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2013年6月10日 (月)

昨夜(6/9)のNHKスペシャル「未解決事件第3弾 尼崎連続殺人死体遺棄事件」を観て思うこと

 尼崎連続殺人死体遺棄事件。事件発覚から約1年半。ただ、ニュースを聞いても人間関係が複雑すぎて何が何だか全く分からなかった。しかも主犯とされた角田容疑者は昨年12月に自殺してしまったため、共犯者の裁判が始まってもその真相は曖昧なものになってしまうだろうと思っていた。

 おそらくこの事件も裁判で決着がつくまで早くても数年かかるだろうし、それが整理して活字なりドキュメンタリー化されるのはさらに先になるだろうと考えていたからだ。今回、NHKがこの事件を取り上げると知った時、正直言って、まだ裁判が始まったわけでもないのに、また、裁判員への印象操作になってしまうかもしれないのに、今報道して良いのかと疑問に感じた。

 しかし、少なくとも8名が死亡し、3名が行方不明となっている事件の内容だけは知っておきたいという衝動から観ることにした。

 番組が進んでいくにつれ暗澹たる気分になってきた。些細な事から、たった一人の女に何家族もが餌食になっていく。家族はバラバラにされ監禁や暴行が横行する。しかも女は自分自身では手を出さない。本当に現代の日本で起こったことなのか。しかも、被害者側は何度も脱出を試み警察に訴えるものの、”民事不介入”で取り入ってくれない。

 今回メインで取り上げられた若い女性に至っては、ようやく魔の手から逃れたものの運転免許書き換えの際、警察が犯人側に居場所を伝えてしまう。これについては警察に落ち度はないが、ここまで執拗に追われたら気がおかしくなってしまうのも無理はない。監禁して衰弱していく女性の姿をモニターで確認するなんて、人はどこまで狂気になれるのか、寒気がしたし可愛そうで仕方なかった。

 この犯行内容を見て私は、かつて連合赤軍が山岳アジトで行った”総括”という名のリンチ殺人事件を思い出してしまった。形は違うけれど、あの事件もきっかけはほんの些細なことから始まり重大事件に発展したのだ。そして、この時も主犯の一人は獄中で自殺している。

 話を元に戻すが、警察側はNHKの取材に対し反省の弁を述べ、このような事件が二度と起こらないような対策に着手したようだ。しかし、これまでも、ストーカー殺人事件や栃木でのリンチ死事件など、被害者側が訴えたにもかかわらず、結局、こうした重大事件が起きてしまっているのは事実であって、今回の対策で全くなくなるかどうかは分からない。ただ、それでも我々庶民をこうした事件から救えるのは、警察しかいないのだから、人命第一で日々の任務にあたってもらいたい。

 事件の真相解明を望むとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

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