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2012年11月

2012年11月30日 (金)

恐ろしい!「日本維新の会」の政権公約について思うこと

 昨日、日本維新の会の政権公約が発表された。全文を読めるところが見つかっていないのだが、日経の記事に恐ろしいことが書いてあるのだ。http://s.nikkei.com/V7dHaW

 経済政策では、所得減税で消費を活性化させ、法人税減税で企業の国際競争力強化を目指す。最低賃金制度の廃止や解雇規制の緩和混合診療の解禁などの規制緩和策も盛った。

 一瞬目を疑った。これは労働者を奴隷にしても構わないと言っているに等しいと思えるからだ。それなのに今朝から各メディアのサイトを回ってみたが、このことを問題視するような記事になっていない。一体どうなっているんだ?なぜ皆、騒がないんだ?

 これは労働市場の流動化なんてもんじゃない。単純に考えれば、給料は時給100円でもOKで、気に入らないと文句を言ったら簡単に解雇できるということだ。維新の会は国益に反しなければTPPには賛成というスタンスだ。公約に書いてあることは国益に反しないのだから、TPPを促進させて外国から移民を受け入れれば、労働力なんて簡単に手に入るとでも思っているのだろうか?

 日本人を弱体化させるだけとしか思えないではないか。これが新自由主義。自分達さえ良ければ、負けた奴らはどうなっても構わないという表れだ。おそらくこの公約作成の中心には竹中平蔵教授がいることは間違いない。これだけ日本を破壊しておいて、まだ破壊する気か?この一点で絶対支持できない。

 メディアは官僚支配からの打破とか、領土を断固として守るとか、威勢の良いことばかり書いていないで、こういうところもちゃんとチェックして伝えないと不味いだろう。

 もっとも、今日の日本記者クラブの党首会見で、石原代表は公約に掲げられていた「脱原発」を書き直させると言った。本人は細かいところまで見ていないことが歴然としたし、突っ込めば幾らでも変えられるということだ。ということは、選挙さえ通ってしまえば、政策なんて幾らでも変えてしまうのも分かってしまった。

 これは私の妄想だけれど、自分達だけで過半数取れなくても、キャスティングボードを握り、石原さんを総理に担いで好き勝手やろうとしているのかもしれない。とにかく大政翼賛会のような大同団結だけは避けなければならないと思う。

【追記】夕方行われた自由報道協会の記者会見で、ジャーナリスト田中龍作氏が、このことについて質問した。回答としては、このことは知らなかったようで、大阪の連中と摺合せ行うとのことだった。少なくとも石原代表自身は反対のようだ。私の想像は多少なりともあっていたのかもしれない。

 

2012年11月29日 (木)

「電通と原発報道」(亜紀書房/本間 龍 著)を読んで思うこと

 私がテレビや新聞報道に疑問を持ち始めたのは2002年日韓ワールドカップの時だった。当時の日韓友好ムードは異様だった。その後、2009年から始まる陸山会事件、そして、昨年の東日本大震災での原発事故報道で、メディア不信は極限に達した。

 その間、岩上安身氏主催のIWJの会員になったし、上杉隆氏「記者クラブ崩壊」、烏賀屋弘道氏「報道の脳死」、お二人の共著「報道災害【原発編】」、川端幹人氏「タブーの正体!」などを読み、メディアの実態というものが分かってきた。彼らの本質は第4の権力と言いながら、自分達の利益を追求する為に政府や官僚、大手企業に追随することだった。

 ただ、上杉氏や烏賀屋氏、川端氏の本では、大手企業がどのようにメディアをコントロールするかという詳細については分からなかった。そんな矢先、1ヵ月前になるが、岩上氏と著者の対談でこの本の存在を知り、読んでみることにした。

 私は、大手広告代理店の仕事というのは企業がプロモーション活動を行う上でメディアとのパイプ役を担うだけなのかと思っていた。しかし、この本を読んで驚いたのが、広告代理店が企業のリスクマネジメントにも大きく関与しているということだった。当書では不祥事発生からメディアコントロールの過程が具体的で分かりやすい。

 もっとも言われてみれば、クライアント企業に不測な不祥事が起こり、経営基盤が揺らぐ事態になれば、代理店としても困るのだから当然の業務と言える。似たような不祥事を起こした会社でも、メディアの取り上げ方に違いが出るのは、彼らの働きかけによるものだろう。表向きは経営と報道は別と言っても、メディア側も利潤追求の企業だから、スポンサーの意向=広告代理店からの要望は無視できないのも自明の理だ。

 これらのことは、薄々分かっているつもりであったが、元博報堂の筆者の解説ゆえ信憑性が高い。とにかくメディア側はある意味優秀な人材が揃っていて、視聴者や読者を惹きつけるために不断の努力をしているのだ。よほど冷静かつ多方面からの情報を加味しないと、私のような凡人は簡単に誘導されてしまう。

 昨日もブログで書いたが、「日本未来の党」が発足したのをきっかけに、今まで黙殺していた小沢一郎氏のことを各メディアが一斉にバッシングし始めた。これも広告代理店がクライアントである自民党や民主党の意向を汲んで悪意を抱くこともなく忠実に動いているのかもしれない。世論形成の一端が垣間見える。

 多くの人達が、こうしたメディアの実態を知って、きな臭い「空気」に流されないことを節に願う。戦前の過ちを繰り返さないために。

 

2012年11月28日 (水)

「日本未来の党」発足について思うこと

 昨日、滋賀県知事の嘉田由紀子氏が卒原発を柱とした「日本未来の党」を立ち上げた。その要請に応じる形で、「国民の生活が第一」、「脱原発、反TPP~」が解党して早速合流を決め、「みどりの風」も衆議院議員3名も後に続いた。公示までの期間はあと1週間もないけれど、「この指とまれ」方式で参加者を募るらしい。

 これで今まで、脱原発・反TPP・反消費増税という3つの柱を掲げながら、少数政党に分かれていた各党が一気に終結しそうだ。前々から「オリーブの木」構想なるものがあったが、それが実現した形だ。これこそ「小異を捨てて大同につく」ということになろう。

 ただ、こんなことが数日で出来るわけはなく、ある報道によれば、小沢氏と亀井氏が黒子に徹して動いていたようだ。しかも、小沢氏は「無役」になるというのだ。何という大局観だろうか?普通なら石原氏のように「俺が、俺が」で行ってしまいそうなところだ。

 しかし、20年間もダーティーイメージを植え付けられいる小沢氏が表に立てば、マスコミからの総バッシングが始まるのは明白だ。「小沢色を消す」。このことへの配慮から、「無役」になることにしたと推測できる。それでも、今朝から早速、小沢批判のツートップを登場させているメディアもあるのだから、既得権益を持つ人々の小沢氏に対する恐怖感というのは相当深いのだろう。

