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2012年9月

2012年9月29日 (土)

何て虚しいんだろう?日中国交正常化40周年。

 今日で日中国交正常化40周年だという。当時はまだ子供だったから、田中角栄総理と周恩来首相が握手を交わしているシーン、そして、その後パンダが贈られてきて上野動物園に長蛇の列ができたことしか覚えていない。しかし残念なことに、今は尖閣問題で祝賀ムードのかけらもない。しかも、きな臭い話ばかりが踊っている。

 当時の人が大人の対応だったのか、それとも単に妥協しただけなのかは分からない。でも、揉めそうな領土問題は棚上げにして、国交を回復させたことは事実なのだろう。そして、今や中国は日本の輸出先としてはトップを占めている。もう、経済関係を取れば、なくてはならない相手になってしまった。

 私は尖閣は日本古来の領土というのは間違いはなく、先の大戦で敗戦国となった時でさえ、この島の帰属は日本にあったのだから、今更、中国や台湾が領有権を主張するのはおかしいと思っている。日本政府が尖閣を実効支配し、領土問題は存在しないと言い続けてきたのも、ここに由来しているのだろう。

 しかし、悲しいかな、そんな日本政府自らが領土問題化するようなことをしてしまったのは事実だ。それもこういう事態を想定して国有化に踏み切ったのなら良いのだが、この騒ぎを見ていると、必ずしもそうではないようだ。ここまで揉めてしまうと、双方とも引っ込みがつかなくなり、落としどころを探すのは難しい。一体これからどうするのだろう?

 日本が実効支配しているのだから、こちらから武力衝突を仕掛けることは出来ないし、憲法等、様々な条件をクリアして、仮に戦争で勝っても、中国との関係が崩壊することは間違いない。また、そんなことになれば、世界中から避難されるのは必至である。今、貿易額でトップを占める中国市場を失っても構わないのか。

 一般人の私が解決策なんて考えられないけれど、少なくとも元の状態に戻すことぐらいしか思いつかない。それで有耶無耶のままにしておくしかない。私の歴史認識が甘く、尚且つ、腰砕けだと言われかねないけれど、木を見て森を見ずになってはいけないと思う。くれぐれも最悪の事態だけは回避されることを願いたい。

 

 

2012年9月28日 (金)

「さもしい人間 正義をさがす哲学」(伊藤恭彦/新潮新書)を読んで思うこと

 この本は9月19日、東京FMタイムラインの書考空間というコーナーで紹介された。

 【内 容】 現代人は「人類史上最もさもしい人々」かもしれない。次々に表れる新しい機器、膨大な消費電力、捨てるほどの食料…その陰にある犠牲に目をつぶりながら、快楽を貪欲に追及し続けている。この「さもしさ」から私たちは逃れられないのか?

 私は昨年の震災以降、政府やマスコミの対応に大きな失望感を抱き、彼らが平気で行う詭弁に対して憤りを感じてきた。と同時に被災者に対する自分の無力感も痛感した。私が何気なく使っている電気のために、間接的ではあるが、今なお、数万人の方々が避難を強いられているかもしれないなんて思ったりもした。

 こうした何とも言いようがない気持ち、この本では「もやもや感」を呼んでいるが、それを解消するにはどうしたら良いかのヒントが書かれているのかもしれないと思い読むことにした。

 なるほど、この本に書かれているように世界の状況を見れば、私のような日本では負け組と呼ばれる人間でさえ「さもしく」思える。私たちが生きていく上では必ずと言っていいほど、誰かが犠牲になっているということがよく分かる。そして、その「さもしさ」を解消する方法も納得できる。

 少し救われたのは、私自身が少なくとも本書に書かれている最低限の正義は守ってきたということだ。なかなか実行できないジレンマに駆られているけれど、不遇な境地に置かれている人達のことは忘れてはいない。このことは今後も続けていって、自分の「もやもや感」が払しょくされるようにしていきたい。

 

2012年9月27日 (木)

【富岡町「帰還できない」宣言】町民「一律賠償早く」 住めなくなる... 町、国に実現を訴え…福島民報の記事を読んで思うこと

 【富岡町「帰還できない」宣言】町民「一律賠償早く」 住めなくなる... 町、国に実現を訴え(http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/09/post_5141.html

 大熊町に続き、富岡町も今後5年間は帰還できない宣言をした。おそらく浪江町も同様の対応をとるだろう。これは当然の成り行きだ。除染もインフラも進まず、この地域の農業や漁業の見通しがつかなければ、帰っても生活できないのは明白だからだ。

 しかし、個人的には、(地元の皆さんには大変申し訳ないが)、チェルノブイリに当てはめてみれば、もう震災以前のようには暮らせないと思っている。そもそも福島第一原発では、事故から1年半以上経った今でさえ、1日に2億4千万ベクレルの放射能を撒き散らしている。いくら除染しても、ここから放射能が拡散され続ける限り、イタチごっこだ。しかも、放射能は消えない。

 国は除染すれば帰れるなんて言っているけれど、それでも、その基準はウクライナの4倍、年間20mSvという馬鹿げた値だ。住民の健康のことなんて二の次で、単にお金をかけたくないことと、責任回避に躍起になっているとしか思えない。本当に真摯な対応をするなら、町ごと集団移転か十分な賠償金を払った上で個人個人で移転してもらうだろう。

 雇用については、こんな悲惨な状況を作り出したにもかかわらず、居丈高に原発推進を煽り、政府まで脅す経済三団体が面倒を見るのが筋だ。それが出来ないなら、馬鹿の一つ覚えみたいに、原発が無ければ経済が衰退するだなんて言わないで欲しい。自分達は、こういう弱者にリスクを押し付けておいて、利益だけは得ようなんて全くもって虫が良すぎる。

 そして、悲しいかな、こういう事態が起こっていることを、大手メディアは大々的に伝えず、新聞なら隅っこに、テレビなら数秒程度で終わてしまうために、ほとんどの人が気付かない。昨年、流行させた「絆」はどこへ行ってしまったのか。少なくとも私は被災地のことは忘れずに、自分が出来ることをしていきたい。

2012年9月26日 (水)

自民党総裁選とその報道について思うこと。

 メディアが次期衆院選後には首相になるであろうと煽った自民党総裁選が終わった。結局、党員票の過半数以上を獲得し第一回目の投票で1位となった石破氏を決選投票で安倍氏が破り、再び総裁に返り咲いた。マスコミの予想通りだった。

