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2013年3月

2013年3月30日 (土)

北朝鮮の金正恩、振り上げた拳をどう降ろすのか?

 既にオオカミ少年と化した北朝鮮。米韓軍事演習に反応して、やれ全面戦争だ、ミサイル部隊待機命令だ、緊急作戦会議だ、なんて朝鮮中央通信が報道したものの、韓国政府も「いつもと変わらない」と冷静な姿勢を保っている。

 アメリカは一応、中東の空母一隻を移動させているようだが、表立った行動は見せていない。いくら鈍感とされる日本だって、もし、本当に危険な状況なら、韓国への渡航自粛勧告ぐらい出すだろう。誰がどう考えたって、北朝鮮から打って出るなんてことはあり得ない。

 結局は、自国内を緊張状態に置いておくのが狙いとしか思えない。もっとも、国民だって馬鹿じゃないから、表向きは従っても、薄々は気がついているだろう。冷静にみれば、今の北朝鮮を侵略したって何の利益も得られないのだから。

 今までやってきた「核開発して核爆弾作りました。」「長距離ミサイル作りました。」といって危機感を煽って、援助をもらう作戦が暗礁に乗り上げつつあるから、今まで以上に過激になっているのだろう。でも、こんなことがいつまでも続くはずがない。

 ただ、ここまで居丈高にいろいろ宣言してしまった以上、何らかの行動はとらざるを得ない。果たして、どうするのか?いくらなんでも自暴自棄になることはないと思うが、少しは彼らの動向に目を向ける必要があるのかもしれない。

 

2013年3月29日 (金)

「福島発 生活苦にあえぐも生活保護受給せず母親が長男殺害」(NEWSポストセブン)の記事を読んで思うこと

 「福島発 生活苦にあえぐも生活保護受給せず母親が長男殺害」(NEWSポストセブン)http://bit.ly/11SIXTY メディアがアベノミクスなるものを礼賛している中、こういう記事を読むと、弱者が迎える末路のような気がしていたたまれなくなる。誰か救うことが出来なかったのか。

 この1年、自民党と大手マスコミは「生活保護=悪」の世論操作をしてきた。確かに不正受給はいけないことだけれど、満足に働くことが出来ない人や職を求めてもなかなか得られずにやむを得ず生活保護を受けざるを得ない人方が圧倒的に多くいることすら、差別対象となるような印象を与えた。

 生活保護申請しようにも役所の厳しい査定と周囲の目がどうしても気になる。これでは生活が苦しくても、なかなか言い出せない。

 そもそも生活保護者が多くなってしまったというのは、新自由主義を煽り弱肉強食を振興した国の政策が間違っていたという面も多い筈なのに、受給者のせいばかりしているのは本当に情けない。

 憲法第25条にはこう書いてある:すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

 政治家の皆さんや大手メディアの方々には、毎朝、これを読誦してから国会に向かて欲しいものだ。亡くなられたお子様のご冥福をお祈りする。また、我が子を殺めてしまった母親に対しては、真摯に罪を償って欲しいと願うばかり。

 

 

2013年3月28日 (木)

映画「希望の国」(園子音監督)を観て思うこと。

 昨年秋公開された「希望の国」。NHKのETV特集で園子音監督のことを取り上げた時にメイキングを紹介していたので劇場で観たかったのだが、商業ベースにのらない作品の為か、うちのような田舎のシネコンには来なかったような気がする。

 それに、この作品はエンターテイメントとしては題材が重すぎる。福島第一原発事故によって引き裂かれることになった家族の物語だからだ。もっとも、映画上では福島の事故後、再度、同じことが別の架空の件(長島県)で起こったことになっている。ちなみに、長島は長崎の「長」と広島の「島」を組み合わせたらしい。

 この作品では、原発事故によって起きる理不尽極まりないことが赤裸々に描かれている。自分の家の庭先で規制線が引かれる。被災者に対する差別と偏見。土地や仕事を奪われ家畜は殺処分命令。メディアによる「もう大丈夫ですよ」という空気づくり。辛くなってくる。でも、これはほとんどが実際にあったことなのだ。いや、2年経った今でも続いているのだ。

 しかしながら、政権が変わるや否や、もう、原発再稼働は視野に入れているし、東大の研究チームとやらは「原子炉は地震で深刻な状態にはならなかった」なんて中間報告を出しているし、子供の甲状腺異常についても、原発事故由来ではないようなことにしようとしている。東電には捜査さえ行われず元会長は天下っている。デタラメ過ぎないか?こんなことを許していいのか?

