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2013年2月

2013年2月28日 (木)

身も心も寒い2月だった。

 新年になって、あっという間に2ヵ月が過ぎた。この冬の寒さは身体に堪える。1月は過労で点滴を打ったりしたが、今月は2日間休みを増やし、尚且つ、完全休養を決め込んだので体力的には回復の兆しが見えている。ただ、まだ元気溌剌という訳にはいかない。

 そのせいか、自分がどう考えても変えることなんて出来ない問題、例えばTPP、原発等々、連日流れるニュースに落胆するばかり。仕事にしても、自分ではどうすることも出来ない事、まだ起こっていない事に頭を悩まし焦燥感すら覚える。一応、眠れてはいるので、”うつ病が再発”したわけではないだろうが、如何せん、テンションが上がらない。

 もっとも、別にテンションが上がらなくても十分生きてはいける。ストレス過多という訳でもない。でも、このままメリハリのない生活を続けていくのは辛い。ここ数日は座右の書である、D・カーネギーの「道は開ける」を枕元に置いて、この状態から脱出すべき方策を探している。

 明日から少し生活パターンを変えたり、アキレス腱の状態をみながら、ジョギングを再開したりしてみよう。

 

2013年2月26日 (火)

PC遠隔操作事件、容疑者への勾留理由開示公判について思うこと

 今日、東京地裁でPC遠隔操作事件の容疑者に対して、勾留理由の開示が行われた。江川紹子さんのツイートや新聞のWeb版などを読むと、裁判官は杓子定規に「罪を犯したと疑う相当の理由がある」、「証拠隠滅の恐れがある」、「逃亡の恐れがある」と述べたようだ。なんだか完全なセレモニーに思えてしまい、日本の司法というものに幻滅してしまった。

 容疑者側が知りたいのは「相当の理由」ってどんな理由なのか?のはずなのに、裁判所側は、それは言えないらしい。確固たる証拠があるのなら、容疑者の望むように可視化した上で、矛盾を突けばいいだけのことではないのか?これじゃあ、警察が疑ったら誰でも逮捕されてしまうと受け取ってしまう。

 だいたい、会社や自宅からPC、さらには売却したスマホ、バイクまで押収して、尚且つ、FBIに依頼して、ドロップボックスにウイルスのファイルがあったことまで分かっていて、その他にどんな証拠を隠滅しようというのだ。それに「逃亡」といったって、逮捕前の猫カフェでの様子から大々的に報道され、おそらく釈放後も警察は尾行するはずなのに、おいそれと出来るわけがない。

 正直言って、まだどちらが正しいのかは分からないけれど、人を20日以上も留置場に監禁するのだから、それなりの理由がなければ堪らない。まして、今回の事件では4人も誤認逮捕し、うち2人は自白を強要して起訴している。人権侵害も甚だしいではないか。

 このところ、大手マスコミは大々的に報じていないけれど、権力を監視する機関であるならば、警察側の矛盾についても報道すべきだ。今のままでは、裁判所、検察、警察の広報機関と言われても仕方ない。この容疑者が真犯人であってもなくても、報道の在り方は見直されるべきではないだろうか?

 

2013年2月25日 (月)

【東京マラソンで男性の命救う お手柄ランナーの松山市職員に感謝状】(MSN産経ニュース)の記事を読んで思うこと。

 昨日の東京マラソンはあいにく仕事でシリアスランナーの闘いはラジオでしか聞けなかった。帰ってきて、第2部と謳っていた市民ランナーメインの中継も、CMが多く、尚且つ、タレント連中がまるで高みの見物のようなコメントを発しているのを聞いて嫌になり、すぐに切った。もう、ああいう中継なら止めて欲しい。

 そんな後味が悪かったテレビ中継はさておき、こんな立派なランナー達がいたのが非常に嬉しい。昨夜の段階では「名乗り出て!」と呼びかけていたが、一人は名乗り出たようだ。【東京マラソンで男性の命救う お手柄ランナーの松山市職員に感謝状】 http://on-msn.com/ZDysme

 数年前、タレントの松村邦洋氏が倒れたのと同じパターンのようだ。走ったことのない人達からみれば、こういう事故が起こると、すぐに「練習不足だったのでは?」と揶揄されがちだ。しかし、いくら練習を積んでいても、その日のコンディションによっては誰にでも起こりうることだ。まして、東京マラソンなんて我々一般参加者は抽選確率10倍の難関を潜り抜けて当選したのだから何としてでも出たいという気持ちが先立つのはやむを得ない。こればかりは倒れたランナーを責められない。

