎の町から、オリンピック選手が出たなんて夢のようです。

【追記】それにしても、フジTVの中継では異常ともいえるCMの多さに辟易とした。オリンピックの放映権は高いのだろうが、あまりにも酷すぎる。おそらく視聴率は高いのだろうけれど、こんなことばかりやっていては、広告主のイメージも悪くなるし、何より、私自身、もう観る気が失せた。




 





2012年8月 4日 (土)

ロンドンオリンピックのサッカー、男女ともベスト4なんて夢のよう。

 日本男子サッカー、ベスト4進出だ。これで男女ともベスト4進出になった。まるで夢のようだ。私は昨日のブログで、オリンピック中継には辟易と書いたけれど、あれはテレビの演出過剰なのが問題であって、選手自体は応援している。今日だって、日テレの中継しか見られないから仕方なかったのだ。

 でも、一つだけ謝罪しなければならない。オリンピック直前の壮行試合で、日本男子はメキシコと試合をして引き分けた。内容もあまり良くなく、しかも、終了直前に同点にされるという不甲斐なさ。初戦ではスペインと対戦するということもあり、まさか、ここまでやるとは夢にも思わなかった。関塚監督の選手起用も疑問だった。しかし、そんな愚かな私の予想を裏切り、見事にベスト4進出を決めた。これは謝らずにはいられない。

 44年前の銅メダル、生まれてはいたけれど、まだ幼稚園児だったから全く記憶に無い。今回は組み合わせからいって、それを越えられるかもしれない。ワクワクしてくるけれど、仕事の都合上、もう生では見られない。残念だけど、心の中で応援しよう。

 震災からの復興とは絡ませたくない気持ちだが、被災地の皆さんも応援していると思う。奇跡が起こって、一番素晴らしい色のメダルを持ち帰ってほしいと願うばかりだ。ガンバレ、ニッポン!!。

2012年8月 3日 (金)

朝から晩までのオリンピック報道に辟易している私

 ロンドン五輪が始まる前から、テンションがあまり上がらないと書いたけれど、今もその気持ちは変わっていない。いや、それよりテレビ欄を見ると、朝から晩まで一日中、オリンピック、オリンピックで騒いでいるテレビ局に嫌悪感を覚えている。

 私は一生懸命闘っている選手は素晴らしいと思うし、本当に尊敬している。だけど、このお祭り騒ぎだけには正直言ってついていけない。もっとも基本的に観ていないから、ここで文句を書いてもしかたないのだが、たまたま点けてしまうと、あざとい演出がミエミエなのでフラストレーションが溜まる。

 そんな中、ユーストリームで見た長岡花火大会は素晴らしかった。去年も見て感動したが、今年はだいたいの流れが分かっているのにもかかわらず、涙が出るくらい感動した。変な演出も無く淡々と花火の模様を映し、解説も的確で邪魔にならない。そして女性アナウンサーの「打ち上げ開始でございます♪」の声も素敵だった。

 今はまだ、回線速度が低いから、テレビ並みの画像や音声にはなっていないけれど、これが追いついたら、ますますテレビ離れは進んでいくような気がする。早くそういう時代が来ることを願う。

 

2012年8月 1日 (水)

昨日のなでしこジャパンが引き分け狙いだったことについて思うこと。

 日経新聞Webにこんな記事が配信されていた。「引き分け狙い…なでしこ、フェアプレー精神はどこへ」http://www.nikkei.com/article/DGXZZO44407890R00C12A8000000/

 また、読売新聞も「交代川澄へ『素晴らしいシュートはやめてくれ』」という記事を配信している。http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2012/news/ballgame/foot/1/20120801-OYT1T00859.htm

 

 どちらの新聞も昨日の試合に引き分け狙いは卑怯だと言わんばかりで否定的なようだ。だけど、昨年W杯で優勝したなでしこJAPANに今回の五輪で求められるのは、最低でもメダルであって、多くの一般人は金メダルを切望しているはずだ。かくいうマスコミだって、我々をそう煽ってきたではないか。

 昨日の試合は既に決勝トーナメント進出は決定し、あとはどういう組み合わせになるかが焦点だった。目標達成に近づけるために選んだ戦略が、2位通過のための引き分け狙いだったのだから、現段階で批判するのはおかしい。

 日経に寄稿したジャーナリストがどんな高名な方なのかは存じないが、氏の言い分を裏返すなら、日本で眠い目をこすって応援している少年少女たちや、予選敗退が決定している南アフリカに敬意を払ってベストメンバーを組み全力で闘って、決勝トーナメントのことや選手達のコンディションは後で考えろということなのか?そうでなければ、フェアプレーじゃないというのか?

 今回の選択が良かったかどうかは、全てが終わって評価される。少なくともなでしこJAPANは予選リーグよりも決勝トーナメントを重視する戦略を採ったし、それくらい実力があるということだ。佐々木監督が馬鹿正直に話してしまったから、こんな記事を書かれて選手達に余計なプレッシャーを与えることになったが、次からは負けられない試合が続く。選手達にはベストコンディションで最良の結果が得られることを望みたい。

「録画・録音禁止が条件=事故後のテレビ会議映像公開―東電」の記事を読んで思うこと

 8月に入った。たまの休みにテレビをつけてみれば、早朝からオリンピック、オリンピック。気が狂っているのかと思えてしまう。世間的には冷めている自分が悪いのかもしれない。ところがネット上ではいろいろなことがニュースになっていて、こんな記事が目に留まった。「録画・録音禁止が条件=事故後のテレビ会議映像公開―東電」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120731-00000207-jij-soci

 この記事を配信した時事通信は「報道規制に当たるとして、批判の声が上がったが・・・」と書いているけれど、吉本興行のおしどりマコさんのツイートによれば、朝日新聞以外は全て賛同していたみたいじゃないか。

 東電は、もう公的資金が投入された国営企業なんだということが全く分かっていない。情報はプライバシー部分を除いて公開するのは当たり前だ。本来なら一旦潰して株主が一定の責任をとった後、公的資金投入だろう。何でもかんでも国民に押し付けておいて、こんな態度を取るなんて呆れ返る。

 それに普通の企業なら、事故であっても、警察の捜査が入って、こういうものは証拠として押収するのではないか。もうどこまで治外法権なんだ。こういうことばかりやっているから、信用されないというのが政府や東電は分かっていないんだな。融通の利くマスコミだけ籠絡しておけば、国民なんて簡単に洗脳できるとでも思っているのかもしれない。

 原子力規制委員会の人事といい、オリンピックのドサクサに紛れて、サクッとやってしまおうという狡猾さに憤慨する休日の朝になってしまった。

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