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2013年2月12日 (火)

【2月10日/NHKスペシャル-”核のゴミ”はどこへ~検証・使用済み核燃料~】を観て思ったこと

 早いもので来月で東関東大震災から2年になる。しかし、当然ながら福島第一原発の収束の目途は経たない。それなのに、世間ではもうすっかり忘れてしまったのか、あるいは私のように、”頭の中では思っているけれど、他人に話さないだけなのか”、判断が出来ない状況になっている。

 巨大広告代理店が絡むメディアで常時取り上げるのは東京新聞と文化放送ぐらいになってしまった。その文化放送も3月いっぱいで朝と夕方の番組は打ち切られてしまう。広告に関係ないNHKも名目上は独立しているとは言え、政府機関の一因みたいなものだから、7時や9時のニュースでは真剣に取り扱っているようには思えない。期待できるのは、NHKスペシャルだけとなった。

 使用済み核燃料(核廃棄物)の問題は、私も福島第一の事故が起こるまでは頭の片隅にあるかないかの些細な問題だった。しかし、あの事故以降、いろいろ見聞きしていくうちに、原子力で一番問題なのは、このことなんだ、ということが分かった。(遅すぎる。)

 したがって、この番組を観るまでもなく、核廃棄物の処理方法がいかに困難であるか、また再稼働させた場合、あと数年で各原発のプールが一杯になってしまうことも、だいたい分かっていた。しかし、2つのことについては驚かされた。

 一つは経産省の若手官僚による”核燃料サイクルはもう撤退すべき”だという文書があったことと、事故後、日本原燃、内閣府、経産省の人間が集まって、”核燃料サイクルの維持は原燃を潰さないために不可欠”という話し合いがあったことだ。正直驚いた。

 何のことはない、核燃料サイクルなんて実現不可能なことは、政府や電力会社等は皆分かっていたことなのだ。ただ、自分達の会社や利権がなくなってしまうから、国費を無尽蔵に投入しても、”高速増殖炉もんじゅ”や”六ヶ所村の再処理工場”を維持していこうということではないか?電力不足なんて何ら関係ない。本当に呆れるばかりだ。

 結局、ここでも”自分達さえ良ければそれで良い”だ。子供達につけを回すなと言って消費増税をする国の連中が、その処理に何万年もかかる核廃棄物は先送りにするのか。

 安倍政権に代わって、原発報道がさらに少なくなったような印象がある中で、NHKスペシャルが核廃棄物の問題を取り上げたことを支持したい。締めの言葉も良かった。アベノミクスとやらで浮かれるのは結構だが、この問題をどうするのか?国会は勿論、メディアでも大々的に取り上げるべきだと思う。

【追記】こういう番組は、少なくとも受信料以外の金なんて取らないで、何回でもネットで観られるようにするべきだ!。それだけが大いに不満!

 

 

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