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2013年4月12日 (金)

まるで村上春樹狂騒曲を奏でるメディア

 今日、村上春樹氏の書き下ろし小説が3年ぶりに出版された。タイトルが変わっているとか、内容が全く分からないのに50万部予約が入っているとか、発売日以前から話題になっていた。そして発売日の今日は、朝から各メディアとも上へ下への大騒ぎ。もう狂っているとしか言いようがない。

 私は村上氏の小説に文句を言うつもりは全くない。人をここまで惹きつけるのだから素晴らしい作家であることは間違いない。ただ、このメディアの取り上げ方が異様で気持ち悪いのだ。

 確かに村上氏は人気作家で、毎年のようにノーベル文学賞候補だと言われている。出版不況にあえぐ業界にとっては救世主的な存在なのかもしれない。これだけメディアで取り上げれば、普段、小説を買って読まない人だって興味が湧くだろう。もちろん、そうしたことがきっかけで本を読む人が増えることを否定しない。

 だけど、こんな取り上げ方をされる作家は村上氏ぐらいなものというのが引っ掛かる。結局は、「皆、勝ち馬に乗ろうぜ!」ということではないのか。自虐思考のある私には「読まない人は遅れてる?バカ?」などという妄想が浮かんでしまう(笑)。

 私には、こうやってメディアが馬鹿騒ぎすることが、村上氏をノーベル賞から遠ざけているような気がして仕方ない。御本人は、この騒ぎをどう思われているのだろうか?ちなみに、村上氏が今日久しぶりに書き込んだツイートは下記のとおり。

 

 

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