 自民党総裁候補の全てが、基本的には消費増税、TPP推進、原発推進と、私の支持する政策とは真逆なので誰がなろうが全く興味がなかった。それに党員ではないから全く関係ない。せめてもの救いは、大っ嫌いな石原伸晃氏がならなかったことだけだろう。

 でも私が党員だったなら、今回の結果は残念としか言いようがない。党員得票数で倍も違う人が総裁に選ばれるということは、党員の意思なんて無関係と言っているようなものだからだ。これなら、何のための党員投票だったのか分からない。結局、国会議員の方が偉いんだよということを見せつけられた気分になる。

 もっとも今回当選した安倍さんには特に恨みはない。だけど、参院選で大敗した後に望んだ臨時国会での突然の辞任劇は忘れられない。しかも辞任会見の時、素直に「体調不良で申し訳ない」とでも言っていればまだしも、いろいろな理由をつけて、有耶無耶のうちに投げ出してしまった感は拭えない。だから政治家としては終わったと思った。それでもこうして復活するんだから、再チャレンジしようと頑張ってもなかなか報われない自分としては羨ましい限りだ。

 今日、自民党総裁選が終わったことで、次は「解散」がいつになり、今後はどんな政権が生まれるのかという話になるのだろう。まあ、マスコミが血気盛んになる政局報道目白押しといったところか。少なくとも、私は被災地復興や放射能から子供を守ることを主眼にして、こういう政局報道には踊らされないようにしようと思う。

 

 

 

 

2012年9月24日 (月)

昨夜(9/23)ETV特集 「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告(2)ウクライナは訴える」 を観て思うこと

 昨夜ブログを書き終わった後に、NHK・EテレでETV特集「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告(2)ウクライナは訴える」 を観た。本当のところ、ブログはこの番組を観てから書こうと思っていたのだが、早朝からの仕事のため、先に書いたのだった。

 昨年の事故後(暇だったこともあって)、チェルノブイリ周辺で起こった子供達のことは本を読んだり、ネット番組を観るなどで少しは知っているつもりだった。しかし、昨夜の番組を観て驚いたのは、当時生まれていなかった子供達の多くが健康被害を訴えていることだった。しかも、子供達の住んでいるところは年間5mSv以下の地域ではないか。

 日本では年間20mSvまで大丈夫なんて、ずーっと言い続けているが、このウクライナの実態は無視する気なのか。震災復興予算が2兆円も、素人考えでは震災とは何ら関係のない所に使われているのに、何故、子供達の非難に使わないのだ。結局、今を乗り切れば、何か不都合なことが起こった時には自分達に責任は及ばないからではないのか。悲しいかな、こんなことを何回ブログで嘆いたか分からない。

 私は全ての子供達を強制的に疎開させろとは言わない。とにかく現状を誰にでも分かる形で説明した上で、希望者だけは疎開させるべきではないかというスタンスだ。昨夜の映像を見れば、その悲惨さがよく分かる。それが何十年も連鎖する可能性があるのだ。

 ただ、こういう主張をすると、言霊の国の日本では、「お前はそういう悲劇を望んでいるのか」とか「そんな不謹慎な考えは良くない」などという批判されるかもしれない。しかし、このような非常事態が起きた時には、最悪の事態を考えて行動するというのが私のポリシーなのだから、そういう批判に返す言葉はない。

 正直言って、昨年事故後の原発報道に関しては、NHK・EテレのETV特集の内容は素晴らしい。あえて苦言を言えば、放映時間帯をもっと早くして、しかも、もっと宣伝して多くの人が注目するように出来なかった点では少し残念だ。ネット上では、この番組は将来何かあった時のアリバイ作りでは?などという声も聞かれるが、それでも全国ネットで、政府の方針に批判的な内容を突きつけている点は評価すべきだろう。

 多分、原子力マフィア達からは相当圧力がかかっている筈だけど、これからも真実を伝える放送をして欲しい。そして、多くの人達がこの現実を知って欲しいと願うばかりだ。

【追記】 よく原子力推進派を「原子力村」などと称するけれど、これでは緩い感じがするので、敢えて「マフィア」と表現しました。とにかく裏で何を画策しているか分からない、非常に怖い人達です。

2012年9月23日 (日)

何でこの検査結果が大々的に報じられないのか?

 2日ぐらい前だったか、ツイッターでリツイートされてきた「ふくしま集団疎開裁判のHP」http://bit.ly/S1We5Yを見て驚いた。

 見出しは【3.11以後、最悪の健康被害の発表「女子小学生の54.1%、女子中学生の55.3%に『のう胞』か『結節』発見。38人の中から1人小児甲状腺ガン発見】 となっている。

 確かに小児甲状腺ガンになってしまった子供が1人いたことは私も知っていて、ブログにも書いたけれど、「のう胞」とか「結節」の子供の割合が過半数を超えているということは知らなかった。しかも、このデータは福島県が発表しているデータなのだから、「デマ」ではない。

 もっとも、甲状腺に出来る「のう胞」や「結節」なんて、ほとんどが良性であって問題はないという方も多くいるだろう。しかし、過半数の子供に甲状腺異常が見られるなんて、通常ではあり得ないのではないか?あの山下俊一氏が2000年に行った非汚染地帯、長崎の子供達調査では、「のう胞」が確認されたのは僅か0.8%だったということが記載されている。これをみれば、極めて異常な状態だと認識するのが普通の感覚だと思う。

 しかし、検索してみたが、このことについて大手メディアで取り上げているところは見当たらなかった。政府が報道管制を敷いているわけではないだろうが、きっと「確実なことじゃないから、不安は煽るな!」という空気が作られているんだろう。だけど、確実なことになったら、もう遅いのだ。単に不安を煽るだけではなく、「今からでもこうした方が良い」とか「政府はもっと真摯に対応しろ」と訴えるのが、第4の権力なのではないか?

