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2012年10月11日 (木)

「東電OL殺害、検察が無罪主張へ…第三者DNA」の記事を読んで思うこと

 東電OL殺害、検察が無罪主張へ…第三者DNA(http://bit.ly/RggUqZ)。無実の人から18年も自由を奪っておいて恥ずかしくないのか。まずは検察庁長官がオープンな記者会見を開いてちゃんと謝罪するべきだろう。奪われた時間はお金では解決できない。

 この事件については、私もブログで何度か書いてきた。佐野眞一さんの本も当然読んでいるし、ことの経緯は大筋で理解しているつもりだ。この冤罪事件で私が憤るのは、ゴビンダさんに対しては一審では無罪判決が出ていたのに、それでも釈放せず、しかも、2審を開始してから新たな証拠も出ないまま、短期間で無期懲役の判決が出されたことだ。そして、高裁が再審開始を決めてからも、検察側はそれを不服として何度となく、妨害工作を試みた。

 また何で今頃、被害者の爪のDNA鑑定なんてする必要があったのか。結局は再審でまた有罪にしようとしたからだろう。自分達の失敗や責任は最後の最後まで認めようとしないエリート官僚の鏡のような方々には、心底軽蔑する。

 おそらく再審で検察が無罪を主張するとなれば、簡単に裁判は終わってしまう。それ自体は良いことだけれども、何でこんな冤罪事件に至ったのかという真相については闇に葬られることになる。このような冤罪事件に対しては、検察、裁判所の意思決定過程をつまびらかにして原因を究明し、根本的な構造を解決しない限り、このような悲劇はこれからも続いてしまう可能性が高い。

 そして、この捜査に関わりゴビンダさんを犯罪者にした人達は一切罪に問われないのも腑に落ちない。賠償金だって、税金から支払われるのだ。何で検察や裁判所の犯した罪を我々国民が背負わなければいけないのか?裁判所に関しては、国民投票が一応あるから仕方ないとして、検察に対しては何も行動できない。こうしてブログで批判するのが精いっぱい。

 この記事を書いた読売新聞でさえ、表立って検察や裁判所の批判はしていない。ただ、事実を書いているだけだ。陸山会事件のようにもっと騒ぎ立てて、世論を煽るのが筋だろう。検察と裁判所は絶対に改革しないといけない。もはや北朝鮮や中国の裁判なんて馬鹿みたいなどと、笑える次元ではなくなった。国民が納得いくような改革ができないなら法治国家なんて言えない。第三者を入れた早急な改善を望む。

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