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2013年5月

2013年5月31日 (金)

「米で遺伝子組み換え小麦 未承認なのに…農場で発見」(東京新聞)の記事を読んで思うこと

 これは由々しき問題だ。「米で遺伝子組み換え小麦 未承認なのに…農場で発見」(東京新聞)http://bit.ly/10BvMor何で2005年に中止したものが今頃、農家で栽培されたのか?どうしてこんなことが起こったのか綿密に調べる必要がある。

 そこで出てくる会社の名前がモンサント社。私のように反TPPを支持するものとしては、世界一の暗黒企業というイメージしかない。自分達が儲かればそれでいい。まさに新自由主義の象徴するかのような企業なのだ。

 そのあたりを詳細に調査したドキュメンタリー「モンサントの不自然な食べ物」という映画もあり、自主上映の形で各地で上映されている。機会があれば、観てみたいのだけれど、観れば観たで鳥肌が立つような思いをするかもしれない。

 今、安倍政権は聖域があるからという理由でTPP交渉に入る。しかも、日本が公称に参加できる期間などわずか数日といわれているのに、自民党が掲げた原則など守れないのは明白だ。そして、得体の知らないモンサント社をはじめとするグローバル企業とやらに日本市場を丸裸で開放することになる。今からでも遅くはない。TPPから撤退すべきだ。

2013年5月30日 (木)

カブスの藤川球児選手が今季絶望?何で日本人メジャーリーガーは怪我が多いんだろう?

 今シーズンメジャーリーガーになったばかりの元阪神タイガース、藤川球児選手が右ヒジの内側側副じん帯断裂のため修復手術を受けることになり、今季絶望となった。とても残念だ。

 それにしても、日本で活躍選手がMLBに行くと怪我をする選手が多いように感じる。私が覚えているだけでも、松井、松坂、黒田、田沢、岩隈、西岡が怪我で一度は故障者リストに載った。

 MLBなんて、選手の権利が確立されていて、健康管理体制も日本よりはるかに優れていると聞かされているのに、何で、こんなに怪我人が出るのか疑問でならない。松井のようにプレー中の事故ならいざ知らず、投手の場合は肩やひじを故障することが多いのは、日頃のトレーニング方法や休養の取り方、過密な日程にあるのかもしれない。

 藤川選手だって、今までと環境がガラッと変わるというのは本人も充分承知した上での渡米だろうが、まだ開幕して2ヵ月なのに、こういう事態になってしまったのは精神的に辛いことだと想像できる。

 何はともあれ、怪我をしてしまった以上、完璧に治してから再びマウンドに上がれるように頑張って欲しい。

2013年5月28日 (火)

【「最後においしいもの食べさせてあげられなくてごめんね」部屋からメモ 冷蔵庫もなく…】(MSNニュース)の記事を読んで思うこと

 先ほど、文化放送・大竹まことゴールデンラジオの中でこのニュースに触れた時、太田アナウンサーは胸に来るものがあったのか、言葉に詰まっていた。人間味のあるアナウンサーだと思う。http://on-msn.com/11qhnNr 

 世界一食料が廃棄されると言われる、この日本で母子が餓死していたかもしれないなんて本当に悲しい。ただ、人が餓死するという悲劇は今回だけでなく、数年に一度程度の割合で起こっている。この方々が怠けていたからこうなったのか?まして今回の場合、DVの夫から逃げていていたため、住民登録も実家への連絡もしていなかったらしい。

 DV(ストーカー行為を含む)と言えば、つい先日も伊勢原市で元夫に女性が刺され重体となっている事件や海老名市で若い女性が元交際相手に刺される事件があった。そう言えば、昨年も葉山町で、公共機関の配慮の無さから元夫に住所が分かってしまい、殺害されるという事件があった、つまり、生活実態があれば隠し通せないということだ。そういう思いがあったのか、この女性は誰にも相談できなかったのかもしれない。

 近々、生活保護要件が厳粛化される。おそらく今回亡くなられた方のような人は生活保護を受けられない。政府は”必要な方には・・・”なんて言っているけれど、あてにならない。もちろん、不正受給は良くないけれど、本当に必要な方に行き届かなければ、こういう悲劇は続いてしまうだろう。自分達は国民から集めた税金で食べていながら、弱者には厳しくなんて人間性の欠片もない。嫌な国になったものだ。

 亡くなられた母子のご冥福をお祈りします。

2013年5月26日 (日)

平成25年 大相撲夏場所を観て思うこと

 大相撲夏場所、千秋楽はあっけない幕切れだった。1敗の稀勢の里が勝ち、無敗の白鵬が負ければ優勝決定戦となっていたが、稀勢の里は琴奨菊に敗れてしまったため、その時点で白鵬の優勝が決まってしまった。体調が万全なら、もはや敵なしという感じがする。

 今場所は昨日まで両力士が全勝で並んでいたため優勝争いが面白かった。もうかれこれ7年になるのだというけれど、日本出身の力士の優勝はない。国技館に飾られている額縁にも日本人の姿が無くなって久しい。相撲を国技としている日本なのに、とても残念に思う。

 今まで、実力はあると言われながら、稀勢の里はその期待に応えることは出来なかった。前半戦で平幕に負けてしまったり、10連勝ぐらいして、すわ優勝争いか?と思った矢先、4連敗もしてしまうので観ている方も失望感が広がっていた。

 ところが今場所の稀勢の里は覚醒したかのように連勝街道を続けていたのだ。ひょっとしたら・・・、と思い願った方々も多かったと思うが、結局は肝心なところで勝てないという、ジンクスを作ってしまったのかもしれない。これでは横綱に何かなれっこない。

