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2013年6月21日 (金)

「いじめ防止法」が成立したことについて思うこと。

 今日、「いじめ防止法」が成立した。今秋施行されるようだ。2年前大津市でいじめに遭い自殺した子供の親が涙ながらに「息子が今生きている子供たちを助けるために命がけで作った法律だと思っている」「天国の子供たちに学校が変わったよと報告できるように頑張っていきたい」と語った模様をラジオで聞いて、思わずもらい泣きしそうになった。

 確かに法律が制定されたことは一歩前進だ。問題はそれがちゃんと運用されるかどうかだ。例えば、平成12年に児童虐待防止法が出来たけれど、周知徹底されていないからか、あるいは法律に不備があるのかは分からないが、正直言って、あまり減っていないような気がする。こういうことにならないように注意が必要だ。

 もっとも「いじめ」などというのは、その時代の歪んだ社会が子供達に過度なストレスを加えていることも大きな要因だと思う。今、この国は競争に勝たなければ、あるいは、時世に乗っていなければ除外されかねない。一度、そのレールから外れてしまえばなかなか元には戻らない。もう物心ついた頃から皆分かっている。その焦りや羨望がいけないこととは知りつつも「いじめ」に走らせてしまっているような気もするのだ。

 大人の社会でも厚労省が公表した、「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」によれば、過労や仕事のストレスからうつ病などの「心の病」になって労災を認められた人が2012年度は、前年度の1・5倍の475人だった。3年連続で過去最多を更新した。うち93人が自殺や自殺未遂しており、27人増えてこちらも過去最多だった。

 「過労死」など、くも膜下出血や心筋梗塞(こうそく)などでの認定は、2年連続で増えて338人(死者数123人)だった。(朝日web引用) 

 これだってある種のいじめと同じではないか。強い奴がのさばり、弱い人間は淘汰されていく。新自由主義がもたらした負の遺産としか思えない。いい加減、アメリカ社会の真似事は止めて、日本独自の幸福感を作る社会を目指すべきではないか。

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