 1986年のチェルノブイリ原発事故の後に起こった子供達への悲劇は、多くの医師やジャーナリストが伝えている。この悲劇は絶対繰り返してはいけないと思う。「不安を煽るな!」という空気のもとに事実をオブラートに包んでしまうのは、もう止めた方が良いのではないだろうか。

 

 

2012年9月22日 (土)

セ・リーグは巨人が優勝したけれど…

 2日前、夏の疲れが出たのか、発熱した。その影響もあって、昨夜は珍しく日テレが巨人優勝のかかった試合を最後まで中継するのに全く観なかった。結果はネットで知ったが、かつてのような興奮も喜びも湧かなかった。昨年の震災以降、野球というもの自体にあまり興味が湧かなくなったし、親会社である読売新聞社の横柄さが堪らなくなったからかもしれない。

 震災直後、多くの人が計画停電を強要されている中、開幕を強行しようとしたことが嫌悪感の始まりだった。続いてシーズン終了後には清武球団代表の解任。彼の暴露をマスコミはまともに取り上げずスルーしてしまった。マスコミ界に今なお君臨する渡辺恒雄氏を恐れたのだろう。

 そして、今年に入って原監督の不倫恐喝問題。これも深く追及されることはなく、何となく”原監督は可哀想”という空気が作られ、疑惑は解明されなかった。おそらくこれを深く追求したら、プロ野球界の存亡にかかわる事態になっていたかもしれないと、マスコミ各社は恐れたのだろうか。

 こうしたプレー以外のところでのゴタゴタが興味を失わせた。もっともこんなことを根に持っているのは私ぐらいで、巨人最高!さすが巨人!と狂喜乱舞しているファンの方がまともな反応なのかもしれない。かつては私もその一員だったのだから。

 今から18年前、1994年10月8日、同率で迎えた中日巨人戦が懐かしい。あの日は東京で会社の集まりがあり、本来なら夜中まで飲むところを、即効で沼津のアパートに戻り、アンチ巨人の先輩と酒を飲みながら、食い入るように観ていた。そして歓喜の勝利。あの感動を再び味わうことは出来ないだろう。

 それからも球場には行かないまでも、テレビやラジオにかじりついていたのに、少なくとも3年前の優勝は喜べたのに、もはや、そういう情熱が失われてしまった。もう一度、自分の中にプロ野球に対する情熱が戻ってくることがあるのだろうか。無いとすれば、それはそれで悲しいことだ。

2012年9月19日 (水)

日本は本当に民主主義国家なのか?過去の過ちを繰り返してはいけない。

 昨年の震災以降、つくづく思うことがある。それは、この国は本当に民主主義国家なのかと。今、野田政権が粛々と進めてしまった、消費増税、米国のオスプレイ配備、原子力規制委員会の人事等々、これは果たして民意を反映したものなのか甚だ疑問である。

 大手マスコミから「決める政治」などと称賛されているが、民意を無視してやっているのだから独裁ではないか。今日の原子力規制委員会発足にしても、その5人の委員は本来なら、国会同意人事のはずで、しかも、首相は問責されている身分にもかかわらず、例外の首相任命という形をとった。

 そして、数日前「2030年代に原発ゼロ」と言っていたにもかかわらず(もっともそれでも欺瞞だが)、昨日の経済3団体やアメリカのジャパンハンドラー連中から批判されると、閣議決定を見送るのだ。官報複合体の面目躍如だ。もう呆れ返ってものも言えないくらいで怒りが治まらない。

 結局、庶民などは馬鹿だから、頭の良い官僚や自分達さえ儲かれば良い財界の描いた秩序どおりに動いておけば、生かさず殺さず、にしてあげるよ、なんて言われているような気がしてならない。

 もっとも、大手メディアが中国の反日デモや尖閣諸島が緊迫した状況であるにもかかわらず、昨夜TBSは”AKB48のじゃんけん大会”を3時間も放映し、それに一喜一憂している人達が多くいたことも事実である。頭の良い連中から見れば、世論操作なんて簡単なことなんだ、なんてほくそ笑んでいることだろう。

 こういう指摘をすると、「震災や原発事故が起きても、もう復興に向かっているし、事故はほぼ就職したんだから自分には関係ないよ。」「一度きりの人生なんだから面白おかしく過ごして何が悪い。」「お前はどれだけ長生きしたいんだw」などと言われるかもしれない。

 ただ、歴史を振りかえってみると、先の大戦では頭の良い連中がメディアを使って扇動し、最悪の結果になったことを忘れてはいけないと思う。今、民主党代表選挙や自民党総裁選挙ではしゃいでいる報道を目にすると、この先、大丈夫なんだろうかと、ますます悲観してしまうのだった。

2012年9月18日 (火)

この老人はどこまで強欲になれるのだろうか?早く引退して欲しい。

6時のNHKニュースでも取り上げていたが、経団連会長、戦略会議の辞任検討 脱原発に反対」 http://bit.ly/OzZ8K7だという。もう勝手にやってくれと言いたい。正直言って、この老人のことは虫唾が走るから余程のことがない限り、今回限りで書かない。

 消費税は増税しろ!TPPは参加しろ!原発は維持しろ!311震災後も、こう言い続けている。私には”強欲”のレッテルが張ってあるように見える。自分達さえ良ければそれで良いんだ。こういう私が大っ嫌いな思想の持ち主としか思えない。あなたはいくら稼げばいいのか、墓場まではお金は持っていけないのにどうするんですか?、と言ってやりたい。

 この記者会見だって、どうせ経団連関連の記者クラブしか入れないから、厳しい質問なんて出ない。気に入らない質問をした記者なんて簡単に飛ばされるし、余程明確な不祥事でもない限り、スポンサーに盾突ける記者クラブメディアなんてあるわけがないから、喋る方も気楽なものだ。

 ”原発が無くなると電力料金が上がって雇用が維持できなくなる”なんて平気で脅かしているけれど、確かに今の仕組みのままだったら、そうなるだろう。しかし、原発の発電コストもいい加減な事が分かってきたし、地域独占で総括原価方式をとっている電力会社が、コスト意識に甘いことは明らかになった。今回の事故はそうした闇を浮き彫りにしたのだ。まず、この辺りから改善していく必要があるのではないだろうか。

 そして、新しいエネルギー開発は、新しい産業を掘り起し、新たな雇用を生み出す可能性が高いではないか。そういう視点が欠けている。

 それにこの老人は放射性廃棄物の処理はどう考えているのか?こういうことを記者は質問していないのか?それとも、しているけれどニュースになっていないのか?今のままなら、数年後には各原発のプールが核廃棄物で一杯になってしまうのだ。そうしたら原発の稼働なんて出来ないではないか。いずれにしろ、この問題を語って欲しい。

 それからもっとも重要なことだが、この老人は今、原発事故で非難されている方々のことをどう思っているのか。1年半経っても帰る目途すらつかないし、今後の生活だってどうなるのか途方に暮れている人さえ、万単位で存在している。あまり報道されないが、将来を悲観して自殺されている方もかなりいるようだ。

 貧乏人の私でさえ、今回の事故は間接的には自分にも責任があると思っているし、その思いがあったから、昨年は南相馬へボランティアに行ったというのに、そんな発言は聞いたことがない。口を開けば、経済、経済。もう呆れて物が言えない。だから、たまたまニュースなどを見て、この老人が映ると、すぐ消してしまう。

