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2013年8月18日 (日)

どのメディアも騒がなくなった”電力不足””節電”。今こそエネルギー政策見直しのチャンスでは?

 今日も暑かった。私はほとんどテレビは観ないけれど、今年は「電力不足」や「節電」という単語を聞かなくなった。それどころか、熱中症にならないように「適度にエアコンをつけましょう」という表現が多く聞かれるようになった。

 原発事故後、相変わらず、東電管内では原発も動いていない。新しい発電所が出来たという話も聞かない。それなのに2年前のような大騒ぎにもなっていない。それもそのはず、今日の3時頃の電気使用率は81%だった。

 他の電力各社の様子も少し見てみたけれど、九州電力が88%ぐらいで、その他の地域はもっと余裕がある。もちろん、今日が盆明けの日曜日で会社がほとんど休んでいるということもあるけれど、盆前の時の資料を素人目で見ても、危ないと思われる日はなかった。電力各社の需要予測精度は高く、それに見合う量の電力をしっかり供給していたのだ。

 さすがに原発事故後、3回目の夏を迎えても関西以外の地域では電力不足にならなかったのだから、どんなに大手メディアに心酔している方々でも、「今までの電力不足PRは何だったのか?」と気がつくことだろう。

 ただ、彼らは頭がすこぶる良いから、今は電気料金の値上げを着実に進めることで、我々庶民に原発の必要性を訴えている。これだって、電力会社特有の総括原価方式を相変わらず採用し、原料の買い付けなども従来通りのままであれば、必然的に上がらざる負えないのは素人の私でも分かる。

 競争原理が働けば、もっと安くなってもおかしくない。電力会社を選べる地方自治体や大企業は一般家庭よりはるかに安いではないか?それが証拠に、今、「電力料金の値上げで困って困ってしかたない」「生産性がガタ落ちだ」なんて言っている大企業をほとんど聞かない。

 それどころか中部電力なんて、PPS(特定規模電気事業者)を買収して、都内で電力を販売しようとしている。やろうと思えば、いくらでも柔軟に対応できるだけの能力はあるのがよく分かる。

 もちろん、今の火力発電所だって老朽化したものもあるだろうし、輸入に頼る原料費も安くなるとは限らない。だから、今は何とかこの状態で乗り切りつつ、高効率のガスコンバインド発電所の建設や自然エネルギーの推進、スマートグリットなどの効率の良い送電システムを推進していくことによって、原発から撤退していくことがあるべき姿勢なのではないかと思う。

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