 ただ、今回の場合も東京マラソンのようなマンモス大会で、沿道にも人が多く、AEDも身近にあり、尚且つ、救急体制も万全の備えをしていたから助かったのかもしれない。もちろん、最近はどこの大会に行っても、それなりの救急体制は整えてあるけれど、沿道の観衆や参加ランナーが少なければ発見が遅れてしまいかねないのだ。

 それにしても、救助したランナー達を褒めなければいけない。私だったら、救助の人を呼ぶのが精一杯で、(一応、昔教わったことはあるけれど)、人工マッサージまでは出来なかったと思う。本当に素晴らしい。彼らには、是非、来年の出場権を与えて欲しい。

 

2013年2月23日 (土)

【富士山で入山料徴収の意向 山梨、静岡両県知事が表明】(東京新聞)の記事を読んで思うこと

 今日は2月23日。あいにく今日は曇っていて富士山を見ることは出来ながったが、静岡と山梨では「富士山の日」と呼ばれている。そんな折、「富士山で入山料徴収の意向・山梨、静岡両県知事が表明」という記事を読んだ。http://bit.ly/W9A5Hh

 個人的にはやむを得ない措置だと考えている。登山できるのは基本的に7月と8月の2ヵ月だが、この間に20万人以上の人達が登る。私も25年ぐらい前、一度登ったけれど、その時でさえ、夜中にもかかわらず、7合目以上は列をなしていた。自分自身で懐中電灯を持たなくても歩けるくらいだった。

 今では”山ガール”などと呼ばれる若い女性も増えてきていると聞くし、なにより、健康志向と昨今の不況下でも廉価で絶景を堪能できるレジャーという面からみても、登山者が増えているのは推測できる。

 そうなると、怪我や体調不良を訴える人も増えただろうし、当然、ゴミも増えただろう。それに対応することも問題だが、個人的には一番問題になるのは”トイレ”なのではないかと思っている。処理する方法はいろいろあるらしいけれど、やはり、費用が莫大にかかるのは目に見えている。トイレを有料にしたところで設置費用の回収すらままならないし、逆にそれを使わず岩陰で用を足してしまう人もいるだろう。

 また、大勢の登山客が入れば登山道の整備も必要だ。かつて何度か落石死亡事故も起きたのだ。これを自治体だけが負担していたら、堪ったものではない。1人1000円ぐらいの負担は必要なのではないか?

 本来、富士山は”世界自然遺産”を目指していた。却下された理由としては、周辺のゴミとトイレの問題だと言われている。そのため、苦肉の策として”世界文化遺産”を目指したのだった。でも個人的には本末転倒なのではないかと思っている。これを機に、富士山の自然環境に目を向ける人が増えてもらえることを願う。

2013年2月21日 (木)

WBC日本代表が決まったけれど…、盛り上がらない私の心

 昨夜、第3回WBC日本代表が発表された。前回までは、心の中でかなり盛り上がっていたのだが、今回は正直言って”まっ、頑張って?”ぐらいの反応だ。一応、日本人プレーヤーでは第一線で活躍する選手を集めながら、合宿で5名落とすというやり方にも不満だし、そもそもWBCというのが単なるMLBの興行でしかないということが分かってしまったからだ。

 それなのにメディアの騒ぎ様は異様としか言いようがない。コメンテーターとか解説者達も自分の仕事が増えるかどうかのターニングポイントだから、一生懸命盛り上げている。天邪鬼な自分がいけないのかもしれないけれど、これで視聴率がコケたりすると、広告収入が減るからじゃないのか?なんて思ってしまう。メディアに踊らされているようで凄く不快だ。

 少なくとも今回観ることはないだろう。視聴率が最悪になり、人々の関心が無いように主催者側に思わせなければ、こんな興行が続いてしまう。サッカーW杯のように本当の意味での世界一決定戦と言えるようなシステムになり、この大会を心から目指す選手ばかりにならなければ興味は湧かない。私の心の中では、野球に対する気持ちがどんどん薄れていく。

 

2013年2月20日 (水)

気になって仕方ない~PC遠隔操作事件捜査の行方~

 10日前、まるで殺人犯でも逮捕したかのように報道されたPC遠隔操作事件は、不透明な様相を呈している。容疑者は弁護士のアドバイスに従い、可視化が認められない取り調べは黙秘しているという。

 昨夜はジャーナリスト江川詔子氏が容疑者の弁護士から、「容疑者が猫に首輪を付けた写真がないらしい」とか「容疑者は今回のウイルス開発言語であるC#は使えない」という話を引き出した。これを読むと、誤認逮捕の疑いが濃くなる。

 ところが今日は、警視庁記者クラブの一員である読売新聞が、ドロップボックスに保存されていたウイルスに容疑者派遣先のPC情報があったと伝えている。(この情報は既にあったものの上書きのようだ) これを読む限り容疑者は限りなく黒になる。果たして、どちらの言い分が正しいのだろうか?