 小沢さんは囲碁が強い。プロの対局を見ていると、しばしば、大振り替わりと言って、自分の大石を失う代わりに、相手の大石あるいは地を獲得して、最終的には勝利を収めることがある。少なくともマスコミからはほとんど無視された状態から、一気にバッシングされるまでに変わったのだ。まるで今回の行動はそんな対局を見ているかのようだ。

 ただ、これで政権を取れる訳ではない。しかも前回の選挙で分かったことは、「選挙での勝利=政策の実現」ではないということだ。選挙後も支持し続けることが肝心だ。まだ、先が長くなることは覚悟しないといけない。

 でも、何はともあれ、今回の大同団結によって多少なりとも、私の願う形になってきた。そして終末思想からも脱却できそうな兆しが見えてきたのは嬉しい限りだ。この党が我々に明るい未来をもたらしてくれることを期待する。

2012年11月26日 (月)

富士山マラソンの大失態で思うこと。

 昨日の朝、radikoで東京FMのジョグリス(正式にはジョグリス・ランガールズ・サンデー)を聞いていたら、現地から第一回富士山マラソンのレポートが入っていた。その時初めて参加者が23,000名もいることを聞いて驚くと同時に、そのすぐ後の交通情報で富士吉田ICを頭に5㎞も渋滞が出ていることを聞いて不安に思った。間に合うんだろうか?

 私が丹沢湖マラソンから帰ってきて、ツイッターのTLを見ると、何やら5,000人ぐらいスタートできなかったとのことで不安が的中した形となった。その後、大会レポートなどを読むと、その時の状況、参加できなかった方の無念さがよく分かった。

 私は2年前、旧河口湖マラソン1周(27㎞の部)に出場したことがある。その時、フル、1周を合わせて参加者は1万2000人ぐらいだった。だが、キャパシティオーバーは歴然としていた。フルのランナーと1周のランナーがごちゃ混ぜになる形になってしまうのと、道が狭いのにもかかわらず、反対車線には車を通すので危険を感じたのだ。

 個人的には、主催者側の方々も一生懸命やっているとは思うのだが、敢えて、「参加者が多すぎて危ないので減らすべきだ」との意見メールを送った覚えがある。

 今回は名称変更と共に河口湖と西湖を走るようにして、私の指摘したようなことはなくなると思ったのだが、まさか参加者を1万人近く増やしていたとは思わなかった。確かにスタート時間は今までよりも40分遅らせたが、それでも8時スタートだ。これでは、近くに前泊できない人達は当然車で来る。東京からなら2時間もあれば着くだろう。まして、レポートを読めば、駐車場への誘導が悪かったようで、それが渋滞の引き金になったのでは堪らない。

 今日、HPに参加出来なかった方へは返金される旨の掲示があったが、来年の開催については再度検討となっていた。おそらく主催者側は「富士山を世界文化遺産に!」という流れで大規模イベントにしたい意向があったのかもしれない。しかし正直言って、あそこでマラソン大会を行うなら、5,000人程度が丁度良いのではないか。

 日本一景色の素晴らしい大会なので、参加人数や時期、スタート時間等々、を見直し、存続して欲しいものだ。

 

2012年11月25日 (日)

第34回丹沢湖マラソンに参加してきました(スライドショー付)

 今日、11月25日は市民マラソン大会の集中日とも言える。神戸、大阪、富士山、つくば等ののフルマラソンに加え、ハーフマラソンも全国各地で行われているから、おそらく10万人以上のランナーが大会に出場したのではないだろうか?

 そんな中、私は5年ぶりに地元の丹沢湖マラソン(ハーフ)に出場した。毎度のことながら、アキレス腱に不安があり、練習らしい練習をしないで臨むことになってしまった。すると、今年から第一関門、第二関門なんて設けられているではないか?(聞いてないよ~、って参加要項にはちゃんと書いてある)

 今まではハーフ制限時間130分となっていても、結局は最後のランナーまで走らせてくれたのに、今の私の状態ではDNF(途中棄権)も覚悟せざるを得なかった。第二関門(17.5㎞)で2時間だから、キロ7分で行ければ、何とかクリアできそうだ。

 今回はデジカメを持って走ったので、そのスライドショーをアップします。

 追記:丹沢湖マラソンの欠点は会場までのアクセスの悪さなのですが、その分、スタート時間を遅くしています。帰路は国道246号までが一本道なのでどうしようもないのです。ただ、今時、参加料が3,000円はお得だと思います。

2012年11月23日 (金)

NHKホリデードキュメンタリー「”震災不明者”を家族のもとへ」を観て思うこと

 最近、民放各局で「〇〇警察24時」という番組があるけれど、何となく警察のプロパガンダのような気がして殆ど観ていなかった。だから、今夕のNHKドキュメンタリー「”震災不明者”を家族のもとへ」http://bit.ly/hYnGCJも当初は観ないつもりでいた。

 しかし、今年は一度も被災地に行けていないし、報道自体も少なくなりつつある中で、被災地では今、どういう状況になっているのかを知りたくなりチャンネルを合わせることにしたのだ。

 今回番組がメインで取り上げたのは、発見された身元不明のご遺体の身元を割出し、ご遺族に引き渡すという内容だった。基本的には遺体の写真から似顔絵を作成したのちに公開して情報提供を募り、最終的にはDNA鑑定で確認するという流れになっている。しかし、ご遺体の一部しか存在しない場合は、些細なことを手掛かりに進めていくしかない。途方もない作業であることは一目瞭然である。

 今回、私の関心を引いたのは、似顔絵は作られたものの情報提供がなく、丹念な聞き込みから身元を特定した方の話だった。既に30年前に妻子と別れ独り暮らし、DNA鑑定の為に妻子と連絡は取れたものの、仮に特定されてもご遺骨の引き取りは遠慮したいとのことだった。(まあ、その理由も分からなくはない。)

 そして、DNA鑑定の結果が判明し、30年間生き別れになっていた40代の息子さんが確認の為にやってきた。様々な思いが去来したのだろう、父親の暮らしていた場所に立ち寄り涙する姿に私自身ももらい泣きしてしまった。最終的には、ご遺骨も引き取って帰ったのには安堵した。

 その後、捜査官宛に送られてくる息子さんからの直筆の手紙も涙を誘った。人としての純粋な気持ちが滲み出ていたからだ。捜査官自身、これは励みになったに違いない。取材陣に語った言葉だけではなく、涙がそれを裏付けていたように思う。

 被災地では、おそらく、こうした地道な活動が震災直後から続いていてるのだろう。そして捜査官たちは純粋な気持ちで精力的に取り組まれているんだなぁと思うと、感謝の気持ちで一杯になった。時間は35分と短いが素晴らしいドキュメンタリーだった。(拍手)

 

 

 

