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2013年5月17日 (金)

「原電、『賢明な判断』要請 規制委に、報告書は『不適切』」(東京新聞)の記事を読んで思うこと

 夕方のニュース映像にも流れていたけれど、日本原電の社長は怒り心頭というような表情をしていた。あれを見ていて、原子力村の中枢は原発事故の反省なんて全くしていないのだと呆れ返ってしまった。メディアもどちらかと言えば、原電の見解を擁護しているように聞こえる。

 原発に関しては少なくとも「疑わしきは止める」べきだろう。福島第一原発事故のようなメルトダウンが起こる確率は、事故前は10万年に1回と言われていたのだ。それが3基も起こり、4号機は運転していないにもかかわらず、水素爆発を起こした。未だに1日24億ベクレルもの放射能を撒き散らしているし、十万人以上の人が家に帰れない。1度事故があったら莫大な費用と時間がかかるのを、我々庶民は知ってしまったのだ。原子力については、もう完全に信用を失っているのが分からないのか?

 今は敦賀原発2号機だけだけれど、調べたら1号機だってもう運転開始から40年以上経っている。本来なら当然廃炉になるなのに、これも動かす気マンマンだから恐れ入る。原子力関連の既得権益の物凄さというか、他人のことなんて構わないという意思が垣間見えるようだ。

 どうしても続けたいというなら、仮に事故が起こった場合、汚染された土地、避難民の将来等々、被害の全てを弁償すると公言、いや、そういう法律を作ってからだろう。福島第一の場合、未だに政府、東電共に誰も責任を取らず、東電を潰さないために国民の税金まで平気で投入している。こんな馬鹿なことがまかり通っているうちは、絶対に認めない。

 高速増殖炉もんじゅも、1万点以上の部品が点検されていなかったという理由で既に廃炉の方向に向かっている。ここが駄目なら、”夢の核燃料サイクル”は破綻するのだ。原電を始めとする原子力村中枢の人達は、核廃棄物をどうするつもりなのか。それをまず具体的に国民に説明する義務があるだろう。

 今回、原子力規制委員会は一応、圧力に屈せず仕事をしたと受け取られているけれど、こちらも危険性が指摘されている大飯原発は動いたままだ。何より、事故が収束していないにもかかわらず、首相自らが他国に原発を売り込むような恥ずかしい国なのだ。見えない所でどんな圧力が加えられているか分からない。鳥肌が立つくらい恐ろしい連中だと実感した。

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