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2013年8月 1日 (木)

逆説的に考えれば、麻生発言は良い勉強材料かもしれない。

 このブログには何度も書いているが、私は日本史が得意だったけれど、所詮、「受験の日本史」を一生懸命勉強しただけだ。だから、昭和期に入ってからのことは深く知る由もない。何年にどういうことがあって、それはどういう背景があったのか程度のことを勉強していただけだ。だから、去年、孫崎亨氏の「戦後史の正体」を読んだ時には驚くばかりだった。

 ということで、今回麻生発言で問題になった「ナチスがワイマール憲法をいつの間にか変えた」という経緯もワイマール憲法、全権委任法自体の詳しい内容すら知らない。正直言って恥ずかしい。この期に及んでネットでいろいろ調べたという愚か者なのだ。

 今回の件では、発言の主旨が様々に取れるからユダヤ人団体も批判的な声明を発表したし、各国でも様々な批判的コメントが出ている。日本国内は政府に従順な記者クラブメディアを使えば火消もしてくれるだろうが、外国ではそうはいかない。ナチスを引き合いに出すというのは、タブー中のタブーだからだろう。

 考えてみれば、ユダヤ人は代替わりしても決してホロコーストを許さない。それと同じように、韓国人は従軍慰安婦問題を、中国人は南京大虐殺を許さない。日本人の私としては真相はよく分からないけれど、彼らはその屈辱を忘れないように子供の頃からしっかり教育しているのだ。

 それに比べて日本はどうだろう?広島、長崎に投下され数十万人が亡くなった原爆でさえ、それがどのように作られたのか?種類が違うのは何故か?その後、被災地はどうなったのか?を少なくとも受験期に、こと細かく教えてくれることはなかった。日本人が寛容であるがゆえに、高度成長をもたらしたという人もいるが、やはり、日本で起こったことはちゃんと知っておかないと、再び、過ちを犯しかねない。

 中高では日本史は縄文時代から勉強するので、受験時期までは明治維新ぐらいまでしか行き届かない。だから、その後のことは別の教科、例えば、現代史のような形にして教えていくべきではないか。少なくとも、過去の過ちだけは繰り返さないということは伝えていこう。

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