 もちろん、容疑者は嘘をついているかもしれない。しかし、今日、読売が報じたような証拠があるのなら、何故、容疑者側が要求する可視化を認めないのか?「猫に首輪を付けた写真」や「ウイルスのPC情報」とやらを容疑者にぶつければ、簡単に落とせるはずではないだろうか?それが素人の私にはよく分からない

 私がこの事件について関心を持つのは、普段ネットを使っている私自身もこうした事件に巻き込まれる危険を感じるからだ。今回の事件は4人も誤認逮捕され、そのうち2人は身に覚えもないのに自供を強要されている。しかも、彼らはその後、名誉回復がなされたかどうかも分からない。こんな怖い世の中でいいのか?

 警察はマスコミを利用した印象操作まがいのことをしないで、可視化による取り調べを行った上で、事件解決をして欲しい。

【追記】実は同じタイトルの文章を昨夜も書いたのだが、アップロード中に不具合が起こって削除されてしまった。今日はその後の情報も踏まえて書くことにした。

2013年2月18日 (月)

高梨沙羅さん、W杯総合優勝おめでとう!

 月曜日だけど、個人的には休日の朝、非常に嬉しいニュースだ。W杯女子ジャンプ個人第14戦で高梨沙羅選手が優勝し。総合優勝も決めた。怪我には注意して来年のソチ五輪では金メダルを獲って欲しいと願うばかりだ。

 しかし、懸念材料がある。過去を振り返ると、冬季スポーツでは、日本人が断トツで優勝すると、ルール改正されてきたように思うからだ。邪推かもしれないけれど、ノルディック複合、ジャンプなどはそうとしか思えない。ネットで流れている情報では、実は今期もジャンプスーツに関するルール改正があったらしい。

 とにかく国際スポーツのルールは簡単に変えられてしまうし、その根拠もよく分からないが、どうしても欧米人に有利なようになっているような気がする。陸上や水泳などとは違い、採点競技や道具を使う種目はルール変更による競技成績への影響は大きい。

 少し話はズレるが、今回IOCがレスリングを五輪種目から除外しようとしているのも、こうしたルール改正問題ともリンクしてしまうように感じてしまう。根底には白人至上主義とスポンサー料等々のお金が絡んでいてもおかしくない。でも、残念ながら、ロビー活動が下手な日本にはこの流れを止めることは出来ないだろう。

 少なくとも来年のソチ五輪前に彼女が不利になるようなルール変更がされないように関心を持ち、事前に動きを察知することが必要だと思う。彼女には、こんな余計な心配をさせることなく、競技力向上に邁進してもらいたい。ガンバレー!

 

2013年2月16日 (土)

【自殺か:小5駅で飛び込み 学校統廃合中止求めるメモ残す】(毎日新聞)の記事を読んで思うこと

 「どうか一つのちいさな命とひきかえに、とうはいごうを中止してください」。亡くなった子供はまだ小学5年生なのに本当にこれが理由なのか?私には到底信じられない。http://bit.ly/15gDiGy

 確かに学校が統合されることによって、新しい子供達と上手くやって行けるかどうか思い悩んだのかもしれないし、単に自分の通った学校が無くなるということが悲しかったのかもしれない。ただ、小学校5年ともなれば”死”というものが、どういうことなのかは少なくとも理解していた筈なので、相当悩んだ末に、この道を選んでしまったのだろう。

 邪推になってしまうけれど、この統廃合という問題は一つの引き金であって、実はもっと深い問題が隠れているような気がして仕方ない。いやそう思いたい。

 それにしても、私が想像できないくらい辛い筈なのに母親の「自殺というやり方で世の中が変わると他の子が思わないでほしい」というコメントは立派だ。私だったら、ここまで周りのことを思い遣れない。自殺は美化してはいけないのだ。周りをどれだけ悲しませ、どれだけ重荷を背負わせるか、これは我々大人がちゃんと教えなければならないのではないか?