 もっとも、この作品を観る人なんて、ごく一部の人であって、多くの人達は既に終わったことであって、振り返りたくもないのかもしれない。メディアさえ押さえてしまえばこっちのものだと原子力村の人達がほくそ笑んでいる。人の身になれないものか?悲しいけれど、それが現実だ。

 私は昨夜観たのだが、監督はこんなに過酷な内容を描いているのに、何で「希望の国」というタイトルにしたのだろうかと、ずっと考えていた。これは観た人それぞれ答えが違うと思う。私自身は、原発事故によってまるで終戦直後のような惨状になってしまったけれど、ここから立ち直るには現実をしっかりと受け止め、「希望」を持つこと以外にないのではないか?という答えになった。それにしても、現在進行形でこんなことが起こっているのは嘆かわしい限りだ。

2013年3月26日 (火)

映画「クワイエットルームにようこそ」(2007年)を観て思うこと。

 ”クワイエットルーム”って何?何となくおしゃれな感じがするが、実は精神科病院・閉鎖病棟の保護室のことを映画ではこう呼んでいる。そんな精神科の閉鎖病棟を舞台に、ODで入院した主人公(明日香・内田有紀)が過去の自分から脱皮していくドラマだ。

 私がこの作品に興味を持ったのは、私自身、約16年前、精神疾患を患い会社を退社せざるをえなくなった経験があるからだ。もっとも精神科に入院した訳ではないけれど、約2年間心療内科に通院した。その一番辛かった時、楽になりたくて一度だけ、医師に「入院させて欲しい」などと口走ったことがあった。今となっては遠い過去の話なのだが、果たして、その病棟というのはどんな様子なのだろうか?と気にかかっていたのだ。

 もちろん映画だから、多少のデフォルメはあるだろう。でも、閉鎖病棟に入った方々の体験記等を拝見すると、雰囲気は大きく逸脱していないようだ。私は、精神科病院というのは統合失調症や重い躁うつ病、薬物依存の方々が主に入院していると勝手に思っていたのだが、拒食症や神経衰弱の方もその対象になっていることに少し驚いた。結局、他傷・自傷行為のある人で、自分自身でコントロール出来ないと判断された方が入る場所なのだろう。

 映画では、”笑い”がありながらも、ここの入る人達の闇の部分を上手く描写している。私は役者の演技に優劣をつけられるような身分ではないけれど、その人に感情移入出来たり、役柄に違和感がなければ良いと思っている。そういう意味では、内田有紀を見直したし、脚本家でもある旦那役の宮藤官九郎、一見冷酷な看護師を演じたりょう、拒食症患者役の蒼井優は凄く良かった。そして、何より問題患者役の大竹しのぶさんは怪演といってもいいくらい、恐ろしさのオーラを放っていた。

 この作品を観るにあたって、原作、脚本、監督なんて、まったく気にかけていなかったが、これも本来俳優業の松尾スズキ氏ということを知って、その才能に驚かされた次第だ。ちなみに、エンドロールになって流れる映像に見覚えがあると思ったら、何と、うちの町の神尾田トンネルと丹沢湖畔だった。なかなか良作だと思う。

2013年3月24日 (日)

御殿場線沿いの桜が満開になったけれど…

  うちのような田舎で、多少なりとも誇れる御殿場線沿いの桜並木だが、私の親父は今年の桜を見て、「汚い」という。もっとも、この桜が植えられたのは今から60年以上前なので、「桜だって、老化するんだから仕方ないよ」と私が応える。すると、「数年前はもっと綺麗だった」とか「普段からもっと手入れをしておけば…」
などと、愚痴をこぼす。

 言われてみれば確かに、年々劣化していっているような気がする。
それと3年ぐらい前、「線路に桜の花びらが付着してブレーキが利きにくく危険だ」ということで、かなり伐採されてしまったことも「綺麗」と思えなくなった
原因かもしれない。

 【下2枚の写真は同じ所から山北駅方面に向かって撮影】

  <2013年3月24日撮影> 右側が不自然に思えませんか?

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 <2008年4月1日撮影> まさに桜のトンネルでしょう?

