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2012年8月24日 (金)

「陸前高田市の応援職員自殺『役に立てず…』」の記事を読んで思うこと

 いったいこの職員に何があったのか。なぜ、赴任から4か月も経たない時点で、自死という道を選んでしまったのだろうか。とても気になるし、残念な気持ちでいっぱいだ。http://bit.ly/QwCO3T

 この方は、おそらく強い使命感を持っていたからこそ、希望して被災地に向かった筈だ。だけど、実際に仕事をしてみると、その困難さ重圧となり、無力感に変わってしまったのだろうか。でも、命を絶つくらいの精神状態に陥るのだから、私などには想像できないかもしれない。

 私も昨年、南相馬にボランティアへ行った時には、あの被災地を見て、そして、ボランティア活動をしてみて、自分の無力感を痛感させられた。泥出しや瓦礫撤去などの力仕事の時は、大勢で作業を行えば、それなりに片付いていくから、多少なりとも充実感は得られた。また、グループで行ったので、作業後は飲みながらだけど、いろいろ話し合うことが出来て、昼間のショックからは立ち直ることができた。

 しかし、仮設住宅に暮らしている方々に1軒ずつ配給物資を届けた時には、満足に言葉もかけられなかったことはショックだった。下手に励ますこともできないし、かと言って、下手にいろいろ聞き出すことも憚られた。ただ、杓子定規にありきたりの言葉をかけて、最後に、「頑張って下さい」というのがやっとだった。50年近く生きてきて、こんな対応しか出来ないのか。これじゃあ、単に物見遊山にきただけではないかと、思うこともあった。

 それでも滞在期間は限られているから、こちらに戻ってくれば、普段通りの生活があって、ボランティア期間中に痛感したことも薄れていく。それで精神的には回復できた。

 でも自死した職員の場合は、どうだったのだろうか。ちゃんと気分転換が出来たのか。現地の職員や被災者の方々とのコミュニケーションは十分だったのだろうか。勝手ながら彼の葛藤を想像してしまう。周りも余裕がなくて、彼をケアすることが出来なかったのだろう。

 記事によれば、今後は職員のメンタルケアも行っていくというから、このような悲劇が再び起こらないことを願いたい。亡くなられた職員のご冥福をお祈りします。

【追記】 こういう被災地のニュースを見たり聞いたりするたびに、「また、ボランティアに行かなければ…」と思いつつも、時間的にも経済的にも余裕がなくなっている今、なかなか実行に移せないことが、とても悔しい。

 

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