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2013年1月18日 (金)

「廃炉へ政府挙げ対応 石原環境相が第一原発を視察」(福島民報)の記事を読んで思うこと

 昨日、福島第一原子力発電所の事を「第一サティアン」と呼んだ、石原環境相が、現場にいって、「廃炉へ政府挙げ対応」(http://bit.ly/VajYFc)と語ったようだ。皮肉になるが、原発をガンガン推進してきた自民党だから、それなりの人脈や高度な知識・技術力を有しているのか分からないが、民主党とはレベルの違う対応ができるのだろう。

 大臣が「廃炉に向けた作業がこれまで以上に順調に進むよう政府を上げて対応する」と高尚なことを言われたのは結構だけど、出来れば、具体的に説明してもらいたいところだ。だいたい今でさえ、メルトダウンした燃料はどこにあるのか分からないし、格納容器の中に入ることも、長時間近づくことも出来ない。そんなものが4基もある。どうするのだ?

 素人考えだけど、高放射線下で人間並みの作業が出来るロボットが開発されない限り難しいのではないか。それに取り出した燃料棒を安全に保管しておけるのか。また、今後数十年続く廃炉作業に当たる作業員は揃うのか。こうした様々な問題を一つ一つ解決していかないといけないのだ。

 特に作業員の問題は深刻だ。多重下請け構造がまかり通っているから、末端作業員なんて一般土木作業員扱いではないか。しかも、一応健康面に配慮して、被曝線量も決まっているから長くは働けない。こんな酷い待遇の職場に、どうやって人を集めるのだ。

 私は、こういう作業員は準公務員扱いにして、国または地方公共団体が直接雇用すべきだと思う。穿った見方になるが、東電を温存させるために、こういう思い切った方法が取れないのではないだろうか?旧ソ連だって、チェルノブイリの事故処理に当たった作業員達は英雄として扱い、国が崩壊するまではちゃんと面倒をみた筈だ。私には事故後2年が経とうとする中、作業員を使い捨てにしているような気がしてならない。今からでも遅くはない、もっと作業員を厚遇して欲しい。

 少なくとも自民党政権は過去から今日に至るまで、電力会社関係から多額の献金を受け原発増設に邁進してきたのだから、国民に迷惑をかけないで、ちゃんと尻拭いをしてもらおう。

 

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