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2013年10月30日 (水)

案の定、食材偽装が続々と出てきた。地に堕ちた日本の「おもてなし」

 阪神阪急ホールディングズ系列のホテルで、食材偽装が発覚してから1週間経つが、私の予想していた通り、”赤信号、皆で渡れば怖くない”のごとく続々と発覚してきた。私は現場の人達が、上から利益を出すように指示されて、やむなく偽装工作を行ってしまったと思いたい。そう思わなけば、自分自身誇らしげに感じていた「おもてなし文化」が崩壊してしまうからだ。

 食材偽装の背景には長引くデフレ不況があるに違いない。外食する人達が減り、しかも安価なものに走る中で、差別化を図るためにはブランド食材を使っているということしかなかった。素人に細かい味の違いなんて食べ比べをしてもなかなか分かるはずがない。それはテレ朝でお正月などにやっている格付けチェックを見れば一目瞭然。少なくとも庶民より食通と思われる方々でさえ、間違えているのだ。これが〇○ですよ、って謳われたら信用してしまう。この国の人達は、基本的には性善説の考え方が浸透しているのだ。それは素晴らしく誇れることだった。

 しかし、新自由主義が横行するようになってから、私自身は性悪説をとるようになってしまった。それは法律に触れなければ、人を出し抜いてでも儲けた方が勝ちみたいな風潮になっているように思えるからだ。311以降、その流れが顕著になっている。これは経営者に限ったことではない。首相自らが五輪招致のために平気で嘘をつくし、それをメディアは徹底的に追求しようとしない。この国の支配層達は、嘘や詭弁で国民を騙し、それがバレそうになると、今度は何でもかんでも秘密にして、自分達の生きている限りは何十年も公表されないようにしようなんていう悪魔の法律を早急に作ろうとしている。

 古来、日本人は「正々堂々」という価値観があったし「恥の文化」もあった。しかし残念ながら、長引くデフレ不況と狡猾な連中が跋扈することによって、それは崩壊してしまった。この国の美徳って何が残っているだろう。非常に悔しい気持ちになった。

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