« 「【PC遠隔操作事件】捜査終結。裁判に臨む検察の陣容は、まるで大疑獄事件?!」(江川紹子氏)の記事を読んで思うこと | トップページ | 今日は、やはり各メディアが富士山、富士山… »

2013年6月30日 (日)

第25回 テレビ囲碁アジア選手権で井山裕太九段が初制覇したことについて思うこと。

 今日、テレビ囲碁アジア選手権決勝で井山裕太九段が韓国の朴(パク)廷桓(ジョンファン)九段を破って優勝した。囲碁界のことを知らない人にとっては、”そんなに凄いことなの?”という反応だろうが、知っている人にとっては”快挙”なのだ。なにせこの大会で日本勢が優勝したのは8年ぶりだ。しかも、その時勝ったのは台湾出身の張栩九段なので、日本人としては1999年に依田紀基九段が勝って以来、14年ぶりということになる。

 21世紀に入ってからは世界戦と名がつく大会では中国勢、韓国勢が圧倒し、日本人棋士はなかなか勝つことが出来なかったのだ。原因はよく分からないが、中国、韓国がチームを組んで研究した成果だとか、世界戦はタイトル料が安いから日本人棋士が本気にならなかったとか、持ち時間の問題など、いろいろ言われている。そうしたことから、せっかく今回は日本開催なのに、しかも、NHKが決勝戦を生中継するのに、勝ち上がれないのでは…なんて思いもあった。

 だから、井山九段が優勝したことは、個人的には”快挙”といってもいいのだ。とは言っても、本人も語っているとおり、残念ながら日本勢は層が薄い。今回井山九段は24歳で日本人棋士としては若い部類だけど、決勝の相手朴九段は20歳だ。中韓のトップクラスは10代後半から20代が席巻している。日本も早く若手を育てなければ、追いつかないことは必至だ。

 そういう意味もあったのか、今年から日本棋院は世界戦に挑むべく囲碁ナショナルチームを作った。チーム一丸となって世界と戦うことを目的にしているようだ。それに呼応するかのように棋士の志も変わったのか、4月以降の世界戦では以前よりも勝率は上がってきた。この取り組みが功を奏し、再び世界戦で活躍する日本人棋士が輩出されることを期待したい。

 

« 「【PC遠隔操作事件】捜査終結。裁判に臨む検察の陣容は、まるで大疑獄事件?!」(江川紹子氏)の記事を読んで思うこと | トップページ | 今日は、やはり各メディアが富士山、富士山… »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219908/57698803

この記事へのトラックバック一覧です: 第25回 テレビ囲碁アジア選手権で井山裕太九段が初制覇したことについて思うこと。:

« 「【PC遠隔操作事件】捜査終結。裁判に臨む検察の陣容は、まるで大疑獄事件?!」(江川紹子氏)の記事を読んで思うこと | トップページ | 今日は、やはり各メディアが富士山、富士山… »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