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 まだ、東海道線に丹那トンネルが出来る前、代替路線だった御殿場線は山北駅からは機関車を2連結して御殿場方面に向かっていたくらい勾配がきつかった。(ホームから御殿場方面を見れば、その勾配のきつさが良く分かる。)特に雨に濡れた桜の花びらが列車のブレーキに影響するのも分からなくはない。

 これは何年も前から取りざたされていた問題だったのだが、2000年以降、日比谷線や福知山線の脱線事故など、大きな列車事故があってから「安全」に対する見方は強くなって、声高に伐採反対とも言えなくなった。その結果、こんな風になってしまった。地元民としては残念でならない。

 それでも「桜」は気分を明るくすることは確かだ。青空に映える桜が撮れたら、
ブログにアップしようと思う。

2013年3月21日 (木)

「新生活準備にテレビは不要 スマホで代替、予算絞る」-今の若者は賢いね。

 いつの時代でも、「今の若者は〇○」なんて馬鹿にしてきたけれど、日経が記事にした「新生活にテレビは不要~」を読むと、彼らの賢さに気付く。パソコンがあれば、テレビも観れるしニュースも自ずと入ってくる。あえて、場所をとるテレビは不要という訳だ。

 今、大学を卒業する世代は、物心ついてからずっと不況の真っただ中に生きてきた。だから、高望みをしないし、おおむね堅実な道を歩こうとするのかもしれない。限られた条件の中で、最良の選択をしようとする行動が身についているから、こういう割り切り方が出来るのだろう。

 もっとも、テレビ番組自体に面白みを感じなくなってしまったこともある。どのチャンネルを観ても似たようなものばかり。例えば、バラエティでは過剰なテロップとワイプでタレントのリアクションの垂れ流し。ドラマはキャストありき。そして、肝心のニュースは記者クラブの弊害で同じような構成、視点のオンパレードだ。

 地上デジタルに移行したって、中身は何も変わらない。その上、BS、CSまである。たまにBSを観れば、テレビショッピングか韓国ドラマが席巻している。私は嫌韓ではないけれど、いくらなんでも韓国ドラマは多すぎる。

 こうしたテレビ番組に対する印象は、私が歳をとったからだとばかり思っていたが、若者のテレビ離れを垣間見ると、案外、多くの世代でその傾向があるのかもしれない。あと20年先には今のような形態のテレビ番組なんて存在しないような気がするのは、考えすぎだろうか?

2013年3月20日 (水)

大相撲三月場所、大関陣の不甲斐なさにガッカリ

 大相撲三月場所、11日目にして横綱白鵬の優勝が九分九厘決まった感がある。横綱日馬富士は既に3敗、大関陣は琴奨菊が4敗、稀勢の里も4敗、鶴竜は5敗、琴欧州に至っては休場、その他、今場所、以前の強さを取り戻しつつある把瑠都も4敗というようなありさまだ。

 ただ一人2敗で隠岐の海がいるが番付では前頭7枚目の力士だ。これから上位陣との対戦が組まれてしまえば、白星を重ねるのは厳しい。何より、白鵬が全勝中なのだから、自力で優勝することは出来ない。

 個々の取り組みを見る分にはそれ相応の面白さがあるが、やはり優勝争いが蚊帳の外になってしまうと、見ている方としては手に汗握るような緊張感がなくなってつまらない。

 何より私が落胆するのは、大関陣の不甲斐なさ。もっともこれは今にはじまったことではないけれど、あまりにも下位力士への取りこぼしが多すぎる。大関昇進に至る過程の相撲が全く取れていない。大関になったら安心して、守りにでも入っているのか覇気が感じられない。

 私は大関の中では稀勢の里に期待しているのだが、毎場所のように裏切られる。一番悪いのが立会いだ。まず相手力士と見ていてもイライラする位タイミングが合わない。どちらかが”待った”をかけない時の方が少ないような気がする。そして、勝った相撲でもバタバタ感のある取り組みが多い。潜在能力はあるはずなのに残念でならない。

 とにかく大関のうち1人ぐらい11~12日目まで優勝争いに絡まないと、白けてしまう。稽古をないがしろにしているわけではないのだろうが、より一層の奮起を期待したい。

 

2013年3月18日 (月)

あとは野となれ山となれ...司法と主権の崩壊

 先週来、私のネガティブ思考が止まらない。自分に原因があるわけではないし、自分が悩んでもどうしようもないことなのに、前向きになれない。

 まずは陸山会事件の控訴審判決。これはもうこの国に司法というものが崩壊したことを意味する。冤罪となった東電OL事件で逆転有罪判決を出した裁判官が、この事件で裁判長を務めたことも不可解なら、なおかつ、弁護側が証拠申請したものをすべて却下し、東京地裁で推認を連発した登石判決を認定したのだ。

 確たる証拠も供述もないのに、こうした判決が書ける異様さに背筋が凍る思いだ。「推定無罪」も何もあったもんじゃない。それに無実の人を十数年間刑務所に送り込んでおいて、平気で裁判長を務められる神経も凡人には理解できない。これでいいのか?