 もうお金も使い切れないくらいあるだろうし、日本が放射能で危なくなっても、アメリカで悠々自適な生活が出来るだろう。早く引退して、ニュースシーンからは消えて欲しいと願うばかりだ。

【追記】あまり人の悪口は書きたくないが、この傍若無人な老人の言動にはいつも憤りを感じていたので、思いのままを書いてしまった。

2012年9月17日 (月)

昭和33年版「丹沢の山と谷-登山手帳」と玄倉川への畏怖

 先週の金曜日、ユーシン渓谷マラニックを行ってから家にあった丹沢関係の本に再び目を通し始めた。その中の一冊がこれだ。

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 昭和33年度版の「丹沢の山と谷-登山手帳」(山と渓谷社)。これは当時、私の母が購入したものだ。55年も経ってしまい、私も興味を持ってから何度も読んだので、ボロボロになってしまった。背表紙はガムテープで留めてある。わら半紙のような紙質なので、印刷してある文字も怪しくなっているけれど、ちゃんと読めるから嬉しい。

 この本は、主に沢登りをする人向けに作られているようで、丹沢にある多くの沢の遡行図が掲載されている。私は沢登りをするつもりは全くないが、これを読んでいて、いろいろと想像したものだ。そして、現在はネット上にこれらの沢を登った写真付きのブログが多数あるので、それと見比べるのも面白い。大事に読みながら、ずっと保管していこうと思っている。
 

 先日のブログで、玄倉川は気味が悪いと書いた。戦前から何人ものクライマーが亡くなっていること、中学1年の時、1つ上の先輩達がユーシンロッジでの林間学校中、橋が落下して、数十人の怪我人が出てしまったこと、それと、1999年に起こってしまったキャンパーによる水難事故の影響が大きい。

 それに青崩隧道から石崩隧道を抜けるまでの区間の様相がとても怖いからだ。まして、私の父は、この玄倉川林道の建設に少しの期間携わっていて、物心ついた頃から、その怖さを聞かされていたからかもしれない。

 ただ、先日のマラニックで少しイメージが変わった。玄倉地区までは車で30分もあれば着くので、天気の良い日を選んで秋の紅葉の季節に行ってみよう。

 

2012年9月15日 (土)

【「建設中の原発は継続」 枝野経産相、初の容認】の記事を読んで思うこと

 東京新聞の記事【「建設中の原発は継続」 枝野経産相、初容認】を見て愕然とした。http://bit.ly/OqQCwY 昨日は政府が2030年代に原発ゼロへなんて言っていたけど、もうそれが嘘であることがミエミエになった。とにかく枝野大臣は詭弁使いの名人だな。

 だいだい、政府は2030年”まで”のエネルギーの在り方について検討していた筈なのに、出された話は2030”年代”になっている。もうここで最大10年の開きがある。この時点で到底信用できないのだが、大間原発や島根原発三号機建設容認するなんて愚の滑稽である。原発の稼働期間は一応、最大40年にするつもりらしいが、今から建設して完成してから40年なんて言ったら、30年代ゼロにならない。

 もっとも、途中で停止して廃炉にすることも可能だが、それでは建設費用は無駄になる。財源がないと詭弁を使って消費増税するのに無駄使いは容認するのか。もう呆れ返るばかりだ。結局、経団連や読売などの原発推進派、それにアメリカなどから圧力があったから、気配りをしているんじゃないかと勘ぐってしまう。

 もはや原発の安全性という視点ではなくて、放射性廃棄物の処理をどうするかが決まらない限り再稼働させてはいけないと思う。新規建設なんてあり得ない。原発の維持、推進を声髙らかにいう人達からは、この処理についての所見をあまり聞かない。そもそも、未来の子供達にツケは残さないと言って消費増税を決めた連中が、数万年後の未来まで危険を残す放射性廃棄物の処理に沈黙していること自体おかしな話だ。

 まあ、こんなことを私がここで吠えてみても、今の生活が維持できないなら原発はやむを得ないとか、経済が衰退するとか、数限りない原発推進キャンペーンを鵜呑みにされている方々からみれば、負け犬の遠吠えなのだろう。そして、次期衆院で多数を取るであろう自民党の総裁候補全部が原発推進派だ。このままならバンバン再稼働し、新しい原発もバンバン生まれるかもしれない。もう狂ってるなこの国は…orz。

 

2012年9月14日 (金)

ユーシン渓谷(玄倉川林道)マラニック-その4(これが最後)

 玄倉第二発電所をすぎて、数分行くと、対岸から同角沢が入ってくる。これから少し進むあたりで渓谷美は姿を消して広い河原になっていく。こういう景色を楽しみながら、走ったり歩いたりするのは気持ち良い。

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  ユーシンロッジまであと400mの道標。ここから右に上っていくと、雨山峠経由で寄経由で渋沢に出ることができる。戦前この林道がなかった頃、先の同角沢などへの沢登りをする人たちは、この道を通ってきたと、ものの本には書いてある。Ncm_0277 

 川を渡りユーシンロッジに到着!約1時間半。現在、ここは使用されていない。今後、また復活することがあるのだろうか?地元民としては復活して欲しい。

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 ここから先も林道は3㎞ぐらい続いているが、私には未知の世界。今回はスポーツドリンクだけしか持ってきておらず、エネルギーが切れてヘロヘロになって下るのも嫌だったので、当初の目的通り、ここで少し休んで引き返すことにした。

 帰りは下りなので楽に思えたが、それでも景色を堪能するために何度か立ち止まり、また、切り立った小石を避けながら慎重に走ったので、結局、70分ほどかかった。まあ、時間は気にしていないので、どうでもいい。それよりも、都合3時間半以上、有酸素運動できたのが非常に大きい。アキレス腱も今のところ大きな問題はない。とても有意義な練習だった。

 丹沢湖は家から20分もあれば行ける距離なので、今度は11月初旬の紅葉真っ盛りの頃に来てみよう。

【追記】

 路面状況は舗装、未舗装入り混じっています。先端が尖った小石が多いです。また、2年前の水害により沢からは大量の砕石が流入している箇所が多々あります。もともと道が脆いので川側の路肩はあまり近づかない方が良いです。とにかく、この林道で一番怖いのは落石で、二番目は熊との遭遇です。


ユーシン渓谷(玄倉川林道)マラニック-その3

 石崩隧道を抜けて左側を見たところ。石英閃緑岩に流れる清流が心を癒す。紅葉時期は最高だろう。

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  そして、すぐ正面には玄倉ダム。ダムと言っても、発電用に取水するために作られたもので、ここから丹沢湖からすぐ上流にある玄倉第一発電所へ送水される。ここまでビジターセンターから7㎞ぐらいかなぁ。なんやかんや1時間ぐらいかかっている。Ncm_0272 