2012年11月22日 (木)

IWJ代表・岩上安身氏による亀井静香議員インタビューを拝聴して思うこと。

 今日の夕方、私も一般会員になっているIWJ代表岩上安身氏による、亀井静香氏へのインタビューを聞いた。亀井さんのおっしゃられること一つ一つに感銘を受けた。少し飲んでいたせいか、涙まで出てしまった(笑)

 小泉首相が登場する以前の亀井さんは何か胡散臭くもあり、利益誘導を是とする昔ながらの政治家というイメージがあって正直って嫌いだった。しかし、2009年の政権交代以降、亀井さんの言動を見るにつけ、それはマスコミからの印象操作だったことに気づいたのだった。特にモラトリアム法案とも言われる中小企業金融円滑化法が施行していなかったら、今頃、どれだけの中小企業がつぶれてたかと思うと、その功績は素晴らしい。(ただ来年3月に終了してしまいそうで心配だ)

 だから、2年前の暮れ、岩上氏のイベントで直にお話を聞いた時に、その人柄やこの国に対する想い、弱者を救済する姿勢に惜しみなく拍手を送った。

 今日のインタビューでも同様に、亀井さんの立ち上げた国民新党は下地氏らに乗っ取られたにもかかわらず文句ひとつ言わず、今、この国の置かれている危機、そして石原慎太郎氏との関係についても正直に語ってくれた。その中で、石原氏が当初は脱原発の方向だったという驚きの発言もあった。

 亀井さんの脱原発姿勢が本気だと思ったのは、氏自身、実際に広島原爆に遭い、まして実姉が2次被曝を受け他界した事実を知ったからだ。そして、今なお故郷に帰れない人々のことを憂い、自民党時代、平和利用という名目で原発推進を推進してきたことを率直に反省していることだ。これは今まで国政を担ってきた人にはなかなか発言出来ないことである。

 そして、今夜、河村名古屋市長率いる減税日本と自身が山田元農相と立ち上げた新党との合流会見があり、同じようなことを言っていた。氏自身、今のマスコミが商業主義に走り、官僚や大手スポンサーの走狗になっていることは重々承知しているから、記者に対して敢えて挑発的物言いになっているのは致し方ない。

 本来は亀井さんのような意見が正論として取り上げられなければならない。でも残念ながら、今の日本では政治家や著名人が真実を語れば、マスコミを介して矮小化されたり揶揄され、国民から非難される仕組みになってしまった。悲しいかな明日は私のイメージとは違った伝え方をされるだろう。

 いつになったら、こういう風潮がなくなるのか?もう一度、東京が廃墟にならないと皆、気付かないのか?私の終末思想は当分続きそうだ。

2012年11月21日 (水)

鳩山元首相の政界引退について思うこと。

 今日、鳩山元首相が引退を発表した。民主党の執行部がTPP参加や消費増税など、党の方針に賛同できない人は公認しないと決めたのがきっかけだろう。私は、自分が立ち上げた党がこれほどまでに変貌してしまったことに責任を取ったと解釈する。

 彼が失脚に至った原因は沖縄の基地問題であることに間違いはない。ウィキリークスが暴露したことで分かったが、同じ党内でありながら、平気で足を引っ張り官僚やアメリカに加担した連中が彼を政治的に抹殺したのだ。そんな連中が今や党の執行部を固めているのだから、やり切れない思いだろう。確かに、彼自身にも甘いところはあったのだろうけれど、恩を仇で返す連中を私は決して許さない。

 今から6年前、永田メール問題で党首だった前原氏、幹事長の野田氏は、責任を取って役職を辞任した。民主党は瀕死の状態だった。それをわずか3年で政権交代に導いたのは小沢氏であり鳩山氏だった。だが、その二人とも今や民主党から追われる羽目になった。さまざまな手段を使って党を乗っ取ったのだ。

 党内のことだけならいざ知らず、政権交代時にお題目のように言っていた「国民との約束=マニフェスト」を平然と反古にし、こともあろうに自公と結託して消費増税法案を通した。そして、今はTPPに邁進しようと躍起になっている。異常というより他にない。

 しかし、松下政経塾出身者とそれに組する連中は私のような凡人よりもはるかに頭が良くて狡猾だ。何といっても議論に長けている。どんな詭弁を弄しようとも相手を屈服させる能力に秀でている。しかも、今は官房機密費を自由に使えるからメディアコントロールも可能だ。

 ネットの力は年々大きくなっているけれど、まだ主要メディアというにはほど遠い。テレビ、新聞の言っていることが正しいと信じている人が、他国に比べてはるかに高いから、世論操作なんて簡単に行える。本当に怖い。

 少し話が逸れてしまったが、鳩山氏は「不出馬にあたって」という題目で自身のホームページにその思いを書いている。http://www.hatoyama.gr.jp/activity/detail.php?id=144

 これはやんわりとしながらも、現執行部への痛烈な批判だ。マスコミの誘導によって、彼を中傷する人々はこれをちゃんと読んで欲しいと思うばかり。

2012年11月20日 (火)

「食費など現物給付可能に 生活保護基準下げ方針 自民PT、改正案了承」(産経ニュース)を読んで思うこと

 自民党は今度の総選挙後、政権獲得が濃厚と読んで調子づいているようだ。「食費など現物給付可能に 生活保護基準下げ方針 自民PT、改正案了承」(産経ニュース)http://on-msn.com/RPNPkY

 弱いものイジメの本領発揮ではないか。そもそも税金で生活している連中が生活弱者に対してすることではない。私は今年5月25日のブログで「生活保護制度の改革も必要だが、そういう人を減らす努力を国はしているのか?」と書いた。http://bit.ly/KZ9HFB

 しかし、この産経の記事を読む限りは、就業機会を増やして生活保護者を少なくするような方向ではない。結局は生活保護者から強制的に費用を削ろうということだ。記事を読めば読むほど頭にくる。5月のブログに書いた通り、この国をこんな格差社会にしてしまったことが大きな原因ではないか。自分達の政策の失敗を弱者に押し付けるなと言いたい。

 でも残念ながら、おそらく次期総選挙では自民党が政権復帰してしまうだろう。民主党は論外だし、マスコミが必死に持ち上げる第三極もほころびが見え始めた。私の推す「国民の生活が第一」を中心とする国民連合なんて、メディアはほとんど無視状態だ。政治不信から投票率も低いだろう。そうなれば、組織票の多い党が俄然有利になる。

 私が陥る終末思想からの脱却はどんどん遠くなっていく。

*リンク先から記事に戻るには、ブラウザの「戻る」を押してください。

2012年11月18日 (日)

「福島で甲状腺検査、子ども1人にがんの疑い」(読売新聞)の記事を読んで思うこと。

 さすが原発推進の鑑、読売新聞だ。「福島で甲状腺検査、子ども1人にがんの疑い」このニュースは昨日、共同通信が流していたが、1日遅れでしかも大本営発表の垂れ流し。http://bit.ly/TKNEFc