 次は安倍首相のTPP交渉参加表明が追い打ちをかけた。もう絶望感しかない。そして、案の定、記者クラブメディアは世論調査を行い、6~70%の人達が賛成だと発表している。この人達はどれだけ、TPPの中身について知っているというのか?

 私はTPP問題が持ち上がってから、いろいろな本や講演なども聞いたけれど、何のメリットも感じない。それどころかISD条項なるものの存在がとても恐ろしい。投資家が国の法律を変えてしまうなんてあり得るのか?皆さん、それを知っているのか?

 そもそも交渉の中身自体が「秘密」なのだ。ただ単に雰囲気に流されてしまっているとしか言いようがない。おそらく戦前の日独伊三国同盟なども、こういう雰囲気をメディアに作られて、容認してしまったのだろう。

 この政府とメディアの一体化の前に、私のような一国民は無力であって、こんなブログで憤っているのが関の山だ。おそらく知人に語ってみたところで、非国民扱いされてしまうに違いない。少なくとも戦前のように特高警察がないだけマシか。ああ、無常。。

2013年3月16日 (土)

「イラク戦争犠牲者19万人~米研究グループ」(日テレニュース)の記事を読んで思うこと

 イラク戦争が始まってもう10年になるのか?この記事を読むまで忘れていた自分が恥ずかしい。http://bit.ly/ZvzI6M 結局、一番の犠牲者は一般市民で13万4千人、この戦争の費用が約162兆円なのか。

 戦前、あれだけ騒いでいた大量破壊兵器は見つからなかった。大義名分も何もない。単なる侵略戦争。いったい誰が得したんだろう。私には、石油関連や軍需産業関連の連中、彼らから政治献金を受けていた政治家、それに広告費をもらっていたメディアの連中が思い浮かぶ。まるで人の生血を吸って生きる吸血鬼のようだ。

 何の罪もない大勢の人達が殺されたのだ。身内を亡くした人々が恨みを持ち、その一部がテロリスト化していくだろう。もちろん、我が国もアメリカと同盟を組み、あの戦争には賛同したのだから、その責任は逃れられない。私自身は反対の立場であったが、イラクの人達から見れば同罪である。だから顔向けできない。

 今回、日テレニュースが取り上げたのは米研究グループのものだが、日本では、「何故、イラク戦争に加担したのか」ということを検証したのだろうか?結果的には誤りだったのだから、少なくとも、アメリカからどういう情報が来て、誰がどう判断したのか、後世の為にちゃんと文書にしておく必要があると思う。

 それにしても、アメリカ(一般国民は除く)というのは恐ろしい国だ。自分達の利益の為なら、人殺しだろうが、植民地化だろうが、何でもやる。そして、こんな国と「強固な同盟関係」と言い張る日本の為政者がいる。考えれば、考えるほど、暗澹たる気分になってくる。このブログの中でしか、抵抗できない自分が情けない思いだ。

 

 

 

2013年3月14日 (木)

囲碁界で快挙、史上初の6冠誕生

 世間的にはマイナーなことかもしれないが、囲碁界では今日、井山挑戦者(23)が張栩棋聖を下して史上初の6冠と、最年少グランドスラム(過去も含めて七大タイトル全て獲得)を達成した。大阪では号外も出たようだ。NHKのBSでもその瞬間を生中継していたので、少し興奮した。

 私は下手なので、時間潰しでパソコン相手に打つくらいだけれど、プロの対局を解説付きで見るのは好きだ。最近では、棋聖戦などの大きなタイトルになると、ネットでもその経過がリアルタイムで分かるようになっているので、休日の今日は朝から時々スマホを眺めていた。