 しかし、日本出身力士として賜杯に一番近いのは琴奨菊ではなく、稀勢の里だろう。テレビ観戦中は批判めいたことをつぶやくけれど、皆が期待しているんだ。親方と相談して、どうしたら優勝できるのかを検討して欲しい(やっているんだろうけど、何か間違っているのではないか?)。そして、今や日本人の悲願になってしまった優勝を勝ち取って欲しいと願う。

 

2013年5月25日 (土)

ネット囲碁(KGS Go Server)デビュー

 右肘療養生活6日目。ネット囲碁デビューした。囲碁は高校の時に少しだけかじってルールや簡単な定石を覚えた。それ以降はずっとやっておらず、10年くらい前PCソフト相手にやっていた程度だ。それでもNHKトーナメントや三大タイトル戦は見ていた。

 ネット囲碁についてもその存在は知っていたが、暇があったら仕事の疲れを取ろうと思っていたので、なかなか踏み込めなかった。たまたま昨年秋、囲碁高段者の知人と打って「5級ぐらいかな?」と言われたのがキッカケで再び興味を持つようになったのだが、年初来、疲労感が取れない日々が続いていたのでおざなりになってしまった。

 ようやく疲労感から解放されたのが先月中旬だった。ちょうどその頃、井山裕太棋士が6冠を達成したことも呼び水となり、囲碁学習ソフトを購入して再びやり始めたのだった。そして奇しくも、骨折療養生活を強いられることになり、右手が不自由でも何かできることはないかと思った時、ネット囲碁をやってみようという気になったのだ。(本当は勉強した方が良いとも思ったが・・・笑)

 いろいろなサイトはあるものの、貧乏人の自分としては無料で出来る”KGS GO Server”と”東洋囲碁”の2つに絞られた。2つとも登録しても良かったのだが、取りあえずKGSの方を選択した。このサイトは世界各国の人々が対局しているので、チャット等は基本的に英語だ。苦手な自分は大丈夫かと不安だったが、ほとんどの場合、対局開始時に”hi”、対局終了時には”thx”これだけで済んでしまうようなので安心した。念のため、電子辞書を用意し、簡単な文についてはあらかじめ作っておいた。

 そして登録の仕方や対局の方法を紹介してくれるサイトを参考にしたら、いとも簡単に登録できたではないか。ただ、問題なのは私のように初めての場合、対戦相手の棋力とマッチするかが不安になる。一応、幾つか対局を観戦して様子を見てみる。KGSでの1k(1級)は巷にある碁会所の低段者レベルということだったので、とりあえず8kで申告し自動対局申し込み機能を使ってみた。すると即効で対局相手が決まるのだ。

 対局自体は残念ながら半目負けという結果に終わったが、PCソフトとは違う緊張感があって楽しかった。あとで対局者情報を調べたら、アメリカの方だと分かり、ネットを使っているのだから当たり前とはいえ、海を越えて対局していたことに驚き、感動した。明日からは対局を重ねて自分のランクを確定させ、昇級していけるように頑張りたい。

 

 

2013年5月24日 (金)

「マイナリさんに刑事補償 上限の6840万円」(産経ニュース)の記事を読んで思うこと

 自分達の犯した失態の責任は不明確にして、その尻拭いは国民の税金で行う。全てとは言わないが、高級国家公務員とはこういう精神の持ち主なのだろう。http://on-msn.com/13LbsORしかも、この給付が決まったのは今から3ヵ月も前の2月だ。取材する方もそれに答える方も胡散臭さがみなぎる。

 無実の人を15年も勾留しておいて、冤罪と判明しても、その判断を下した裁判官や執拗に控訴した検察は、ゴビンダ氏に謝罪もしていない。当時の高裁の裁判長は勲章をもらった後に他界されたというし、一人の裁判官は先日あった陸山会事件の控訴審で、弁護側が提出した証拠を却下し即効で有罪にしてしまった。おそらくこれからも出世街道を進むのだろう。頭は良くて超エリートなのかもしれないが、私自身は人間失格だと断言する。

 昨日取り上げたPC遠隔操作事件もそうだが、自分達が一度決めたことは絶対に間違いを認めないし、仮に間違いが明らかになっても責任を転嫁する卑劣なエリート集団、それが高級国家公務員と大手メディアなのかもしれない。そして、自分達はそんなことには巻きこまれないと信じて傍観している人達も共犯みたいなものだ。

 こういう状況も、軍部が司法官僚に代わっただけで、戦前の時と何ら変わらない。そして、知らず知らずのうちに、彼らが国民を監視しやすいようにする法律がどんどん国会を通過している。そのうち、こんな政府批判をすれば捕まるような時代が来るかもしれない。ただ、私は後世の方々が、「こういうことを言っていた市井の人もいたんだなぁ」と気づいてくれればそれでいい。とにかく過ちを繰り返してはいけない。

 

2013年5月23日 (木)

【PC遠隔操作事件】第1回公判前整理手続きで、弁護人の怒り炸裂(江川紹子氏)の記事を読んで思うこと

 片山容疑者逮捕以来、ずっと気になっていたPC遠隔操作事件がようやく動きだし、昨日、公判前整理手続きが行われた。一応、新聞各紙でも取り上げている。しかし、IWJのアーカイブで会見全てを見たけれど、江川さんの記事のように詳細な内容については、あまり触れられていないようだ。http://bit.ly/14x2GXE

 公判前整理というのは、裁判官、検察官、弁護人が初公判前に協議し証拠や争点を絞り込んで審理計画を立てるということだろう?それなのに片山容疑者が犯人だ特定される証拠の開示がなされないなんて、素人が考えても異常だ。怪しいと思われたら延々と再逮捕を繰り返し勾留が続けられる。この検察の手法がまかり通るなら、誰でも犯人にされてしまいかねない。恐ろしいと感じるのはじぶんだけだろうか?