 亡くなられたお子様のご冥福をお祈りします。

 

 

2013年2月14日 (木)

【「ごみ一つ落ちてなくて感激」 清掃担当の女性 手紙で謝意】(東京新聞)の記事を読んで思うこと

 新幹線内に自分達のゴミを残さなかった修学旅行の中学生、それに感激し、観た人が幸福になると言われる”ドクターイエロー”の写真を添えて、すぐさま学校に謝意の手紙を送った清掃担当の女性、どちらの行為も”言うは易し行うは難し”だ。

 こういう記事を読むと、日本もまだまだ捨てたもんじゃないなと実感できる。ありきたりといってしまえばそれまでだが、この出来事に関わった方々の純粋な気持ちを考えると、感動してしまう。【「ごみ一つ落ちてなくて感激」 清掃担当の女性 手紙で謝意】http://bit.ly/XxI0My

 最近、学校関連のニュースと言えば、イジメによる自殺や体罰問題ばかりで辟易としていた。確かにこれらの問題は命に関わることだし、学校を良くするためには重要だ。しかしながら、ここぞとばかりクローズアップされ過ぎているような気がする。まるで、ほとんどの学校が荒んでいるかのようだ。

 今回の件では、この修学旅行に参加した生徒達は自分自身を誇りに感じるだろう。彼らにとっては些細なことであったかもしれないし、実は引率の先生に指導されたのかもしれない。しかし、間違いなくその行為は人の心を動かした。それがこの学校の伝統になって下級生たちに繋がっていく。素晴らしい連鎖ではないか。

 悪いことを糾弾して改善していくことも必要だけれど、良かったことは皆で認めて褒めてあげて、それを生徒達の自信に繋げていくことも立派な教育だと思う。これぞまさしく本当の意味での”修学旅行”だったのかもしれない。

 

2013年2月12日 (火)

【2月10日/NHKスペシャル-”核のゴミ”はどこへ~検証・使用済み核燃料~】を観て思ったこと

 早いもので来月で東関東大震災から2年になる。しかし、当然ながら福島第一原発の収束の目途は経たない。それなのに、世間ではもうすっかり忘れてしまったのか、あるいは私のように、”頭の中では思っているけれど、他人に話さないだけなのか”、判断が出来ない状況になっている。

 巨大広告代理店が絡むメディアで常時取り上げるのは東京新聞と文化放送ぐらいになってしまった。その文化放送も3月いっぱいで朝と夕方の番組は打ち切られてしまう。広告に関係ないNHKも名目上は独立しているとは言え、政府機関の一因みたいなものだから、7時や9時のニュースでは真剣に取り扱っているようには思えない。期待できるのは、NHKスペシャルだけとなった。

 使用済み核燃料(核廃棄物)の問題は、私も福島第一の事故が起こるまでは頭の片隅にあるかないかの些細な問題だった。しかし、あの事故以降、いろいろ見聞きしていくうちに、原子力で一番問題なのは、このことなんだ、ということが分かった。(遅すぎる。)

 したがって、この番組を観るまでもなく、核廃棄物の処理方法がいかに困難であるか、また再稼働させた場合、あと数年で各原発のプールが一杯になってしまうことも、だいたい分かっていた。しかし、2つのことについては驚かされた。

 一つは経産省の若手官僚による”核燃料サイクルはもう撤退すべき”だという文書があったことと、事故後、日本原燃、内閣府、経産省の人間が集まって、”核燃料サイクルの維持は原燃を潰さないために不可欠”という話し合いがあったことだ。正直驚いた。

 何のことはない、核燃料サイクルなんて実現不可能なことは、政府や電力会社等は皆分かっていたことなのだ。ただ、自分達の会社や利権がなくなってしまうから、国費を無尽蔵に投入しても、”高速増殖炉もんじゅ”や”六ヶ所村の再処理工場”を維持していこうということではないか?電力不足なんて何ら関係ない。本当に呆れるばかりだ。

 結局、ここでも”自分達さえ良ければそれで良い”だ。子供達につけを回すなと言って消費増税をする国の連中が、その処理に何万年もかかる核廃棄物は先送りにするのか。

 安倍政権に代わって、原発報道がさらに少なくなったような印象がある中で、NHKスペシャルが核廃棄物の問題を取り上げたことを支持したい。締めの言葉も良かった。アベノミクスとやらで浮かれるのは結構だが、この問題をどうするのか?国会は勿論、メディアでも大々的に取り上げるべきだと思う。

【追記】こういう番組は、少なくとも受信料以外の金なんて取らないで、何回でもネットで観られるようにするべきだ!。それだけが大いに不満!