 特に酷いのはこの部分である。「同大は、「チェルノブイリ原発事故では甲状腺がんの発症に最短でも4年かかった」として、原発事故との関連性は薄いとみている。」 県立医大の言い分そのものではないか。こんな発表記事なら、共同通信のものをそのまま載せた方がまだマシだ。

 私も不勉強だったが、がん発症がチェルノブイリ事故から4年と認定したのは、IAEAが否定できる術がなくなったからなのであって、本来はもっと前から疑いが指摘されていたのだ。このことは9月23日のETV特集 「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告(2)ウクライナは訴える」で現地の医師が語っていたのを覚えている。

 少なくとも大新聞社なのだから、こういう発表に対しては、様々な角度から検証を加えてしかるべきなのではないか。例えば、一般的な未成年の甲状腺がんの発症率ぐらい簡単に分かりそうなものだ。それに、単純にこの記事を読むと、36万人に1人なんだから大したことはないという印象を受けかねない。

 しかし、実際に検査を受けている子供達は遥かに少なく、しかも、検査した結果、甲状腺異常がみられている子供が半数以上を数えていることは全く触れていない。それに私の記憶が確かなら、すでに疑いをもたれた子供は一人出ている筈だ。同一人物なのか。こういったの情報操作は、どうしても原発事故との因果関係を否定したいという意図がミエミエだ。

 確かに不安を過度に煽ることは良くない。でも、今回の症例が原発事故が原因とは言えないなんて簡単に判断するのはおかしい。311以降のメディア不信にあって、こういう書き方を鵜呑みにする人達がどれだけいるのか。人としての良心があるのなら、いい加減、被災者の立場に立った記事を掲載して欲しい。

2012年11月17日 (土)

終末思想に陥りそうな自分。

 昨日、衆議院が解散した。詐欺集団政党の民主党が崩壊するのはとても嬉しい。野田首相にも、憲政史上初となる現役総理大臣落選を期待したい。私は国民の生活が第一から急遽立候補することになった三宅雪子議員を応援する。

 そして出来れば、脱原発、反TPP、反消費増税の政党が中心となった政府樹立を期待しているが、恐らくそれは無理だろう。確かにネット上では、そういう意見が多数なのかもしれないが、実態はどうか分からない。少なくともネットで政治的な意見を述べる人やアンケートに回答する人は能動的であり、政治に関心が高い人だ。しかしながら、現実にはネットで情報を得るよりも、旧メディア(テレビ、新聞、ラジオ)からの情報を得る受動的な人の方が圧倒的に多い。

 そうした人達にとって、ネットは流言飛語が蔓延しているいい加減な世界としか映らない。こういう心理を植え付けつつ、旧メディアはそれを利用して巧妙に世論操作する。度重なる世論調査も、「一般的にはこういう流れですよ」というのを見せて、それに追随するように誘導している。311の震災が起こるまでは自分もそうだった。多くの他人と違う意見を言って、「空気が読めない」と除け者にされるのが怖かったのだ。これが戦前の空気だったのかもしれない。

 今だと、「電力不足解消のためには原発再稼働を」、「輸出拡大のためにはTPPを」、「社会保障を充実させるためには消費増税やむなし」、プラス「尖閣を守るために中国には断固たる態度を示そう」という論調が少なからず形成されている。そのうち反対する者は非国民扱いになってしまうかもしれない。これが怖い。

 しかし、メディアスクラムを崩すのは簡単ではない。往々にそちらに流される。行きつく先は過当競争による超格差社会だ。勝った者だけがより潤う社会。自分さえ良ければ、他の者が犠牲になっても構わない社会。今のアメリカのような社会。こんな社会だと私のような人間はまともに生きていけるかどうか分からない。本当にそれで良いのか?

 こんなことを書けば、おそらく被害妄想も甚だしいと笑われるだろう。でも、先の大戦の前、あんな悲惨なことになるとは誰も思っていなかったはずだ。今の流れを見ていると胸騒ぎが止まらない。・・・笑い話で終わることを節に願う。

 

 

 

2012年11月16日 (金)

2012-世附川支流・大又沢林道マラニック(スライドショー付)

 先週のユーシン渓谷マラニックに味をしめたので、今日は世附川の支流大又沢林道へ行ってきました。目的地は27年前、私がボーイスカウトのリーダーとして子供達とキャンプをした地蔵平です。

 それから予定より早かったので、水の木林道の方にも行ってみました。林道崩壊が酷いのは知っていましたが、これほどとは思いませんでした。道が開通したら、30年前歩いたことのある、水の木から切通し峠越えで山中湖に行ってみたい。

 ちなみに帰ってきて調べたところ、移動距離18.6㎞、高低差約300mでした。私はトレイルランニング出来るレベルではありません。市街地よりは気分転換にもなるので、しばらくは林道をゆっくり走ったり歩いたりして脚力をつけようと思います。

2012年11月15日 (木)

冤罪を生みだした主任裁判官が、今も平気で裁判長をやれることを不思議に思う

 昨日から衆院解散と総選挙の報道に埋もれている感じだが、陸山会事件の控訴審が開始された。江川詔子さんのツイートによれば、弁護側が一審を覆す証拠を提示したが、飯田裁判長はほとんど採用しなかったようだ。素人の自分からみれば、もう控訴棄却を見据えているとしか思えない。

 一番、驚いたのが、この飯田裁判長という方が、先日、逆転無罪となった東電OL事件で、ゴビンダ氏の一審無罪判決を覆した張本人(主任裁判官)だったということだ。普通の人なら恥ずかしくて公の場に出てこれないのではないか?無罪の人を15年も刑務所に入れておいて、しかも、逆転無罪になっても謝罪すらしない。本当に血の通った人間だろうか。

 しかも、裁判長のことについては、江川さんがツイートしなければ、また闇の中だったのかもしれない。何しろ司法記者クラブの連中は、基本的に裁判所や検察の批判はしないし、仮に書いても、デスクが記事にしないだろう。裁判所や検察に盾突けば、取材制限される恐れがあるからだ。権力の監視機関でも何でもない。

 すでに東電OL事件での冤罪も全くと言っていいほど報道されなくなった。人権蹂躙も甚だしい事案なのに、国会で追及することもなく終わってしまった。冤罪を生み出すシステムは温存されたままだ。自分達に都合の悪い奴らは、合法的に抹殺していくのだ。怖い。キーボードを叩く手が震えている。(いや、酒のせいかw)

 国会にもマスコミにも期待できない今、どうしたら変えられるのだろうか?唯一の望みは、SNSによって多くの人がこのことに気付き、世論形成していくことぐらいか。少なくとも私は、青臭いと言われようが、おかしいことはおかしいとブログに書き続けていこう。

