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2012年11月30日 (金)

恐ろしい!「日本維新の会」の政権公約について思うこと

 昨日、日本維新の会の政権公約が発表された。全文を読めるところが見つかっていないのだが、日経の記事に恐ろしいことが書いてあるのだ。http://s.nikkei.com/V7dHaW

 経済政策では、所得減税で消費を活性化させ、法人税減税で企業の国際競争力強化を目指す。最低賃金制度の廃止や解雇規制の緩和混合診療の解禁などの規制緩和策も盛った。

 一瞬目を疑った。これは労働者を奴隷にしても構わないと言っているに等しいと思えるからだ。それなのに今朝から各メディアのサイトを回ってみたが、このことを問題視するような記事になっていない。一体どうなっているんだ?なぜ皆、騒がないんだ?

 これは労働市場の流動化なんてもんじゃない。単純に考えれば、給料は時給100円でもOKで、気に入らないと文句を言ったら簡単に解雇できるということだ。維新の会は国益に反しなければTPPには賛成というスタンスだ。公約に書いてあることは国益に反しないのだから、TPPを促進させて外国から移民を受け入れれば、労働力なんて簡単に手に入るとでも思っているのだろうか?

 日本人を弱体化させるだけとしか思えないではないか。これが新自由主義。自分達さえ良ければ、負けた奴らはどうなっても構わないという表れだ。おそらくこの公約作成の中心には竹中平蔵教授がいることは間違いない。これだけ日本を破壊しておいて、まだ破壊する気か?この一点で絶対支持できない。

 メディアは官僚支配からの打破とか、領土を断固として守るとか、威勢の良いことばかり書いていないで、こういうところもちゃんとチェックして伝えないと不味いだろう。

 もっとも、今日の日本記者クラブの党首会見で、石原代表は公約に掲げられていた「脱原発」を書き直させると言った。本人は細かいところまで見ていないことが歴然としたし、突っ込めば幾らでも変えられるということだ。ということは、選挙さえ通ってしまえば、政策なんて幾らでも変えてしまうのも分かってしまった。

 これは私の妄想だけれど、自分達だけで過半数取れなくても、キャスティングボードを握り、石原さんを総理に担いで好き勝手やろうとしているのかもしれない。とにかく大政翼賛会のような大同団結だけは避けなければならないと思う。

【追記】夕方行われた自由報道協会の記者会見で、ジャーナリスト田中龍作氏が、このことについて質問した。回答としては、このことは知らなかったようで、大阪の連中と摺合せ行うとのことだった。少なくとも石原代表自身は反対のようだ。私の想像は多少なりともあっていたのかもしれない。

 

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