 

 

2013年2月10日 (日)

PC遠隔操作ウイルス事件で容疑者が逮捕のニュースを聞いて思うこと

 昨年、4人も誤認逮捕され、うち2人は強制的に自供に追い込まれた、PCの遠隔操作による脅迫文書き込み事件の容疑者が今日逮捕された。本人は否認しているのであくまで容疑者だ。

 それなのに報道はもう、この男が確実に犯人であって、その犯行手口、逮捕に至る経緯、過去の罪状、逮捕時の映像、さらに逮捕前の映像すら流れているという。これは警察側からの情報提供があったことは間違いない。まるで殺人事件などの凶悪事件を起こした犯人であるかのようだ。

 もちろん、こういう犯罪自体を肯定している訳ではない。ただ、この報道の異様さが非常に怖く感じる。おそらく警察や検察側としては、誤認逮捕や強制的な自供を行ったことが発覚したので、世間から相当批判されたはずだ。私もブログで批判した。良く言われる、「警察の威信」とやらが、完全に崩壊したのだ。

 おそらく、こうした失態を挽回するために、記者クラブの連中に情報提供し、市中引き回しのような逮捕劇を撮らせたのだろう。それにしても、逮捕のきっかけが、猫に首輪を付けた時の防犯カメラの映像とは少し皮肉だ。一見、ハイテク技術を使った犯罪の割には、アナログ的な捜査で容疑者が割出されたのだから。愉快犯がよくやる失敗例なのかもしれない。

 警察には着実な証拠の積み上げ、そして、出来れば取り調べの可視化をお願いしたい。

2013年2月 9日 (土)

先日、生まれて初めて歯医者さんで褒められた(笑)

 先日、歯科治療の際、歯科衛生士の方に褒められた。昨年測定した歯肉の状態から大幅に改善しているという。正直言って、凄く嬉しかった。なぜなら、歯医者さんに来て褒められたことなんて、これまで40数年なかったからだ。

 小学2年の頃、私は「悪い歯のコンクールに出たら優勝できるかもね」「生まれつき歯の質が悪い」と言われた。かなりショックでそれ以降、トラウマになった。もっとも、これは歯医者さんから直接言われた訳ではなく、親が先生から「こう言われたんだよ」ということなので、真偽のほどは分からない。今聞いても覚えていないという。

 まあ、それから成人するまでの間は、何回歯医者に通ったか分からない。夜中に激痛が走り眠れない夜だって何回もあった。まだ当時は今のように沢山の歯医者がある訳でもなく、田舎住まいなので、おかしいという前兆を感じてもタイムリーには行けなかった。

 直接、先生から怒られる訳ではないけれど、頻繁に通うので、私自身が凄く迷惑をかけているようで引け目を感じていた。中学時代に通っていた歯医者さんは、小一時間かかる所なので学校を早退するのだが、健康手帳に理由と印を押して担任に許可をもらわなければならなかった。何と2~3ページあった表が全て埋まってしまったくらいだ。(もっとも歯医者だけではない)

 成人するまでに、ほとんどの歯が治療され、あるいは抜かれ、なおかつ、被せ物になってしまったため、虫歯になることは少なくなったが、10年くらい前からは、歯周病がついて回るようになってしまった。早い段階で総入れ歯になるのかもしれないと思っていた。

 ところが5年くらい前、中小企業診断士として歯科医院の経営診断を行った際、治療とは別に歯医者さんといろいろ話したことで、歯医者さんへの引け目がなくなった。それと同時に、”結果的にお金を掛けないようにするには、痛くなる前に定期的に行くのがベストなんだ”と、その時初めて気づいたのだ。

 それでも長年に渡る不摂生ゆえになかなか改善に至らなかった。とにかく定期的に通院することをはじめ、薬用の歯磨き粉と口腔洗浄液、歯間ブラシに超音波電動歯ブラシの使用と、ずぼらな自分の割にはまめに取り組んだ。今回は、その成果がようやく出たのかもしれない。

 変な話、如何にお金を掛けないか?という不純な動機から始ったことだけれど、せっかく褒められたのだから、今ある歯が出来るだけ長持ちするようにしていきたい。

 

2013年2月 8日 (金)

