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2012年12月 6日 (木)

「160匹犬屋敷、元ブリーダー逮捕 動物愛護法違反容疑」(朝日新聞)の記事を読んで思うこと

 かなりショッキングな映像があったので朝日新聞のリンクは貼らないけれど、保護された犬達は無事に回復するのだろうか?また、新たな飼い主に巡り合えるのだろうか?あるいは、殺処分か?こういう痛ましい事件が何度も繰り返されているような気がする。何とかこういう小さな命を守れないものなのだろうか。

 ペットショップの方には申し訳ないのだが、個人的には出店等の規制を強化して欲しいと思っている。そして、メディアも可愛いペットの紹介をした時間と同等に、殺処分の現状を伝えるべきだ。ペットショップで売れなかった子犬や子猫はいったいどうなるのか?そういうところもちゃんと取材するべきだ。毎年、犬や猫が20万~30万匹も殺処分されているのに、ペットの購入意欲を掻きたてる番組には違和感がある。

 そして、今回逮捕された女性も元ブリーダーだ。何で160匹にまで増やしてしまったのかその動機は分からないけれど、書いてある記事によると、ミニチュアダックスフンドやチワワとなっているから、基本的には販売目的だったのだろう。おそらくそれで収拾がつかなくなったのだと想像してしまう。

 もっとも、こういう事件が起こると、ペットショップ批判をしてしまうのだが、根本的には人間のモラルの問題だということは間違いない。こうした悲劇を防ぐには、資格制及び完全登録制にでもして、違反したら罰則にでもしないといけないのかもしれない。

 何故、私がこの問題に関心を持つのか。それは、こうした犬や猫を見るたびに、今の社会情勢を見ているような気がして仕方ないからだ。血統書付のペット(いわゆる勝ち組)は大事に扱われ、落ちこぼれたもの(負け組)は野良になって最後は殺処分となる。競争に勝ち残れない弱者の成れの果てだ。これは新自由主義(市場原理主義)を具現化しているようにしか思えない。

 少し飛躍しすぎたかもしれないが、多くの人が目を背けずに犬猫の殺処分問題に関心を持って、国や行政機関を動かし殺処分ゼロを目指して欲しいと心から願うばかりだ。また、今回保護された犬達も、是非、心ある飼い主が現れて引き取ってもらうことを願う。

 

 

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