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2012年9月12日 (水)

「誰が小沢一郎を殺すのか?」(カレル・ヴァン・ウォルフレン著)を読んで思うこと

 2009年、民主党が歴史的な政権交代を遂げたものの、その時掲げたマニフェストを完全に反古にするばかりか、シロアリ退治(行政改革)するまではやらないと言っていた消費増税を命がけでやるという暴挙を行った。騙された私は怒り心頭で、このブログでも散々批判してきた。

 なぜ、こんなことが起こるのか。結局、この国は民主主義国家ではなかったということだ。表題は「誰が小沢一郎を殺すのか?」という衝撃的なものだが、実際には検察やメディアが、いかに民主主義を抹殺するのか?ということを、小沢氏の例を挙げて述べている。

 この国では、よく「出る杭は打たれる」というけれど、打っているのは、自分達の慣習や従来のやり方を変えるのを恐れる検察(官僚)並びにメディアということなのが良く分かる。そして、誰かが明確に指示して行っているのではないから質が悪い。明治時代に作られた非公式の体制維持システム(官僚とメディアが相互作用して体制を維持すること)が脈々と続いているのは、空恐ろしい。

 また、孫崎亨氏の「戦後史の正体」でも指摘しているように、背後にはどうしてもアメリカの意向がある。だけど、それもアメリカのジャパンハンドラーと呼ばれる人達が日本の誰かに指示している訳ではなくて、日本側が彼らの意向を忖度しているというのも合点がいく。そういうアメリカの連中に気に入られたい人達が、実は沢山いて、別に徒党を組んでいる訳でもないのに、一蓮托生の動きをして、民意を捻じ曲げていくのだ。何とも嘆かわしい限りだ。

 でも昨年の震災以降、少しずつだが変化が見られる。私を含めて、今まで信じていたメディアや学者というものに疑いの目を向ける人が増えてきたからだ。またネット(SNS)の普及によって、今まで知らされてこなかったことも分かるようになってきたことも大きい。この流れが少しずつだが、体制維持システムに風穴を開けて、真の民主主義国家になることを期待したい。

 

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