映画「愛のむきだし」(2009年・園子温監督)を観て思うこと。

 園子温監督の作品は残念ながら劇場で観たことはなく全てDVDだが、昨年観た「冷たい熱帯魚」は強烈なインパクトのある映画で、この監督の作品に非常に興味を持っていた。そして昨年の秋、Eテレで監督のことが取り上げられ、その時に、「愛のむきだし」という映画があることを知ったのだった。

 そこで何も知らずDVDを借りに行くと、2枚組で上映時間がなんと237分となっているではないか?私が観た映画で最長なのは、故若松孝二監督の「実録・連合赤軍」の190分で、それよりも1時間弱長い映画なんて、おそらく耐えられないだろうという思いから、ずっと借りないでいた。でも興味だけはあったので、何もすることがない休日の今日、”まあ、1枚100円だし、騙されたつもりで観てみよう”という気になった。

 物語が始まると、当然の事ながら頭の中で先々の展開を予想する。でも、ことごとく裏切られていく。そして、何となくコメディータッチの演出に、こんなのがあと何時間も続くのか?という不安すら覚えてくる。しかし、時折、何かの伏線とも思える異様な登場人物の行動に、これから先、どんなどんでん返し?あるいは壮絶な展開になっていくのだろうと想像すると、時間が経つのも忘れていく。

 とにかく先が読めない。敬謙なキリスト教の家庭、懺悔、ありえない親子関係、盗撮マニア、レズビアン、純愛、友情、新興宗教、洗脳、これらの単語が不思議と繋がっていく。全然飽きない。一見荒唐無稽に思えるものの、ひょっとしたら、あり得るのかもしれないと思える演出も多々あって、恐怖すら覚える。そして、ラストには涙を誘う。

 満島ひかり、安藤サクラ、西島隆弘等の若手と、渡部篤郎、渡辺真紀子他ベテラン俳優が上手くマッチしている。特に満島ひかりさんは可愛いし感情溢れる演技は素晴らしい、また悪役とも言える安藤サクラさんも忘れられない強烈なインパクトがあった。

 園監督はエロ・グロをあからさまに描くので、おそらく、この作品を観て嫌悪感を覚える人も、何を言いたいのか分からないという人も大勢いるだろう。ただ、私は4時間にわたり最後まで引き込まれ、こうしてブログに感想を書くくらい印象に残った作品であった。

 

 

2013年2月 6日 (水)

キリンチャレンジカップ2013 日本vsラトビア戦を観て思うこと

 今から20数年前「奥寺が11人いればW杯に出場出来る」なんて言われていた。当時、海外でプレーしていたのが、奥寺さんだけだったからだ。

 ところが今夜のラトビア戦のスタメンは、今野選手以外の10名は全てヨーロッパのチームに所属している選手だ。しかも、レギュラー選手がほとんど。それに召集されていない選手もいるのだから、
選手層の厚さに驚く。贅沢な時代になったものだ。

 今夜の試合は前半こそ相手の出方が分からないことと、長距離移動で勘が鈍っていたのか、動きがイマイチだったけれど、後半は相手を圧倒していた。

 もっともラトビアというチームがFIFAランキングではかなり格下であったようなので過大に評価出来ないが、調整という意味では良かったと思う。

 今年はコンフェデ杯でブラジル、イタリア、メキシコという世界トップクラスのチームと戦う。惨敗する可能性が高いが、今まで格上との戦いで見せたような守って、守って、カウンターという戦術からは脱皮して欲しい。それが日本サッカーの進化に繋がるものと信じている。

【追記】今夜は試しにスマホで投稿してみました。文字が小さいかもしれない。

2013年2月 5日 (火)

「中国艦が海自艦船に射撃レーダー照射」か、チキンレースじゃ済まない状況になってきた。

 NHKの夕どきネットワークを観ていたら、いきなりニュース速報で「数日前、尖閣で中国艦が海自艦船に射撃用レーダー照射」が流れた。レーダー照射とはいえ、明らかな戦闘行為なので、武力衝突に発展してもおかしくなかった。

 個人的には国連安保理でこの問題を取り上げてもらうべきだが、ここでこの問題を持ち出したら、尖閣には領土問題が存在すると認めることになりかねないので、それもできないのかもしれない。

 ここで不思議に思うのが、先月、公明党の山口代表が中国の習近平国家主席との会談は何だったのかということだ。中国側が尖閣問題については若干トーンダウンしたかのような報道だったのだが、以前よりもエスカレートしているではないか?

