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2012年9月28日 (金)

「さもしい人間 正義をさがす哲学」(伊藤恭彦/新潮新書)を読んで思うこと

 この本は9月19日、東京FMタイムラインの書考空間というコーナーで紹介された。

 【内 容】 現代人は「人類史上最もさもしい人々」かもしれない。次々に表れる新しい機器、膨大な消費電力、捨てるほどの食料…その陰にある犠牲に目をつぶりながら、快楽を貪欲に追及し続けている。この「さもしさ」から私たちは逃れられないのか?

 私は昨年の震災以降、政府やマスコミの対応に大きな失望感を抱き、彼らが平気で行う詭弁に対して憤りを感じてきた。と同時に被災者に対する自分の無力感も痛感した。私が何気なく使っている電気のために、間接的ではあるが、今なお、数万人の方々が避難を強いられているかもしれないなんて思ったりもした。

 こうした何とも言いようがない気持ち、この本では「もやもや感」を呼んでいるが、それを解消するにはどうしたら良いかのヒントが書かれているのかもしれないと思い読むことにした。

 なるほど、この本に書かれているように世界の状況を見れば、私のような日本では負け組と呼ばれる人間でさえ「さもしく」思える。私たちが生きていく上では必ずと言っていいほど、誰かが犠牲になっているということがよく分かる。そして、その「さもしさ」を解消する方法も納得できる。

 少し救われたのは、私自身が少なくとも本書に書かれている最低限の正義は守ってきたということだ。なかなか実行できないジレンマに駆られているけれど、不遇な境地に置かれている人達のことは忘れてはいない。このことは今後も続けていって、自分の「もやもや感」が払しょくされるようにしていきたい。

 

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