 このレベルの対局は私にはとても難解だが、”ここが危なそうだ”とか”ここが大きな地になりそうだ”ということぐらいは分かる。今局は昨日打ち掛けた段階で、井山挑戦者有利の形勢だったから6冠達成に期待が膨らんだ。今日は少しだけ、危ないと感じたところもあったが、それをしのいで優位に進め、張栩棋聖の投了となった。

 将棋界ではすでに羽生さんが7冠を達成しているが、囲碁界では5冠が最高だった。今回井山氏が6冠を達成したことで7冠への期待が高まる。残るは名人戦か。まだ挑戦権を獲得したわけではないし、既に獲得している他のタイトルの防衛戦もあるので、一筋縄ではいかないだろう。でも、今の井山氏なら、何となくサラっと獲ってしまうような気がしないでもない。ものすごいプレッシャーはあるだろうが是非とも頑張って欲しい。

 

2013年3月12日 (火)

NHK堀潤アナウンサーの真摯なツイートに称賛したい。

 昨日3月11日、今はUCLAのロサンゼルス校に留学中のNHKアナウンサー堀潤氏が次のようなコメントをツイッターで発信した。

 『震災から2年。原発事故発生のあの日私たちNHKはSPEEDIの存在を知りながら「精度の信頼性に欠ける」とした文部科学省の方針に沿って、自らデータを報道することを取りやめた。国民の生命、財産を守る公共放送の役割を果たさなかった。私たちの不作為を徹底的に反省し謝罪しなければならない。』

 私はこの勇気ある発言を称賛したい。一昨年前まで彼の担当していた番組、Bizスポは深夜だったので、正直言って観たことがなかった。しかし、NHK局員でありながら実名でツイッターに様々な意見を投稿していたことから、フォローしていたのだった。

 当時も、原発関連で物議を醸す意見を投稿していて、個人的にはそれが原因でアメリカ留学させられたように思っていた。NHK上層部としては、厄介者と映っても仕方ない。少し、頭を冷やしてこい、という面もあったのではないだろうか?

 ところがこの投稿をみるかぎり彼の姿勢は変わっていない。巨大国営放送局の中にいて、局の姿勢に盾突いているのだ。そのせいなのか、来月帰国した後の担当は「今日の料理」だという。報道畑からバラエティ、しかも「料理番組」の担当、素人目に見ても、あからさまな左遷人事だ。

 彼の言っていることが間違っていたり、他人に対して誹謗中傷しているわけでもないのに、この仕打ちは酷いとしか言いようがない。NHKは先の大戦で大本営発表をそのまま流し、多くの国民を扇動した反省がないのか?

 今後、彼が再び報道の場で活躍されることを期待したい。

 

2013年3月11日 (月)

今日、文化放送・大竹まことゴールデンラジオで紹介していた東京新聞の「筆洗」に涙

 今日、3月11日は東日本大震災から2年目ということもあって、どこのメディアでもその特集が組まれていたようだ。私は仕事で車の運転をしていたので、カーラジオから流れる文化放送・「大竹まことゴールデンラジオ」を聞いていた。そのオープニングの最後に東京新聞の「筆洗」を取り上げたが、阿川佐和子さんと太田英明アナウンサーの淡々とした朗読に涙が出てしまった。

 帰ってきて、もう一度、読んでみた。子供の純粋な気持ちを思うと、いたたまれなくなった。(東京新聞「筆洗」http://bit.ly/10BdpkK) しかも、この震災で親を失った子供達が約1,500名もいるというのだ。果たして、この子供達にどのような支援がなされているのか、メディアではあまり取り上げられていないように感じる。

 ひょっとしたら取材制限されているのかもしれないが、少なくとも、震災孤児に対する支援状況がどうなっているかは報道して欲しいものだ。ハード面での「復興」はお金や人材が揃えば、基本的には解決できる。しかし、心のケアはそう簡単にはいかない。親を亡くし、心に傷をもった子供達には万全の支援体制をとってあげるべきではないだろうか。子供達に明るい未来が来ることを願いたい。

 

 

2013年3月10日 (日)

忘れてはいけない…東京大空襲から68年

 明日3月11日が東日本大震災から2年ということで、テレビ、新聞、ラジオなど主要メディアは、どこも震災特集を組んでいる。そのこと自体は悪くないが、記念日的に放送するのではなく、普段からもっと伝えるべきではないか。

 その陰に隠れて、今日、3月10日は68年前に東京大空襲があった日だ。一夜にして約10万人もの方が亡くなった。当然、追悼行事が行われたが、こちらの扱いは低い。もちろん、直近の災害の方が印象深いから、そういう扱いになるものも仕方ない。ただ、日本人としては決して忘れてはいけない。