 上記ダムのすぐ上流の対岸に玄倉第二発電所がある。水の綺麗さを伝えられないのが残念。この辺りは道の勾配もきつくなく楽に走れる。
 

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 もともとは、こういう素掘りのトンネルばかりだった。この隧道を出た辺りで釣り2人に合った。「えっ、走ってきたんですか?」なんて言われ、少し恥ずかしい。だいぶ歩いているからだ。 

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ユーシン渓谷(玄倉川林道)マラニック-その2

 長くなりそうなので、3回ぐらいに分けようと思う。

 ゲートを通過すると、谷はいよいよ深くなっていく。ここからがユーシン渓谷の始まりとも言える。

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 そして、これが昨年新しく出来た新青崩隧道。左側に少し進むと古い隧道があるが、崩落の危険があり通行することは出来ない。古い隧道は、素掘りで作られて懐中電灯がなければ、真っ暗で下手をすれば頭をぶつけたりしてとても危険だったが、新しい隧道はコンクリート製でしかも地面は舗装されている。ただ、中はS字状になっているから、本当に真っ暗であり、懐中電灯、もしくはヘッドライトは必需品となる。

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 下記はこの隧道を上流側から撮った。仏岩と呼ばれる切り立った岩肌の中をS字カーブでトンネルが掘られている。右側は断崖絶壁だ。

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 そして、次にあるのが石崩隧道。ここは直線なのだが中は暗い。

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 この新青崩隧道、石崩隧道の近辺がユーシン渓谷の中核になる。この辺りは勾配も急で足元も悪いので、行きは大人しく歩いた。










ユーシン渓谷(玄倉川林道)マラニック-その1

 今日は地元山北町の秘境と言われる玄倉川を丹沢湖からユーシンロッジまで(片道約10㎞)、マラニックに行った。ちなみにマラニックとは「マラソン+ピクニック」からきた造語で、野山を走ったり歩いたりすることだ。

 玄倉川についてのことは、また別途詳しく書くが、かつては丹沢黒部とも呼ばれるほど、急峻な渓谷が形成されているところだ。その脇を通るのが玄倉川林道である。途中にあった素掘りのトンネルが2007年より通れなくなり、ようやく昨年暮れから歩行者及び林道関係者のみが通行できるようになった。

 先日、私の友人がトレーニングがてら走ってきたと言われ、私も10数年ぶりに行く気になったのだ。

 今回の目的は3つ。1年近く走っていない20㎞オーバーという距離を体に刻み込むことと、有酸素運動を3時間程度続けること、それに標高差450m以上の林道を走行することによる脚作りだ。だから、端から急なところは歩こうと決めていた。また、まだアキレス腱に不安を抱えているので無理はしないということも念頭に置いた。

 

 ルート図。

 Photo

 地図にはふれあいランドとなっているが、実際は丹沢湖ビジターセンターをスタート地点にした。ここには無料駐車場があるのだが、開園は9時からということで、7時に着いてしまった自分はここから1.5㎞程戻った広場に車を停めて、7時15分ごろスタートし、この地点を出発したのは7時半ごろだった。

 

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 スタートから2㎞程進むと、一般車両通行止めゲートがある。右手には駐車場があるので、休日はここまで車で入る人が多いし、途中に採石場もあり、大型ダンプが通るから、注意が必要だ。

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2012年9月13日 (木)

【原発ゼロ「米にも影響」 米副長官】の記事を読んで思うこと

 原発ゼロ「米にも影響」(東京新聞)http://bit.ly/U8BO8S。…もうどこまでアメリカに隷属するのか(怒)。こんなの露骨な脅しではないか。それに、経団連の米倉会長も首相官邸に電話して、総理に文句を言ったようだ。いろいろな言い掛かりをつけて原発ありきの世論に持っていこうとする原発推進派には憤りを隠せない。

 そもそもアメリカだって、原子力規制委員会がちゃんと機能して、核廃棄物の処理が見込めない新規の原発建設は認めないと表明したはずだ。仮にアメリカがそう脅すなら、日本で出た核廃棄物は全て引き取れと言いたい。それが出来ないなら、いちいち文句を言うな。同様のことは経団連にも言える。あなた方がそんなに原発を進めたいなら、原発にかかる補助金を全て負担しろと。そして、自分達の工場敷地に廃棄物を埋めろと。

 事故から1年半経っても収束の見込みすら立たず、未だ10数万人の人が故郷に帰れない。この事実をどう受け止めるのか?経団連の記者クラブ連中はこうした質問をしないのか?自分達のスポンサーとなっている経済界には批判できないのか?もう呆れ返るばかり。

 もっとも民主党なんて次回選挙があれば大敗するのは明らかで、また自民党が復活すれば、総裁候補は全て原発推進派なのだから、その内、ひっくり返るだろうとアメリカは考えているのかもしれない。若い頃はアメリカに憧れたものだが、近年は帝国主義を貫く、最悪の国としか思えない。

 尖閣や竹島、北方領土問題、ものの本を読めば、全てアメリカが関わっている。紛争が起これば、得するのはアメリカになるように、ずっと前から仕込んできたのだ。中東も同じかもしれない。

 ただ悲しいかな、私のような者がいくら叫んでも何も変わらない。だけど、こういう認識が少しずつ広がっていくことが重要だ。アメリカ隷属からの脱却を心から願う。

2012年9月12日 (水)

「誰が小沢一郎を殺すのか?」(カレル・ヴァン・ウォルフレン著)を読んで思うこと

 2009年、民主党が歴史的な政権交代を遂げたものの、その時掲げたマニフェストを完全に反古にするばかりか、シロアリ退治(行政改革)するまではやらないと言っていた消費増税を命がけでやるという暴挙を行った。騙された私は怒り心頭で、このブログでも散々批判してきた。

 なぜ、こんなことが起こるのか。結局、この国は民主主義国家ではなかったということだ。表題は「誰が小沢一郎を殺すのか?」という衝撃的なものだが、実際には検察やメディアが、いかに民主主義を抹殺するのか?ということを、小沢氏の例を挙げて述べている。

 この国では、よく「出る杭は打たれる」というけれど、打っているのは、自分達の慣習や従来のやり方を変えるのを恐れる検察(官僚)並びにメディアということなのが良く分かる。そして、誰かが明確に指示して行っているのではないから質が悪い。明治時代に作られた非公式の体制維持システム(官僚とメディアが相互作用して体制を維持すること)が脈々と続いているのは、空恐ろしい。