 しかも、この異様さを弁護側の視点に立って報道したメディアが何社あったのか。やはり、情報提供者側の警察や検察のことを決定的な証拠がない限り追及しない(出来ない)記者クラブ制度の弊害が垣間見える。戦前・戦中の大本営発表をそのまま報道したメディアと何ら体質が変わっていないということだ。佐藤弁護士が怒るのも当然だ。

 このPC遠隔操作事件のことは何度か書いているけれど、片山容疑者が真犯人かどうかは別として、異常な捜査・起訴手続きが行われているように思えてならない。人権侵害に近いものを感じてしまうのだ。国会で問題にする必要があるのではないだろうか?

2013年5月22日 (水)

「原発電力 政権二枚舌 世界から疑問の恐れ」(東京新聞)の記事を読んで思うこと

 もはや原子力村を追及できるのは東京新聞だけになってしまった。「原発電力 政権二枚舌 世界から疑問の恐れ」http://bit.ly/13JgoXL 

 ここ数日のニュースを見ていると、彼らの横暴さが際立ってくる。日本原電が敦賀原発直下の活断層を調査した専門家に個別に抗議していたり、僅か1日で調査した海外コンサルが「活断層ではない」と記者会見したり、まるで溺れる者は藁をも掴むという醜態を晒している。

 大手メディアは一応、そういう行動があったことは伝えるが何ら批判していない。今回東京新聞が報道したことだって、まともなジャーナリズムを持っているメディアなら、後追い取材を行い、この政府の二枚舌に対して大々的に批判するだろう。原子力村を担う民間メディアはともかく、NHKすらこの事実を報道しないのには、正直言って腹が立つ。完全な政府広報機関ではないか。

 ここまで政府は国民を騙しておいて、大手メディアが伝えないのは本当に異常だ。”電力は十分足りている”というのを海外向けに公表しているのだ。私は信じていなかったが、反原発を批判する人達の多くは”電力不足だから仕方ない”ということではなかったのか?

 だいたい首相と懇親を重ねる偉いさんがいるメディアを信用するのは恥ずかしくないのか。おそらく官房機密費(=税金)で飲み食いし、メディアコントロールされているのだ。

 つい数年前まで、北朝鮮メディアのことを笑っていたけれど、今の現状を見る限り、彼ら以上に、上手く世論をコントロールしているのは日本人なのかもしれない。為政者達は着々と国民をコントロールしようとしている。まあ、唯々諾々と「関心が無い」などと言っているうちに、取り返しがつかない事態にならないことを願う。

右肘骨折療養生活3日目の朝。

 毎日、3時半~4時頃起きていたのだから、昨夜早く寝たこともあって3時半に目が覚めた。それでも痛みが和らいだおかげで熟睡できた。右手を開いたり閉じたりすると、まだ腫れているような感じはあるものの、変に動かさなければ痛まない。3日目にしてこれは嬉しい。

 肩は動かせるし、手首もある程度は動かせるのだが、やはり肘が固定されていると、キーボードを両手で打つことが難しい。右手はBSキー、Delキー、Enterキー、Shiftキー、Ctrlキーとマウス操作が出来る程度だ。もっとも、これだけ出来れば御の字と思おう。

 今日はようやく入浴orシャワーが解禁になる。何でも体を温めると痛みが酷くなる可能性があるので2、3日は控えて、と言われていたからだ。暑くなってきたので汗臭いし、頭も痒かったから辛かった。問題は腕を濡らさないようにすることか。ビニール袋を2重にして凌ごう。

 とにかく前向きに考えよう。

 

2013年5月21日 (火)

右肘骨折療養生活2日目。

 昨日、右肘を骨折して整形外科で治療を受けてから丸1日経った。今日は経過っ観察のために診察を受けてきた。肘はギブスで固定されているけれど、指は動くので、「開いたり閉じたりして下さい」と言われている。でも、痛み止めを飲んでも痛いんですけど・・・。まあ、骨折したんだからある程度は仕方ない。

 今日は知りたいことがあって恐る恐る聞いてみた「まさか、お酒なんて飲んじゃ、駄目ですよねぇ?」(そんなことかよ。。)。すると・・・「お酒飲んだから治りが悪くなることもないので、少しぐらいなら良いですよ」と、あっさりOK。今は30歳前後の時のように浴びるほどには飲んでいないけれど、飲めないのは寂しいので、この回答は嬉しかった。

 もっとも、運動量が落ちるから、太ってしまうのだけが怖い。車も運転出来ない事だし極力歩こう。ただ、身体を温めてしまうと痛みが引かない可能性があるので、あと1日程度は入浴やシャワーはNGだから、大汗はかけないなぁ。

 次回の診察は何も無ければ月末で良いらしい。それまでは囲碁の勉強でもして、ネット対局にも挑戦しようかな。

 不意を突かれて足を滑らしてしまったのだから、どうしようもない。出来るだけ前向きに考えよう。ということで、左手だけでキーボードを打つのは時間が掛るけど、暇だからマメに書こう(笑)

2013年5月20日 (月)

右肘を骨折してしまいました。

 50歳になったばかりなのに骨折とは・・・。こんな初体験いらない。左手だけの入力では時間がかかりすぎるなぁ。完治するまで文字数、更新頻度を減らすしかない。返信も厳しい。