2012年11月14日 (水)

【規制委「実力ない」=拡散予測訂正で田中委員長】(時事ドットコム)を読んで思うこと

 今日は国会の党首討論で野田首相が条件付きで明後日の解散を明示し、自公がそれを飲み、一気に選挙モードに突入した。その裏で大きなニュースにならないと踏んだからなのか、こんな記事を目にした。

 【規制委「実力ない」=拡散予測訂正で田中委員長】(時事ドットコム)http://bit.ly/QFTUTT

 この短い記事だけで全て判断することは危険だけれど、拡散予測すら自信がないようなら、さっさと大飯原発を止めるべきではないだろうか?そもそも、大飯原発については活断層の存在が取りざたされており、現在調査中なのだ。こちらの方は調査中には地震が起こらない自信があるのか。

 昨年の福島第一原発の事故で、今までの原子力行政がいかに欺瞞に満ちたものだったかは周知の事実となった。電気が足りて高くならなければ、こんなものはない方が良いと考えている人の方が多いと思う。だから、そうはさせじと、今、推進派が盛んに電力不足と電気料金が高くなると煽っている。

 でも、個人的には原発の安全性云々や電力不足、電気料金のことよりも、原発で生み出される放射性廃棄物の処理の方が問題だと思っている。電力不足については、少なくとも去年の夏だけでなく、2年前と同等の猛暑でありながら今年の夏も電力不足は起きなかった。そして大飯原発がなくても足りていたのも明らかになっている。

 また推進派の人は原発の原価は安いと言っているけれど、放射性物質の処理費用や老朽化した原発の廃炉費用は入っていないではないか。電気料金が高いのは、地域独占と総括原価方式が大きいのでないか。いずれにしろ、これだけ大きな事故を起こした後で、何にも変わらないなんてあり得ない。

 今、次期衆院選が12月16日に決まったようだが、次期政権はこの原発問題をどうするのか。少なくとも私は脱原発を”明確に、いつまで”と明言する候補以外には投票しないだろう。

 

 

2012年11月12日 (月)

陸山会事件、小沢氏2審も無罪―平成の魔女狩りはいつまで続くのか?

 今日、陸山会事件で強制起訴された小沢一郎氏の控訴審で、指定弁護士側の控訴を棄却する判決が下された。高裁で新たな証拠採用がなく即日結審だったのだから当たり前の結果なのだ。ただ、今回の判決では、石川議員ら元秘書達に対する罪についても異議を唱えている点で、少し踏み込んでいると思われる。

 そもそも2004年10月の土地購入の記載が、代金を支払い仮登記した2004年に行われるのが正しいのか、2005年本登記した方が正しいのかで重大犯罪のように問われてきたこと自体が馬鹿げている。水谷建設からの裏献金だの、マネーロンダリングなどと囃し立ててきたのは一体なんだったのか?多額の税金をつぎ込んで政界の大物議員を犯罪者に仕立て上げようとした検察は罪が重いし、それに加担して世論を盛り上げた大手メディアの責任も免れない。

 そして、また、今回の無罪判決を受けた後でも、「無罪と無実は違う」とか、「政治的には有罪」だとか、「説明責任は消えない」などと平気で言う政治家がいることにも辟易とする。これでは法治国家でも何でもないではないか?よく、中国や北朝鮮を批判できるものだ。全くもって人権感覚がない。本来なら、こんな税金の無駄遣いをした検察へ説明責任を求めるのが筋だろう。政敵の小沢氏を落とし込めるなら何でもOKということか?

 識者によれば、指定弁護士が最高裁へ上告するのはありえないというが、私は分からないと思っている。西松事件から始まるこの事件、元は政権交代を阻止するためにでっち上げられたものだったけれど、今は現政権中枢の連中が政権交代の立役者である小沢氏を追い落とすために続けられたというようにしか思えないからだ。

 しかも、今、まさに解散風が吹き荒れている。小沢氏を野放しにすれば何をするか分からないという恐怖があるなら、それを潰すための格好の口実ではないか?それに小沢氏の上告が無くなっても、元秘書の控訴審はこれから始まる。まだまだバッシングできる素地は十分残っているのだ。この平成の魔女狩りがどういう結末に終わるのか、しっかりと見届けたい。

2012年11月11日 (日)

今日で震災から1年8ヵ月-段々記憶が薄れていく自分に”喝!”

 今日で、東日本大震災から1年8ヵ月が経った。まだ千人以上の行方不明者がいるという。しかし不覚にも発災時刻には自宅にいたのに黙祷することを忘れた。汗顔の至りだ。

 確かに、今の私は生活するのが一杯でとても周囲に気を遣っていられる状況ではない。でも、気持ちが被災地から離れては駄目だ。毎日、いついかなる時も考えていられる訳はないが、せめて月単位では思いださなくてはいけない。そして、自分が生きていられることの有難さを実感することが大切なのではないか。

 -今夜は一昨日行ったマラニックの筋肉痛が治らないので、この辺で-

2012年11月10日 (土)

【「反TPP派」神経とがらす=参加なら集団離党も-民主】(時事ドットコム)の記事を読んで思うこと

 先日、オバマ大統領が再選されてから、TPPに関する話題が目白押しだ。今日の報道では、野田首相が次期衆院選のマニフェストに明記するようなことが書かれてある。昨日、集団離党をチラつかせていた議員達はどういう対応を取るのだろうか?http://bit.ly/Xp5ip5

 民主党内で反TPPの旗頭となっている山田元農水相や川内議員、昨年からいろいろな会合を持ち、様々な情報発信をしてくれたことは認知しているけれど、私は正直言って信用していない。「反TPPの会」ならまだしも、いつまでたっても「TPPを慎重に考える会」なのだから、今後どうにだって転ぶことが出来る。

 そもそも、こんな野田首相、及び松下政経塾や旧さきがけの執行部連中をのさばらせたのは、彼らだと言っても過言ではない。善意で解釈すれば、党を割ってしまったら意味がないとでも思っているのだろうが、それにつけ込んでやりたい放題やられてしまった感がある。消費増税法案の時に反対に回った時点で離党していれば、とっくに野田政権は潰れたはずだ。日頃、国民云々と言っていたって、行動が伴わなければ、信用出来るわけがない。

 もっとも今の野田民主党政権なんて、どう生き延びるかが命題なのだろう。巷では人気のあるとされる維新の会がTPP推進だから、同じTPP推進同士で上手く繋がろうという思惑が透けて見える。ということで反TPPの連中も切ってしまえ!ということなのかもしれない。もう、反TPP派の掲げる民主党再生なんてあり得ないということに気づかないのか?

