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2013年6月14日 (金)

復興庁の幹部職員が暴言ツイートをしていた問題について思うこと。

 どういう経緯か分からないが、一昨日あたりにこの問題が持ち上がった。確かに、参事官という立場の人間が、被災自治体への中傷や文句をいう市民団体を「左翼の〇○」などと揶揄したツイートは酷いものだ。もちろん彼を擁護するつもりなんて全くないけれど、彼の側に立ってみて考えてみる。

 そもそも復興庁なんてものは、311震災以前は存在しなかった。震災復興を迅速に行うために各省庁から出向してきた人材で構成された役所なのだ。どういう経緯で彼が復興庁に出向したのかは分からないが、少なくとも本人が復興意欲に富んでいるのならこんなツイートが出来るわけがない。

 ノンキャリアの人間ならいざ知らず、今回問題となった参事官のようなキャリア官僚としてみれば、ある意味、罰ゲームみたいなものだと考えるのも無理はない。総務庁でそれなりの仕事をしていれば、それ相応に出世はするだろうし、こんな面倒臭い、自分とはレベルの劣った人間の話を下手でで聞くこともない。おそらくそういう深層心理のはけ口としてツイートしてしまったのではないかと思う。

 そして、少し不思議に思うのは彼のフォロワーは1,000人以上いたはずで、しかも、問題となったツイートは昨日今日のものではない。それなのに、なぜ、ここで急に明るみに出たのか?どうも引っ掛かる。

 私自身はメディア不信の人間だから穿った見方をしてしまう。あくまで邪推だけれど、スピンコントロールではないかと感じる。先日、安倍首相が渋谷での街頭演説の際、いろいろヤジが飛んだことに対して、フェイスブックで「左翼の人達が演説を妨害しました・・・」ということを書き、直ぐに消去した。自分に批判的な人間は「左翼」とSNSで罵る首相は当然やり玉にあがってもいいはずだ。ツイッター上ではそのことが問題視されたけれど、大手メディアは取り上げなかった。

 それから2、3日して、この復興庁役人の暴言ツイート問題が発覚する。何かおかしくないだろうか?私は彼が人身御供にされたような気がするのだが、妄想なのだろうか?

 今回の失態に対して、彼に何らかの処分が下されるという。果たして、どういう処分になるのか。おそらく懲戒免職にはなるまい。私自身は何らかの処分が下された後、ほとぼりが醒めるのを待って、独法あたりに天下りするのではないかと想像している。1年後に彼がどういう立場に立っているかなんて、どのメディアも報道しないだろうから、適宜、良い休暇を与えてもらえて安堵しているのかもしれない。

 そう考えると、生活に窮している自分の僻みだが、この国は高級役人天国としか言いようがない。

 

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