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2013年10月21日 (月)

「『1ミリシーベルトこだわらず』 除染目標でIAEA団長」(東京新聞)の記事を読んで思うこと。

 原子力村の総本山、IAEA(国際原子力機関)が本性を発揮した。「除染目標を必ずしも1ミリシーベルトにこだわらない。利益と負担のバランスを考え、地域住民の合意を得るべきだ」http://bit.ly/1a6RMeW

 これを私が読むと「もう除染しても1ミリシーベルト以下にはならないくらい汚染されている。低線量被曝の影響なんて誰にも証明できないのだから、適当に金でも配って戻してしまえ」となる。だいたい、おかしくないか?何で絶対安全だと喧伝し続けた原発が事故を起こし、今なお、毎日2億4千万ベクレルもの放射能をばら撒き続けているのに、”利益と負担”なんて言葉が出てくること自体、頭に来ないか?

 まずは住民の健康を気遣うのが当然じゃないか。それなのに経済原理を用いるなんて、被災者を馬鹿にしているとしか思えない。石原環境大臣が本当にこの国のことを思うなら、こんな発言には烈火として怒り、椅子を蹴って出てくるくらいの気概があってもいいじゃないか?むしろ、これでお墨付きが得られたみたいな対応をしているようだ。おそらく国会でこの手の質問が出ても、”IAEAがそう言っています。”と、したり顔で答えるのが目に見えている。

 ここのところ、福島第一原発のニュースは訳が分からない状況になっている。”汚染水”に絡む問題以外のことはあまり触れないし、東電発表も二転三転している。私の周りの人達は麻痺していて、福島なんて関係ないよ、なんて空気が作られている。そして、この期に及んで、メディアは中国の大気汚染問題を取り上げて、スピンコントロールしようとしている。確かにPM2.5は大問題であることには間違いないけれど、放射能汚染の方がはるかに深刻なのではないか?

 妄想と言われるかもしれないが、今の状況は太平洋戦争中と似ている。大本営(東電)は悪い情報は小出しに、しかも目一杯言葉を変えて発表する。検証のしようがないメディアは何の疑問も挟まずにそれを垂れ流す。悪いのは一般消費者とばかりに”風評被害”という言葉を使い、被災者の立場に立っているかのように振る舞う。絆、絆…、もう、うんざりだ。大きな声で叫びたい。

 

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