 まあ、あの状況で腕1本で済めばよしとしよう。

2013年5月18日 (土)

橋下大阪市長の「昔の従軍慰安婦容認?」発言について思うこと

 私は記者クラブメディア不信から、政治家の発言を一部だけ切り取ってバッシングしたり、メディアスクラムを組んで世論を扇動し辞任に追い込んだり、あるいは検察と一体化して法廷に引きずり出したりするのは大嫌いだ。だから、今回大きな問題になっている橋下発言についても、言及するつもりはなかった。

 しかし、市長の相次ぐ反論ツイート(リツイートされたもの)を見ると、私も自分の思いを書いておく気になった。個人的にはマッチポンプのような気がする。そもそも何故、このタイミングで大阪市長という立場で従軍慰安婦問題についてのコメントをしたのかがよく分からない。記者からしつこく質問されたとしても、「市長としての立場では答えられない」とでも言っておけば良かったのではないか。

 市長はこれまでメディアを上手く使って、ここまでのし上がってきた。おそらく韓国側が執拗にこの問題を取り上げるものだから、ひとこと言っておこうとでも思ったのかもしれないし、取りざたされているように支持率低下を気にして目立っておこうと考えたのかもしれない。いずれにしろ、市長は私なんかよりはるかに頭が切れ、そしてある意味狡猾な人間なのだ。ひょっとしたら、ここで市長を辞職して、参院選に打って出るタイミングを計った可能性だって否定できない。なにわともあれ、この問題を政争の道具にすることだけは止めて欲しい。

 私自身、従軍慰安婦問題については韓国側の見解と日本側の見解が分かれているので正確な判断は出来ないけれど、被害を被った人達がいることは間違いないのだから、批判されるのはやむを得ないだろうと思う。この問題を未来志向で解決しようとするなら、被害者側が納得のいく結論になるかどうかは分からないが、日韓の識者で共同研究して見解を統一していくしかないのではないだろうか。

 とにかく戦争というものは、人間性を大きく狂わせることは間違いない。昨今、きな臭い雰囲気が漂い始めているような気がして不気味だ。

2013年5月17日 (金)

「原電、『賢明な判断』要請 規制委に、報告書は『不適切』」(東京新聞)の記事を読んで思うこと

 夕方のニュース映像にも流れていたけれど、日本原電の社長は怒り心頭というような表情をしていた。あれを見ていて、原子力村の中枢は原発事故の反省なんて全くしていないのだと呆れ返ってしまった。メディアもどちらかと言えば、原電の見解を擁護しているように聞こえる。

 原発に関しては少なくとも「疑わしきは止める」べきだろう。福島第一原発事故のようなメルトダウンが起こる確率は、事故前は10万年に1回と言われていたのだ。それが3基も起こり、4号機は運転していないにもかかわらず、水素爆発を起こした。未だに1日24億ベクレルもの放射能を撒き散らしているし、十万人以上の人が家に帰れない。1度事故があったら莫大な費用と時間がかかるのを、我々庶民は知ってしまったのだ。原子力については、もう完全に信用を失っているのが分からないのか?

 今は敦賀原発2号機だけだけれど、調べたら1号機だってもう運転開始から40年以上経っている。本来なら当然廃炉になるなのに、これも動かす気マンマンだから恐れ入る。原子力関連の既得権益の物凄さというか、他人のことなんて構わないという意思が垣間見えるようだ。

 どうしても続けたいというなら、仮に事故が起こった場合、汚染された土地、避難民の将来等々、被害の全てを弁償すると公言、いや、そういう法律を作ってからだろう。福島第一の場合、未だに政府、東電共に誰も責任を取らず、東電を潰さないために国民の税金まで平気で投入している。こんな馬鹿なことがまかり通っているうちは、絶対に認めない。

 高速増殖炉もんじゅも、1万点以上の部品が点検されていなかったという理由で既に廃炉の方向に向かっている。ここが駄目なら、”夢の核燃料サイクル”は破綻するのだ。原電を始めとする原子力村中枢の人達は、核廃棄物をどうするつもりなのか。それをまず具体的に国民に説明する義務があるだろう。

 今回、原子力規制委員会は一応、圧力に屈せず仕事をしたと受け取られているけれど、こちらも危険性が指摘されている大飯原発は動いたままだ。何より、事故が収束していないにもかかわらず、首相自らが他国に原発を売り込むような恥ずかしい国なのだ。見えない所でどんな圧力が加えられているか分からない。鳥肌が立つくらい恐ろしい連中だと実感した。

2013年5月16日 (木)

生活保護費削減決定。強気を助け弱気を挫く国に未来はない。

 昨日、2013年度予算が成立して、生活保護費が2年をかけて減額されるという。それにより年間670億円(率にして6.5%)減るらしい。自分達は国民から集めた税金で生活しているのに、生活困窮者に対しては平気でこういう仕打ちをする。東日本大震災以降、「絆」云々と喧伝していたことが大変空しい。

 一人の芸人家族をスケープゴードにして、生活保護制度そのものを悪と決め付けてきた成果が出たという訳だ。しかし、不正受給をしている受給者の割合なんて、ほんの数パーセントではないのか?金額ベースで何百億円もの被害がでているのか?