 ミッドウェイ海戦に敗れ多くの戦艦、空母を失い、サイパンまで陥落した段階で、この戦争に勝ち目がないことは、軍部や政治家は分かっていた筈だ。それなのに「本土決戦」などと国威発揚し続けた結果が、東京大空襲であり、その後の広島、長崎への原爆投下に繋がっていく。

 今にして思えば、何でこんな馬鹿げたことを続けたんだろう?と嘆く人が多いかもしれない。個人的には、指導者たちが面子を捨てられなかったことと、メディアと一緒に作ってしまった”雰囲気”に逆らえなかったのではないかと考えている。

 68年経った今、原発問題やTPP問題では、何となく当時の一方的な論調に似たような雰囲気作りが行われているような気がして仕方ない。止める勇気も必要だということに気づくべきではないだろうか?

 当時、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

2013年3月 9日 (土)

小田原の中学校での器物損壊事件が相次いでいることについて思うこと

 昨年12月から、小田原の市立中学校で窓ガラスが割られたり、教室を水浸しにされたりした事件が相次いでいる。そして、今日も国府津中学校と白鴎中学校も被害に遭った。

 私の家からは少し離れているけれど、生活圏と言っても過言ではない場所なので不気味に感じる。

 調べてみると、昨年12月には栢山の城北中、今年2月には酒匂中、そしてまた、城北中、3月に入って、国府津中、白鴎中がやられている。全ての学校が半径5㎞以内に入りそうな地域で起こっていることになる。やはり、この地域の人間が起こしたものなのだろうか?

 私が中高生だった頃は、全国各地で校内暴力も問題視されていて、規模こそ違いはあれ、どこも似たような事件があった。それはほとんど、当該学校の学生が学校生活に不満を抱いて起こしたものだった。

 しかし、今回は様相が違うように感じる。なぜなら手口は似ているし、4つの学校が狙われている。別々な人間が連鎖でやっているとは思えないから同一人物、あるいはグループの犯行だろう。単なる、恨み辛みでここまで執拗に行うというのも理解できないから、愉快犯なのかもしれない。

 いずれにせよ、こういう犯罪はエスカレートしやすい。おそらく警備もしているのだろうが、一刻も早く、犯人を検挙してもらいたいと願うばかりだ。

2013年3月 8日 (金)

今までで一番辛い、今年の花粉症。

 今日は休みでほとんど部屋の中にいたのに、この時間でも異様に目がショボショボする。今年は花粉の飛散量がもの凄いらしく、今まででもっとも辛い症状が出ている。

 思い起こせば、私が最初に花粉症と診断されたのは、今から17年前の32歳の時だった。その時は、喉がいがらっぽくて声がかすれるような症状だけで、くしゃみや鼻水もなかったから、まさか花粉症とは思わなかった。カラオケに行って歌い過ぎたからなのだろうと放っておいた。しかし、1週間ぐらい経っても治らず、ひょっとしたらポリープでも出来たのかもしれないと、耳鼻咽喉科のところに行った。

 この時期の待合室はもの凄い人で溢れかえっていた。1時間ぐらい待って、ようやく診察だ。私「喉がおかしいんですが・・・」、医師「ああ、花粉症ですね。」、私「えっー!!」。後に血液検査も行い、ヒノキと杉へのアレルギー反応が分かったのだった。

 それ以来、ずっと春先は辛い日々が続く。私の場合、杉よりもヒノキの方への反応が強く、普通の人より遅く症状が出て、しかもGWぐらいまで続くこともあった。それでも、「花粉の飛散量が多い」と言われる年を除いては、市販の薬を飲めば十分対応できた。

 ということで、今年はある程度は覚悟していたのだが、ここまで酷くなるとは想像できなかった。そして、今週末だけで、昨年1年分の量の飛散があるとの情報もある。今から戦々恐々としている。万全の備えをしないといけない。

2013年3月 6日 (水)

「救急搬送:25病院に36回断られる 埼玉の男性死亡」(毎日新聞)の記事を読んで思うこと

 正直って他人事とは思えない。「救急搬送:25病院に36回断られる 埼玉の男性死亡」(毎日新聞)http://bit.ly/XmEQw1

 原因は「医師不足」と「病院のベットが満床」だという。こういうケースはずっと前からあったのに、依然として、根本的な改善がなされていないことに落胆する。私は断った病院側を責めるつもりは全くない。瀕死の状態で運ばれてくる患者を万全の態勢で迎えられないなら致し方ないからだ。

