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2012年11月23日 (金)

NHKホリデードキュメンタリー「”震災不明者”を家族のもとへ」を観て思うこと

 最近、民放各局で「〇〇警察24時」という番組があるけれど、何となく警察のプロパガンダのような気がして殆ど観ていなかった。だから、今夕のNHKドキュメンタリー「”震災不明者”を家族のもとへ」http://bit.ly/hYnGCJも当初は観ないつもりでいた。

 しかし、今年は一度も被災地に行けていないし、報道自体も少なくなりつつある中で、被災地では今、どういう状況になっているのかを知りたくなりチャンネルを合わせることにしたのだ。

 今回番組がメインで取り上げたのは、発見された身元不明のご遺体の身元を割出し、ご遺族に引き渡すという内容だった。基本的には遺体の写真から似顔絵を作成したのちに公開して情報提供を募り、最終的にはDNA鑑定で確認するという流れになっている。しかし、ご遺体の一部しか存在しない場合は、些細なことを手掛かりに進めていくしかない。途方もない作業であることは一目瞭然である。

 今回、私の関心を引いたのは、似顔絵は作られたものの情報提供がなく、丹念な聞き込みから身元を特定した方の話だった。既に30年前に妻子と別れ独り暮らし、DNA鑑定の為に妻子と連絡は取れたものの、仮に特定されてもご遺骨の引き取りは遠慮したいとのことだった。(まあ、その理由も分からなくはない。)

 そして、DNA鑑定の結果が判明し、30年間生き別れになっていた40代の息子さんが確認の為にやってきた。様々な思いが去来したのだろう、父親の暮らしていた場所に立ち寄り涙する姿に私自身ももらい泣きしてしまった。最終的には、ご遺骨も引き取って帰ったのには安堵した。

 その後、捜査官宛に送られてくる息子さんからの直筆の手紙も涙を誘った。人としての純粋な気持ちが滲み出ていたからだ。捜査官自身、これは励みになったに違いない。取材陣に語った言葉だけではなく、涙がそれを裏付けていたように思う。

 被災地では、おそらく、こうした地道な活動が震災直後から続いていてるのだろう。そして捜査官たちは純粋な気持ちで精力的に取り組まれているんだなぁと思うと、感謝の気持ちで一杯になった。時間は35分と短いが素晴らしいドキュメンタリーだった。(拍手)

 

 

 

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