 私も恥ずかしながら、この歳になって戦前のことをいろいろ勉強しているけれど、戦争なんてものは、ちょっとしたきっかけで起こってしまうのだ。そして、一度踏み込んだら、簡単に止められない。

 中国は今、日本最大の輸出国だ。私も中国は好きではないが、この事実は曲げられない。日中が対立して喜ぶのはアメリカだけだ。上手い落としどころは、やはり、「棚上げ」でしかない。

2013年2月 4日 (月)

「日本を滅ぼす消費税増税」(菊池英博著・講談社現代新書)を読んで思うこと

 著者の菊池英博氏のことは岩上安身さんのインタビューで知ったが、私のような素人にもTPPや消費増税の弊害について分かりやすく話していたのを覚えている。昨年末、IWJ饗宴Ⅲに参加して、先生が初心者にも出来るだけ分かりやすい新書を出版したということを聞き、手にとってみることにした。

 経済学というのは、ある意味、数学のようなもので、文系の人間には少々辛いこともある。しかし、本書ではあまり複雑な計算は出てこないし、専門用語的なものも少ないから、そうは苦にならない。

 そもそも何でこんなデフレ状況に陥ったのか?誰が悪かったのか?何をしたから、こんなに不況が続いているのか?やはり、鍵を握るのは財務省。本書を読む以前からそれ自体は薄々気づいてはいたが、おそらく日本でも指折りのエリート集団が国民を疲弊させ続けるのか?その動機が全く分からなかった。

 まさかその動機のひとつが明治以来から脈々と続く「均衡財政」という考え方だと知り、正直言って驚いた。つまり、財務省の仕事は予算を組んで「財政支出と収入を均衡させる」ことだけであって、「いかにして税収を増やすか、そのためにはいかなる財政政策をとるべきか?」という経済政策の業務は財務省にないのだという。

 だから、メディアを使って「国の予算を家計に例えると・・・」、「このままだとギリシャのようになってしまう」などといって、財政危機を煽り、増税やむなしの世論を作るのだ。本書にはそれが間違っていることや、メディアが使う騙しのテクニックにも触れている。

 何より、菊池先生のように財務省の意向に反対する専門家は大手メディアには出演させないように工作しているのだから質が悪い。そもそもこんなに不況なのに日本が世界一財源の豊富な国であるということを知っている人達がどれだけいるだろう?こうした財務省の思想を変えない限りデフレ脱却はままならないという訳だ。

 果たして、デフレ脱却を最優先課題とした安倍政権はこれを変えることが出来るのか。今のところ、菊池先生の唱えるような大胆な金融政策、大規模な財政支出を打ち出したことによって円安・株高基調は続いている。問題は我々庶民の所得向上に繋がるような政策がとれるかどうかだ。先生曰く「新自由主義・市場原理」から「生活が第一・人間尊重」の思想に変えられるかがキーポイントのように思う。

2013年2月 3日 (日)

見ている者を魅了するマラソンランナー、川内優輝!

 別府大分毎日マラソン、川内優輝選手が大会新記録で優勝した。仕事があったのでトラックに入ったからしか見られなかったけれど、彼の懸命の走りには毎回感銘を受ける。今回は優勝インタビューを聞けたが、たいていは走り終わった後に倒れ担架で運ばれるくらい、自分の力を出し切った印象が強かった。

 彼が凄いのは実業団選手とは違い、有名なコーチや練習環境にも恵まれない中で日本人のトップグループにいることだ。しかも、今日のレースの2週間前にはエジプトでフルマラソンを走って優勝し、その後も、距離は短いながら駅伝に2回も参加している。トップアスリートと言われる人達は半年に1回程度の割合でしか、フルマラソンに出場しないのに、彼は毎月1回ぐらいのペースで出場しているのだ。

 よく、そんなにレースに参加して大丈夫かという話も聞くが、実業団の選手はフルマラソンに出場するのに、40㎞走というのを数回行う。月間走行距離は軽く1,000㎞を超える。しかし、公務員とはいえフルタイムで働く川内選手はなかなかそれが出来ない。おそらく月間走行距離も実業団の選手から比べたら少ない。だから、練習代わりにフルマラソンの大会に出場しているのだという。

 私もヘッポコランナーだがアキレス腱の故障もあって、フルマラソンからは4年も遠ざかっている。しかし、レース中の孤独感はよく分かる。川内選手と自分なんて月とスッポン以上の違いだが、日頃、孤軍奮闘している彼の姿が垣間見えるような姿に親近感を覚えてしまうのかもしれない。おそらく今夏の世界陸上には選ばれるだろう。是非とも頑張って欲しい。

 

2013年2月 2日 (土)