 アベノミクスとやらで円安株高が進行して金融機関や個人投資家はホクホクしているし、輸出関連企業の業績も急回復しているのだから税収増も期待できるはずだ。それに東日本大震災の復興予算だって、メディアが大騒ぎしないだけで、どれほど無駄遣いをしているのだろう。おそらく670億円程度では済まない。それなのに、なぜ生活保護費の削減は早々に確定してしまうのか。ますます格差は広がるばかりだ。

 こんなことをやっていれば、そのうちきっと痛いしっぺ返しがあるのではないかと思ってしまう。弱者を助けられない政治なんていらない。

2013年5月15日 (水)

沖縄本土復帰の日に際して思うこと。

 今日、5月15日は41年前(1972年)沖縄が本土復帰をした日だ。まだ私は小学3年生。この年は真冬にあさま山荘事件があったり、秋にはジャコビニ流星雨(結局、ほとんど見られなかった)があったりと、私にとっても印象深い年だった。

 しかし、恥ずかしながら、沖縄が本土復帰を果たしたニュースは覚えていない。小学校に入った頃には、南沙織さんが歌手として一世を風靡していたから、沖縄は当然、日本領だと思い込んでいた。サマーランドで彼女のショーを見たことが懐かしい。

 それから大人になるにつれて、沖縄のことについてはいろいろ知ることになるのだが、ここでも自分の無知がさらけ出す。沖縄は確かに基地問題で周辺住民の方々は大変な思いをされているのだろうけど、基地があることで経済が回っている面もあるのではないか?と。遠目で見れば、沖縄の経済基盤は観光と基地関連事業ぐらいだと勝手に思い込んでいた。そして人の身になって考えなかったから、そんな浅はかな認識になっていたのだ。まさに汗顔の至りだ。

 沖縄は先の大戦で多くの死者を出した上に、今なお、実質的には占領下に置かれているような状況だ。何といっても日本にある米軍施設の4分の3が沖縄にあるのだ。我々、本土の人間はこうした犠牲の上に、一応、独立国家という形をとっているに過ぎない。昨今の中朝韓との緊張状態は、ますます「沖縄基地は重要だ」という論調を醸しだす結果になっている。それで良いのか?出来る限り、沖縄の人達の負担が軽減されることを望みたい。そして、いつかはあの自然豊かな沖縄に行ってみたいものだ。

2013年5月14日 (火)

橋下発言によって消された大きなニュース。

 今日は橋下大阪市長の「慰安婦やむを得なかった」発言や「米軍は風俗利用を」というニュースが占めているけれど、本来ならもっと深刻なニュースがあった。それは昨日、東京新聞が伝えた「高速増殖炉もんじゅで一万点もの部品に点検漏れがあった」というニュースだ。

 確かに橋下市長の発言は国内でも批難轟々、そして中韓の心証を悪化させる重要なニュースだけれど、直ちに人命にかかわる問題ではない。しかしながら、高速増殖炉もんじゅでの点検漏れについては、一歩間違えれば大惨事を引き起こしかねない重要な問題である。これが大ニュースにならないのは絶対におかしい。

 橋下市長がこのことを意識して発言したのかどうかは分からないけれど、おそらく多くの人達は、高速増殖炉もんじゅが如何に怠慢な状況だったかなど気にも留めないだろう。そう思うと、橋本発言をスケープゴードにして、このニュースを消そうと画策した人達がいるのかもしれない。

 もっとも、私がこんなことを書くと、「それは妄想です。ひょっとしたら被害妄想、いや病気なのかもしれない」などと言われるかもしれない。でも、2年前の原発事故以降、大手メディアが原子力村の住人であることが分かってから流れるニュースをみてみると、国や電力会社に配慮しすぎた報道が多過ぎるではないか。原発関係について真っ当に記事にしているのは東京新聞ぐらいで、その他は完全に大本営発表をそのまま流すだけだ。

 敦賀市の高速増殖炉もんじゅも動かない、六ヶ所村の核再処理工場も動かない、核燃料サイクルは完全に破綻している。そうすると、使用済み核燃料(核廃棄物)が溜まる一方になってしまうのは、素人の私でさえ目に見えている。この核廃棄物はどうするのだ。未来人につけを回すのか。ちゃんと、そうしたことも含めて再稼働するかどうかを決める必要があるのではないか?

 あれほど過酷な事故があり、今なお数十万人の人が家に帰れない状況が続いているのに方針転換できないなんて、この国を動かしているエリートたちは気が狂っているとしか言いようがない。多くの人達がこの欺瞞に気付くことを願う。

2013年5月12日 (日)

学生時代にこういう本があったら、もっと古文が好きになっていたかもしれない。「一日で読める『源氏物語』」(吉野啓輔著・PHP文庫)

 4月26日のブログで源氏物語が少し気になりだしたと書いた。http://bit.ly/Y1x6PT そして、あらすじ本ぐらいは読んでみようと思い、ネットで探していたところ、「一日で読める『源氏物語』」という本が目に留まった。読者レビューを読むと本当に簡単そうだ。ただ、それでも途中で投げ出すかもしれないという心配があったので古本にした。送料込みで283円、これなら貧乏人の自分でも大丈夫だ。

 この本はカリスマ古文講師・吉野啓介さんで、前書きの途中にはこう書いてある。「世にある『源氏物語』の現代語訳は、正直言ってどれもこれもみんな難しい。それは偏差値25から受験勉強を始めた俺だから分かる。だから俺は、現在みんながしゃべっている言葉に置き換えて注釈してみた。ちょっと過激なところもある、そこは笑って許してくれ!・・・」

 これなら読めそうかもしれない。それに7章立てになっているのだが、例えば、第一章のタイトルなんて「ヒーロー誕生!恋に燃え、愛に悩む青春時代」という具合で、現代語訳にありがちな堅いところが全くない。

