« 【妄想】プロ野球を面白くする方法 | トップページ | 夜間運転バスの規制導入は良いけれど…?。 »

2012年11月 4日 (日)

11月4日テレビ朝日【「ザ・スクープスペシャル」真相~DNA一致せず】を観て思うこと

 昨年の震災以降、失望している報道番組が多いけれど、各局1つか2つは良心的に思える番組がある。テレビ朝日では、今日観た「ザ・スクープスペシャル」もその一つだ。http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/

 今日の番組テーマは「第2の東電OL事件か?」などという触れ込みだったので、興味を持って観ることにした。内容は、姫路市内の郵便局強盗で懲役6年の実刑判決が確定し服役を終えたナイジェリア人国籍の男性が無罪を訴えて再審を請求していることだった。その再審請求の理由としては検察が裁判所に提出した証拠に不可解な点があることと、返還された証拠物から検出されたDNAがこの男性のものとは違っていたという点だった。

 正直言って、観ながら恐怖を覚えた。他人事ではないからだ。自分がやっていないことでも、簡単に犯罪者にされてしまう。検察には「無罪推定」という理念がないのか?また裁判所は検察の揃えた証拠や供述をただ鵜呑みにするところなのか?本当に法治国家と呼べるのか?と様々な疑問が浮かぶ。

 しかも今回はこれだけ無罪たりうる証拠が揃ったのだから、再審になるのが当たり前なのに、国外退去処分を進めようとしているのだ。あくまで自分達の失態は無かったということにしたいとしか思えない。

 検察という組織は、先日の東電OL事件の再審で無罪判決がほぼ確定しているにもかかわらず、真摯に謝罪しない態度をとっている立派な方々なので驚きはしないが、人間としては最低ではないか。彼らに性善説は通用しない。

 さすがに裁判所もこの証拠を突きつけられた手前、先日は国外退去処分にしなかったようだ。でも素人からみれば、検察も裁判所も一心同体のような気がするから、この先どうなるか分からない。

 いろいろな識者の方が指摘しているように、こういうことが起きない為には、全面可視化と全ての証拠開示を義務づけることが必要なのだということがあらためて分かる。もっとも、これで完全に冤罪撲滅になる保証はないけれど、泣き寝入りの状態を少しでも引っくり返せる可能性は出てくる。

 この再審請求についての記者会見は一応、各社が取り上げていたようだ。でも、大々的には取り上げていないような気がする。出来れば、今回の番組をきっかけに、各マスコミが追いかけ取材を行って世論を喚起していくことが望ましい。

 足利事件でもそうだったが、世論が検察に批判的にならなければ、平気で何事も無かったかのようにする立派な方々だ。世論を盛り上げて、このナイジェリア人の願いをかなえて欲しい。

 【追記】 昨今、検察に媚びへつらう報道機関が多い中で、今回番組作成に当たったテレビ朝日のスタッフは、報道人としての鏡だと感じる。これからも、権力を監視するというマスコミ本来の機能を如何なく発揮して欲しい。

⇒この部分は少し補足を加えて番組宛に送ります。真っ当な報道番組は応援します。

 

 

« 【妄想】プロ野球を面白くする方法 | トップページ | 夜間運転バスの規制導入は良いけれど…?。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

外国人だから・・・に怒りを感じます。日本人も外国人ですよね。中1の娘と、小6の息子に見せたが、これでは、はっきりとした説明が出来ない。「人間、間違えることもある」が言い切れない。
 ある意味みんな一生懸命生きている、みんな同じ。「同じになろうとするか、離れようとするか、」日本も、世界も、世の中も、僕たちの子供たちも、それを求められていると思う。

コメント頂きありがとうございました。
おかしいと思う方々が声をあげていかないと、
変わらないと思います。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219908/56042973

この記事へのトラックバック一覧です: 11月4日テレビ朝日【「ザ・スクープスペシャル」真相~DNA一致せず】を観て思うこと:

« 【妄想】プロ野球を面白くする方法 | トップページ | 夜間運転バスの規制導入は良いけれど…?。 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