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2013年10月19日 (土)

「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」(丸岡いずみ著・主婦と生活社)を読んで思うこと。

 この本を読むきっかけは、約1ヵ月前、文化放送大竹まことゴールデンラジオのゲストとして、丸岡いずみさんが出演し、ご自身の体験を赤裸々に語ったからだ。よくここまで吹っ切れたなぁと思いつつも、才色兼備で人気の高かったニュースキャスターがどうしてこんなことになったのか、もっと深く知りたくなったのだ。

 そして、私自身、18年前うつとみられる症状に苛まれ苦悩したことがあったので、自分の体験と比較する意味もあった。私の場合、担当医に罹患して会社を休む時と、どうしようもなくなって会社を辞める時の2回診断書を書いてもらったが、担当医は「うつ病」とは書かなかった。「ストレス反応によるうつ状態」、そんな病名が本当にあるのか分からないけれど、今ならハッキリ「うつ病」と書かれていたかもしれない。まあ、今となってはどうでも良い話だ。

 彼女の体験を読んでいくと、やはり過度のストレスに日常さらされていたことがよく分かる。そして、うつの診断に際してそれを認めたくないことも、良かれと思って実行していることが全て裏目にでてアリ地獄に嵌っていくことも、まるで過去の自分を見ているかのようだ。私の方がはるかに症状は軽かったけれど、違っていたのは「食欲不振」と「希死念慮」にならなかったことぐらいだ。ただ、このままちゃんと眠れてそのまますーっと目覚めないでくれないか?とは願っていた。とにかく、あの辛さは罹ったものにしか分からない。結局、会社を辞めてから「治った!」と実感できるまでには1年かかった。

 今は、私が罹患した頃よりもうつ病に対する偏見は少なくなっていると思う。しかし、彼女自身が書いているように「うつ病=負け犬」、「こんな精神疾患になったことがバレたら、もうお終い」なんて悩み続けている人もまだ多いし、またそう考えている健常者も多いだろう。「おわりに」で彼女が願うように、この体験記が世間のうつに対するイメージを変えられれば良いとあらためて思うのだった。

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