 そして、相変わらずメディアもTPPの真実を伝えていない。この時事の記事を読めば、TPPで影響が出るのは農業関連だけという印象を植え付けている。関税の撤廃だけならそう捉えられるかもしれないが、TPPで一番問題なのは非関税障壁の撤廃とISD条項だ。だから、様々な分野に影響を与える恐れがある。既に、アメリカの自動車業界は軽自動車規格の撤廃を要求しているではないか。

 いい加減、アメリカ隷属から脱却することに目覚めないといけないと思う。

 

 

2012年11月 9日 (金)

2012秋、ユーシン渓谷紅葉マラニック(スライドショー付)

 山北町で一番紅葉の綺麗な渓谷美を見せてくれるユーシン渓谷。2か月前にも行ったけれど、やはりこの時期を逃すことは出来ない。前回はユーシンロッジまでしか行かなかったが、今回は林道の最終地点まで行くことにした。そして、出来れば渓谷に下りて、同角沢出合、モチコシ大滝を見られたらと思い、通行止め地点の空き地からスタートすることにした。

 服装は長袖Tシャツの上に半袖Tシャツを重ね、その上にウインドブレーカーを着た。下は薄手のタイツと短パン。これは私が冬走る格好だ。また、前回はスポーツドリンクしか持っていかなかったが、今回はおにぎり、ウィダーインゼリー、チョコレートとスポーツドリンク500mlを2本持参した。この前の大会で一時的な低血糖に見舞われたから、ちゃんと栄養補給も考えたのだ。

 ゲートスタートは7:30、林道終点9:15、そして、帰りは2回ほど河原に下りたこともあって、11:45頃の到着となった。帰りは日頃の練習不足がたたって、何度か脚が攣りそうになってしまい、河原歩きは少し危なかった。

 今、これを書いている時点でも、脚は悲鳴をあげているけれど、清々しい秋の渓谷美を堪能できて心は十分癒された。もっとも、単独行ではなく素敵な方と同行できたら何も言うことはないのだが…(笑)

 写真を沢山撮ったので、下記スライドショーにしてみました。79枚。一応、簡単な説明文を載せてます。紅葉はあと1週間から10日がピークだと思われます。

 

2012年11月 7日 (水)

ダルビッシュ有が不参加表明したWBC。本当に出場する意味があるか、とても疑問。

 第三回WBCへ向けた強化試合となるキューバとの国際親善試合に出場するメンバーが昨日発表された。メディアは「今度の侍ジャパンは若手中心!」などと書いているけれど、不勉強は私には顔と名前が一致しない選手が多い。予想はしていたが日本人メジャーリーガーは一人もいない。そして、レンジャーズのダルビッシュ有はWBCへの不参加を表明した。

 どうしてもサッカーと比較してしまうのだが、サッカーなら親善試合とは言え、海外組を呼べないなんてあり得ない。日本代表にふさわしいメンバーが選ばれてプレーするのが当然だ。ところが今回選出された侍ジャパンのメンバーは果たして、野球の日本代表と呼べるのかどうか、疑問でならない。

 私は9月に書いたブログ「WBC不参加表明を撤回-情けない、プロ野球選手会」http://bit.ly/Qiskcsの中で、「選手自体からリスペクトされない大会なんて単なる興行でしかない」と書いた。今回の選出劇は、このことを証明したようなものだと思う。

 奇しくもダルビッシュ選手が不参加の理由として述べたコメントの中に、Wシリーズの優勝が最大の目標という一節があった。つまり野球における世界最高峰の闘いWシリーズなのだ。だとすると、WBCのためにシーズンを棒に振ったら何にもならないのだから、決して彼を批難できない。レッドソックスの松坂選手なんて、まさにその罠に嵌ってしまった印象がある。

 別に野球はサッカーの真似をしなくても良いのではないか?サッカー人気に嫉妬して、国際大会まがいのものを始めたのは良いけれど、結局は、MLBスカウトの為であって、真の世界一を決める大会とはなっていないのだから。

 今回はおそらく様々な圧力がプロ野球選手会にかかって、出場することになったけれど、こんなシステムなら次回は再考されるべきではないだろうか?

2012年11月 6日 (火)

【加害者32人、「きもい」「うざい」「死ね」 品川中1男子「いじめ自殺」壮絶報告書】(J-castニュース)の記事を読んで思うこと

 齢12歳の子供が「いじめ」を苦に自殺する。真っ当な世の中だろうか?この子が亡くなったのは9月26日だから、大津の事件で再び「いじめ」自殺について問題視された後のことだ。その間に何か対策は打てなかったのだろうか。とても遣りきれない。

 私が子供の頃(30~40年くらい前)にも「いじめ」はあった。正直言って、いじめる側になったこともあるし、いじめられる側になったこともある。それでも、どこかで歯止めが掛っていた。これ以上、やってはいけないという暗黙の了解があった。

 仮に誰かをいじめているのが発覚すれば、先生から有無を言わさず殴られた。体罰がいけないのは分かるけれど、あの時、殴られていなければ道を踏み外していたかもしれないなどと、今になって、その有難みが分かる。口で言っただけでは、他人の痛みは分からないのだ。そういう意味では、今の先生達は気の毒に思う。

 とは言え、体罰を肯定するわけではないが、何らかの形で先生に威厳を持たせることは必要なのではないか?

 私も何度かブログに「いじめ」の件については自分の考えを書いてきた。遡ってないから矛盾しているかもしれないけれど、基本的には「いじめ」は無くならないのだから、一つは被害を受けている子供が相談したり、容易に逃げられる環境を作ってあげること、もうひとつは、仮に一時的に不登校になっても将来に影響を及ぼさないようにしてあげることが重要だと考えている。

 「いじめ」を受けている子供が、何で親や先生に相談できないか。それは事態の収拾が信用できないからではないか。下手をすれば、今以上に悪い事態になりかねない。その恐怖を拭い去れないような気がする。この人に正直に告白すれば救われると思えなければ、口は開けない。

 そう考えると、学校や教育委員会とは別の「いじめ救済組織」が必要になってくるのではないか。今も幾つかはあるかもしれないが周知不足は否めない。仮にこういう組織あるのなら、国は積極的に広報していくべきだ。

 また、子供の世界は社会の縮図とも言われる。今、まさに国は弱肉強食を容認し、弱いものは淘汰されてしかるべきのような気運になっている。生活保護バッシングもそれに近い。子供ながらに、一度、ドロップアウトしてしまえば、もはやお終いだなんていう考えに陥ってしまうのも仕方ない。

 つまり格差社会が子供のストレスを増大し、そのはけ口として過度の「いじめ」生むと同時に、いじめられている子供が逃げられない雰囲気にしてしまっているような気がする。これは今の大人の責任だ。取り留めもなく書き綴ってしまったけれど、皆が真剣に考えて行動しなければ、こういう悲劇は無くならないと思う。亡くなられた中学生のご冥福をお祈りします。