 それに平安貴族の恋愛や結婚マニュアルにファッション、暮らしぶりや陰陽道というものも、随所にイラスト入りでまとめてあるから飽きない。それと源氏物語ではとにかく人間関係が複雑で分かりにくいが、これも随所に系図が載っていているから、「あれ、この柏木って、どんな人だっけ?」みたいになった時でも、直ぐに分かるようになっている。

 文章も凄く入りやすい。例えば一節を取り上げるとこんな感じ。「帝と桐壷更衣は前世でも因縁が深かったのだろうか、その結果、世にまたとなく清らかに美しい玉のような皇子(天皇の息子)までもが生まれた。それがジャーン、オレ、(光源氏)なんですよぉ~」。

 正直言って、少しふざけ過ぎだろうと思う面もあるけれど、これだけ砕いてくれれば誰でも読める。さすがカリスマ講師だ。時々、(何が前世からの因縁だ、自分によい解釈をするな!)という具合に、この先生の解釈も加わるのでそれが笑える。こんな感じなので、200ページ程度の本だけれど、正味3時間ぐらいで読めてしまった。そして、だいたいの内容も掴めた。確かにじっくり読めば、面白そうだ。

 でも、これよりステップアップしていこうかどうかは分からない。ただ、言えることは、こんな本が自分が高校生だった頃にあれば、もっと古文に興味が湧いただろうし、成績も上がったかもしれない。いずれにせよ、本人をその気にさせるという点で、この本は優れていると思う。それにしても、源氏物語がこんな内容だったなんて・・・。あらためてこの小説が1000年も前、紫式部という女性によって書かれたことに衝撃を受けた。

 

2013年5月 9日 (木)

「ヘイトスピーチ『憂慮に堪えない』谷垣法相」(朝日新聞Web)の記事を読んで思うこと

 GW後、ようやく国会でこの問題が取り上げられるようになった。新大久保等で行われているヘイトスピーチデモだ。http://bit.ly/12YNM9c 私はIWJの中継で少しだけ見たことがあるが、同じ日本人として非常に残念な思いをした。

 確かに「表現の自由」は尊重されるべきだし、許可を取ったデモなら大いにやっても構わない。でも「朝鮮人は殺せ!」などというシュプレヒコールは聞くに堪えない。もっとも、NHKを始めとする大手メディアが報道しないのだから、こんなデモが行われていることを知っている人はあまりいないだろう。

 いいんだよ。何の論評もせずに「こういうデモが行われています」と流せば。それを見て多くの日本国民がどう感じるのか。「けしからん」という世論が形成されれば止める方向に動くだろうし、そうでなければ韓国から非難されようと粛々と続ければいい。それが多くの国民感情なのだから。

 私自身、昨今の中国や韓国の物言いには不快感を覚えることがある。よくマスコミで取り上げられるように日本国旗を燃やされたり、日本の首相の写真に落書きをされたプラカードなどを見れば嫌悪するのは当然だ。しかし、それが中国や韓国の人達の総意なのか?それとも一部の過激な方々の反応なのかは良く分からない。だから、それだけを捉えて批判するのは的外れになる危険性がある。

 過去の経緯がある以上、必要以上に仲良くなれる訳がない。ただ、少なくともビジネス面で見れば、切っても切り離せない状況になっていることは事実なのだから、ビジネスライクな対応を続けていけば良いではないか。こんなヘイトスピーチをしても、嫌悪感を抱かせるだけで相手を屈服させることはできないし、何の得にもならないのだ。今、まさに「大人の対応」が必要なのではないだろうか?

2013年5月 8日 (水)

「女性手帳」を配る前にやることがあるだろう。

 アベノミクスとやらで円安株高になり、輸出企業や金融関係は札束が飛び交う勢いのようで、もう安倍政権はやりたい放題の感じがする。もちろん、今までの円高株安が異常だったので、現在の水準は元に戻っただけだとは思う。しかし、それを隠れ蓑にするかのように、おかしな政策がいろいろと出てきている。その一つが「女性手帳」の配布だ。 

 【朝日新聞より抜粋】少子化対策を検討する内閣府の有識者会議「少子化危機突破タスクフォース」は7日、妊娠・出産の正しい知識を女性に広めるための「生命(いのち)と女性の手帳」(仮称)の導入を提案することで一致した。内閣府などの関係省庁は今夏にも検討会議をつくって手帳の中身を詰め、来年度中に自治体を通して配り始める方針だ。 

  どういった有識者がいるのか分からないが、所管省庁の覚えめでたい方々がこういうことを決めたのかと思うとガッカリする。そもそも現在の少子化なんて、自民党政権の賜物ではないか。なぜ少子化になったのかなんて、素人でも分かるだろう。大まかに言えば、1億総中流が崩れたからに他ならない。

 新自由主義によって、いやおうなく競争させられるのだ。勝った者が厚遇を得て、負けた者は年収100万円でも良いなどということを日本有数の億万長者が平気で言う時代だ。負け組には子供なんて望めないじゃないか。夢も希望もないじゃないか。今を生きることが精一杯なんだ。私を含めて、そういう人が増えているのだよ。

 それに、この女性手帳の話、甚だしく女性を侮辱している。まるで「貴女方は知識がないから、子供を産もうとしないのですか?」って言われているようだ。子供を育てやすくする環境が整っていなくて何が少子化対策だ。

 「驕れる平家も久しからず」。大手マスコミを手下にしてしまえば、何でもやれると思うのは大間違いだ。負け組を馬鹿にするにもほどがある。きっと、その傲慢さが仇となる日が来ることだろう。

2013年5月 7日 (火)