「米デルが近く身売りで合意、4日にも発表へ=関係筋」(ロイター)の記事を読んで思うこと

 「栄枯盛衰」と言ったらいいのか、それとも「盛者必衰」なのか。10年前ぐらいは飛ぶ鳥を落とす勢いだった米コンピュータメーカーのデル社が身売りをするらしい。http://bit.ly/VDrFnP

 SCM(サプライチェーン・マネジメント)、アジルカンパニー、BTO(ビルト・トゥ・オーダー)等々、私が診断士受験に向けて勉強していた頃にはデル社は最先端企業だった。パソコン販売の常識を覆したのだから、言うまでもない。

 デル社がBTOを行う前、パソコンの販売と言えば、各メーカーが年に2回ぐらい発表する製品を個人向けには家電量販店やパソコンショップで販売し、企業向けにはシステムインテグレーターやメーカーの販社が販売していた。

 ところが、デル社は基本的にはネット販売を主流に、顧客の望むスペックの製品を短期間で組み立てして配送するという方法をとった。中間業者を省くことや組み立ては人件費の安い東南アジア諸国を使うこと、顧客の要望に応じたスペックを臨機応変に対応することで低価格に成功したのだ。当時は「デル革命」なんて呼ばれるくらい急激な成長を遂げた。

 しかし、個人的にはリーマンショック頃から、パソコン需要そのものが減少していったように感じる。クラウド化が始まり、高機能なパソコンが無くてもネットに繋ぐことで、今までやっていたことがある程度は出来るようになったのだ。

 だから、たとえマイクロソフト社が新しいOSを発表しようが、インテル社が高機能のCPUを開発しようが、買い替え需要をそれほと生み出さなくなったのだ。まして、リーマンショックとあっては企業も個人もお金に余裕がないから、取りあえず使えるだけ使おうという意識が働き、どうしても先延ばしになってしまう。

 それに輪をかけるかのように、スマートフォンが普及した上に、タブレット型端末も普及し始めている。企業利用としてはまだパソコンは十分必要だけれど、個人利用として考えると、パソコンが無くても済んでしまう人が多いのではないだろうか。

 実際、私だって、こうしてブログを書くこと、ワードやエクセル、パワーポイントを使って資料を作成すること、写真の整理、動画の再生ぐらいしかパソコンは使っていない。でも、この作業でさえ、ネットが繋がる環境があって、タブレット端末に外付けキーボードでもあれば十分できてしまう。ハード面だけみれば、パソコンよりはるかに廉価だ。

 おそらくデル社は、こうした流れに素早く順応できなかったのかもしれない。もっとも企業自体がなくなるではないが、「身売り」という言葉を聞くと、一時代が終わりを告げようとしているように思えてならない。

 

 

2013年2月 1日 (金)

「敦賀原発活断層報告書案を漏えい 原子力規制庁審議官、更迭」(東京新聞)

 原子力マフィアの闇は深い。こういう記事を読むと、原子力に携わる人達の執念をしみじみと実感するけれど、もはや怒りという感情ではなく、ただ呆れ返るばかり。でも、流されてはいけない。「敦賀原発活断層報告書案を漏えい 原子力規制庁審議官、更迭」(東京新聞)http://bit.ly/XrzXyo 

 日本原電とすれば、評価会合前に報告書案を入手し、あわよくば工作活動を行おうとしていたと推測できる。いや既にしていたかもしれないから、評価会合に出席したメンバーが偏った意見を言っていなかったかチェックする必要がある。こういうことでは国民の関心が薄れたら、彼らのやりたい放題になってしまいかねないからだ。

 それにしても、いったい原子力規制庁にはどれくらい原子力マフィアのスパイが紛れ込んでいるのだろう。しかも、処分が訓告だけであって、現職は更迭されたものの文科省には戻った。もし居づらくなったら、ほとぼりが醒めるのを待って、どこかに天下りできるようになっているはずだ。

 書いていて怒りが込み上げてきた。全てとは言わないけれど、この国の役人というのは誰の為に仕事をしているのだろう?今なお、故郷に帰れない人が16万人もいる原発事故の反省がないのか。原子力を推進するなら、少なくとも放射性廃棄物の処理方法を確立すること、仮に過酷事故が起こった場合には、国民にツケを回さず自分達だけで責任をとること、を約束して欲しい。

 この件に関しては、単に内部処分で済ませるのではなくて、少なくとも国会で追及した上で、癒着の構造を断ち切る仕組みを作るべきだ。野党の奮起に期待する。

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