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2013年5月 7日 (火)

北茨城でのシラス漁再開と、福島第一原発の地下水放出予定のニュースを読んで思うこと

 今日、北茨城の3漁協で震災以来2年2か月ぶりにシラス漁が再開された。放射性物質はこれまでの試験操業で検出されなかったから踏み切ったという。これは良いニュースだ。多くのメディアも取り上げている。

 その一方、福島第一原発に流れ込んでいる地下水を海に放流する予定というニュースは今のところフジテレビ系のネットサイトのみのようだ。こんなニュースはフジだけに限らず、他のメディアも掴んでいる筈なのに何で報道しないのか。私の邪推だけれど、まだ放出すると決まった訳でもないから、シラス漁再開のニュースに水を差したくないからだろう。

 ただ、そういった配慮があっても、北茨城産のシラスは市場ではあまり好感されないような気がする。漁師さん達は風評被害というが、基本的には政府や東電への不信感が拭えないからだ。震災時の「安心です、安全です」と官房長官や東大の偉い学者さん達がしきりに喧伝した後に、10万年に一度と言われたメルトダウンや建屋の爆発が3つも起こったのだ。その記憶が2年や3年で消される筈がない。

 そして、この事故に対する責任は一切なされていないばかりか、東電には捜査機関すら入っていない。今でさえ、一日24億ベクレルの放射性物質を拡散し続けているのに、あったのは勝俣会長などの事情聴取のみで、しかも、立件しない見通しらしい。もう原子力行政自体が国民から見放されている。本当に業深き事故だ。

 まあ、そんな事態なのに、安倍政権たるやGW中、外国に原発を売り込むなどという暴挙に出ているのだから、個人的には呆れ返っている。買う方も、この惨事をみているのに心底大丈夫なんて思っているのだろうか。悲しくなる。

 今日、水揚げされたシラスは原発を推進する国会議員や役所がまず引き受けるべきだ。国会や役所、東電の食堂で提供すれば良い。きっとテレビに映れば、「美味しい、安全です!皆さんも食べましょう!」なんていう素晴らしい姿が見られるだろう・・・本当に狂っているな。

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