北茨城でのシラス漁再開と、福島第一原発の地下水放出予定のニュースを読んで思うこと

 今日、北茨城の3漁協で震災以来2年2か月ぶりにシラス漁が再開された。放射性物質はこれまでの試験操業で検出されなかったから踏み切ったという。これは良いニュースだ。多くのメディアも取り上げている。

 その一方、福島第一原発に流れ込んでいる地下水を海に放流する予定というニュースは今のところフジテレビ系のネットサイトのみのようだ。こんなニュースはフジだけに限らず、他のメディアも掴んでいる筈なのに何で報道しないのか。私の邪推だけれど、まだ放出すると決まった訳でもないから、シラス漁再開のニュースに水を差したくないからだろう。

 ただ、そういった配慮があっても、北茨城産のシラスは市場ではあまり好感されないような気がする。漁師さん達は風評被害というが、基本的には政府や東電への不信感が拭えないからだ。震災時の「安心です、安全です」と官房長官や東大の偉い学者さん達がしきりに喧伝した後に、10万年に一度と言われたメルトダウンや建屋の爆発が3つも起こったのだ。その記憶が2年や3年で消される筈がない。

 そして、この事故に対する責任は一切なされていないばかりか、東電には捜査機関すら入っていない。今でさえ、一日24億ベクレルの放射性物質を拡散し続けているのに、あったのは勝俣会長などの事情聴取のみで、しかも、立件しない見通しらしい。もう原子力行政自体が国民から見放されている。本当に業深き事故だ。

 まあ、そんな事態なのに、安倍政権たるやGW中、外国に原発を売り込むなどという暴挙に出ているのだから、個人的には呆れ返っている。買う方も、この惨事をみているのに心底大丈夫なんて思っているのだろうか。悲しくなる。

 今日、水揚げされたシラスは原発を推進する国会議員や役所がまず引き受けるべきだ。国会や役所、東電の食堂で提供すれば良い。きっとテレビに映れば、「美味しい、安全です!皆さんも食べましょう!」なんていう素晴らしい姿が見られるだろう・・・本当に狂っているな。

2013年5月 6日 (月)

イスラエルのシリア空爆について思うこと

 5月2日か3日、イスラエルがシリアの首都ダマスカス郊外の施設を空爆した。現時点ではイスラエルの公式コメントが出ていないようだが、最新兵器がテロ組織に渡る恐れがあったというのがその理由らしい。それに対し、アメリカのオバマ大統領は正当な行為と述べたという。

 当然、シリア側はイスラエルからの宣戦布告ととらえ報復措置を取るとのコメントを発表した。内戦だけでは治まらず、とうとう他国との戦争にまで発展する可能性が出てきたのだ。こうなると、行きつくところまで行ってしまうのかもしれない。また、殺戮の連鎖に繋がっていく。

 下手をすれば、あの中東の地域では多国間の戦争に発展しかねない。それにしても、この問題について国連は何かの行動を起こしているのだろうか。それがほとんど伝わってこない。もっとも安保理で決議したところで、イスラエルなんてたいがい治外法権、アラブ諸国は聞く耳を持たないのだから話にならないか。

 どんな国でも戦争行為に及ぶ場合、たいてい防衛の為といって始める。始まったら最後、何の罪もない多くの子供も犠牲になる。どうしてこんな簡単なことが分からないのだろう。そして、どうしてお互い譲歩ということができないのだろう。人間の「業」なのか?同じ人間としては悲しい限りだ。

2013年5月 4日 (土)

「PC遠隔操作事件」、延々と再逮捕を繰り返す警察と検察の執拗さに恐怖を覚える。

 PC遠隔操作事件、片山容疑者から自供が得られないまま、3度目の再逮捕になるよだ。これで彼はかれこれ3ヵ月勾留されていることになる。警察も検察もこの事件では4人も誤認逮捕して、2人は起訴までしたという失態があるから引くに引けないのだろう。しかし私は警察や検察、それにこれを良しとする裁判所が、まるで拷問のようなことをしているような気がして、恐怖感を覚えている。

 彼が犯人かどうかは別として、犯行事実は”他人に成りすまして掲示板に脅迫文を書き込んだ”ということだ。もちろん、犯罪であることは間違いないし、やってはいけないことだけれど、殺人や傷害、詐欺といったような実害があった事件ではない。単一事件なら、最高でも懲役3年ぐらいの犯罪である。それなのに、いつ終わるともわからないくらい、延々と再逮捕、追起訴を繰り返し勾留を続けている。

 彼の弁護士は可視化された取り調べには応じると前々から言っている。警察が確固たる証拠を持っているなら、どうどうとそれに応じれば良い筈なのに、プライドからか、それとも前例を作りたくないからか、一向に応じず、イタチごっこが続いているのだ。相変わらず、記者クラブメディアも警察の見解を大きく載せ、容疑者側の反論は小さい。これでは容疑者側が悪あがきをしているかのようなだ。

 いずれにしろ、この事件については裁判が終るまで真実は分からない。だけど、詳細なプログラミングのことまで理解できる裁判官はいないはずだ。おそらく参考人を読んで判断するのだろうけれど、裁判所と検察は判検交流などをする仲だ思うと、検察側の証人の意見を採用してしまうのではないかという危惧をもっている。それを裏付けるべく、勾留開示請求でさえ、裁判官は検察の意向そのものの答弁をしているではないか。

 「やっていない」という片山容疑者が勝つか、それとも警察・検察が誰からも懸念を持たないように立証できるのか、いつ始まるか分からないけれど、裁判の行方を注視したい。

 

 

 

2013年5月 3日 (金)