 また、孫崎亨氏の「戦後史の正体」でも指摘しているように、背後にはどうしてもアメリカの意向がある。だけど、それもアメリカのジャパンハンドラーと呼ばれる人達が日本の誰かに指示している訳ではなくて、日本側が彼らの意向を忖度しているというのも合点がいく。そういうアメリカの連中に気に入られたい人達が、実は沢山いて、別に徒党を組んでいる訳でもないのに、一蓮托生の動きをして、民意を捻じ曲げていくのだ。何とも嘆かわしい限りだ。

 でも昨年の震災以降、少しずつだが変化が見られる。私を含めて、今まで信じていたメディアや学者というものに疑いの目を向ける人が増えてきたからだ。またネット(SNS)の普及によって、今まで知らされてこなかったことも分かるようになってきたことも大きい。この流れが少しずつだが、体制維持システムに風穴を開けて、真の民主主義国家になることを期待したい。

 

2012年9月11日 (火)

「18歳以下1人が甲状腺がん 福島健康調査8万人分析」の記事を読んで思うこと

 「18歳以下1人が甲状腺がん 福島健康調査8万人分析」http://bit.ly/QHtAmc。このニュースはかなりショックだ。そして、チェルノブイリでは4年後が最初だったから、今回は違うという反応に愕然たる思いがする。かねてより私が危惧していた状況が始まってしまったのだ。

 確かに確率論的に言えば、偉い学者さんの言われることのとおりだろう。だけど、チェルノブイリ原発事故の時は、まだ旧ソ連邦であって、情報統制甚だしい時代だし、それ以降もソ連邦を離脱した国々は慌ただしい時であって、4年後というのが確実なのかどうかは全く不明だ。そういう背景を無視して、4年経っていないから、今回の原発事故とは関係ないなんて早計に言えるはずがない。

 この調査の統括とも言える福島県立医大の山下俊一氏はミスター100mSv/年と呼ばれるくらい、放射線に対しては安全を強調する人物だから、この見解はあまり信用できない。何度もブログで書いているけれど、人が受ける放射線には閾値なんてないのだから、個人の体調によって、幾らでも変わってしまうのだ。

 まして、甲状腺がんに罹った子供の年齢や住んでいた地域などの詳細が分からないから、いっそう不安に拍車をかける。個人情報保護が当局の盾になっているが、個人を特定できない方法で、しっかり情報を流さないと、疑心暗鬼になるばかりだ。被曝した全員が甲状腺がんになるわけではないが、こと自分の家族となれば、単に確率論では納得しないはずだ。

 悲しいかな、本来なら国民の生命と財産を守る国が、こういうリスクに対して意識が薄い。因果関係が分からないと言えば、裁判でも勝てると踏んでいるのだろう。かつての公害問題と似たような対応になっている。結局、尻拭いさせられるのは、後世の人達になる。自分自身の責任は回避し、次世代につけ回しする有様は、同じ人間として軽蔑に値する。

 そして、もっとも悲しむべきは、本来なら新型インフルエンザ以上に危機感を持たなければいけないのに、こういう報道は大々的にメディアスクラムを組んでまでされないから、ほとんどの人が知らないことだ。本当の恐怖はこれから始まるのに、何とも悠長なことではないか。

 この患者の親御さんは、今頃、どういう気持ちなんだろうか。とても気になる。早期発見であれば助かる可能性は高いけれど、身体にメスを入れるというのは、苦痛以外のなにものでもない。でも、命のことを考えれば仕方なく、最善の治療をさせてあげて欲しいと願うばかりだ。

 

2012年9月10日 (月)

明日で震災から1年半-自戒と反省。

 明日で震災から1年半になる。決して被災地のことを忘れたわけではないけれど、去年のような災害ボランティアに行けないでいる自分が情けなく感じる時がしばしばある。今は生活するのがやっとだから仕方ないと思いつつも、結局、保身なのではないかという思いが葛藤している。

 去年、被災地に行かなければ、その記憶も段々薄れていったかもしれない。今、あの場所はどうなっているだろうか?時折、思うこともある。特に私の南相馬は津波被害だけでなく、原発事故によって市が分断されてしまった。twitterのタイムラインなどで、現地の様子は多少フォローしているが、元の姿に戻るのは困難極まりないようだ。

 昨夜、NHKスペシャルで復興予算が満足に使われていないことをやっていたようだが、見逃してしまった。この予算執行のことは、新党きづなの斉藤やすのり議員が以前からツイートしていたので、だいたいのことは知っていた。だから、この特集を観ると、余計に腹が立ってしまうだろうと思ったからだ。案の定、自分のTLにも憤りのツイートが沢山入っていた。

 そもそも復興庁が被災地ではなく、東京にある時点でおかしいことに気づいてブログにも書いた。被災地の需要は一様ではないのだから、くだらない査定などはせず、使い方は現地に任せれば良い話だったのだ。何でもかんでも中央が決める。千年に一度の災害などと言いながら、予算配分の仕組みは従前どおり。これでは復興に弾みがつくはずがない。その上、消費増税だ。被災地で何もかも失った人々には過酷な仕打ちではないか。

 騙されたとは言え、こんな非道な仕打ちをする民主党政権に一票を投じてしまったことは大いに反省している。そして、貧乏な自分なりにどんな支援ができるか、考えて実行したいと思っている。

 

2012年9月 9日 (日)

マスコミの政局報道に辟易しているのは自分だけか?

 先月、参院で野田首相に対する問責決議案が可決されてからというもの、テレビ、新聞は自民党の総裁選、民主党の党首選といった政局報道ばかりのような気がする。それに加えて維新の会ときたもんだ。もっともテレビは夕方の30分ぐらいしか見ないし、新聞も実家で両親がとっている読売をサラッと見るだけだが、正直言って、うんざりしている。

 そりゃあ、マスコミは政権がまた変わるとなれば、大騒ぎして、それに釣られて視聴率が上がったり、政党宣伝のためのスポット広告が入れば儲かるから、嬉しいだろう。それによって、震災からの復興や原発事故後のエネルギー政策のニュースが少なくなっていないだろうか。

 だいたい、自民党や民主党の党員でもない人は、総裁や党首を選べないのだから基本的にはあまり関係ない。もっとも、世論調査(操作)とやらで、人気の高い候補を選ぶ傾向にあるけれど、選ばれたトップを見て、いつになるか分からない衆院選で意中の党に投票するしかないのだ。