 やはり、この問題を解決するには、厚労省が主体となって、救急医療について抜本的な見直しをする必要があるのではないだろうか。病院の経営に過度な競争原理が働いているのではないか?また、昨今、医療訴訟のリスクが大きくなりすぎているのではないか?地域医療の体制はちゃんと機能するようになっているのか?などである。

 もっとも、私が思いつくような問題はおそらく取り組んでいるのだろうけど、現実に追いついていかないというのが実態なのかもしれない。そう考えると、病院のたらい回しはなかなか無くならないような気がしてくる。その上、TPPの交渉に参加しようとしている。これがもっとも恐ろしい。

 自民党の皆さんが言うように、「国益にかなわなければ批准しない」ということを絶対に守るというのなら良い。しかし、秘密交渉に参加して、「自分達に不利だから止めます」などということが、途中参加の立場で言えるのかは甚だ疑問だ。

 マスコミはTPPを関税だけの問題のように誘導しているが、それなりに情報を集めれば、一番問題なのは非関税障壁の撤廃だということが明白だ。特にISD条項がある以上、国内法より投資家の言い分が上に来てしまう事態が恐ろしいのだ。日本の誇る国民皆保険制度が潰される可能性は高い。

 そうなれば、高額な医療保険に加入できる政治家や官僚、大企業、マスコミ等の人達は問題ないけれど、私のような貧乏人は救急車さえ呼べなくなる事態も十分にあり得る。まあ、彼らにとってみれば、平均寿命が下がれば医療費や年金も抑えられるから、下々の人間はそれなりに生きればいい、ぐらいの感覚なのかもしれない。強い者、勝った者が正義なのだ。暗澹たる気持ちが拭えない。

 

 

2013年3月 5日 (火)

園子音監督「恋の罪」を観た感想。

 昨年、「冷たい熱帯魚」という作品のあまりのグロさに衝撃を受け、園子音監督に注目していた。今年になって「愛のむきだし」を皮切りに、「恋の罪」、「紀子の食卓」、「ヒミズ」を観たので、折をみて順次、その感想を書いてみよう。今夜は「恋の罪」。

 この作品は、昨年冤罪が確定した「東電OL殺人事件」をモチーフにしたものだということは知っていた。もとより、「東電OL殺人事件」については佐野眞一氏の本も読んでいて、その概要はよく分かっているつもりだった。(過去、私のブログにもそのことを書いている。)

 この事件で話題をさらったのは、東電OL(といっても管理職)が毎日ちゃんと出勤しながら、夜は渋谷の円山町付近で売春婦をしていたことだった。しかも、1日に4人というノルマを課して。なぜ、そんな行動に走ったのか?・・・果たして、この件に触れるのか?園監督がどのように描くのかに興味があった。

 実際の事件で殺害された女性は大学の准教授というものに変えられていたが、彼女が辿った事件の推移はほぼそのままだ。映像はやはり園監督特有のエログロ満載だ。スプラッターホラー耐性のない人は見ない方が良い。監督はこういう手法を使って、女性の堕ちていく願望を表現したかったのだろう。

 東電OL殺人事件を知らない人が観ると、「何これ?気持ち悪い。。」という印象しか残らないかもしれない。ただ、事件内容を知っていると、「この関係を主眼にもっていったのか!」と思えるくらいの、凄まじい驚きがあった。

2013年3月 3日 (日)

【PC遠隔操作事件】処分保留で釈放、そして再逮捕。恐ろしすぎる日本の捜査手法。

 私が最近、もっとも関心を持っているPC遠隔操作事件に、新たな動きがあった。2月10日に”決定的証拠”があっとして容疑者は逮捕されたが、勾留期限の今日、この件については処分保留で釈放し、改めて、ハイジャック防止法違反等で再逮捕された。

 酷い!この仕打ちは”現代の拷問”といっても過言ではない。大手メディアが報道した「猫に首輪をつけている写真がある」とか「FBIから有力な証拠を得られた」というものがあるのなら、容疑者否認のまま起訴が出来たはずだ。まして、会社や自宅のPCは押収して隅から隅まで調べていることだろう。160人からなるIT捜査に精通した捜査員が、たかだか数台のPCの解析にそんなに時間が掛るものだろうか?