 

 

 

 

2012年11月 5日 (月)

夜間運転バスの規制導入は良いけれど…?。

 国土交通省は5日の有識者検討会で、スキーツアーや観光などの貸し切りバスの夜間運転上限を原則400キロ以内などとする規制の導入を提案した。(時事ドットコム抜粋)

 確かに今までは670㎞までOKだったから、それより270㎞も少ない400㎞に制限したことは間違っていない。既に高速ツアーバスでは導入されているようだが、単純に距離で決めて良いのかという疑問が残る。個人的には、それに加えて運転時間も考慮する必要があるのではないかと思う。

 どういう基準で400㎞にしたのか分からないけれど、一般道+高速道を平均50㎞で走って8時間だと丁度400㎞。まさか、こんな決め方はしていないと思うが、やはり、夜の運転はどんなベテランドライバーでも、いつ睡魔に襲われるか分からない。22時~6時に走行する場合は、2人制にして、2時間単位で交代するようにした方が、より安全なのではないだろうか。

 また今回の規制導入は4月の関越道での事故を受けての対応だから、バスだけのようだが、重大事故防止という面で考えれば、トラックも規制すべきなのではないか?

 国がデフレを一向に解消しないこともあって、依頼主はより安い運送業者を選ぶから運輸業界はコスト削減の嵐だ。車両整備費や燃料代はなかなか削れないから、運転手の賃金は勿論、従来なら高速を利用していたものが一般道を走っているケースも多々ある。そうなれば長時間運転は避けられず、しかも、納品時間帯は決まっている場合が多い。運転手の負担は増大する。これでは事故を誘発するリスクが高くなるのは明らかだ。

 おそらく国交省の役人の方々は長距離運転手が限界に近いところで働いているのが分かっていないと思う。、一週間でもいいから、実際に夜間長距離ドライバーに同行して、その実態を体験してもらいたい。そして、政策に反映させることが必要だ。

2012年11月 4日 (日)

11月4日テレビ朝日【「ザ・スクープスペシャル」真相~DNA一致せず】を観て思うこと

 昨年の震災以降、失望している報道番組が多いけれど、各局1つか2つは良心的に思える番組がある。テレビ朝日では、今日観た「ザ・スクープスペシャル」もその一つだ。http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/

 今日の番組テーマは「第2の東電OL事件か?」などという触れ込みだったので、興味を持って観ることにした。内容は、姫路市内の郵便局強盗で懲役6年の実刑判決が確定し服役を終えたナイジェリア人国籍の男性が無罪を訴えて再審を請求していることだった。その再審請求の理由としては検察が裁判所に提出した証拠に不可解な点があることと、返還された証拠物から検出されたDNAがこの男性のものとは違っていたという点だった。

 正直言って、観ながら恐怖を覚えた。他人事ではないからだ。自分がやっていないことでも、簡単に犯罪者にされてしまう。検察には「無罪推定」という理念がないのか?また裁判所は検察の揃えた証拠や供述をただ鵜呑みにするところなのか?本当に法治国家と呼べるのか?と様々な疑問が浮かぶ。

 しかも今回はこれだけ無罪たりうる証拠が揃ったのだから、再審になるのが当たり前なのに、国外退去処分を進めようとしているのだ。あくまで自分達の失態は無かったということにしたいとしか思えない。

 検察という組織は、先日の東電OL事件の再審で無罪判決がほぼ確定しているにもかかわらず、真摯に謝罪しない態度をとっている立派な方々なので驚きはしないが、人間としては最低ではないか。彼らに性善説は通用しない。

 さすがに裁判所もこの証拠を突きつけられた手前、先日は国外退去処分にしなかったようだ。でも素人からみれば、検察も裁判所も一心同体のような気がするから、この先どうなるか分からない。

 いろいろな識者の方が指摘しているように、こういうことが起きない為には、全面可視化と全ての証拠開示を義務づけることが必要なのだということがあらためて分かる。もっとも、これで完全に冤罪撲滅になる保証はないけれど、泣き寝入りの状態を少しでも引っくり返せる可能性は出てくる。

 この再審請求についての記者会見は一応、各社が取り上げていたようだ。でも、大々的には取り上げていないような気がする。出来れば、今回の番組をきっかけに、各マスコミが追いかけ取材を行って世論を喚起していくことが望ましい。

 足利事件でもそうだったが、世論が検察に批判的にならなければ、平気で何事も無かったかのようにする立派な方々だ。世論を盛り上げて、このナイジェリア人の願いをかなえて欲しい。

 【追記】 昨今、検察に媚びへつらう報道機関が多い中で、今回番組作成に当たったテレビ朝日のスタッフは、報道人としての鏡だと感じる。これからも、権力を監視するというマスコミ本来の機能を如何なく発揮して欲しい。

⇒この部分は少し補足を加えて番組宛に送ります。真っ当な報道番組は応援します。

 

 

2012年11月 3日 (土)

【妄想】プロ野球を面白くする方法

 今まで自分の中では、かなりプロ野球に関心があって、巨人の勝ち負けに一喜一憂したものだったが、昨年の震災以降、ほとんど観たり聞いたりしなくなってしまった。当日夜か翌日、ネットで結果を知るくらいだ。

 何故こうなったか?もちろん巨人の親会社である読売新聞社の横柄な態度に嫌気を感じたことも確かだが、野球自体が面白くなくなったからだ。面白くない理由は2つある。一つはクライマックスシリーズ、もう一つは投手分業制によって、勝ちパターンが確立されてしまったことだ。

 クライマックスシリーズはシーズン最後まで緊張感を持たせるという意味はあったが、同じリーグで闘いながら、ハンデはあるものの3位チームまで日本シリーズに進めて、尚且つ、日本一になれてしまう。これではレギュラーシーズンの価値は下がり、”クライマックスシリーズだけ見れば…、良いか”という気分になってしまう、私のような方もいるのではないか?