 特に自民党は次の選挙で比較第一党になるのは間違いないと言われているから、もう皆、テンパっていて、多数派工作に必死だ。今の自民党は政権与党当時とと何が違っているのかさっぱり分からないのに、そんな党がまた返り咲いて良いのかと甚だ疑問に思う。まして、もはや息の根を断たれたと思っていた長老と呼ばれた人達が、ゾンビのように復活し雄弁に語っているのは、ホラー映画のようだ。

 また民主党に至ってはもっと酷い。嘘つき連中がさらに輪をかけ始めた。APECでロシアのプーチン大統領と30分だけ会談した野田首相は12月の会談を約束したのだ。本人は外交の継続性なんて言っているが、それまでは解散しないと明言したようなものだろう。

 そして、党首選も今日になって、原口氏が立候補を表明したが茶番劇としか思えない。野田氏とは松下政経塾の仲間ではないか。原口氏はいろいろ現政権に対して批判しているけれど、消費増税法案は欠席したり、TPP等についても断固たる態度はとらなかった。こういう中間派と呼ばれる人達が、結局、現執行部をサポートしているのだ。だから、全く信用できない。

 最後に、大阪維新の会改め、日本維新の会になるようだが、こちらはだんだん正体が見えてきた。私は現在の霞が関主導が崩壊するなら、こういう過激な人達が出てきてもやむを得ないと思っていたのだが、維新八策やバックにいる人を見てガッカリした。まるで、小泉政策の焼き直し、つまり新自由主義ありきの政策ではないか。法的に問題なければ、勝った者が負けた者を支配する。勝った者がルールを変え、弱者は切り捨て、伝統文化は破壊する。自分達さえ良ければ、それで良いという思想。もう、うんざりだ。

 今、カレン・ヴァン・ウォルフレン氏の「誰が小沢一郎を殺すのか?」を読んでいる。とても鋭い。その感想はまた別に書くとして、結局、今上げた3党では、アメリカをバックにした官報複合体は壊せないということが分かる。既に、その連中の掌の中にあるからだ。

 ただ、こんなことを考えている人なんて私を含めて少数で、大々的に発表したら良い笑いものになるだろう。でも、将来、日本が没落して、負け組の私などは喰うに食えなくなり路上生活するかもしれないけれど、あのターニングポイントの時、何か意思表明したという事実だけ残れば本望だ。笑うなら笑え。

2012年9月 7日 (金)

【「いじめ確認できず」=中1生徒の自殺―札幌市教委】の記事を読んで思うこと

 「いじめ確認できず」http://bit.ly/NUAdkh。それでは、自殺した子供は、手帳に嘘を書いていたのか?あるいは、自分がいじめられていると妄想した挙句に飛び降りてしまったのか?私が親なら当然、こういう疑問が残る。

 大津の中学生のいじめ自殺から、マスコミが大々的に取り上げるようになったけれど、中学生や高校生のいじめ自殺ぐらい、悲しいことはない。まだ、生まれて十数年しか経っていないのに、何故、自ら命を絶たなければいけないんだ。この頃は自我に目覚め、いろいろなことに葛藤し悩むことも多いだろう。だけど、よほどのことがない限り、そういう行為には及ばない筈だ。

 別に札幌市教育委員会の調査結果が間違っているとは言えないが、一つだけ引っ掛かるのは、アンケートが記名式であったということだ。学校の暗部とも言えるいじめを、記名で訴えることに抵抗がないとはいえない。私なら、いじめた生徒の顔色を伺って、知らないと答えてしまうかもしれない。

 もっとも市教育委員会は第三者を入れた調査委員会を設置し、原因の追究と再発防止策を検討すると言っているようだ。今はその結果を待つしかないのだが、何とか真相を究明して、こういう悲劇が無くなることを望みたい。

 

2012年9月 6日 (木)

「2段階で「原発ゼロ」 政府、エネ戦略で調整」の記事を読んで思うこと(怒)⇒今夜は愚痴のオンパレードになってしまったorz

 分かりきっていたことだが野田政権っていうのは国民無視も甚だしい(怒)http://bit.ly/R8L4wY国民の意見を聞くなんて言っておいて各地で討論会を開催したり、パブリックコメントを求めたりして、大半が2030年時点では原発ゼロを選択したのに、この結論に導こうとしている。怒りで手が震える。

 そもそも国民との約束を平気で裏切る連中だから、何をどう言おうが全く信用しないけれど、何でここで15%なんて数字が出てくるんだ。今だって、電力不足詐欺で大飯原発2基を動かしているけれど、仮に動いていなくても十分足りているではないか。そうした批判を避けるかのように、原発ゼロにしたら電気料金は今の倍になるなんて脅す。呆れ返るばかりだ。馬鹿にするのもいい加減にしろって言いたくなる。

 そして、もっと呆れるのは、原子力規制委員会の人事だ。本来なら、国会が同意しなければ任命されないが、問責決議が下り、事実上、国会が閉会したとなるや、例外規定を持ち出してきて、首相自らが任命するという暴挙に出るらしい。原子力マフィアの政治家支配は恐ろしい限りだ。

 国会議員って言うのは、国民の代表なんだよ。それが官僚や電力会社をコントロール出来ないなら、もう国会議員なんていらない。財務省しかり、経産省しかり、もう自分達で決めた路線は、どんな詭弁を使っても仲間の記者クラブを使って世論操作し、利権を守ろうとする。その代わり、国民投票か何かで事務次官クラスを選ばせろと言いたい。(ああ、書いていて、腹立たしくなってきた)

 今日もネット上では懸念が高く指摘されていたACTAなる条約があっさり批准されてしまった。もう権力側やお金持ちが都合の良いようにどんどん進んでいる。マスコミは政局報道ばかりで、こんなことは伝えない。選挙になれば民主党が惨敗するのは明らかだけど、自民党が政権に戻っても同じような状況が続くと思うと、頭が痛い。我々、貧乏人は搾取され続けるだけになってしまうのだ。

 しかも、こんな怒りをもっているのはごく一部の人間のようだ。あれだけの大震災があり原発事故があり、デフレが20年も続き、シャープやNECが経営危機に陥っても、そんなことに関心がない人だらけ。皆が気付いた時にはもうお終いなんだ。こんなブログで叫ぶしか能の無い自分が情けない。でも、書き続けてやる。

2012年9月 4日 (火)

