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2013年5月 4日 (土)

「PC遠隔操作事件」、延々と再逮捕を繰り返す警察と検察の執拗さに恐怖を覚える。

 PC遠隔操作事件、片山容疑者から自供が得られないまま、3度目の再逮捕になるよだ。これで彼はかれこれ3ヵ月勾留されていることになる。警察も検察もこの事件では4人も誤認逮捕して、2人は起訴までしたという失態があるから引くに引けないのだろう。しかし私は警察や検察、それにこれを良しとする裁判所が、まるで拷問のようなことをしているような気がして、恐怖感を覚えている。

 彼が犯人かどうかは別として、犯行事実は”他人に成りすまして掲示板に脅迫文を書き込んだ”ということだ。もちろん、犯罪であることは間違いないし、やってはいけないことだけれど、殺人や傷害、詐欺といったような実害があった事件ではない。単一事件なら、最高でも懲役3年ぐらいの犯罪である。それなのに、いつ終わるともわからないくらい、延々と再逮捕、追起訴を繰り返し勾留を続けている。

 彼の弁護士は可視化された取り調べには応じると前々から言っている。警察が確固たる証拠を持っているなら、どうどうとそれに応じれば良い筈なのに、プライドからか、それとも前例を作りたくないからか、一向に応じず、イタチごっこが続いているのだ。相変わらず、記者クラブメディアも警察の見解を大きく載せ、容疑者側の反論は小さい。これでは容疑者側が悪あがきをしているかのようなだ。

 いずれにしろ、この事件については裁判が終るまで真実は分からない。だけど、詳細なプログラミングのことまで理解できる裁判官はいないはずだ。おそらく参考人を読んで判断するのだろうけれど、裁判所と検察は判検交流などをする仲だ思うと、検察側の証人の意見を採用してしまうのではないかという危惧をもっている。それを裏付けるべく、勾留開示請求でさえ、裁判官は検察の意向そのものの答弁をしているではないか。

 「やっていない」という片山容疑者が勝つか、それとも警察・検察が誰からも懸念を持たないように立証できるのか、いつ始まるか分からないけれど、裁判の行方を注視したい。

 

 

 

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