 もし、この制度を取り入れるなら、2リーグ制は廃止して、1リーグ+地域制に変えた上で、レギュラーシーズンの後に、日本選手権シリーズを設けた方が良いのではないか。よく聞く話で良いなと感じるのは、日本を東、中、西の3ブロックに分け、まずは各1位のチーム、そして4番目には3ブロック中、一番成績の良かった2位が参戦し、4チームで日本一を競うという方法だ。

 そして肝心なことは、完全フランチャイズ制を目指すとともに、球界参入条件を緩和してチーム数を増やすことだ。そうしないと、毎回、同じチームが勝ち上がってきてマンネリ化してしまう恐れがあるからだ。球団が増えれば、一度はレベルが下がるかもしれないが、裾野が広がり、野球選手を目指す子供達が増えそうな気がするのだ。

 次に試合内容を面白くするにはどうしたら良いかだが、一つは1試合に投げられる投手数を3人~4人ぐらいにすること、もう一つは勝ち点制にすることに加えて得点差コールドゲームの採用、のような気がする。

 今のプロ野球は投手分業制が当たり前で、中継ぎ、抑えが完璧なチームほど勝てている。俗にいう、勝ちパターンの方程式なるものだが、そうなると、終盤の逆転劇という確率は低くなるので、私などは、6回ぐらいまでで観戦を止めてしまうことが多い。まして、統一球の採用によってボールも飛ばなくなり、ホームラン数も激減してしまったからなおさらだ。

 そこで、1試合に投げられる選手を3~4人に絞れば、選手の疲労等も考慮しなければならなくなり、安易に使えない。若干ではあるが勝ちパターンが崩れる。それに打者ひとりごとに投手を代えるなんていうことも少なくなり、試合時間短縮にも繋がる。仮に投手の不調で大量得点されてしまった場合は、コールドゲームにしてしまえば、無駄に選手を使う必要もなくなるのだ。

 ただ、そうなると、投手崩壊時はコールドゲームが頻発する恐れがあるので、勝ち点制を導入して、試合内容によって、その点数を変えるようにする。例えば、コールドゲーム勝ち4点、通常の勝ち3点、引き分け1点、通常の負け0点、コールドゲーム負けマイナス1点というようにする。こうすれば、優勝マジックが出るのも遅くなり、シーズン終盤まで緊張感が保てるのではないか。

 以上、ちょっと長くなってしまったが(笑)、様々なメディアから見聞きしたことを元に、自分がこうしてくれたら、もっと野球を面白く観られるという視点で書いてみた。

 私が子供の頃は、プロ野球チームの帽子を被っている子が多かったが、今ではほとんど見ることがない。このままだと衰退の一途を辿って行くような気がする。それは寂しい。私の考えは単なる妄想だが、プロ野球に関わる方々およびファンの方々は、プロ野球改革について真剣に考えた方が良いと思う。

 

 

2012年11月 2日 (金)

「元作業員東電を申告、元請け告発 第一原発被ばく事故 安全法違反容疑で」(福島民報)の記事を読んで思うこと

 このニュースは昨日テレビで取り上げられていたけれど、下請けの原発作業員なんて所詮、こんな扱いなのかとガッカリさせられる。また、こんな状態をほぼ野放しにしている政府に対しても憤りを覚える。http://bit.ly/SAiX9d

 何と言っても、東電が原発作業員に対して箝口令まがいのことをやっている以上、収束作業の実態なんて、夕方の記者会見でしか分からない。しかも、特段変わったことがない限り、大手メディアの報道はない。ネットメディアのニコニコ動画やIWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)が生中継を続けているけれど、全てを見ることは出来ない。そして、会見での回答が真実なのかどうかも分からない。俗にいう、裏が取れない状況なのだ。

 私はツイッターで現在、福島第一で収束作業に当たっているというサニーさんと、ハッピーさんをフォローしている。作業や工程についてのツイートで、今メディアで流れている情報がどれくらいの精度なのかを判断するようにしている。(一時は、東電の回し者的な中傷をされたが、何人かのジャーナリストが確認しているので、信じて良いと思う。)

 彼らのツイートから感じるのは、やはり作業環境の過酷さだ。そして、このままだと原発で働く人がいなくなり、収束・廃炉作業に支障をきたすということだ。何せ放射線という目に見えない弾丸が四六時中、四方八方から飛んできている状況の中で働くのだ。しかも、一人が被曝できる積算放射線量は決まっているから、その限度を超えてしまえば、辞めざるおえない。一刻も早く収束させ、そして廃炉にもっていかなければならないのに痛し痒しだ。

 また、恥ずかしながら、今回の事故がなければ知らなかったことだが、原発作業というのが、何重にも連なる下請け構造が存在していたことだ。一説には7次下請けまであるという。そうした末端の作業員ともなれば、大量被曝を余儀なくされる状況下でも、普通の土木作業員と変わらない賃金で働いているのだ。

 政府や東電は、今までも労働環境の改善を行うと言ってきたけれど、本当に改善されているかどうかなんて、当事者からのコメントがなければ分からないではないか。しかも、東電あるいは経産省、環境省の役人が作った資料を発表しているのだから、なおさら信用できない。政府や東電をチェックする第三者機関が必要なのではないか。

 私は常々、福島第一原発は戦場であって、そこで働く人達は戦士だと思っている。我々の為に命を削って作業してくれているのだ。本来なら、もっと厚遇で身分保障すべきなのに、そういう気配さえ感じられない。復興予算を流用しておきながらこういう状態が続いているのは人権軽視と言っても差し支えないだろう。  

 少なくとも原発作業員の待遇や健康については厚労省直轄の部署が管理するか、あるいは、これも第三者機関を作って管理する必要があるのではないか。労働環境の改善というなら、ここまでやって欲しいものだ。

 最後に、今日も福島第一で我々のために頑張っている作業員の方々には心から感謝したい。

 

2012年11月 1日 (木)

パナソニックも巨額赤字予想、ソニー、シャープも・・・これは企業だけの責任なのか?

 昨日、パナソニックは通期で約7650億円の赤字予想を発表した。経営危機に陥っているシャープもさらなる下方修正、ソニーも赤字予想を発表、今まで有力企業とされてきたとことが軒並み赤字に陥っている。これは、企業だけの責任なのか。

 私は、グローバル経済、新自由主義で過当競争がもたらした結果なのではないかと思っている。世界経済全体でも衰退傾向にある以上、輸出主体の企業では、現在の円高水準ではどうあがいても闘えないのだ。いくら高性能、高品質の商品であっても、その価格差を埋めるだけの余裕がないからだ。

 こんな状況なのに、金融政策では後手を踏んで円高傾向は解消せず、なおかつ、最大の輸出国である中国と領土問題で揉めていては、明るい展望など見えるはずがない。もっとも、大企業の場合は、リストラという手段を使って企業自体は生き延びる可能性があるが、リストラされる側の下請け企業は窮地に追い込まれるのは明白だ。まして金融円滑化法も来年3月に廃止となれば企業倒産も増加するし、さらにデフレスパイラルが加速していく。

 この流れを転換するには、国が財政出動して国民所得を増やし消費を盛り上げて内需を拡大していく以外に方法があるのだろうか?

 確かに新自由主義が横行した頃は、上げ潮理論とか言って、利益を上げた企業は従業員や下請け企業に還元していくような話だった。トリクルダウンとも言った。しかし、結局は内部留保と株主利益を増やしただけで、従業員や下請け企業に還元することはなかった。性善説は通用しなかったのだ。いい加減、過度の競争社会から脱却することに目覚めなければならないのではないだろうか。

 

 

 

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