ドイツには全く歯が立たなかったヤングなでしこ

 明日も朝早いから寝ようと思っていたのだが、今夜のU20W杯日本vsドイツの試合で、日本が惨敗してしまったので、まずい酒を飲みつつもなかなか眠くならない。

 当初から、ドイツは最強であって今大会は無失点で切り抜けていることから、日本の苦戦は想定内だった。ホームアドバンテージだけに望みをもっていたのだが、わずか開始一分で失点してしまうと、それからは全くと言っていいほど、日本の良さが見られず防戦一方となり、安易なミスから失点を重ね、前半20分までに3失点と、見てはいられない展開になってしまった。

 体格、スピード、運動量、技術力、全て上回っていた。完敗だ。日本を研究していたのだろうが、前線からプレスされパスの起点を塞がれてしまい、なすすべがなかった。そこでミスを犯したところを逆手に取られ、物の見事に決められてしまった。私は前半で3点リードしたチームが負けた試合を観たことがない。

 後半、日本の動きが良くなったとも思えるが、それはドイツがセーフティな試合運びをしたからであって、最終ラインは全く崩せなかった。やはり、今まで対戦したチームとは違うのだ。非常にいい経験になったと思う。この悔しさをバネにして、3年後のW杯や4年後のオリンピックに期待したい。

WBC不参加表明を撤回。-情けない、プロ野球選手会。

 プロ野球選手会が、結局、WBCへの参加を決めた。個人的には落胆している。まあ、いろいろなところから圧力があったのだろう。これでは単なる条件闘争で多少譲歩を引き出せたから先の方針は撤回します、ということで、完全なる敗北だ。MLB側は物見遊山で出場して、日本や韓国が本気で行くなんていう馬鹿げた大会を3度観るほど、私もお人好しではない。

 そもそも”ワールド”なんて言葉自体が怪しかった。とにかくベースボールはMLB=ワールドなのだ。過去2度観てきて分かったことは、MLB側の上から目線。もう、うんざりだ。それでMLBを儲けさせるなんて馬鹿げているとしか言いようがない。選手会は”野球の発展の為”などと言うが、WBCの本質を知った子供達が、素直についていくだろうか。

 私の子供の頃は、空き地があれば、野球をやる子供で一杯だった。私自身、毎日のように空き地で上級生や友達と、ゴムボールを使ってだけど、やっていた。今、そんな光景は全く目にしない。その代わりサッカーをやっている子供は多く見かける。完全に変わってしまったのだ。

 野球は五輪から外されてしまい、世界大会というものは無くなってしまった感があるけれど、純粋に最高レベルの試合を観れるWBCならまだしも、選手自体からリスペクトされない大会なんて単なる興行でしかない。だから、今回、日本が不参加になって、大会自体の在り方を考え直させる良い機会だった。

 奇しくも、野球解説者の板東英二氏が、プロ野球は10年後にはマイナースポーツになると、ブログで書いていたようだが、抜本的な改革が出来ない限り私もそうなっていくと思う。あとは誰が監督に選ばれ、どんな選手が集まるかだけが見物であって、試合自体は見ることはないだろう。怪我でシーズンに支障が無いように祈るばかりだ。

 

 

2012年9月 3日 (月)

これは政府による世論操作だろうな。

 今日、NHKや読売新聞が「尖閣諸島は政府購入で合意」というニュースを流したが、TBSの朝ズバでは地権者側が「東京都への売却は変えない」と答えたようだ。http://bit.ly/RAR40y

 なんでこんな食い違いが起きるのかは素人でも分かる。NHKや読売はちゃんと地権者側に確認を取らなかったからだ。政府側が積極的に「こう書いてくれ」と言った訳ではないと思うが、それに近いようなことは間違いなくやっているはずだ。

 手口としては、語っているのは政府筋となっているから、官邸の役人(ナンバー2クラス)か首相補佐官辺りが、懇意にしている記者に漏らしたんだろう。それを裏取りしないNHKと読売が記事にしたような気がする。

 相変わらず、大本営発表をそのまま流す酷いメディアだ。何回もブログでマスコミ批判しているけど、本当に戦争中と全く変わらない体質に呆れるばかりだ。そして、おそらく検証すらしないし、何らかの言い訳をつけて正当化しようとするのがミエミエである。

 もう、この官報複合体を壊さないと、この国は本当に誤った方向に行くような気がしている。消費増税、TPP、原発、オスプレイ等々、み~んな、政府に都合の良いような報道ばかりとしか思えない。

 もっとも、最近はニュースを見ても、まず疑ってかかるようにしているし、ネットで様々チェックしてからでなければ、安易に鵜呑みにすることはなくなっている。そのネットもACTAなんていうものによって、規制しようとしているから怖い。満足に国会審議も無く、事実上国会が止まっているのに民主単独で可決させようとしてるのだ。

 どうして、こんな不条理な事ばかりがまかり通るのか。暗澹たる気分でいっぱいだ。

 

 

 

2012年9月 1日 (土)

「国の指針を完全無視! 東電が汚染被害者への賠償を勝手に打ち切り宣言」の記事に憤りを隠せない

 実はこの話は木曜日(30日)の夕方TBSのニュース番組で知ったのだったが、内容はこちらが詳しいので、この記事を引用させてもらった。http://nifty.jp/OsocVl

 正直言って、憤りを隠せない。自分達は税金で守ってもらったのに、被害者にこの仕打ちはないだろう。監督官庁の経産省は何も指導しないのか。もっとも、国の指針も被害者側にとってみれば、かなり甘い。

 少なくとも空間放射線量が国で定める年間1mSv以下になって、普通に生活が出来るようになるまでは、何らかの形で補償するのが当然ではないか。それとも旧屋内退避区域っていうのは年末になれば元通りの生活が送れるのか。未だに放射性物質の拡散が収まっていないのに、そんなわけがないだろう。

 そんな大甘な指針さえも無視する東京電力の経営陣は本当にあの事故を反省しているのか。人の血が通っているのか。何でもかんでも自分達の都合の良いように解釈して、被害者を苦しめるなんて絶対におかしい。本来ならマスコミがスクラムを組んで総攻撃しても良さそうな問題なのにそれもしない。本当に一部のメディアだけが頑張って伝えているのみだ。

 おそらくこの話だって、国民の多くが知れば、”けしからん!”という声が多く上がり、監督官庁へ抗議が多数行くだろう。そして、少なくとも改善措置は出されるだろう。原発推進の立場をとるメディアは、こうしたことに配慮して伝えないのかもしれない。日頃は、世論〇〇だ、国民の声は〇〇だ、なんて声高に言っていながら、こういう姿勢をみれば、その本心がよく分かる。もういい加減、東電に対する治外法権は止めて欲しい。そして、一刻も早い原子力マフィアの解体を願う。

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