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2014年2月26日 (水)

「大学生の4割が読書時間ゼロ 生協連の生活実態調査」(東京新聞)の記事を読んで思うこと

 若者の活字離れとはよく聞くけれど、4割もの大学生が読書時間ゼロとは思わなかった。もっとも私自身、大学時代、あまり読書をした覚えはないが、小説はともかく、専門書やHow to本、自己啓発書は読んでいた。ただ、漫画や雑誌の方が多かったかもしれない。

 私の家は、親父は一生懸命働いてくれたけれど裕福な家庭ではなかった。ただ、母は自分が出来なかったからか、本の購入には喜んでお金を出してくれた。それは今でも感謝している。確かに本を読んだからといって、それが今、どういう風に役立っているのかは分からない。でも、いろいろな視点で物事をみられるようになったし、知識の引き出しが増えたことは間違いない。まさに財産であって、安易には処分できないでいる。

 今の大学生が本を読まないというけれど、正直言って、私がその世代の頃から言われていたのだから、「今の若い奴らは〇〇」と同じようなことなのかもしれない。本の重要性なんて、社会人になって、いろいろ不条理なことを経験するにつれ分かってくるような気がする。だから、このこと事態を批判するのはナンセンスだ。

 それに、今は、何か分からないことがあれば辞書を開くこともなく、ネットで検索すれば、様々な関連知識を引き出すことが出来る。効率が良い。でも、それが頭に入っていくかどうかは分からない。昔のように、苦労してアレコレ調べたからこそ頭に入るのかもしれない。

 私が思うには、今の若者には余裕がないのだ。大学生活だって就職活動は3年になれば始まるというし、生活資金を得るためにアルバイトも必要だ。たまには異性とも遊びたい。そういう合間を掻い潜って読書なんて出来る訳がないと思う方がいても不思議ではないのだ。

 残念ながら、このことだけは本人が必要に迫られなければ始められない。強制的に読め!と指示したところで、斜め読みして終わりだろう。若者が読書をしないのはけしからん!というのではなくて、動機は不純でも構わない、面白く、容易に読める本を提供することが必要なのではないか?

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