 しかも、容疑者サイドは可視化すれば、取り調べに応じると言っているが、これを警察は頑なに拒否している。もう、強制的にでも自白させてしまおうと思われても仕方ないことではないか。勾留されている容疑者は地獄だ。せっかく23日間、頑張ったのに、再逮捕でまた最長23日間勾留される可能性がある。それが終わっても、次の嫌疑をかけられて、自白するまで何回でも逮捕なんてことにもなりかねない。これを拷問でなくて何という?

 こう書くと、容疑者に肩入れし過ぎだろうと言われかねない。悪い言い方になるが、私は直接利害関係が及ぶわけでもないから、この容疑者が犯人であろうがなかろうが、どちらでも構わない。しかしながら、この捜査手法には非常に怖さを感じてしまうのだ。しかも大手メディアの記事を読んでも、警察の捜査手法に対して批判しているところはない。記者クラブが警察の広報機関であることを証明しているようなものだ。

 今回の事件では、この国の捜査機関の恐ろしさを白日の下に晒しているように思えて仕方ない。改善を望む。

 

 

2013年3月 2日 (土)

【“大人の趣味”販売好調 Rolex、ライカ、オーディオ機器等】(NEWSポストセブン)の記事を読んで思うこと

 私には全く関係ないけれど、”アベノミクス特需”で高級品の販売が好調らしい。http://bit.ly/15p3u0F ”景気は気から”などともいうので、政権交代効果もあるし、やたらとマスコミが持ち上げるから、好景気への期待感ばかりが膨らんでいるのだろう。それ自体は悪いことではない。

 しかし、おそらく今、儲かっている人達なんて、為替や株で利益を得たほんの一握りであって、我々庶民の所得は増えてはいない。昨日も麻生副総理が経団連のお偉方に賃金アップの要請をしたが、馬耳東風といった感じだ。国策によって円安になり、結果、輸出企業の業績は回復基調、株価も上がって含み益も増えたはずなのに、ありとあらゆる難癖をつけて労働分配率を上げようとはしない。まさに「自分達さえ良ければそれでいい」のだ。

 だから、この記事に書いてある”アベノミクス特需”とやらも一種のバブルのようなもので、実態とはかけ離れている。お金持ちがある程度金を使い、マスコミが煽らなくなれば、また元の木阿弥だ。しかも、来年には消費増税、そして、この国の精度を壊しかねないTPPに参加しようとしている。TPPなんて、本当に中身がどうなっているのか分からないのに、世論操作されまくっているのが怖いくらいだ。

 もっとも立派な経済学者さんからみれば、私の嘆きなんて、単なる負け犬の遠吠えにしかすぎず、敗者は底辺を這いつくばって下さいね、ということなんだろう。まあ、私自身はマスコミに踊らされずに粛々と生きていこう。

 

 

2013年3月 1日 (金)

ラジカセと「真夜中のギター」

 3月になった途端、春一番が吹いて暖かくなった。そして、今は雨が音を立てて降っている。でも明日はまた寒くなるようだ。三寒四温、こういう繰り返しで段々と春本番を迎えていく。

 昨夜はだいぶ心に疲れがみえていたけれど、懸念していたことはやはり取り越し苦労で拍子抜けした。ただ、こんな嘆きも中年の孤男としては誰にも言えず、ブログに書いて発散するしかない。…というのも情けない。

 何故か、ふと、千賀かほるさんの『真夜中のギター』の歌詞が甦る。「…みんな、孤独でつらい…」。ユーチューブで久しぶりに聞いてしまった。http://www.youtube.com/watch?v=LTyLA_FIDys 思えば、私が物心ついて最初に出会ったフォークソングなのかもしれない。

 小学校の5年ぐらいだっただろうか?我が家にラジカセなるものがやってきた。母が内職で針仕事をやっていた関係からか、ミシンで有名なブラザー製のラジカセだった。その時のデモテープに入っていたのが、『真夜中のギター』だった。正直言って、誰が歌っているのかは全く知らなかった。

 歌詞の意味もよく分からないのに何度聴いたか分からない。イントロが素敵で、シンプルなメロディーが子供の心をつかんだのか。私にとっては今でも心に残る名曲なのだ。明日は休み、せめて今夜は静かにゆったりした時間を過ごそう。

 

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