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2013年9月25日 (水)

JR北海道のずさん管理体制は新自由主義の成れの果てではないか?

 JR北海道のレール異常の放置が大問題になっている。人身事故までには至っていないが、脱線事故は既に起こっており看過できない。北海道全体では270か所もあるという。

 確かに彼らを叩くことは簡単だ。JR北海道は悪い。即刻保線作業を行うべきだ。しかし、真の問題点は何なのかを突き止めない限り、その場限りの対応で終わってしまう。様々な専門家が言っているように、JR北海道単体では資金に余裕がない。だから、保線作業を十分に満たすだけの予算がないのだろう。

 調べたら、もう国鉄が民営化されてから30年近く経つのか。当時、国鉄は大赤字でどうしようもなかったところで中曽根内閣が民営化したんだ。民営化のメリットはあったけれど、負の部分も多かった。リストラも大胆に行われたような覚えがある。多くの不採算路線が廃線となった。広尾線も廃線となり、「愛国から幸福へ」という夢のある路線も今や伝説となった。

 だれがどういう風にJRの分割を決めたのかはよく覚えていない。でも、良く考えれば、本州の鉄道ならいざ知らず、北海道、九州、四国が単独で採算を採ろうとするには無理があるのは素人でも分かることだ。今までよく持ちこたえてきたものだ。路線距離と人口で比べたら、北海道が一番不利になるのではないか?ここでも勝ち組と負け組に分かれた。

 安全性の確保より採算が重視されるのに文句が言えるのか?採算割れすれば、また廃線が増えるのだ。それでも良いのか?JR北海道の偉いサンはこう言いたいのではないか?私自身、民営化自体は良いことだと思っているが、保守管理体制をないがしろにせざる負えない状況まで追い込んだことは国交省のミスだ。

 何でもかんでも競争原理を働かせれば上手くいくという理論の新自由主義で、こういう問題が解決できるのか?儲かれば人の安全を軽視できるのか?こんな馬鹿げた主義を一刻も早く捨てないと、大変なことになるのではないかという思いが消えない。

【追記】JR北海道を擁護している訳ではありません。

 

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