憲法の日に、あらためて憲法問題を考えてみた

 今日は憲法の日。安倍政権が当初から改憲の意向を示しているからか、例年以上に各メディアが報道している。当然、世論調査(個人的には標本属性を示さないものは調査と認めない)も行われ、憲法改正に賛成の人が50%~60%ぐらいいるものの、96条のみ先行改憲に賛成の人は25%~35%ぐらいになっている。

 私は現行憲法が時代に合わず国民生活に支障を与えているというなら変えても良いとは思うけれど、何ら不都合を感じていないのだから、このままで良いのではないかとも思っている。もちろん、私自身が不勉強で重大な問題があるというなら、それは改憲派の人が納得いくように説明すべきであって、そういうことをないがしろにしたまま96条を変えて、憲法を変えやすくするような姑息な方法には賛成できない。

 よく改憲派の議員は憲法発議が国会で通っても最終的には国民投票で決まるのだから、発議要件を緩和しても問題ないという。しかし、TPP交渉参加問題をみても分かるように、ほとんどのメディアは国民にISD条項のことすら浸透させず、「バスに乗り遅れるな」という雰囲気を作って世論誘導した。

 首相とメディアのトップが仲良く会食し、いわば政権と報道の癒着とも思われるようなことが平気で行われ、記者クラブ制度の元にメディアが政府の広報機関と化している状況では、多様な情報が国民に伝わる訳がない。おそらく国民議論をしようなどということになるのだろうが、結局は官僚の作った会議体に官僚の選んだ識者が参加して話し合うのだから結果は見えている。

 私もそうだが、残念ながら、日本人は空気を読むことに長けていて、その空気に逆らうのはいけないことのように躾けられている。だから、メディアスクラムを組んで内容云々の是非を論ぜぬまま改憲の空気をつくり、誘導することなんて容易にできてしまう。

 もっとも2年前の震災であれだけの被害があり、今なお原発事故の影響で十数万人が避難している状況であっても、衆院総選挙の投票率が低いような国なのだから、改憲しようがしまいが関係ないと思っている方が多いのだろう。何より、この無関心が一番恐ろしい。こうした心配が私の杞憂であることを望む。

2013年5月 2日 (木)

アメリカ社会って狂っているとしか思えない。

 アメリカで5歳の男の子がライフル銃で2歳の妹を射殺してしまった。昨年暮れにも小学校で銃乱射事件が起きたり、その他、日本には伝わってこないような銃による殺人事件はかなりあると思われるのに、一向に銃規制という方向にはいかない。

 銃によるどんな痛ましい事件が起こっても「銃は悪くない、悪いのは人だ」で済まされる社会だ。単一民族国家、しかも島国で暮らす私の価値観とは全く異なるのかもしれないが、個人的には狂っているとしか言いようがない。

 今回の事件に関しても、5歳の男の子は一年前に貰った”子供用のライフル銃”で誤射してしまったのだ。子供用のライフル銃があることにも驚くが、それを親がプレゼントするというのは、如何にアメリカ社会が病んでいるかということの証だ。

 おそらく少しの間は銃規制論が盛り上がるかもしれないが、銃器製造会社からたんまりと政治資金を受け取っている議員が多数を占めているのだから、規制される訳がない。いいとこ「親御さんがいる場合は、銃から弾を抜くのを忘れずに」なんていうCMが数多く流されて終わりだろう。

 アメリカだって、もちろん良い面はあるけれど、こうした銃社会の悪い面は絶対に受け入れてはいけない。彼らは「自分達の利益・保身のためなら何でもやる」。決して性善説は通用しないということを肝に銘じよう。

2013年5月 1日 (水)

狭山事件から50年、再審の重い扉は開かれるのだろうか?

 狭山事件発生から50年というニュースを聞いた。恥ずかしながら「狭山事件」については、事件の呼称と無期懲役で服役されていた方が無実を訴え続けているということだけしか知らなかった。事件概要及びその後の経緯はウィキペディアで調べた程度であるが、冤罪かどうかは別として、この事件も司法のあり方にかなり問題があったように思えてならない。

 私は足利事件や村木事件が冤罪だったことを機に、検察や裁判所の問題について関心を持つようになった。そして、昨年秋には東電OL殺人事件のゴビンダ氏も冤罪が確定した。極めて優秀な検察官や裁判官がどうしてこういう間違った行為を行ってしまうのか、その心理についても漠然と分かるようになった。

 基本的には”一度自分達が決めたことはどんなことがあっても押し通す”ということではないのか。とにかくミスが発覚すれば自身の立場は失われる。それを避けようとすれば自ずと辻褄合わせに躍起になるのだろう。

 素人の私が感じる司法の根本的な問題は近代裁判なら当たり前の”推定無罪”が軽んじられていることだ。そして、公平とは思われない3つの事柄がある。1つは判検交流なる検察と裁判所が癒着しているようにみえるシステムがあること。1つは検察側は被告人が有利と思われる証拠は開示する義務がないこと、最後に被告側が証拠申請しても裁判官の裁量で却下できてしまうことだ。

 もちろん、それには当然ちゃんとした理由があって、法律違反をしている訳ではないのだから正当なやり方なのだろう。しかし、実際に冤罪となる事件があって、罪のない人が十数年も自由を奪われているのだ。それなのに何故、素人からみても納得のいかない手法が用いられ続けるか。やはり、ミスは認めたくないということに行きついてしまう。

 今は第3次再審請求が行われている最中のようだが、裁判所、検察、弁護側からなる「3者協議」が行われたり、検察から新たに供述時の録音テープや上申書などの証拠が開示されるなど、今までとは違った流れになっているという。個人的には再審の扉が開かれることを望みたい。また事件で亡くなられた女性のご冥福をお祈りします。

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